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カテゴリ:工作・修理

棟瓦とその下が・・・(1)

 軒天の修理で屋根に上がったんですが、

そのついでに、分かる範囲で家の見えるところを点検してみました。

そう言えば、雨漏り修理の時に「ぐし」を直したとか聞いたことを思い出しました。

「ぐし」とは棟のことで、屋根のてっぺんの部分です。

この棟付近の防水に、最近は南蛮漆喰を使うらしいことも教わりました。

棟とその周りを観察してみましょう。

古家の台所付近の屋根の棟です。

本来、この棟瓦は、鉄線等を張って固定するようなんですが・・・

 

この状態だと、棟は簡単に外れるのでは・・・?

 

やっぱりそうでした!

でも、この状態は・・・

棟瓦の下の土も無くなっていますし、棟瓦は置いてあるだけですから不安定です!

この棟瓦がずれてしまえば、即雨漏りですね!

ここを何とかしたいと思っています!

屋根に上がって補修するので、北風が強くなる前に何とかしたいですね。

軒天の補修(3)

 軒天に貼ろうとしていたケイカル板は、ホームセンター資材館にありました。

定尺(910ミリ × 1820ミリ)の5ミリ厚のものが800円くらい。

 

普通の乗用車だと載せられないので、そんな時はトラックを借りるといいですよ。

軽トラでも載せられますし、ホームセンターで無料で貸し出してくれるはずです。

さて、この板から現場のサイズ 555ミリ × 905ミリを切り出します。

薄いケイカル板なら、石膏ボードと同様にカッターで切れ込みを入れて、切れ込みに沿って折ればいいようです。

 

もう一辺は、5ミリ分カッターラインに沿って、ペンチで挟んで少しずつ折っていきました。

 

切断面は、石膏ボードを削った時に使ったやすりで仕上げましたが、

サイズを現場に合わせるために、現場で何回もこのやすりで板を削りました。

 

さて、ケイカル板をネジ止めするための桟木も必要です。

 

20ミリ角のホワイトウッドでケイカル板の受けを張ったんですが、あとで後悔しました。

これだと、ケイカル板の端をネジ止めすることになり、強度的に良くありません。

結局、シリコンシーラントをここに塗り、ネジ止めも併せてケイカル板を固定しました。

ネジ止めは、念のためフレア付きのステンレスビスを使いました。

 

 

何とか貼り終えました!

あとは、対候性を高めるために塗装が必要です。

さて、軒天の他の古い部分はどうするか?

同じようにケイカル板で貼り直してしまおうか? 

それとも、このまま一緒に塗装して終わりにするか?

軒天の補修(2)

 現地古家の軒天ですが、こうなっていました。

 

この壊れ方は、嫌な感じです。

瓦屋根からの漏水による部材の劣化?

または、屋根裏に出入りしていた野生動物が食い破って出来た穴?

今現在、何かが出入りしているかどうかまでは分かりませんでしたが、

この破れ方からして、動物の出入りはあったんでしょう!

 

とにかく、ここを急いで補修する必要があります。

ネットで色々と調べてから、実際自分で作業出来るのかも考えました。

ここは、幸い別棟のトタン屋根が真下にあるので、

不安定ながら何とかこのトタン屋根を足場に出来そうです!

 

では、まずは、この軒天の建築当時の材料だった薄ベニア板を取り除きます。

 

 

少し浸みのようなものが見えますが、屋根の軒先からの浸水ではなさそうでした。

 

 

傷んでいた軒天を外して、屋根裏の内部を見てみましたが、

鳥の巣や羽根、ネズミの糞、虫などは発見されず、とりあえずこの件は一安心。

では、軒天に新しい部材を貼る作業に入ります。

ベニア板ではなく、ケイカル(ケイ酸カルシウム)板を貼ることにしました。

ここを出来るだけ早くふさぎたいのですが、

まずは、ホームセンターでケイカル板を買ってこないと!

軒天の補修(1)

 家の下から屋根の張り出したところを見上げてみると、

こうなっちゃっているのを良く見かけませんか?

 

さて、家のこの部分は何と呼ばれているのか。

「けらば」だったかなぁ?

調べてみました。

 

あれ?

違うかも

 

軒天ですね!

軒裏などとも呼ばれているようです。

ここは、薄いラワン合板で作ってあることが多いようです。

また、ケイカル板を使うこともあるようです。

そして、軒天には日が当たりにくいので、明るい白で塗装されていることが多いです。

ケイカル板は、湿気に強く耐火性にも優れていて腐食もしにくい素材です。

白のケイカル板はホームセンターで安価に購入できることもあり、これを使ってみることにしました。

あと重要なのは、軒天を修理するための安全な足場を作った上で作業することですね。

根太貼りフローリング(4) 素人の技術では応用が効かない・・・

 断熱材と根太の高さの差を無くすには、

断熱材を削って高さを下げるか、根太に何か挟んで高さを上げるかです。

水平を出すために、根太の高さを箇所箇所で任意の高さに調整することがあります。

こんな時は、根太の何か所かの下に薄い木材を入れてかさ上げします。

よし、この手で行こう!

通常、根太の下は大引きで、大引きの幅は110ミリほどです。

ということで、450ミリおきに110ミリ幅の板で根太をかさ上げしようと考え、

5.5ミリ厚ラワン合板を、丸ノコで45 × 110のサイズに切り出しました。

 

ところが・・・

両サイドを断熱材でキツキツに押されている根太は簡単に外れません。

しかも、固定していた90ミリのコーススレッドも、外す時に折れてしまったり!

これじゃダメだと、この手はやむなく中止・・・

5.5ミリ合板を、根太の上に固定することに変更しました。

つまり、断熱材から見て根太上面が凹んでいるので、ここを合板で埋めることになる訳です。

そして、こうするのなら、根太の上面は余さず合板で埋めなければなりません。

やっとここまで来たんですが、いいやり方とは言えませんよね・・・

 

この合板は、根太に接着すべきだと思うんですが、

接着してしまうと、根太を固定しているコーススレッドが隠れてしまい、

やり直したり、解体したりする時に大変です!

合板を接着しないまま、この上からフローリング材を固定しても大丈夫なのか・・・?

床鳴りの原因とかになるのではないか・・・?

洗濯機の故障

 自宅の洗濯機が不調になりました!

 

「あれー? これ買って何年経つっけ?」

「もう10年くらい使ってるんじゃないの?」

いや! 10年なんて経ってないよ~

この洗濯機は自分で買ってきて設置したので、記録が残っているはず。

調べたら、何と3年しか経ってない!

何といういい加減な記憶!

 

買い替えの時は、大蔵省のOKが出ないと絶対にダメでしょう?

ですから、こんな時のように大蔵省がぼんやりしてる時は、

「10年も経ってるから買い替えなくちゃダメだよ!」

って言えば、即、買い替え、支払いOKですよね!

おまけに洗濯が滞るなんて、女性には1日たりとも許せないでしょうから。(笑)

 

しかし、10年経っていようが、まずは修理を試みます!

出ているエラーコードですが、調べても出てこないんです・・・

こんな表示なんです。

[  ] 

これ、エラーコードじゃないのかも。

この表示と共に、かなり大きな「カチッ!カチッ!・・・」という連続音もしています。

不調が分かった今朝6時ごろから、ずっとこのことを考え続けているんですが、

ちょっとヒントらしいことが頭に浮かんできました。

今日帰宅したら色々と試してみようと思っています!

根太貼りフローリング(3)

 今回使用する断熱材ですが、

スタイロフォームではなく、通常の発泡スチロールを使ってみることにしました。

発泡スチロールは、耐火性能が劣りますが断熱性能はほぼ同じです。

また、すき間に押し込める時にかなり縮んでくれるので、断熱欠損に対して有利です。

そして、価格が安い!

50ミリ厚発泡スチロールを貸し出し軽トラで運び、現地でカッターを使って切断しました。

 

刃は一気に下まで潜らせた方が切断面が歪みにくいと感じましたが、中々キレイには切れませんでした。

広いスペースで立って作業した方がいいと思います。

断熱材を入れる作業は何とか終わりました!

 

根太の高さ45ミリに対して断熱材の高さを50ミリにしてあるんですが、

この5ミリの差は、床材で押し付ければ縮むだろうと思っていました。

こうすれば、床材としっかり密着させられるだろうという考えでこうしてみたんです。

しかし、押さえつけてみた感じでは、5ミリの差を押し縮めるのは無理そうでした・・・

差を1ミリにすれば上手くいくか、または差を無くすか、さらに実験して決めようと思います。

この根太と断熱材の高さの差を小さくするには、根太の上面に薄べニア板を貼り付ける予定です。

根太貼りフローリング(2)

 床を板張りする時、最も一般的には、

大引きに直交して張った根太の上に、まず12ミリ厚以上の合板を貼ります。

そして、その合板の上に床材を貼っていくんです。

この方法は、捨て貼りと呼ばれています。

また、合板を貼らずに、根太に床材を直接貼っていく方法があります。

この方法は、根太貼りと呼ばれていますが、床材は根太貼り用のものでないとダメです。

今回は、春休みに譲っていただいた床材の中に、根太貼り用を見つけました!

 

さて、昨日の作業の続きです。

今日は、畳の間用に張られていた荒板の上に、フローリング用の根太を張っていきます。

正確に根太の中心から次の根太の中心までが303ミリになるように、

また、根太を正確に平行に配置して固定するために、基準となる線引きが必要です。

これが割と大変な作業なんです。

今回、入手したばかりのレーザー墨出し器のおかげで、しっかり作業出来ました!

でも、写真撮ってないんです!

残念!

余裕ない時は写真撮れないんですね・・・

次回紹介します!

 

全ての根太を荒板に固定するところまで仕上がりました!

 

安全に通れるよう、合板を仮置きしてあります。

根太上面は荒板から45ミリの高さで、荒板の下の根太に対して垂直になるよう配置してあります。

次の作業は、この根太の間に断熱材を入れていきます。

根太貼りフローリング(1)

 古家の北側の1室ですが、やはりここも荒板がむき出しになったままになっています。

で、やっと決心がつきました。

板貼りフローリングをやってみることにしました!

 

一番やりたかったのは、

杉荒板を乾燥させて、やすりがけをして、断熱材を入れた根太貼りフローリングにすることです。

でも、これはまだ難易度が高く、どんなことが起こるか想像が出来ません。

ということで、最初はオーソドックスな方法でやってみることにします。

 

まずは、敷居の水平が出ているか確認してみます。

 

やはり傾いていました・・・

でも、この程度なら修正しなくても大丈夫そうですし、

また、この荒板の上に張る根太を必要なところでかさ上げしてやれば、水平な床は作れると思います。

ですが、今回は安直に、敷居の高さに合わせた床にしちゃいます。

居室ではないので。

今日は外周の根太張りまで出来ました。

床の断熱補修(4)

 この古家は作りが古く、敷居の水平面からの高さが4隅で異なっていました。

ということは、水平面を基準にすると、仕上がりの見栄えが悪くなってしまいます。

かなり悩んだんですが、この部屋の床は敷居の高さを基準にすることにしました。

それでも、荒板から敷居までの高さは最大で5ミリの差があるんです。

畳の間ということもあり、5ミリの差は目をつぶることにしてしまいました。

結局、荒板の面を基準にしたことになります。

荒板から敷居まで55ミリほどなので、

12ミリ畳マットと4ミリ合板の分を引いて、40ミリ厚のスタイロフォームを入れることにしました。

1畳分置いてみましたが、こんな感じです。

 

この荒板面はかなり凸凹していたので、2ミリ厚の養生用発泡ポリエチレンシートを全面に敷きました。

さらに床の4辺に30×40角材をシートを挟むように置き、コーススレッドで固定しました。

このシートの幅は1000ミリで、列どうしは貼り合わせていません。

貼ってすき間を塞いでおいた方がいいかもしれません。

このあと、910×1820のスタイロフォーム8枚を敷きますが、

うち5枚は長さと幅を切り詰める必要があります。

カッターで切り詰めましたが、きれいに垂直に切るにはまだ慣れが必要ですね。

大きさを合わせたら、8枚敷き詰めます。

このままスタイロフォームの上を歩くと凹んでしまうので、上に乗るためのべニア板を敷いて作業します。

 

この面に455ミリ間隔で柱を入れるための線を引きます。

この線を引くのがなかなか上手くいきませんでした。

墨も試してみましたが、蛍光チョーク粉を使ったラインを使って何とか線が引けました。

このツールは、墨つぼと呼ばれていたものです。

墨が付いて張られた糸を、つまみ上げて面に当てるんですね。

これで墨の直線が引けるんですが、最近は墨の代わりに蛍光チョーク粉を使ったタイプがあるんです。

 

この縦横の線の交点を中心にして、角材の柱を入れるための穴を開けます。

この穴開けはカッターで作業したんですが、すごく大変でした!

もしかすると、マルチツールがいいかもしれません。

この角材柱は30×40の角材を30ミリ長、60ミリ長に切って作りました。

丸ノコ盤のおかげで、沢山の量がスピーディーに作成出来ました。

また、角材にネジ穴を開けておいたんですが、

これは簡単な治具を作ってボール盤にセットしたものが役に立ちました。

 

この柱を、穴を開けたスタイロフォーム全面に埋め込み、さらにコーススレッドで荒板に固定しました。

 

ここに4ミリ合板を敷いてみます。

 

どの角材の柱も、30ミリ平方の面で合板を支えています。

柱は全面455ミリ間隔で、部屋の4辺は根太上面全部で合板を支えています。

今回のこの自己流の方法は、この1畳分の上の写真で良く分かると思います。

これで、スタイロフォームが潰れずに保ってくれるかどうか?

今のところ、まだはっきりと自信は持てないんですが、

仮仕上げで使ってみたところ、いい感じなんです。

 

後日、時間を置いてレポートしてみます。

また、細部の仕上げについてもレポートしたいと思います。

床の断熱補修(3)

 スタイロフォームのような断熱材を置いたら、

その上には12ミリ以上の合板をフローリングの下地板として敷くのが普通です。

その時、合板の支えとなる根太は、303ミリ間隔か、455ミリ間隔で張ることになっています。

こんな感じですね。

 

 

スタイロフォームの下に空間があるような場合

床面から根太ごと浮いているような場合は、ほぼ根太だけで下地板を支える訳ですから、特にこうなるんですね。

スタイロフォームには荷重を一切かけないように考える訳です。

 

では、根太と根太の間隔がかなり広く、下地板はたわまないようなもの使うような方法はないんでしょうか?

現在は、根太レス工法といった施工法があり、

1メートル間隔ほどの大引き(100ミリ角)の間にスタイロフォームだけを入れ、

30ミリ厚といった丈夫な下地板を貼る工法があるようです。

 

もう一つ自分が気になっていたのは、手や足で触れた時の合板の冷たさなんです。

通常の合板材仕上げのフローリング上を歩いてみると、特に冬場では決まって冷たいでしょう?

ところが、良く乾燥させた無垢板のフローリングだと、あれ?と思うほど冷たくないんです。

合板は、熱伝導率が高いような気がしています。(熱容量も大きめなのかもしれない)

 

また、スタイロフォーム自身も、ある程度ですが耐荷重が期待できるのかな、と感じていました。

DIYレベルの例だと思いますが、根太を張らずにマットや置き板をスタイロフォームの上に置いて使っている例を見かけました。

 

そこで、一度は試してみようということで、

スタイロフォームの上に4ミリ厚のラワン合板(べニア)を置き、

この板を45センチほどの間隔で支えてみることにしました。

支えるのは、根太ではなく、455ミリ間隔に置いた30ミリ角の柱です。

出来るだけ、スタイロフォームを切らずに、面積も稼ごうという訳です。

この4ミリ合板の上は12ミリ厚の畳マット(ユニット畳)を置きます。

ただし、この部屋にはテーブルは置くけど、他の家具とか重いものは置かない条件です。

一番圧力が高くなるのは、人が座っている時の椅子の脚先になると思いますが、

これでスタイロフォームが潰れる等のダメージを受けないかどうかです。

ちょっと説明不足でしたが、この和室は元は畳の間で、

12ミリの荒板が張りつめてあり、その上に50ミリ厚ほどの畳が並べてあったようです。

自分が手を入れる時、畳はすでに撤去されていて、12ミリの荒板だけがむき出しになっていたのです。

 

2日間の作業で、主な工程は未熟ながら完了したので、

スタイロフォーム同士の接着、すき間のシーリング、4ミリ合板の固定等の仕上げ作業等は後回しにして、

とにかく、この上で1日生活してみました。

違和感なくとてもいい感じです。

床鳴りもありません。

足元はもちろん、部屋の中も温かく感じます。

ただ、もう少し長い期間での観察が必要ですね。 

床の断熱補修(2)

 疲れました・・・

とりあえず、細かい仕上げはまた後で出来るので、

ほぼ完成というところで、畳マットを元に戻しました。

作業についてはまた後で報告します!

床の断熱補修(1)

 古家の畳の間の断熱効果を高める補修をやってみることにしました。

40ミリのスタイロフォームを畳の下にセットするんですが、ちょっとやり方を変えてやっています。

 

通常のやり方だと、まず根太を格子状に張って、

その間にスタイロフォームをはめ込みます。

そして、その上に12ミリ以上の板材を貼るのが普通です。

それを4ミリの合板で貼ろうとしているんです。

もちろん、4ミリ合板の支えは入れます。

この作業は明日やってみます。

 

この畳の間には、家具等重い物は一切置かないということなので、

これで行けるのではないかという見込みです。

上手くいくかどうか、まだ分かりません。

今日はここまで出来上がりました。

灯油給湯器交換修理作業記録(8)

 給湯器交換作業の仕上げを行いました。

これで一息つけたと思います!

 

給湯器本体と配管の接続部分など、雨がかかりにくくしておきます。

防腐剤を塗ったべニア板で簡単な屋根を作りました。

壁に角材をネジ止めし、その角材に屋根板をネジ止めしてあります。

 

壁伝いの雨が給湯器裏側に行かないよう、シーラントでシーリングしました。

 

配管を保温した時に出来てしまったすき間も塞いでおきます。

すき間にバッカーを詰めたあと、シーラントでシーリングしました。

 

電源の給電線は、圧着端子で確実に接続、固定し直しました。

 

本体がキチンと垂直設置になるよう、底面のボルトを回しながら調整しました。

 

この給湯器は18年選手です!

それもあって格安だったんですが、

灯油給湯器の一般的な耐用年数は10年程度と言われています。

いつ故障するか分かりませんが、大切に使っていこうと思っています!

PCキーボードの分解掃除

 ノートPCのキーボードは交換も出来ず、丁寧に使わないといけませんよね?

デスクトップPCならキーボード交換は簡単です。

ノートPCも、キーボードを外付けで認識させて使うことは簡単に出来るんですが、

普段はそんな使い方はしません。

一体型としてのメリットが無くなりますからね。

 

さて、ノートPCキーボードの、特定のキーの調子が悪くなることはないでしょうか?

我が家のPCにはカミさんと共用のノートPCもあって、居間のテーブルで使っています。

このPCキーボードのキーがしばしば不調になるんです。

 

自分に心当たりが無いと、すぐにカミさんを疑っちゃうので、逆に怒られてます。(笑)

「キーボードの上に何か置かなかった?」

とか聞いたりするんですが、

キーボードのキーのすき間にゴミが入っちゃうことが多いようなんです。

入り込んだゴミがキーの真下に来ちゃうと、キーの動きの障害になってしまいます。

キーボードカバーは、こんなトラブルを防いでくれるんですが、

うちのは付けてない・・・

 

さて、キーボードのすき間に入っちゃったゴミは取り除けるのか?

キーボードの種類にもよるんですが、この「キートップ」を外して掃除することが出来るんです!

キートップを外す簡単な専用ツールもあります。

 

こんな感じで外れるようになっています。

(どのキーボードでも外せるとは限りませんので、注意!)

また、こんなツールが無くても、何とか外せるのではないかと思います。

 

さて、我が家の不調なキートップを外してみました・・・

うわー!

きたなーい!

 

パターンなど他の部分を傷付けないように掃除しました。

 

掃除し終わったら、外したキートップを気を付けながら元の所に押さえつけると、元通りに固定されます。

 

キー操作、快調に戻りました!

灯油給湯器交換修理作業記録(7)

 給湯器が正常動作してくれていることを確認出来たので、

給湯器の、給水管、排湯管の長さも調整して配管し直します。

 

このフレキ管を、現場に合わせて曲げながら、さらに長さを合わせるために切り縮めます。

このような管を切る道具のパイプカッターは、下の写真のようなものです。

刃が管の谷に当たるように管を挟んで、

管の周りを回していきます。

刃が管に食い込む力を少しずつ強めながら回していきます。

 

キレイに切れました。

 

次は、この管に「ツバ」を作ります!

このツバが無いと、次の管やコネクターにつなげることが出来ません。

プロは本格的な道具を使うんですが、

ここに紹介する安価なツールでも、キチンとツバを作成することが出来ました!

管の山3つ分が潰れるように、ツールに管をセットします。

 

このあと、右の棒状の金属をハンマーで叩くんです。

さあ、仕上がりは・・・

 

 

この面にゴムパッキンが当たってシーリングしてくれます。

 

しっかりと接続出来ました!

もちろん、水漏れはありません。

 

 

スッキリと仕上がりました!

さて、給湯器側は、

 

給水管、排湯管に、冬季凍結防止用のヒーターを巻き付けます。

 

この上から保温材を巻き、さらに防食テープを巻いて仕上げます。

 

これで、ほぼ完成!

と思ったんですが・・・

ちょっと失敗してる点があるんです!

 

このテープを巻いた部分に雨水がかかった時に、水が壁の方に流れていってしまいます。

壁の近くにテープのすき間もあるので、ここに水が溜まってしまうんですね。

ああ、こういう細かいところが経験不足なんです・・・

壁と反対側に下り勾配をつけた部分を作って配管すれば良かったんですね。

まあ、ちょっと強引ですが、このテープのすき間もシーラントで充填して防水することにしました。

さらに、給湯器全体に簡単な屋根も取り付ける予定だったので、雨水はかかりにくくなるでしょう!

給湯器全体を雨から保護するためですが、この配管部分も屋根の下になるようにします。

屋根作りは次回ですね!

塩ビ管を切る、つなぐには?

 塩ビ管を切ったり、つないだりする方法ですが、

ちょっと意外な方法もあり、自分は感動しました!

 

まず、切断方法ですが、

鉄管や銅管の時のように、ノコギリのような刃やグラインダーで切る(手引き、電動)方法や、パイプカッターを使う方法もあります。

もう一つの手は、大きなハサミ状の塩ビ管カッターという工具を使う方法です!

これは、実際使ってみるまでは、

簡単にキレイに切れるのか? とか、パイプがつぶれたり割れたりしないのか? と、半信半疑でした。

ところが、使ってみてビックリ!

 

気持ち良くキレイに切れるんですね!

パイプの変形もありません。

これは有難いツールです!!

そう言えば、電気工事士の試験勉強してる時に出てきてましたね。

 

次は、塩ビ管の接続です。

まず、塩ビ管同士の接続ですが、

専用の接着剤を使います。

 

ポイントをキチンと守って確実に作業すれば、難しくはありません。

 

では、鉄管と塩ビ管はどうつなぐのか?

鉄管にネジ切りがしてある場合は、このようなパーツを使います。

このあとは、塩ビ管同士の時と同様に接合します。

下のような感じに仕上がります。

イメージは浮かびますよね?

 

どうですか?

塩ビ管は、鉄管のように錆びないし、

作業性もとても優れていることが分かると思います!

水道配管、排水管に使う塩ビ管

 住宅敷地内の水道配管ですが、

大元は、鉄製の管が主ではないかと思います。

ここから、台所、浴室、洗面所、トイレ等へ配管されるのですが、

最近はこの配管に、樹脂製可とう管を使うことが多いようです。

耐久性もあり、取り回しが楽で、配管の自由度も大きくなると思います。

ホームセンターでも時々見かけるので、これを使ってみたいと思っていました。

今回、給湯器の交換修理の機会があったので、これを使ってみようかと考えました。

しかし、まだ、参考に出来る一般ユーザの使用例が少ないのです。

 

そこで今回は、

塩ビ管と、ステンレス製フレキシブ管(フレキパイプ)を組み合わせて使うことにしました。

 

塩ビ管はホームセンターにも豊富に置いてあります。

まずは、塩ビ管の種類について調べておきます。

 

(VU管)

 良く見かける灰色の管です。

 管の厚みが薄く、高圧がかからない管路用です。

 排水管に多用されています。

 Uは、一般的UniversalのUと覚えておくといいかも。

 

 

(VP管)

 これも灰色の管ですが、高圧管路用です。

 VU管に比較して管の厚みが2倍以上厚いです。

 水道配管に多用されています。

 Pは、圧力PressureのPと覚えておくといいかも。

 

 

(HI管)

 黒色または濃紺色の管です。 

 耐衝撃性と、低温時の強度が高められた管です。

 HIは、High Inpactの略。

 

 

(HT管)

 赤茶色の管です。

 90℃といった高温に耐える管です。

 HTは、High Temperatureの略。

 

HI管、HT管それぞれに高圧対応の管もあります。

これらの塩ビ管は、ホームセンターで容易に入手することが出来ます。

給湯配管ならHT管の高圧対応のものが使えそうですね。

 

これらの塩ビ管を切断したり、

鉄管につなげたり、塩ビ管同士をつなげたりする方法は、また別の機会に書きたいと思います。

灯油給湯器交換修理作業記録(6)

 給湯器への給水配管と配管途中の止水栓を、交換のために外しました。

この鉄製の給水管の内部は錆びていて酷い状態でした!

 

もうこの管は使わない方がいいですね。

結局、砲金製(クロムメッキのも)の各種アダプター(?)を組み合わせて、

20ミリ径のステンレスフレキ管につなぎました。

 

交換した給湯器が作動するかどうか?

お風呂や台所への給湯がしっかりと出来るか?

この確認を、とにかく急いでやりたかったので、

配管の長さをピッタリにすることは考えずに、とにかく接続するだけにしました。

手前の銀色が給湯器への給水配管で、給湯器からのお湯の配管は壁際を通っている方です。

 

次は、古い給湯器を撤去します。

 

水と湯の配管には、冬季凍結防止用の電熱ヒーターが巻いてあります。

その上にさらに断熱材が巻いてあるんですが、

断熱材を切って取り除く時に、ヒーターを傷つけないよう注意して作業します。

このあと、水と湯の配管、追い炊き配管(行きと戻り)、給油配管、と外していきます。

また、グレーの塩ビ管は、貯湯式給湯器特有の、ボイラーの圧を下げるための排水管です。

貯湯式ボイラーは高圧に耐える設計になっていないんですね。

水道直圧式では、この排水管は必要ありません。

さらに、給電線と2か所へのリモコン配線も外します。

ここまで来れば、古い給湯器を移動させられます!

ところが・・・

内部の水は全部抜いたんですが、ものすごく重い!!

担いだりする訳ではなく、水平移動だけだったので、1人でしたが何とか撤去出来ました!

 

50kgはあったと思います!(次に取り付ける方は40kgと記してあった)

 

では、いよいよ入手してきた給湯器を設置します!

車から降ろして移動しましたが、古いのより軽かったので、40kgといっても楽に感じました!

とにかく、今回は配管は切り詰めずに、まずはつないでみます!

 

このたくさんの、長さが余った配管ですが、正常動作確認が終わったら、

いったん全て外して、長さを切り詰めてキレイに仕上げる予定です。

 

リモコン本体も交換し、リモコン配線は既存のものを利用しました。(結線は2極で極性なし)

 

さて、最後に一通り点検です。

給油管も含めて配管の接続部分がしっかりと締められているかは、特に重要です。

 

よし! 

これでいいでしょう。

いよいよ試運転です!

 

リモコンに表示が出ました!

お風呂に湯を張ってみます。

 

 

正常動作してくれているようですね!

追い炊き、足し湯、シャワー等も、いい感じに動作してくれました!

まずは、第一段階合格でいいと思います!