カテゴリ:工作・修理
丸ノコスタンドを使いやすくしたい
市販のこの丸ノコスタンドですが、
これで木材を切る時は、床に直にスタンドを置いて作業しています。
本来このスタンドの上面は、作業する人の腰の位置くらいの高さにあった方がいいはずです。
ですから、写真のように高さ800ミリほどの作業台にスタンドを置くと、今度は高すぎて使いにくいんですね。
そこで、この丸ノコスタンドを、テーブルソーのように自作した台の中に組み込むことを考えています。
しかし、作ったテーブルソーは大きくて場所を取ってしまいます。
さて、どうすればいいか?
あれこれ考え中です。
新しい作業台「馬」 とりあえず出来ました!(3)
カミヤ式作業台「馬」ですが、
筋交いの斜め切り、脚を取り付けるためのホゾ切りは、特に集中してやる必要がありました。
しかし、出来た筋交いの直角を測ってみると、案の定狂っていました・・・
ここは、新たに墨線を引いてから切り直したんですが、
次回からは、最初の45°斜め切りをしたあと、反対側の墨線はこのようにして引けばいいですね!
また、天板のホゾですが、脚がキツキツに入る幅をほんの少しですが超えてしまいました・・・
そこで、筋交いで天板と脚を固定する工程で、ホゾに木工ボンドを塗り接着固定することにしました。
さて、この前段階の、脚の仮固定、筋交いの仮固定に工夫が必要でした。
カミヤ先生の動画ではそんな作業はしていません!
当初この動画を真似て作業してみたんですが、全く上手くいきませんでした・・・
カミヤ先生は家具職人なんですね。
こういう所でのプロの作業(技ですね!)はホントに凄い!!
サッサと素早く、難なく簡単そうにやっているように見えるんです。
これは他のどんなプロの仕事についても言えるでしょうね!
そこで自分も真似してみようと作業してみると、凄く難しいことが初めて分かるんですね!
同じようになんか出来やしない。
こんな調子ですから、プロの真似なんて簡単に出来っこないんです!
まあ、当たり前のことなんですが。
さて、多少ずれていてもそこそこの形の馬は出来るでしょうが、それじゃあ勉強になりません。
今の自分の技量に合わせて何とかしなければなりません。
まず、天板と脚を正確に直角が出ている状態にして、仮固定します。
そうしてから、筋交いを押し付けるように仮固定する方法を考えました。
コーナークランプを使ってちょっと大げさになってしまいましたが、
このコーナークランプの固定がないとどうなるでしょうか?
写真のように筋交いを押し付けると、脚と天板の角度がわずかですが開いていってしまうでしょう?
ただ、あとになって思いついたんですが、
天板と脚を外側から固定する治具を角材とかで作れば良さそうです!
その方法の方がコーナークランプを使うより良さそうに思えます。
さて、この工程で筋交いを天板と脚に押し付ける時、ここでも意外な難しさが分かりました!
ちょっとした加減で、わずかに天板と筋交い、脚と筋交いの接合面がずれて、筋交いが浮き上がってしまうんです。
でもこの調整については、脚と天板を仮固定していたので、微調整しやすく何とかなりました。
次は、筋交いを天板と脚にコーススレッドで固定しました。
今度は天板に対しても、脚に対しても、コーススレッドが直交するよう打ち込み方を変更しました。
脚と筋交いは脚側から、天板と筋交いは筋交い側から、というように。
写真で見えるネジ穴は、最初に作業した時の穴です。
ここは、皿穴、下穴共に、最初に開けておいた方がいいです。
次は、脚の先端に横板をネジ止めして固定します。
もう先が見えたな! とか気が抜けると、失敗することが多いんですが・・・
横板を表裏逆に取り付けてしまっています・・・
やっぱり失敗してる!
こんなくだらないミスがまだ多いんですね・・・
やり直して、ようやく仮完成まで来れました。
ここまで出来たので、馬を床に置いて、天板と脚の接合部に力をかけてみました。
やはり、この部分がわずかですが上下左右に動いてしまいます。
おそらく家具とかだったら、ホゾ組の部分の動きは計算のうちなんだと思います。
自分は、この部分の遊びは不要と考え、接着剤で固定することにしました。
脚と筋交いのコーススレッドをいったん外してから、ホゾに接着材を塗ります。
再度コーススレッドを打ち直して、はみ出た接着剤を拭き取ってからクランプで仮固定しました。
この時のクランプ固定ですが、結果、下の写真のようにするのが大きな引張力もかけられてベストでした。
しかし、ここも、脚と天板だけに引張力をかけた方が良かったかも・・・
2脚目の接着剤が完全に固着すれば、とりあえず完成ということになります!
ジャバラ式フェンスのリベット外れ
ジャバラ式のフェンスの可動部ですが、安価なものは、アルミのリベットで部材が止められているようです。
このアルミ製のリベットは強度不足なのか、フェンスを繰り返し開閉しているうちに壊れて外れてしまうことがありました。
また、風が強いところに設置した場合は、特にフェンスが開いている状態で予想以上に強風にあおられて、この可動部分にかなりの負担がかかっているようでした。
この可動部の外れてしまったリベットの代わりに、6ミリ径30ミリ長のステンレス皿ネジを使いました。
しかし、こういう使い方では、ナットを強力に締め付けることは出来ません。
可動部をしっかりと保持しながら、ジャバラの開閉の動きを妨げないようにする必要がある訳です。
で、こういう時の場面にバッチリ仕事してくれるナットがあるんです!
金属製ナットなんですが、ナットのネジ切りの部分にナイロン製のリング状の物が挿入されているんですね。
これで、ネジの任意の位置でナットが固定されるようになっているんです。
振動が多くナットが緩みがちな場面でも、このナットは活躍してくれます。
ナット側から写真撮れば良かったですね・・・
他のリベットが外れた時も、この手で修理しようと思います!
新しい作業台「馬」を作り始めたんですが・・・(2)
作業台「馬」の筋交いの作り方を間違えてしまいました!
結局、新しい筋交いを作り直しました。
写真手前が間違えて作った筋交い、奥が作り直した筋交いです。
この筋交いの切り出し方ですが、丸ノコ定規を使って垂直切りしました。
45°の墨線ですが、材に正方形を書き、その正方形の対角線を引く方法を思いつきました。
この45°の角度を正確に出すことは極めて重要です。
神経を使って切り出しまでやったんですが・・・
また、天板にホゾ切りをして脚をキツキツにはめ込む作業ですが、
ホゾ切りの工程はこんな感じです。
最後はノミで仕上げます。
しかし、脚はほぼピッタリ入ってキツキツとはいきませんでした。
もう0.5ミリ狭くした方が良かったし、この脚にした木材は厚み等サイズがややまちまちでした。
まあ、ここまできたので、コーススレッドを打ち込んでとにかく組み上げてみることにしました。
こんな感じに仕上がったんですが・・・
細部は不満だらけです!
たとえば、この筋交いと天板の間のすきま・・・!
うーん・・・
どうしようか、あれこれ一生懸命考えています!
新しい作業台「馬」を作り始めたんですが・・・(1)
この前作ったものとは違う用途に使うための新しい作業台を作ることにしました。
移動先とかでも活躍しそうな作業台、通称「馬」と呼ばれるものです。
DIYで人気のカミヤ先生の動画を参考にさせていただきました。
ヒノキ材で作ることを推奨されているんですが、
自分は、トドマツのツーバイフォー材で安価に作ってみることにしました。
1820ミリ長のトドマツ材を6本買ってきて、さあカット!
と、すぐ作業開始したいところですが、
良くやってしまう勘違いのないよう、まず簡単な図面を書いておきます。
この工作では45°の傾斜カットも必要です。
今回、温存していたハイコーキC5MEYAを使ってみました。
チップソーは「神業」です。
切れ味も仕上がりも凄くイイです!
45°カットで深切りになる場面だけリョービW663EDMを使いました。
このリョービのチップソーは「黒豹」なんですが、「神業」にすれば仕上がりがさらに良くなりそうです。
カットはなかなか良く出来たと思っていたんですが・・・
他の仕事で車で移動中に、「あーっ!」
気付きました!
また間違えてる!
筋交いの切り方を間違えてました・・・
明日やり直します!
陽よけシェードは、これからの時期もちろん外した方がいい
夏の猛暑をしのぐために、今年は陽よけシェードを多用しました。
シェードの張り方には改善点が見つかりましたし、来年はひさしを増設してみようと考えたりしています。
このシェードは、上部をたわまないように張り、同時に上部から熱気を逃がすすき間を作りたい。
このひさしは作り変えたい。
この角材は取り外して防腐剤を塗ってから再設置したい。
こんな即席のシェード設置でしたが、陽よけの効果は抜群で、これからの夏の必需品になりました!
さて、逆に、これからの時期は室内に出来るだけ陽射しが届いた方が嬉しいですね。
ですから、シェードは、夏の終わりと共に取り外して収納した方がいいと思います。
シェードなしの室内を2か月ぶりに見て、明るい室内と陽射しのありがたさを感じました!
落ち葉やイガの焼却と排熱利用
今年も古家周りで大量の落ち葉や栗のイガを処理しなければなりません。
ドラム缶での焼却では、やはり近隣に迷惑になることが多そうです。
焼却、暖房、ストーブといった語で検索してみたんですが、興味深い内容が沢山見つかりました!
その中でも「ロケットストーブ」に関することがとりわけ面白そうなんです!
このタイプは、発生する熱でお湯を沸かしたり、簡単な加熱調理をしたり出来るタイプなんですが、
単に焼却だけとか、焼却と暖房だけで良ければ、もっと簡単にスマートに製作が出来ます!
これは試してみる価値アリですね!
工作台を作り直す
木材の切断その他木工用の工作台ですが、これまではいわゆるペケ台を使っていました。
しかし、ペケ台は元々、移動先等で工作台を簡単に設置したい時に活躍するものです。
また、ペケ台の最大の欠点は、天板の下のスペースが有効活用出来ないことです!
自宅の工作室なら、据え置き型のしっかりしたものの方が適しているはずですし、
天板下のスペースが活用できることも大きなメリットです!
さて、ホームセンターで材料を眺めながらどうするか決めましょう。
天板は定尺の1820 × 910 とし、やや重いのですが頑丈な12ミリ厚のOSB材にしました。
値段は、針葉樹合板とラワン合板の中間で、1900円ほどです。
この天板のたわみ補強と、脚になる材を探していたんですが、
SPF材よりさらに安いトドマツ材が目に留まりました!
39 × 89(いわゆるツーバイフォー)1820ミリ長が何と400円弱!
アカマツ材やヒノキ材の半分の値段です!
柔らかめの材質ですが、これだけ厚みがあれば今回の用途には充分な強度が期待出来そうです!
そこで、このトドマツ材を6本買ってきました。
では、早速工作開始です。
天板の補強はこんな感じです。
天板からトドマツ材に、150ミリ間隔で、90ミリ長コーススレッドをねじ込んで固定しました。
3ミリ径の下穴を開けて作業しました。(コーススレッド3.8ミリ径)
脚は、このトドマツ材を850ミリ長にカットして、コーススレッドで固定しました。
850ミリだと台がやや高めに仕上がりますが、自分には合っていると思います。
出来ました!
では、ペケ台と入れ替えます!
充分頑丈に仕上がったようです!
サイクロン集塵缶が下に収まったのも凄く嬉しい!
まだ工具等置けますね!
今回は、材料費もかなり抑えることが出来ました。
簡易型冬用ケージ出来ました!
移動用も兼ねたワンコのケージですが、
夏用ケージを基準にして、そこから長さ、幅、高さ、共にサイズダウンすることにしました。
長さは10cm、幅と高さは5cmずつ小さく。
これだけで全体の容積はかなり減った感じになります。
持ち運びや車に載せる時もかなり楽になるでしょう。
では、ホームセンターで材料買い出しです。
針葉樹合板定尺(1820 × 910)9ミリ厚と、SPF38×38角材3650長を購入。
3650ミリ長の角材はさすがに車に載らないので、半分にカットしてもらいました。
あとは前回も使った軟鋼材の金具8個。
さあ、戻ってすぐに作業開始です!
合板から600×400サイズを4枚、角材は350ミリ長を8本それぞれ切り出します。
中古で買った丸ノコ、リョービW663EDMが予想外に快調で、スムーズにキレイに切れました!
角材にはトリマー横溝ビットで深さ12ミリの溝を彫りました。
この溝に3.5ミリ厚合板をはめ込んで壁にします。
金具はディスクグラインダーで2つにカット。
冬用ケージ2つ出来ました。
夏用ケージの下にコータ君すでに入っています!
中に手を入れてみただけで温かく感じるので、まずはこれでいってみたいと思います!
床張り替え(4) 床板接着して固定
暑さも去り、久々の室内作業です!
床板を切り出して根太の上に置いたままでしたが、フロアー釘と接着剤を使って固定する作業をやります。
根太に木工用ボンドをたっぷり塗って、左端から床板を固定していきます。
このあと、斜め切りした切断面にステンレスのフロア釘を打ち込み、根太にしっかりと固定します。
そして、この切断面にもボンドを塗った上で、次の右側の板を同じように固定していきます。
フロア釘は板の右端だけに打ち込むので、板の左端が浮かないように、ここには隠し釘を打ち込んでおきます。
写真を撮っておけば良かったんですが、この釘はこの青いゴム状のところだけが残るまで打ち込みます。
そして、釘の上の残った部分とゴムが一緒に折り取れるようになっています。
これで打ち込んだ釘はほぼ見えなくなるようにしてあるんですね。
このあと、4辺のすき間には木工用コーキング剤を充填します。
最後に床板表面にサンダーがけして床用ニスを塗ります。
または、コルク板を貼るのもいいかもしれません。
床張り替え(3) 型取りは難しい!
工作物や建材を切り出す時、
長方形や正方形であれば、直角を出して長さを計ればいいですよね?
でも、いびつな台形とか曲線が含まれる形の型取りは結構難しくなります。
押し入れの壁と床を補修した時、床面はいびつな台形だったんですが、
スケール(巻き尺)だけで型取りしようとしたので、上手くいかず、何度もやり直すはめになりました。
で、このすき間ですが、コーキング剤で埋めてさらにその後石膏ボードの壁を貼ったので隠れちゃうんですね。
しかし、壁面が出来上がっている状態の床だけ補修するのなら、
床面になる板材を出来るだけすき間なく切り出す必要がある訳です。
このおよそ900×900ミリの床面の4隅の切り欠きは何とか出来るとして、
すき間なく1枚の板で切り出すのは、かなり難しいということが分かると思います。
フローリング材も幅は300ミリほどですから、それにならって下のように合板を切り出してみました。
この奥のすき間が気になりますね・・・
で、この右側をカットアンドトライしながら何とかやり直しました。
こんな程度ですが、細部をもうちょっと修正して次の工程にいこうと思います。
さて、考えてみると、1か所でも直角が出ていれば採寸は楽になりそうです。
そして自在に角度変更が出来る定規を使うといいのかな? とも思います。
サイズが小さければ、「型取りゲージ」といった工具もあるようですね。
壁設置用扇風機の取り付け(3)
安価で強度も十分な金具ネグロスが入手できたので、次は木材の加工です。
余っていた9ミリ厚ラワン合板、それに買ってきた19ミリ厚89ミリ幅のSPF材を使いました。
H鋼の幅がどこも同じだと早合点して丸ノコで木材を切り揃えたんですが、切ってから失敗に気付きました。
恥ずかしいことですが、こんなミスがまだ多いんです・・・
「作業は素早く、間違いは少なく」でないといけませんね。
そこで、切り幅を間違えた方の木材はマルチツールでトリミングしました。
さてこれより前に、あり合わせの物を集めてこんな感じかな?と作ってあったのがこれです。
これだと、扇風機が前傾していますし、下部のゴム脚が板材にしっかりと接しておらず不安定です。
この扇風機が落ちてきたら大変です。
そこで、次のように作り直しました。
この19ミリ厚のSPF材は、9ミリ厚合板の裏から4本の木ネジでガッチリと固定してあります。
ネグロスも4つ使いました。
これに扇風機を固定してみると、今度は安定していい感じになりました!
もう1か所のH鋼の幅が狭い方はこんな感じにしましたが、まあいいでしょう。
今回使った金具ネグロスですが、本来の電工のシーンでの使い方とはちょっと異なるんです。
でも、このH鋼と合板の固定にはピッタリだったと思っています!
早速2台の扇風機が活躍してくれていますが、今日も相変わらずの猛暑です!
カミさんから増設の注文が来るかもしれません。
壁設置用扇風機の取り付け(2)
さて、H鋼に扇風機を取り付けるために
まずH鋼に木の板材を固定することを考えました。
以前、工事現場で板材を挟む丈夫な金具を見た覚えがあるんです。
名前は知らないので、「挟む金具」で検索してみました。
これで「C型クランプ」を見つけることが出来ました!
この金具はやや高価なんです。
そして、昔自分が工事現場で見かけた金具ですが、資材売り場にあるはずだと思って見に行きました。
大きなホームセンターで探してみました。
丁寧に探したつもりでしたが見つかりません。
そこで、スマホで検索したところ画像が見つかりました!
これです!
これが昔自分が見た金具です!
早速、この画像を建築資材担当の方に見ていただきました。
最初の方は「見たことがない」と言って、金物に詳しそうな方を呼んで下さいました。
2人目の方は画像を見るなり
「あ、これはここじゃないよ。
電工コーナーにある。 ネグロスだよ!」
本当に凄いですよね!
何万点(いや、こんな数ではすまない)とある部材の中の目的の部品を即座に言えるって!
もちろん、部署ごとに担当してるんだと思うんですが。
そして、電工コーナーに行くと様々なサイズの「ネグロス」が置いてありました!
自分がさらに感心したのは、最初の方も一緒に付いて来てくれて、この金具を確認していたんです。
誰だって自分の知らない物があるでしょうから、新しい物をその都度勉強して行こうという姿勢なんですね!
さすがプロですよね!
で、「ネグロス」というのは社名なんですが、この会社が開発したこの金具の名称は正しくは「パイラック」といいます。
で、この金具は、パイラックともネグロスとも呼ばれているんですね。
ちょっと話がそれますが、ネグロスという社名の由来には想いが込められていると書かれていました。
(続く)
壁設置用扇風機の取り付け(1)
前回書いた床張り替えの件ですが、床板を仮置きしてあるので、支障なく通行出来ている状況です。
仕上げ作業は、まとまった時間が出来た時に一気にやる予定にしています。
クレームも出ていないので、完成までもうちょっと待ってもらうことにします。(笑)
さて、あまりの猛暑のため、土間の天井付近に扇風機を取り付けたことを以前書きました。
これは効果がありました!
さらに、天井裏スペースを作り、換気扇も取り付けようかと考えています。
そうこうしていると、カミさんから、スタジオにも壁上部に扇風機を取り付けて欲しいと依頼がありました。
やはり、猛暑対策ですね。
これは簡単だろうと思ってすぐ引き受けたんですが、壁への固定方法に一工夫必要なことが分かりました。
スタジオではH鋼が支柱となっていて、その間に壁があるんですが、壁は石膏ボードのような材質なんです。
石膏ボードに重量がある物を直接固定することは出来ません。
H鋼へ直接扇風機を取り付けてもいいと言われたんですが、H鋼は厚さ10ミリの鋼鉄で出来ています。
ここに扇風機をボルト止めするなら、最低でも4ミリ径のボルトを複数使う必要があります。
ということは、直径4ミリ強の穴を複数開けなければいけません。
これは出来なくはないけど、かなり大変です!
そこで、H鋼に20ミリ厚ほどの板材を接着して、そこに扇風機をネジ止めする方法を提案しました。
しかし・・・
夏が終われば扇風機は取り外したいので、板がH鋼に残っているのは見てくれが悪いのでイヤだと言われてしまいました・・・!
すると、H鋼に穴を開ける手も、あまり目立たないけどいい手ではないですね。
男はだいたい見てくれ軽視の方に行っちゃいがちですからねー(笑)
そこで、H鋼を挟み込むように固定する金具がないか考えました。
工事現場などで、挟んで固定するような金具を見た覚えがあるんです。
でも、はっきりした形も名前も覚えていない・・・
どうやって探そうか・・・?
「挟む金具」で検索してみると・・・
そうです! こんな感じのものです!
これも使えますね。
呼び名は「C型クランプ」だそうです。
これでホームセンターで店員さんと相談が出来ますね!
スマホを持ってホームセンターに行ってみました。
(続く)
床張り替え(2) 希望の厚さの針葉樹合板がない
フローリング作業で前からやりたかったのは、針葉樹合板を張ってフローリング材を使わずに仕上げる方法です。
ホームセンターで合板の種類をチェックしたんですが、
構造用針葉樹合板は9ミリ厚、12ミリ厚の在庫の店舗がほとんどです。
15ミリ厚、18ミリ厚あたりは在庫していないようです。
針葉樹合板だと柔らかいので、12ミリでは厚さが足りないと思います。
で、結局は12ミリ厚の構造用ラワン合板を使うことにしました。
ラワンは木目が無く単調ですが、木肌が細かく仕上げのサンダーがけは不要かもしれません。
1枚板のまま張ることも考えましたが、やはり難易度が高そうです。
通常通り300ミリ幅に切った合板を並べていくことにしました。
実加工する道具はここには無いので、斜め切りした合板を突き合わせて並べていくことにしました。
この方法でフローリング釘が隠せると思います。
ここまで来て、材の切断をやり直したくなりました。
今日はこれで時間切れです・・・
(続く)
床張り替え(1) この床は下地板が無い?
我が家の1階の半畳ほどのスペースの床の補修についてです。
隣の部屋から空調の冷気を送ってもらいながら、作業を始めることにしました!
ここの床は下地板が無い「根太貼りフローリング」ではないかと思っていました。
下地板があればこれほど床の凹みは生じないと思うんです。
又は床下が常に湿っているとか。
(もし床下が湿っているとなると、これはかなりやっかいです)
さて、作業を始めたら、この場所の床は全て一気に剥がしてしまいます!
まず、際切り丸ノコでフローリングの真上から切り込みます。
材の真上から刃を降ろして切り込むというのは、普段とやり方が違いますし、キックバックが怖いんです!
そこで、もしキックバックが起こったらどう対処するかシミュレーションしておきます。
そして、キックバックで丸ノコが飛んでいく方向には身体を置かないようにします。
さあ、際切り丸ノコの細かい調整をして初めて動かしてみます!
まずはフローリングの際ではなく、凹みの激しい部分を切り開いてみようと思います。
この中央付近です。
意外とすんなりと刃は材に入っていきました。
もちろん、キックバックのことは常に意識しながらです。
丸ノコの刃が全部沈み込んでしまえば、そのあとの動かし方はいつもの丸ノコの使い方と同じです。
やはり予想通り、フローリング材の下に下地板は無く、床下の地面が見えました!
しかもフローリング材は通常の12ミリ厚のものでした。
根太貼りフローリング材?
さて、フローリング材の厚みも分かったので、刃先を14ミリほどにセットします。
根太を出来るだけ傷付けないようにするためです。
また、材の際を切る時は、フローリング釘に当たることもあるので、際切り丸ノコの刃は丈夫な専用品になっています。
また、際の角までは刃が通りませんから、この切り残しの部分はマルチツールで切断します。
マルチツールも無ければこの作業は仕上げられないんです。
さあ、こんな手順でフローリング材を全て剥がすことが出来ました!
床下も湿ってはいませんでした!
良かった!
さて、ここまで何とか出来たので、余っていた合板を切り詰めて敷いておきます。
ここまで完了したので、床材を探しにホームセンターに出かけました。
(続く)
夏休み中に床の修理をしたい! でもこの暑さでは・・・
我が家の1階の床が所々傷んできているんです。
踏むとハッキリと凹んでしまうような所が数か所!
いずれ、一部屋分床は張り替えてしまおうと思っているんですが、部屋の荷物を出して空っぽにしなきゃなんない。
で、今手始めに作業してみるのにちょうどいい所があるんです。
階段を降りきったところのこの1平方メートルくらいの狭い部分!
この部分だけ床を剥がして、新しい床材を張り直すんです!
際切り丸ノコ、マルチツールは用意出来てるんで、やってみたいんです!!
でも、この暑さで屋内の作業はお休み中なんですね。
外仕事なら、この暑さでも開き直ってやっちゃうんですが・・・
夏休み中にここだけでもやってみたいんです。
扇風機回しながらやろうかな?
あ、ここは作業し出したら新しい床を張るところまでやんないとね!
2階に上がれなくなっちゃうから!(笑)
暑いけど暑さ対策の作業急ぎたい
古家の暑さ対策の一つとして、シェードを張っていますが、陽射しの遮り具合、風の通り具合などを観察しながら細かくやり直し作業を行っています。
暑い中ですが、早めに一区切りつけたいと思っています。
お盆には作業を終えていたいですね。
シェードの上部や左右の端は、ふさがらないようにした方がいいようです。
すき間が排熱に役立ってくれます。
ひさしから横にはみ出させたシェードは角材で固定していますが、この角材には防腐剤を塗らなければなりません。
位置決めが済んだら、取り外して防腐剤を塗って再度取り付けます。
さて、ここにはまず庇を作って取り付けようと考えているんですが・・・
サイディングの鉄板にビス止めだけでは強度が心配です。
いいやり方は何だろう・・・?
屋根裏に空間のない小屋の屋根断熱を考える
古家の土間の温度が上がらないように色々と工作をしてきました。
この土間は、屋根材の裏側がそのまま天井になっています。
すると、日射で屋根が熱くなる時は、屋根の裏側も同じように熱くなって、土間室内の気温も上がっていくでしょう。
一般的な居住部屋だと、屋根の裏に空間を設けて天井を貼るので、
この空間に断熱材を入れたり、空間の換気をしたりして、居住空間に熱が伝わりにくいようにしてあります。
さて、この土間の屋根から伝わってくる熱への対処について考えていました。
例えば屋根の真裏に断熱材を貼るといった手も紹介されていました。
でもこの方法では、断熱材自体も結局は熱くなってしまうでしょうから、その点良くないんじゃないか?
断熱材の熱容量は大きくはないと思うのですが、蓄熱材として働いてしまうことが気になります。
また、屋根の上にもう一つ屋根を張る「二重屋根」という手もあります。
この方法だと、日射熱が屋根裏に伝わりにくいだけでなく、二つの屋根の間に出来る空間を使って、熱気を外に追い出すような工夫も出来ます。
しかし、この方法は大がかりになり、簡単には実現出来ませんね。
そこで、昨日思いついたのは、
二重屋根を作るのは大変だけど、水平な天井板を張って屋根裏に空間を作るのならDIYでも出来るんじゃないか?
ということなんです。
うん!
やってみたくなってきました!!
暑い日が続く前に土間の扇風機を最上部へ
今日の昼前に関東地方の梅雨明けが発表されました。
予報通り夏本番の陽射し一色になったように感じます。
先週末、極端な高温と強い日射への対策として、土間の窓の外にシェードを張り、土間内に扇風機を設置しました。
屋根の断熱が悪く、天井付近が高温になる土間なんですが、扇風機の位置を出来るだけ上部へ設置した方が良さそうなことも分かりました。
昨日、時間が取れたので、扇風機を土間の最上部に設置し直す作業をやることにしました。
設置したい位置ですが、下の写真のように、扇風機固定のためのビス止めに適当な下地がない状況でした。
あれこれと悩んで、15ミリ厚70ミリ幅の板材と45ミリ × 45ミリの角材を組み合わせてみました。
斜めに切断したこの角材の面に扇風機の土台をビス止めします。
そして、この板材ごと何とか最上部に固定することが出来ました。
昨日仕上がったので、何とか梅雨明けに間に合いました!
部屋の温度のデータまでは測定していないんですが、
土間室内の温度を下げる効果はてきめんでした!
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