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トランプ氏、ゼレンスキー氏 やりとりの核心

 今回決裂した会談の内容が公開されていましたが、その全てが見れるようになっています。

ゼレンスキー大統領が何を訴え、トランプ大統領がどのようなことを促そうとしているのか、全文を読んでみました。

ゼレンスキー大統領は、「ロシアが再侵攻しないような保証のある停戦」を望んでいます。

ゼレンスキー大統領が述べている通り、ロシアは直近の約束をことごとく破ってきています。

このような前例がある中で、ウクライナが「保証ある停戦」を切に望むのは全く当然のことでしょう。

アメリカは、このウクライナのような小国の切なる望みに最大限寄り添うべきではないのか?

ところが、トランプ大統領側では、ロシアの侵攻などの約束不履行は、

トランプ政権以外の指導者の失策だと言い、

その結果生じたことには「知ったことではない」とまで言い放っている!

そして、「トランプ大統領のやり方に敬意を払え!」という言葉ばかりを繰り返している。

ゼレンスキー大統領の正に命がけの叫びを、大国アメリカには心を持ってしっかりと受け止めてもらいたい!!

そしてウクライナと地続きのヨーロッパが、ウクライナ支援に本腰を入れてくれるよう強く望みたい!!

 

 

<2月28日ホワイトハウスでの、トランプ・ゼレンスキー会談の内容の核心部> 

 

記者

「ポーランドは第2次世界大戦後、何十年もロシアの支配を受けた。

子どものころアメリカは世界で最も強く豊かな国で、世界のための力として見ていた。

今ポーランドの友人たちと話すと、あなたがプーチン氏に肩入れしすぎていると心配している。

友人たちにメッセージを」

 

トランプ大統領

「どちらにも寄らなければ、取り引きは成立しない。

私がプーチン氏についてひどいことを言っておいて

『やあウラジーミル、われわれの取り引きはうまくいっているか』と言うのを望んでいるようだが。

それではうまくいかない。

プーチン氏に肩入れしてはいない。

誰にも肩入れしていない。

アメリカに肩入れしているのだ。

世界のためになるように、世界に肩入れしている。

この戦争を終わらせたい。

 

バンス副大統領

「少しいいだろうか。

アメリカには4年間、記者会見に立ってプーチンに厳しいことを言う大統領がいた。

そしてプーチンはウクライナを侵略し、かなり破壊した。

和平への道、繁栄への道とは、外交に取り組むことかもしれない。

それこそトランプ大統領が取り組んでいることだ」

 

ゼレンスキー大統領

「プーチンはウクライナの東部とクリミアという大きな部分を2014年に占領した。

それから何年も。

バイデン前大統領だけでなく、当時のオバマ大統領、トランプ大統領(1期目)、バイデン大統領、そしてトランプ大統領(2期目)。

ありがたいことにトランプ大統領がプーチンを止めてくれるだろう。

しかし2014年に止める者はなかった。

プーチンはただ占領してわがものとした。

人々を殺した。

2014年から2022年まで状況は変わらなかった。

人々は停戦ラインで亡くなり、誰もプーチンを止めなかった。

ご存じのとおりプーチンとは大いに対話し、首脳会談も行い、署名もした。

新しい大統領として2019年にプーチンとマクロン氏(フランス大統領)、メルケル氏(ドイツ前首相)と停戦合意に署名した。

皆が、プーチンはもうしないだろうと言った。

ガスの契約にも署名した。

しかしその後、プーチンは停戦を破り、ウクライナ国民を殺害し、捕虜交換に応じなかった。

われわれは捕虜交換に署名したのに、プーチンは実行しなかった。

バンス副大統領、どういった外交の話をしているのか。

どういった意味で言っているのか」

 

バンス副大統領

「あなたの国の破壊を終わらせるような外交の話をしている。

ゼレンスキー大統領、おことばだが、大統領執務室に来て、アメリカメディアの前でそれを訴えるのは失礼だと思う。

現在あなたたちは兵力の問題を抱えているせいで、次々と前線への徴兵を強いている。

トランプ大統領がこの紛争を終わらせようとしていることに礼のひと言でもあってしかるべきだ」

 

ゼレンスキー大統領

「私は真剣だ。

トランプ大統領、私は至って真剣だ。

戦時下の大統領として」

 

トランプ大統領

「あなたは何百万という人々の命を賭けの対象にしている。

第3次世界大戦が起きるかどうかを賭けたギャンブルをしている。

そしてあなたがしていることは、あなたたちを多すぎるほど支援してきたこの国に対してとても失礼だ」

 

バンス副大統領

「この会談を通じて1度でも礼を言ったか」

 

ゼレンスキー大統領

「何度も言った」

 

バンス副大統領

「違う。

この会談の場で『ありがとう』と言ったか。

あなたは、ペンシルベニア州に行って、対立候補の選挙運動に加わった。

あなたの国を救おうとしているアメリカ合衆国大統領に感謝を示しなさい」

 

ゼレンスキー大統領

「トランプ大統領、われわれは国にとどまり、強くあり続けている。

戦争の初めから、自分たちだけでだ。

そして感謝の気持ちがある。

この執務室で礼を言った」

 

トランプ大統領

「あなたたちは孤独になったことはない。

われわれは愚かな前大統領を通じて3500億ドルを与えた。

ウクライナの装備品はみなアメリカが与えたものだ。

兵士たちは勇敢だ。

しかし、アメリカの装備品を使うしかない。

もし、アメリカの装備品がなかったら、この戦争は2週間で終わっていただろう」

 

ゼレンスキー大統領

「3日だ。

プーチンの発言を聞いた」

 

トランプ大統領

「こうした問題は非常に大変だ」

 

バンス副大統領

「とにかく礼を言って……」

 

ゼレンスキー大統領

「何度もアメリカの皆さんに言っている」

 

トランプ大統領

「あなたにはカードがない。

あなたは簡単に負ける。

ウクライナの人たちは死んでいく」

 

ゼレンスキー大統領

「やめてほしい」

 

トランプ大統領

「ウクライナは兵力が不足している。

いいことかもしれない。

あなたは『停戦はいらない、停戦はしたくない。まだやりたい。あんなものがほしい』と言う。

もし今すぐ停戦できるなら、銃弾を止め、兵士が殺されるのを止められるよう、受け入れるべきだ」

 

ゼレンスキー大統領

「もちろん戦争を止めたいと思っている」

 

トランプ大統領

「だが、停戦はいやだと言うのか」

 

ゼレンスキー大統領

「保証込みの停戦が必要だと言っている」

 

トランプ大統領

「いかなる合意よりも停戦が早い」

 

記者

「もしロシアが停戦を破ったら、和平交渉を中断したらどうなるのか、どうするのか」

 

トランプ大統領

「どうするも何も、今あなたの頭に爆弾が落ちたらどうするのか。

ロシアが破ったらどうなるのかなど、知ったことではない。

バイデンとの合意なら破るだろう。

バイデンへの敬意はなかった。

オバマにも敬意はなかった。

私のことは尊敬している。

 私が言えるのは、彼はオバマやブッシュとの取り決めなら破っていたかもしれないということだ。

バイデンとの合意でも破っていたかもしれない。

破らなかったかもしれない。

どうなったかはわからない。

だが、私との間では破らなかった。

彼は取り決めをしたがっている。

できるかはわからない。

問題は、私があなたを強くしたということだ。

アメリカがいなければあなたは強くなれないと思う。

ウクライナの人々はとても勇敢だ」

 

ゼレンスキー大統領

「ありがとう」

 

トランプ大統領

「しかし、あなたが取り引きに応じなければ、われわれは手を引く。

われわれが手を引いたら、あなたたちで決着をつけることになる。

気持ちのいいことではないと思うが、あなたたちで決着をつけることになる。

手札がないから。

もしわれわれが取り引きに署名すれば、あなたはずいぶんいい立場になる。

しかし、あなたは全く感謝しているような態度ではなく、いいことではない。

正直言って、いいことではない。

トランプ氏とゼレンスキー氏 激しい口論 合意至らず

 トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談は28日、ホワイトハウスで行われました。

会談の冒頭は報道陣に公開され、

ロシアへの外交姿勢や停戦に向けた立場をめぐり、

同席していたバンス副大統領も加わる形で激しい口論に発展しました。

 

 

この中で、トランプ大統領が

「あなたは何百万人もの命を使って賭けをしている。

第3次世界大戦をめぐって賭けをしている」

などとゼレンスキー大統領を非難しました。

 

一方で、ゼレンスキー大統領は

「われわれは単に停戦だけを受け入れることは決してない。

安全の保証がなければ機能しない」

と強調しました。

 

そして予定していた鉱物資源の権益をめぐる合意文書への署名が見送られ、

共同記者会見も中止となりました。

 

トランプ大統領は、

ゼレンスキー大統領について

「彼は戦い続けることを望んでいる。

私やあなたが見たのは、和平を望む人物ではなかった」

と述べました。

 

ゼレンスキー大統領も会談のあとSNSに投稿し

「アメリカ、ありがとう。

アメリカの支援と今回の訪問に感謝する。

トランプ大統領にも、議会にも、アメリカ国民にも感謝する。

ウクライナには公正で永続的な平和が必要で、われわれはまさにそのために取り組んでいる」

としています。

 

また、ゼレンスキー大統領は28日、

FOXニュースのインタビューに対し

「今回の交渉では、ウクライナとロシアは戦争の当事者であり、

アメリカとヨーロッパもそうあるべきだ。

われわれは平和への準備はできているが、強い立場に立たなければならない」

と訴えました。

 

ゼレンスキー大統領は、キャスターからトランプ大統領に謝罪すべきかと問われたことに対して、

謝罪はしないとした上で

「私たちはオープンで正直でなければならない。

私たちが何か悪いことをしたとは思えない」

と述べました。

 

鉱物資源の権益をめぐる合意文書の署名については

「この取り引きをアメリカはとても望んでいた。

私たちは反対していたわけではないが、

安全の保証の中のどの部分が今回の取り引きにあたるのか、

次のステップが何になるのかなどを理解したかった」

と述べ、食い違いがあったことを認めました。

 

また、キャスターが

「戦い続けたいか?平和を求めているか?」

と問うと、

ゼレンスキー大統領は

「私たちは平和を望んでいる。

だからトランプ大統領を訪ねたのだ。

安全を保証する最初の一歩となる、鉱物資源に関する合意というのは、

平和か、平和に近い状態を意味する」

と述べました。

 

さらに「トランプ大統領との関係は修復可能だと思うか」

と問われると、

ゼレンスキー大統領は

「もちろんだ。

歴史的な関係や国民どうしの強い関係があるからだ。

私たちは非常に緊密な関係を築くことを望み、そうするだろう」

と述べ、関係の修復に取り組む考えを示しました。

「世界は狂ってしまった」 ロシア人の本音

 作戦開始から丸3年となった24日、

モスクワは雲一つない冬晴れとなった。

表面上は戦争を感じさせない日常が続く。

通りで話を聞くと、取材に応じた多くの人がウクライナでの戦闘終結に期待を寄せていた。

 

ある中年女性は

「世界は狂ってしまった。

年を取った2人のバカが世界を共有してしまうなんて。

うんざりする」

と米露首脳へ向けたとみられる痛烈な非難を吐き捨てるように言い、足早に立ち去った。

厳しい言論統制が敷かれている今のロシアでは取材に応じない人も多く、

この女性のような発言を人前でする例はかなり珍しい。

 

「プーチンこそ独裁者!」 トランプ応援団メディアがウクライナめぐるトランプ氏の暴言を批判!!

 ウクライナ戦争をめぐって、暴論とも思える発言を繰り返すトランプ米大統領に対して、

同大統領の最大の支持者と思われていた新聞が反旗をひるがえした!

 

ニューヨークの大衆紙「ニューヨーク・ポスト」電子版は21日、

「トランプ大統領、これが独裁者です」という大見出しと、ロシアのプーチン大統領の写真を並べて一面全紙に掲げた。

 

正義が空虚な言葉であってはならない!!

 国際社会は外交と制裁を駆使し、ロシアのプーチン大統領による「力による現状変更」を阻止しようとしてきたが、戦況はロシア優位に傾いている。

1月に発足したトランプ米政権はロシア寄りの姿勢を鮮明にし、ウクライナの頭越しにロシアと停戦交渉を開始。

ウクライナは軍事・外交両面で窮地に立たされている。

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は22日のビデオ演説で

「正義が空虚な言葉であってはならない」と述べ、

国家主権や領土の一体性を守る重要性を改めて訴えた。

さらに、23日の記者会見では

「ウクライナが平和になり、私が辞任する必要があるなら、その用意がある。

北大西洋条約機構(NATO)加盟と引き換えでもいい」

と語った。

また、トランプ米大統領がゼレンスキー氏を「選挙を経ていない独裁者」と呼んだことについては、

「私は侮辱されたとは感じなかったが、独裁者ならそう感じただろう」と答えた。

「自分は現在、ウクライナの安全保障に集中している。

20年先まで残るつもりはない。

何十年も政権を持ち続けるつもりはない」

とも述べた。

 

ウクライナでは今も東・南部の前線で地上戦が続き、全土がドローンやミサイル攻撃にさらされる。

両国の戦死傷者は100万人を超えたとされ、民間人1万人以上も犠牲になった。

 

 

佐々木正明(大和大学社会学部教授・ジャーナリスト)投稿

 国家の命運が今、この瞬間にかかっている。

大国がエゴを振りかざし、一つの国民の未来を決めようとしている。

ゼレンスキー大統領が抱えているのは、一人の政治家、一人のリーダーとしての個人的な職責ではなく、

3700万人の自国民の命なのだ。

 

2014年2月、ロシアはクリミア半島に軍部隊を送り、盗み取った。

東部ドンバスを操り、支配した。

オランダ発の旅客機が露軍ミサイルに撃墜されても、プーチン政権は非を認めなかった。

ウクライナは「3年」ではなく11年間、戦っている。

 

想像してほしい。

我が国の一部が他国に支配され、支配地域から東京や大阪が攻撃を受け、病院や学校も標的になる。

支配地域では歴史も移し返られ、さらなる領土が奪われようとしている。

極寒の中で暖房のない生活をしている老人たちがいる。

20代の女性兵士が戦死している。

 

歴史は人類の過ちを繰り返さないためにある。

私たちの未来が戦争の帰結に託されている。

菌ちゃん農法 たっぷり3時間の講演

 吉田先生の講演会に参加しました。

たっぷり3時間の講演でしたが、ワクワクの連続でした!

とにかく、来春から実践してみたい。

まずは土づくりについて、色々と情報を集めています!

 

ゼレンスキー氏が米特使と会談 投資と安保巡る「真に効果的な協定」締結に意欲

 ゼレンスキー大統領は20日、

トランプ米政権のウクライナ特使を務めるキース・ケロッグ氏とキーウで会談した。

ゼレンスキー氏は会談で、

停戦後にロシアの再侵略を防ぐ「安全の保証」の必要性を改めて訴えるとともに、

「投資と安全保障に関する強力で真に効果的な協定」トランプ米大統領と結ぶ用意があると述べた。

 

ウクライナ大統領府の発表によると、

ゼレンスキー氏は会談で「米国から提供された全ての援助と、上下両院の超党派による支持」に謝意を表明した。

会談後のビデオ演説では、「米国との間で実際に機能する協定が必要だ」と訴えた。

 

トランプ政権は、ウクライナ支援の見返りとして、

ウクライナ産重要鉱物の米国への供給を柱とした経済協力を打診しているが、合意には至っていない。

ゼレンスキー氏は合意に向けた取り組みを加速させる考えを示し、

自身への批判を強めるトランプ氏との亀裂がこれ以上深まるのを避けたい意向をにじませた。

 

まさか正義がないがしろにされるはずはない! そう信じてる!!

 

 ウクライナにとっては、自国の国民が初めに殺されたのに、

これ以上の殺し合いになるから手打ちにしろと言われたようなもの。

トランプから見れば大岡裁きをしていると思っているのかもしれないが、

当事者にしてみればたまったものではない。

自分の周りしか見えていないから、支持者は多いがまさに裸の王様だ。

別の記事で王様と称したそうだが、なかなか核心をとらえた表現と思う。

アメリカにミサイルが落ちたとき、同じような態度をとれるのか。

それがトランプの政治家としての真価となるだろう。

 

 今回の紛争、遠因は色々とあるだろうし、ウクライナ国内でも、様々な衝突はあっただろうが、

国家の垣根を超えて、先に武力を行使したのはロシア。

ロシアがウクライナより国力の小さな国家だったら、武力行使は行わなかったのでは。

国家間の紛争解決に武力を用いない、と言う思いが、国連発足の大切な理念の一つだったはずで、

常任理事国のロシアが、その理念を踏みにじることは、いかなる理由があろうが、容認できない。

アメリカも常任理事国の一つであるからには、

「まず双方が武力行使を止めて軍を引き、紛争前の国境を尊重し、

その上で、紛争の原因を解決し、新たなルールを共有する、というプロセスを、双方に納得させる」、

それが、世界一の大国であり、世界に影響力を持つアメリカの使命だろう。

常任理事国が我欲に走り、力による国家間紛争の解決の片棒を担ぐのなら、

国連は有名無実の存在と化す。

 

 トランプは、ことの起こりを軽く見すぎている。

あるいは、自分が世界のルールになることで、アメリカが偉大になると思い込んでいる。

ウクライナ問題は、ロシアの侵略から始まった。

このことをスルーしてはいけない。

トランプからすれば、とにかく停戦させれば、ノーベル平和賞になり、

後はどうでも良いのだろう。

しかし、そんなことをすれば、

当然、力が正義と言うことが新しい国際原則になり、やった者勝ちの世界になってしまう。

停戦は必要だが、ロシアに領土を与えて終わりとしては、第二第三のウクライナを産むことになるだろう。

アメリカはヨーロッパと共同歩調をとりながら、

グローバルサウスをロシアから引き剥がす努力をすべきなのだ。

 

 侵略者側のロシアとは一方的に交渉に交えておいて、

被害者のウクライナを交渉の場にすら呼ばない。

その時点でウクライナを蔑ろにしている今回の停戦交渉。

大国主義で停戦交渉進められると思ってるトランプの思い違い。

当事者間の合意あってこその停戦交渉。

 

 ウクライナの立場に立てば、

ロシアに再び侵略の機会を与えるような停戦を、

クルスク州に侵攻しているというカウンターカードも持っている状況で簡単に認めるわけがないことが、トランプには理解できないらしい。

ウクライナを自分の思いどおりにコントロールできると本気で考えているなら、

もうまともな判断力がないと思わないといけない。

余裕や自信をまったく感じない。

実際、そんなものを持てる方がおかしいのだ。

 

 トランプよりゼレンスキーの方が苛立っていると推測します。

このまま停戦なら、ロシアに領土割譲、アメリカに資源貢納で、

頼みの欧州は当てにならず権益を貪る事の計略策定中、

さらに交渉したければ「選挙実施」と困難な事を押し付けられる。

ゼレンスキーは、どの様な選択をしても後に誹謗される可能性は高いと思われます。

ただ、クライナの自主と平和を勝ち取る未来に向けて悔いのない様にです。

この様に困難な状況で投げ出さないのは、尊敬に値します。

こんな理不尽なことって・・・! このまま事態が進むのか? そんな馬鹿な!!

 

 トランプ大統領がウクライナでの戦争をどう思っているのか、

アメリカのウクライナ支援がどうなるのか、

トランプ氏は19日に答えを明確に示した。

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は3年前、アメリカの連邦議会で演説し、

ロシアの侵略に抵抗した彼をアメリカの議員たちはスタンディング・オベーションでたたえた。

その彼をトランプ大統領は「独裁者」と呼び、ウクライナ政界の腐敗を非難した。(!)

トランプ氏はさらに、ゼレンスキー氏が外国援助の「うまい汁」を吸い続けたいのだとも述べた。

前日の18日には、戦争を始めたのはロシアではなくウクライナだと非難した。(!!)

「ゼレンスキーは早く動いた方がいい。でないと国がなくなるぞ」と、

トランプ氏はソーシャルメディアに書き込んだ。

 

トランプ氏とロシアのプーチン大統領が12日に長時間の電話会談を行ってから、わずか1週間足らずだ。

今やトランプ氏は、戦争やウクライナ大統領に関して、ロシアの言い分をこだまのように繰り返している。

 

米外交政策のいきなりの変化は確かに劇的だが、意外ではない。

トランプ氏は何年も前からこの路線を追求してきた。

今回の一連の発言も、自分の党に全権を振るい、政府の全権を駆使して取引優先の「アメリカ第一」の外交政策を実現しようとする、アメリカ大統領の姿を反映するものだ。

 

アメリカがウクライナ産鉱物へのアクセスと利益を得る提案をゼレンスキー氏が公に拒否した後から、トランプ氏はゼレンスキー氏を攻撃し始めた。

ゼレンスキー氏はこれについて、

「まじめな話ではない」、「私は自分の国を売ることはできない」と述べている。

しかしトランプ氏は真剣に、欧州でのアメリカの軍事的関与を減らし、その分のリソースを中国の封じ込めに転換するつもりのようだ。

 

トランプ氏は昨年11月の大統領選で決定的に勝利する前にも、ウクライナに対するアメリカの軍事援助の規模を頻繁に批判し、ゼレンスキー氏を「史上最高のセールスマン」と呼んでいた。

トランプ氏を選んだ有権者は、

大統領選でウクライナでの戦争や外交政策についてあまり考えていなかったかもしれない。

そして、ウクライナや外交について対立候補がどれだけ徹底的にトランプ氏を批判しても、トランプ氏にとって政治的失点にはならなかった。

トランプ氏は国際的な規範を覆し、世界の舞台でアメリカの勢力範囲を押し広げようとしている。

そのやる気は、アメリカ国内で連邦政府を削減し、大統領権限を拡大しようとする作業と並行している。

そして、少なくとも現時点では、共和党内でトランプ氏に反対しようとする人はほとんどいなさそうだ。

19日のトランプ氏の発言に対し、数人の共和党上院議員が不満を表明した。

リサ・マーコウスキー議員(アラスカ州選出)は、

「私はゼレンスキー大統領を独裁者とは決して呼ばない」と述べた。

トランプ氏に反対することの多いスーザン・コリンズ上院議員(メイン州選出)も大統領に異論を唱えた。

ルイジアナ州のジョン・ケネディ上院議員は、プーチン氏を「ギャング」と呼んだ。

ウクライナの首都キーウから帰国したばかりのトム・ティリス上院議員(ノースカロライナ州選出)は、

ウクライナ戦争は「地球上のたった1人の人間、すなわちプーチンの責任だ」と述べた。

しかし過去の例を見れば、共和党内のこうした声が実際に、トランプ氏の外交政策を具体的に転換させることにはならないはずだ。

アメリカの大統領は国際関係において広範な権限を持ち、トランプ氏はウクライナへの姿勢を長年にわたり明示してきた。

トランプ氏は一貫して、ウクライナ戦争の責任はバイデン政権の弱さにあると非難。

戦争を終わらせるのは簡単だと約束してきた。

また、ゼレンスキー氏への批判は今週に比べると以前はこれほど厳しくはなかったものの、

ウクライナ大統領はアメリカの議会を説得して自国に送金させるのがとても上手だと繰り返していた。

トランプ氏とゼレンスキー氏の関係は、前からでこぼこしていた。

ヴァンス米副大統領は最近のインタビューで

「ゼレンスキーは公のメディアでトランプ氏を悪く言うことで、大統領の考えを変えようとしている。

大統領をよく知る者はだれでも、この政権とかかわる方法としてそれは最悪なやり方だと言うはずだ」

と述べた。

 

トランプ氏はまた、プーチン氏やロシアの意見には一貫して好意的だ。

ロシアがウクライナ侵攻を開始した直後には、プーチン氏を「天才」と称賛した。

トランプ氏の最初の任期では、ジョン・ボルトン氏、マイク・ポンペオ氏、ジョン・ケリー氏など、ロシアの意図に懐疑的な高官が政権内にいて、外交に対する大統領の衝動を抑えることができた。

しかし今回は、トランプ氏の周りには同じ考え方の顧問が多い。

そしてたとえトランプ氏のやることに反対だとしても、大統領の考えを変えられないか、変えるつもりがないかのどちらかだ。

また、トランプ氏に賛同する共和党支持者の基盤があり、大統領のその政治的立場をさらに強固にしている。

ピュー研究所の2月調査によると、

現在のアメリカの対ウクライナ支援が「不十分」または「ちょうど良い」と考える共和党支持者は30%に過ぎない。

戦争が始まった当初は72%がそう感じていた。

また、40%の共和党支持者がウクライナ支援がアメリカの国家安全保障を「損なう」と考えており、

「助ける」と答えたのは27%に過ぎなかった。

バイデン政権は、ウクライナでロシアに立ち向かうことがアメリカの国家安全保障にとって不可欠だと主張した。

しかし、トランプ氏とその側近たちの世界観は大きく異なる。

トランプ政権はイデオロギーの対立ではなく、アメリカの利益になるか、害になるかという取引や関係に焦点を当てている。

たとえばトランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、

アメリカがウクライナに提供した支援に対して「何も得られない」と嘆いている。

また、ウクライナ戦争は「アメリカよりもヨーロッパにとってはるかに重要だ」と述べた。

これは、トランプ氏以前の共和党大統領だったジョージ・ブッシュ氏の介入主義的な保守政治とは大きく異なる。

しかし、2016年からトランプ氏が共和党の顔になったアメリカにおいて、

ここ数週間の変化はいきなりだったと同時に、ずっと前から続いてきたものでもある。

 

<アンソニー・ザーカー北米特派員>

車中泊しながらスキー練習(1)

 結局スキーは2日間でしたが、車中3泊4日の気ままな1人旅からようやく帰って来ました。

 

 

今日は朝から洗濯やら食事作りやら、やっと仕事らしいことが出来ました!

あ、カミさんは自分の仕事があるので、埼玉でコータ(豆柴)と1週間ほど生活しているんです。

その間なら自由に行動していいよ、って訳だったんです。

 

今週から大寒波がやってくることはニュースで聞いていたので、

土曜日に、まずかたしな高原スキー場で1日滑りました。

 

 

ここは会員になるとウソのように安いんです!

おまけにシニア1日料金は、土日3300円、平日2700円なんです。

極めつけは、食事券1000円付きの平日パックが何と2900円!!

そしてスキーヤー専用のゆったりスキー場なんですね。

 

今回自分は、お金をかけず自炊もして温泉にも入るスキーをまたやってみるつもりでした。

娘と正月ごとに何年かやったことがあるんです。

そこで、かたしな高原のスキーを終えて、新潟の松之山温泉を目指しました。

日本でも指折りの名湯、そして指折りの豪雪地帯です。

寒波が来るまでに移動しておけばいいだろうし、雪が酷くてスキーどこじゃなくなったら、温泉に浸かってればいいやと考えました。

17号線を走って三国峠越えをするルートでしたが、やはり峠付近の積雪が凄い!

トンネルの中まで雪が吹き込んで溜まってるんです!

そして、新潟湯沢に入っていくと・・・

それまでにも増して恐ろしい積雪量!!

観光地の春先に、雪の回廊って良くテレビでやってるでしょう?

黒部立山アルペンルートとか。

あんな感じの雪壁の道がいたるところに出来てるって感じなんですよ!

写真を撮っていなかったのが残念ですが、ちょっと圧倒される感じでとにかく先を急ぐように運転していました。

塩沢石打で、17号線から353号線に入りまずは津南方面に向かいます。

この353号線も、国道ながらクネクネとカーブが多く、雪道なので緊張しながら走っていました。

清津峡付近にさしかかった時、前方にトラックがハザードを点滅させて止まっていました。

運転手さんがこちらに走ってきて、

「この先雪崩で通れなくなってる!」

と!

警察に連絡しようとしているところでしたが、正確な緯度経度が知りたいようでした。

そして、道路の開通の見込みが立つわけでもなくそこに留まっていることも危険なので、

「ユーターンしてここから早く離れよう!」

と声を掛け合いました。

自分は17号線まで戻ったあと、塩沢石打ICから関越道に乗り、関越トンネルを抜けて群馬水上まで逃げてきました。

関越トンネルを抜けてすぐのところに谷川岳PAがあり、そこでやっと大休止出来ました。

ようやく落ち着いて考えられたんですが、スノーシェッド等が設置されている国道で雪崩が道路を覆い、

しかも通行止め規制になる前に車がその場まで侵入している状況だったんです!

恐ろしいことでしょう?

運が悪ければ、雪崩に埋まるか押し流されるかという状況だったんです。

これは自分には予測できていませんでした。

あとでニュースで確認したら、この雪崩に巻き込まれた車や人は無かったとのこと。

ホッとしました。

とにかく、今年の大雪は異常なんですから、今までに起きてないことも起こり得ると考えなきゃダメですね!

しかも、現在の大寒波第2波の大雪は、第1波の大雪の積雪があったその上に積もるんです!

しかも第1波の積雪表面が一度融けてまた凍ったその上に大量に積もるんですね!!

雪崩が起きて当たり前のような条件です。

もうしばらくは新潟行きはあきらめることにしました。

そして、安全な谷川岳PAで車中泊1泊目となったんです。

(続く)