美味しい魚のはなし

今日は美味しかったかな?

脂が乗ってないメヒカリは唐揚げがいいでしょうね

 今回のメヒカリは、小さくて鮮度もベストではありませんでした。

でも、まだ脂が乗ってるかもしれないと思い、焼きにするつもりで下処理しました。

 

 

 

このまま焼いたんですが、脂は全くとは言いませんがほとんどありませんでした。

不味くは無かったし、全部いただいたんですが、油を足した調理法なら美味しく仕上がるでしょう。

油焼きか素揚げにしたいんですが、これだと身が崩れてしまうんです。

やっぱり定番の唐揚げがいいんだと思います。

 

最後に一言。

いつも唐揚げだけでメヒカリを食べている人、

旬の時期なら素焼きが最高に旨いので、ぜひ試してみて下さい!

この魚を捌くのは初めてかも 本カワハギ

 先日、ツルヤでちっちゃな本カワハギが格安で売られているのを発見!

この小カワハギ、ワッペンなんて呼ばれているらしいです。

 

 

g単価で見ると、最近の魚はちっとも安くないことが分かると思います。

なので、この100g69円というのはすごく安いことになります!

もちろん、丸魚は廃棄する部分が少なからず出てしまうんですが・・・

 

さて、ウマズラハギも含めてカワハギと言えば、刺身か煮付けが代表的な調理法でしょう。

他に何かないかな?

ネット検索してみたら、「3枚おろししてから唐揚げ」という手を発見!

よし!

今回はこれで行ってみましょう! 

皮のはぎ方はウマズラハギと同じだと思いますし、ポイントはお腹の掃除でしょう。

特に、血の部分をキレイに取り去ることだと思います。

 

 

このあと、アタマを切り離して3枚おろしにし、アタマは2つに割ります。

何とか出来ました!

これで1尾分です。

 

 

このあとの唐揚げはカミさんにやってもらいました。

 

 

 

アタマの骨とかやや硬い部分はありましたが、この手で骨ごと食べれることが分かりました。

味は淡泊系ながら、噛んでいくとクセの無い旨味が感じられます!

カミさんも喜んで食べていましたよ!

うん これは旨いでしょう!

 ここ数日、ツルヤに巨大なメヒカリが入荷していました!

近くの鮮魚店にも同じように見かけたので、同じ水揚げの物かもしれません。

メヒカリは、この時期まだ脂乗りがイイはずなので、大きなヤツだとさらに期待大ですね!

鮮度も良かったんです!

 

 

いつものように処理して水分を冷蔵庫内で抜きました。

 

 

グリルパンで加熱し、今回は電気オーブンで仕上げをしました。

 

 

水分の抜け方、脂乗り、焼き加減、どれも良し。

味付け全くしていないのに、凄く旨かったです! 

カミさんの評価もバッチリでした!!

エボダイの干物風

 エボダイは関東の呼び名で、イボダイが正式なようです。

徳島県などではボウゼと呼ばれ、「これほど味のある魚はない」と愛されています。

自分は干物で馴染んできましたが、くせが無く旨味の強い魚というイメージです。

先日、鮮魚2尾で200円台という目を疑う値だったので、即買ってきました!

この時期、通常の方法で干したり出来ないので、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫内で水分を抜くことにしました。

まずキッチンペーパーで包み、その上からロールペーパーでぐるぐる巻きにします。

もう開いて売られていたので、ペーパーで包むと身にへばりついて取れなくなる恐れがあります。

そこで、包んでからポリ袋に入れて乾燥し過ぎないようにしておきました。

 

 

 

幸い、ペーパーは何とか身にはこびりつかずに取れました。

 

 

 

イイ感じに水分が抜けたので、カミさんの分も焼いて夕食のおかずにしましょう!

 

 

 

脂乗りはベストではなかったけど、やっぱりこの魚は旨いです!!

マアナゴを素焼きで食べてみる

 ツルヤ売り切り品のマアナゴ、2切れで281円でした!

 

 

マアナゴを食べる機会は多くないんですが、

定番のかば焼き以外では、干物と唐揚げが自分の中ではすごく旨かったんです!

ウナギとはまた違うんですが、身に個性的な味がある魚なんです。

 

もう切り身になっていましたが、キッチンペーパーで包んで、冷蔵庫で半日寝かせておきました。

夕食時に、切り身をアルミホイル上で230℃20分オーブンを使って焼きました。

 

 

 

調味料とか何もつけずにいただきましたが、脂もあり、弾力も感じられました。

そして、アナゴ独自の旨味がいいんですね!

もっと水分を抜いてから焼きたいので、次回は干物を作ってみたいと思っています!

メギスの一夜丸干し

 さて、冷蔵庫で一晩寝かせたメギスを焼いてみることにしました。

まず、包んでいたペーパーを取り除きます。

 

 

水分の抜け方もいいと思います!

では、グリルパンで12分ほど焼いてみます。

 

 

いい感じに焼けました!

予想通り、脂がジュウジュウとしみ出ていました。

上の写真は、すでにちょっと食べられていて無くなっています。(笑)

さて、出来ですが・・・

バッチリですね!!

旨いです!!

骨以外全部食べられます。

淡泊な味なので、しょうゆをちょっとつけていただきました。

身から水分を取る前に、塩水に浸ける手(立て塩)が合っているかもしれません。

メギスは、次回からこの手で食べることが多くなりそうです!

メギスの丸干し

 今日の夕方、ツルヤに、メギスのいい状態の物がまだ残っていました!

そして、別のコーナーにメギス丸干しを発見!

この地域では珍しいと思います。

 

 

 

島根県浜田からはるばる来たんですね!

あ、ここにはニギスとありますが、本家のキス(シロギス)に似ているところからついた名前です。

早速、今晩焼いて食べたんですが、旨かった!

焼き色が冴えなかったんで写真撮らなかったんですが。

 

さて、では鮮メギスの方も下処理をして早く水分を抜いておきましょう!

水洗いして、ウロコ、ヒレ、アタマ、エラを除いておきます。

お腹は開きません。

丸干し風に冷蔵庫で水分を抜きます。

一般的には、塩を振ったり、塩水に漬けたりするんですが、自分は何もしません。

 

 

1尾ずつ、キッチンペーパーで1回巻いたら、その上からロールペーパーでグルグル巻きにします。

これを袋に入れて冷蔵庫で寝かせておきます。

 

 

一夜干しの感覚なら、明日焼いてみてもいいかも!

さて、どうなるかな?

メギスの煮つけ

 最近、脂乗りのすごいメギスに何度も出会っています。

旬は春と秋で5月が最も良いとあったんですが、6月中旬のメギスも良かったんです!

 

ところが、メギスの脂は内臓に集中していて身には無いんですね。

通常、メギスは内臓を除いて調理していたので、この脂を何とか利用したいと思っていました。

調べてみると、丸ごと煮つけの例がありました。

今日、ツルヤにいい状態のメギスが並んでいたので、早速これで丸ごと煮つけを作ってみました!

丁寧に水洗いして、ヒレとエラだけ除いて、再度良く洗い、キッチンペーパーで水切りをしておきました。

今日は濃い口しょうゆとみりんだけ合わせたもので味付けをしました。

身全体に火が通り、煮汁も全体に回ったら加熱をやめます。

 

 

脂にビックリで、旨かったんですが、内臓を加熱した時独特の臭みが少しあるんです。

この臭みは他の魚の時も同様です。

今、考えているのは、丸ごとキッチンペーパーで包んで水分を取ってから焼く方法です。

丸焼きにするんですね!

明日まだ状態の良いメギスが手に入ったらやってみようと思っています!

蒸しメバルと蒸しアラ

 アラは、スズキ目アラ科の魚で、大型のものは超高級魚なんです!

一方、クエも超高級魚ですが、このクエを北九州ではアラと呼んでいるそうです。

小型のアラなら、一般的な鮮魚店でも時々見かけることがあります。

小型のアラなら手が出せる値段なので、数回食べてみたことがあります。

まず身質が良く食感がいいんです。

味は小型のものとしてしか分かりませんが、淡泊系ながらすごくイイんです。

先日、ツルヤに鮮度のいい小型のアラが並んでいたので、すぐに買いました!

この魚なら脂が無くても旨いだろうという勘で、今回は蒸しにしてみることに。

 

 

良く水洗いして、ウロコとヒレを落とします。

アタマは落とさずに、20分蒸しました。

今回はメバルも一緒に。

 

 

蒸した時の食感もすごく良かったです。

しょうが醤油でいただきましたが、味もバッチリでした!

塩焼きでもイケるはずです。

また調理してみたい!

蒸しメバル 脂乗り良くバッチリでした!

 いつものツルヤみどり店で、見切り処分のウスメバルが何と200円弱で売られていました!

内臓抜き等の下処理済でした。

目もキレイだったので、今晩蒸しにしてみようと買ってきました。

内臓は、お腹を割かずにツボ抜きという方法で除かれていました。

キレイに処理されていました!

「さすが元魚屋さん!」だと思いました。

で、自分がした処理は、お腹を割いて中を完全にキレイに、残りのウロコ取り、ヒレを落とす、です。

蒸し時間は15分にしました。

 

 

しょうが醤油でいただきましたが、とっても旨かったです!

カミさんにも好評でした!

脂もありましたよ。

今年は、この蒸しを色んな魚でやってみようと思っているんです。