日ごろのこと、何でも!

何でも雑記

生徒たちの楽しそうな一日と、校務の新しいツール!

今日、朝一番の授業に行ってみると、今までに見たこともない光景が!

黒板一面に、チョコが貼ってあって(!)、チョークで描いた絵で飾ってありました!

これ今日の写真じゃないけど、こんな感じでしたよ。

「これがチョコの新しいプレゼント法なんだな~!」と感心して微笑ましくなりました。

少なくとも、このクラスの生徒たちは皆嬉しい気持ちの一日になったんじゃないでしょうか?

こういう男子たちへの気配りもアリなんでしょうね!

さすがです!

 

そして、放課後には、埼玉県立高校に導入されたGoogleのChromeBookを使って、

G Suite for Educationを利用するための研修会がありました!

一度に全てを把握しきれないほどの中身のあるサービスです。

これらがストレスなく動作して、日ごろの教材作成や校務資料作成にも役立ち、生徒たちも作成したコンテンツを共有するなど出来れば、これは素晴らしく有用なシステムと言えるでしょう。

アメリカなどの教育現場では、すでに実績があるようですから、優れたシステムなんだろうと思います!

自宅のWindowsマシンだけでなく、MacPC、iPad、または個人のスマホでも、GoogleのChrome(もちろん無料です!)さえインストールしてあれば、利用が可能です!

あ、ログインのためのアカウントがもらえる条件はあるはずですが。(県立高職員とか県立高校生とか)

早速試してみたいと思っています!!

野村克也さんが残して下さったもの

昨日2月11日未明、野村 克也さんが亡くなられました。

昨日は休日だったので、野村さんの生前のインタビューや語録とかが放送されているのをかなり観ることが出来ました。

そんな彼のインタビュー会見の中で、思わずハッとさせられるものがありました。

 

「自分をこれまで支えてきたのは王や長嶋がいてくれたから。

彼らは常に人の目の前で華々しい野球をやり、こっちは人の目の触れない場所で寂しくやってきた」

そして言ったんです。王、長嶋がヒマワリなら、俺はひっそりと咲く月見草だと。

 

この言葉は、彼が1975年に600号本塁打を達成した当時に語ったコメントなんですが、

自分が映像で観たのは、この5年くらいの中で彼が当時を振り返って語っていたシーンでした。

語り終わった瞬間、改めて彼の表情を見つめたんですが、その表情が心に突き刺さるようでした。

語り終わった彼の表情に笑みは全く無かったんです。

これだけの偉業を成し遂げた方なのに、このことは懐かしい過去なんかではないんですね。

これらの現実が、いかに寂しかったか。いかに悔しかったか。

そして、この現実に対する悔しさをバネにしてずっと戦ってきたんです。

野村さんの朴訥で真っすぐな、そして飾ることのない語り口に人間らしい熱い心を余計に強く感じたのでした。

当時の、そして今も同じ状況かもしれませんが、世の中の巨人偏重の構図に対して、大学1年生だった自分は突然強い疑問を感じ出したことが忘れられません。

このことについては、いずれ書いてみようと思っています。

 

今日は、野村克也さんの語録をぜひ紹介したいと思い、いくつか抜粋させていただきます。

じっくり、読んでみて欲しいんです。

 

・「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。

 

・楽を求めたら、苦しみしか待っていない。

 

「もうダメ」ではなく、「まだダメ」なのだ。

 

・貴い知識・本質はいつの世でも、本来、単純明快である。

 

・「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる。

 

・ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる。

 

・失敗の根拠さえ、はっきりしていればいい。それは次につながるから。

 

・敵に勝つより、もっと大事なことは、常に自分をレベルアップすること。

 

・有事に強い者、それは不真面目な劣等生。

 

・自己を過大評価した瞬間から、思考の硬直が始まる。

 

・不器用な人間は苦労するけど、徹してやれば器用な人間より不器用な方が、最後は勝つよ。

 

・喜怒哀楽、どれも溢れるほどあったほうがいい。(今の自分が、一番好きな言葉です)

ダンス発表会と男子の応援

クラス対抗形式で、女子がダンス発表し、男子がそれを応援するという発表会を鑑賞させてもらいました。

1年生は手具を使った制約のある演技、2年生はクラスごとの創作を自由に盛り込める演技です。

1年生の演技が始まるとすぐに、各自が真剣にキチンキチンと動作をこなしていることが分かりました。

集団演技で時々見かける、個々のテキトーさがないんです。

集団の中での個々の役割を真剣にこなそうとしているのがしっかり伝わってきました。

かと言って、形ばかりのつまらない表現にはなっていないところがいいと思いました。

そして、次は2年生の創作ダンスです!

テーマは、やはり普遍的な、若者らしいものが多かったと思います。

復興、希望、革命、達成、勝利、克服、勇者、光明・・・

ロマン派の音楽でも同様なテーマになると思うんです。

ちょうど思春期のころに、このようなテーマを強く意識するようになるのではないでしょうか?

人間の永遠のテーマだと自分は思っています。

しかし、発表のテーマはこれだけではなく、現代の若者の差し迫った悩みを表現し、解決を示さないものもありました。

大人たちへ叫んで訴えていたのかもしれません。

 

自分は、突き抜けるように気持が現れる瞬間に惹かれるんです!

今日、何回かそのようなシーンに出逢えたと思います!

 

そして、男子のやや恥ずかしそうな応援と、女子の「ありがとう~!!」というやり取りは、とても温かいものを感じさせてくれました!

 

皆さん、今日の発表までお疲れさまでした!

そして、私たちにも、若者らしさをしっかりと見せてくれたと思います。

ありがとうございました!!

新型コロナウイルス肺炎「正しく怖がる」助けとなる情報

 

感染力は?

感染力は今のところ、感染した人、1人から広がるのはWHOでは1.4人から2.5人、

中国の疾病予防センターが出した初期の患者の報告では2.2人としています。

今後、変わる可能性はありますが、いずれにせよ、今のところインフルエンザと同じぐらいの感染力です。

 

致死率は?

致死率は、現段階では感染の中心になってきた武漢ではおよそ5%、中国本土ではおよそ2%、

中国以外では1%ほどです。

感染の広がりが武漢や中国本土とそれ以外では大きくことなること、それに特に武漢では多くの患者が出たため医療機関が十分に対応しきれない状況になったことなども影響しているものとみられます。

いずれにしても致死率が10%ほどだったSARSなどと比べると、高くはないといえます。

しかし仮に致死率が低くても、分母にあたる感染者の数が多くなれば、当然、重症化する人、亡くなる人の人数は増えますので警戒は必要です。

 

海外から治療に向けた研究報告も

感染を防いだり、症状を抑えたりするためのワクチンや、治療に向けた研究の報告も中国、アメリカ、タイなどから出ています。

研究グループは、SARSのために開発が進められてきた治療薬やワクチンが使える可能性があるとしています。

また、アメリカのCDC(疾病対策センター)などの研究グループは、新型コロナウイルスによる肺炎になった患者に、エボラ出血熱の治療薬として開発が進められてきた抗ウイルス薬を投与したところ、翌日以降、酸素吸入の必要がなくなり、発熱も治まるなど、症状が改善したとしています。

さらに、タイの保健省は、中国人の患者に対し、インフルエンザの治療薬とエイズの発症を抑える薬を組み合わせて投与したところ、コロナウイルスが検出されなくなり、症状に改善が見られたと発表しています。

ただ、これらの報告はまだ初期の段階で、いずれも治療方法としてはまだ確立しておらず、実際に広く患者に使えるようにするにはさらなる臨床試験が必要だということです。

 

潜伏期間にも感染広げる?

これまで感染しても症状が出ない潜伏期間について、さまざまな報告がありますが、平均5日前後、最長で10日から2週間とされています。

潜伏期間が長いと、検疫でも感染した人に症状が出ないまますり抜けてしまうなど、水際対策が難しくなります。

さらに、新型コロナウイルスについては、潜伏期間で症状が出ていないのに感染したと見られるケースも報告されています。

症状が出ていないのに感染を広げることはインフルエンザでも知られていることで、周りで誰もせきをしていないのにインフルエンザになったというケースもあります。

同様のことが新型コロナウイルスでも起こるとみられています。

2月4日、北海道大学の研究グループは、中国などでは患者の2人に1人が潜伏期間中の患者から感染したとみられるという研究結果を発表しました。

知らず知らずのうちに感染を広げてしまうおそれがあるということです。

 

注意が必要な人は? 対策は?

今のところ、新型コロナウイルスに感染しても全員が肺炎になる訳ではなく、多くの人の症状は軽いとされています。

ただ、重症化した人の多くは高齢者や持病のある人だったという報告があるため、一般の感染症と同様に免疫が弱くなっている人などは注意が必要です。

具体的には、高血圧や糖尿病、心臓病といった持病がある人や、リウマチなどで免疫抑制剤を使っている人、高齢の人などです。

さらに妊娠中の女性はウイルスに感染しやすいため、人混みを避けるなどの注意が必要です。

また乳幼児は自分で手洗いを徹底したり、マスクをしたりするなどの予防が難しいため、やはり注意が必要です。

感染症対策の基本として、手洗いの徹底や、休養をとることなどをしっかりと習慣づけることが大切です。

(2020年2月5日 NHK発表)

この強烈な寒さ! 忘れてましたね!

今朝はものすごく寒かったけど、いつも通り暗い中を職場まで速歩して体を温めました。

職場の中に入ると、風は無くなるのでホッとするんですが、渡り廊下とかは冷え切っていましたね!

生徒たちも、いつもより教室の中で過ごしていたようです。

そして、帰宅時ですが、寒さに加えて風が強い!

ああ! 忘れていた極寒の冬を思い出した感じです。

こういう時は空気も澄み切っていて、夕焼けに浮かぶような富士山のシルエットもくっきりと見えていました。

職場を出た時間もちょっと遅かったので、帰りは西所沢駅から電車で帰りました。

立春の話をしたばかりなのに、予報通り強烈な寒気に包まれているようです。

明日は、少し寒さは和らぐでしょうか。

立春!・・・寒いけど確実に変わってきていること

今日2月4日は、二十四節気の立春、暦の上での春の始まりです!

自分は昔から、立春と聞いても春を実感することはなっかたように思います。

まだまだ寒い日が続きますし、北風も強く、雪に見舞われたりもするからです。

 

実際、今年も、今週後半あたりから今年最強の寒気が南下してくる(!)と予報では言っていました。

 

でも、良く観察してみると・・・

太陽の高度が明らかに上がってきているんです。太陽高度が高いと陽射しが暖かいんです!

日中、外を歩いてみると良く分かります。

日の出は、一番遅かった1/7より12分も早くなっています。

そして、こんなまん丸のメジロ(カワイイ!)も良く見かけるようになりました!

昼が最も短かった12/21の冬至も、寒さが最も厳しかった1/20の大寒も、確実に越えてここまできたんですね!

あと半月で、植物が芽を出す「雨水」、

そしてさらに半月経つと、土の中の虫たちがはい出す「啓蟄(けいちつ)」がやってきます。

春は確実に近づいてきているんです!

あ、もう一つ有り難くないことがあるんですが、何か感じませんか?

スギ花粉がもう飛び始めたようなんです・・・

自分も、鼻、喉が反応してきています。

花粉症には、マスクがとても有効ですね!

これターサイ?

昨日の夕食に出てきた葉野菜の炒め物。

野菜の味がすごく濃くて、美味しい美味しいと食べていました。

「これ、直売所で買った野菜だよね? ターサイ?」と聞いたら、何と!

「直売所で買ったやつだけど、ターサイじゃなくて小松菜だよ!」だって!

えーっ! こんな味の濃い小松菜食べたことないよ! 食感も違うよ。

葉の緑色がとても濃いのが分かりますか?

ほうれん草と縮みほうれん草の違いと言えば分かってもらえるでしょうか?

味のはっきりした野菜が嫌いな人には向かないかもしれませんが、栄養価は間違いなく高いと思います。

自分はクセが強いくらい味の濃い、いわゆる昔風の野菜が大好きなので、これには感激しました!

沢山のいい水と沢山の陽の光を浴びて育った野菜は、すごく美味しくて、命をもらえる感じがするんです!

ただの脇役と思わず、ぜひ野菜にも目を向けてみて下さい!! 

「山川異域 風月同天」・・・日本からの応援

これは、HSKという中国語検定の日本事務局が、中国湖北省の高校へ寄贈する支援物資です。

マスク2万枚と赤外線体温計が入っているそうです。

この箱のラベルの下の方に記してある「山川異域 風月同天」という8文字に絶賛が寄せられているそうです。

この2つの句の元と考えられるのは、天宝元年、長屋王が唐に贈った袈裟千枚に刺しゅうされていた4句とのこと。

「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁」

この4句のうちの最初の2句の直訳は、「山河は違えど同じ風が吹き同じ月を見る」だそうです。

この句には深い意味が込められているようで、これを書いて送った方の教養が称えられているようです。

自分は、教養うんぬんということより、この句を載せた方の気持ちについて、自分なりの解釈を書いてみようと思います。

 

中国の方々、私たちは異国の離れた地に暮らしておりますが、吹く風も照らす月も同じです。

同じ気持ちを抱いて暮らしております。

今回の手ごわい病に打ち勝とうという気持ちも同じです。 

こちらからも皆様を応援しております。

 

我々日本人もですが、中国の多くの方々が、今回の病を完全に克服できますように。

とっても元気で、味が濃く美味しい野菜!

出来るだけ近い所で元気な野菜を仕入れに行きたい!

すると、自分の知っている範囲では、山梨、群馬、栃木になるんです。

長野は遠いし、茨城には野菜買いに行ったことがありません。

今日は、自宅から高速道を使わずに2時間以内で行ける直売所を見つけました。

初めてのお店で、群馬の伊勢崎市田中町にある「ファーマーズマーケットからかーぜ」です。

お店の中も明るくて雰囲気がいいんです。

そして、色つやが良くて、ずっしりと重みもある、すごく元気そうな野菜たちがいっぱい!

それでいて、とても安い! ときているので、店内はとても賑わっています。

直売所はどこもそうですが、品数が減らないうちに、午前中に訪れるようにした方がいいです! 

沢山買ったんですが、ほとんど一袋100円台でした。

リンゴ、デコポン、トマトは100円とはいきませんけど。(笑)

このお店からは、赤城山、榛名山、それに雪で真っ白な浅間山も見えました!

今日のからっ風はほとんど無かったんですが、「からかーぜ」の野菜たちはとても良かったですよ!

令和3年度入試から、共通テストが始まります!

令和3年度入学生の入試、つまり来年の入試から、「センター試験」に代わって「共通テスト」が実施されます!

この「共通テスト」は、いったいどういう内容になるのでしょうか?

そのことを知るためのサンプルがあります。

大学入試センターで作成された試行問題が公表されているんです!

 https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1111.html

この問題を解いてみたんですが、今まで通りの勉強だけでは、手つかずの問題が出来てしまうと強く感じました!

他の教科の先生ともこの共通テストについて話したんですが、「今まで通りの勉強でいいんじゃないか」という意見もありました。

この意見は半分は当たっていると思います。

基礎固めの部分の勉強は、今まで通りでいいと感じています。

その根拠は、化学に関してだけですが、教科書の内容がこの新しい入試問題に合わせて変わっているのか? というと、変わっていないからです。

推測ですが、他教科の科目についても、この点は同じなのではないでしょうか?

しかし、入試問題をどんどん解いていくための最後のトレーニングは、やり方を大きく変える必要があると感じているんです!

では、共通テストの試行問題は実際どんな問題なのか?

明日、H30年発表の化学基礎の問題について、解説も交えて記してみようと思います。

 

当然ですが、現任校の次の3年生に、この入試トレーニングをみっちりやりたいと希望しているんです!

ただ、来年度の教員人事が決まるまで約束は出来ません・・・

人事も、運を天に任せる気分でいないとダメですからね!