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カテゴリ:工作・修理

カミさんの気分を損ねる工作は怒られる・・・

 家を修繕したり、使い勝手が良くなるように工作したりということを始終やっているんですが・・・

自分はキレイに上手く出来た! と思っていても、カミさんの美的(?)感覚に合っていないとダメなんですね!(笑)

特に室内だと、機械的な感じがするとか、色が合ってないとかはダメ。

 

 さて、「冬の洗濯物を早く乾かしたい」と思うこと良くあるでしょう?

このYシャツだけ、このズボンだけでもいいから乾かしたい、とかですね。

すると、ちょっとの洗濯物なら暖かいリビングルームに干したい訳です。

皆さんどうしてますか?

カーテンレールや窓際の何かにハンガーを引っかけるとか。

こんな金具使ったことありませんか?

よーと? 

この金具は正確には「洋灯吊」と呼ばれているものです。

洋風の灯火、つまり石油ランプとかシャンデリアとかを天井から吊るす時に使った金具っていう意味なんですね!

最近はこの金具も古臭く感じるようになってしまったと思うんですが、このブロンズ色なら木質の和室にも違和感なさそうでしょう?

でもこの金具1コには洗濯物1つだけしか吊るせませんね。

そこで、こんなことを考えてみました。

和室の隅にこの洋灯吊金具を2つ付けて、ここに突っ張り棒を斜めに通すんです。

金具はいつものように壁に垂直にねじ込んであり、曲げたりはしていません。

これ、なかなかいいですよ!

そんなにカッコ悪くないし、耐荷重もそこそこあります。

それに夏場はここに洗濯物干さないので、突っ張り棒だけ取っちゃえばいいんです。

 

 さてさて、最終審査です。

恐る恐るカミさんに見てもらったら・・・

「うん、いいんじゃない」だって。

良かった~!

相談してから作業しようとすると、「いやダ~、やめて!」と言われちゃうことが多いので、こっそり作っちゃってから見てもらうのがいいのかも!(笑)

システム畳の下にジョイントマット

 古家の和室の床を板張りのフローリングにする予定だったところを、12ミリ厚のシステム畳を敷いただけで仮の仕上げにしてしまっていました。

システム畳の下は11ミリ厚の荒板だけでその下は床下(地面!)です。

これだと、冬は畳の面は冷たくなってしまうでしょう。

手のかかる断熱工事をやるしかないということになるかもしれませんが、その前に簡単な手を試してみようと思い立ちました。

発泡ポリエチレン製のジョイントマットをシステム畳の下に敷いてみるんです!

数センチのすき間がありますが、あとで埋めようと思います。 

では、システム畳を敷き戻します。

今のところ、全く冷たくないし、素足で歩いても問題なし!

温かいくらいです。

板の間だと、断熱工事をしてあってもこうはいきません。

板の間の表面の板は、畳より比熱や熱伝導率が大きいからだと思います。

ただし、畳面は柔らかく、ちょっとだけですが沈む感じはあります。

真冬の時期、特に風が強い日に床からの冷えがどうなるのか、様子を見てみようと思っています。 

希望サイズのクイックファスナー、やっと入手できました!

 クイックファスナーという金属製の部品を探していたんですが、ホームセンターや水回りの専門店にも在庫はありませんでした。

通販ではモノタロウで取り寄せが出来ることが分かっていたんですが、12.7ミリ径管用と思って注文した部品が実際は4ミリ径管用だったんです・・・

商品の写真が12.7ミリのもので、沢山あるサイズの中で希望サイズの確認をキチンとしなかったのが失敗の原因でした。

今回、送料が無料になるように他の部品と一緒に注文してやっと希望の品が手元に届きました!

庭先に灯油ボイラーが設置してあるんですが、このボイラー内部の配管の接続にはクイックファスナーが多用されています。

今回取り換えることになったクイックファスナーの現状を見て下さい。

管のツバを挟んで固定しているこの金具が広がっているでしょう?

こうなってしまった理由はハッキリとは分からないんですが、配管に対する一時的な高水圧や管内の水の凍結等が原因なのではないでしょうか?

で、この部品は他の場所に使ってあり、そこで漏水してしまっていたので、何とか漏水せずに使えていたこの部分に持ってきていたのです。

しかし、この部分は接続が緩いままですから、いつ漏水が起こってしまうか分かりません!

忘れたころに起こる突然の漏水は怖いですよ!

それも、留守中に勢いよく水が噴出して数日間そのままとか・・・

ボイラー内部は水浸しになって壊れてしまい、さらに高額な水道代まで請求されるなんてことになりかねません!

さて、この金具の取り換えなんですが、気が抜けるほど簡単です!

工具なんて要りません。

古い金具を手で抜き取って、新しい金具を手ではめ込むだけです!

これで完了です!

さて、上の写真を見比べると分かりますが、古い金具で止められていた接合部では管が抜けかかっていたことが分かります!

また、劣化した金具と未使用の金具も見比べてみて下さい。

これで漏水が起きなかったのは、接合部内側のゴムパッキンのおかげでしょう。

ともかく、この接合部の修理はこれでOKになったと思います!

土壁の補修をしたい(4)

 土壁に漆喰を塗ると書いてきましたが、土壁の表面の仕上げ材は砂壁用の材質になっていて、この砂壁の面に漆喰を塗ったことになります。

さて、漆喰を塗って時間をおいた後の表面の仕上がり状況を良く観察してみたんですが、問題が見つかりました。

塗った面の下部が茶色っぽくなっています。

 

この面は、良く見ると壁のヒビをセッコウで補修した跡が分かります。

本来、漆喰を塗る前に下地処理をするのが正式な施工法なんですね。

漆喰の表面に色が付いてしまったのは、砂壁の色素が浮き上がってきたのが原因です。

今回の状況なら下地処理は省略出来るんじゃないかと自分は思っていたんですが、甘かったようです。

特に、この薄く茶色がかった面は目立たなくなるようにしたいですね。

下地処理剤を塗ってから再度漆喰を塗るか、 または、このまま漆喰を重ね塗りするか、今調べているところです。 

土壁の補修をしたい(3)

 一部崩れたりヒビが入ったりと傷んだ土壁の補修を行いましたが、作業した箇所は落ち着いています。

ここまでは上手くいったようです!

それでは、いよいよこの土壁の表面に漆喰(しっくい)を塗る仕上げ作業に入りたいと思います!

今回初めて漆喰塗りの作業をして分かったんですが、漆喰と水を混ぜて練る作業にコツがかなり必要なことが分かりました。

この練り作業で失敗すると、修正も効かない場合があり、材料を廃棄してやり直さないといけなくなります。

ホームセンター等で漆喰を手に入れようとすると、すでに水と練ってある製品が売られているんです。

この練り済み製品はかなり高価で、同一重量で比較して粉末の製品の6~7倍もするんですね!

特にDIYだと、練り済み製品を使う人が多いということは、練り作業がかなり難しいということの表れでしょう。

で、しばらく悩んだんですが、Webで情報を集め、Youtubeで作業の様子も参考にさせてもらえたので、自分はプロが使う漆喰粉末を買い、自分で練ることにしました。

それから、その他作業に直接必要なものですが、

漆喰を練る容器、練る時に水を量り取るひしゃく、漆喰を量り取るシャベル、練るための撹拌機、壁を濡らすための霧吹き、壁に塗るためのコテ、漆喰を容器からすくい取るゴムベラ、塗り作業で漆喰を載せておく板、以上です。

これらのうち、容器、ひしゃく、シャベル、霧吹き、ゴムベラ、板(プラスチックまな板を流用)は全て100円ショップで揃いました!

あ、今回珍しくこれで品質不足なものは一つもなかったんです。

特に練り容器は、撹拌機で混ぜる時、上手く全体が混ざるように大き過ぎないもので、混ぜる時に漆喰が飛び散らないよう背が高めのものがいいんです。

結果、円筒状のプラスチック製ゴミ容器を使いました。

そして、練った漆喰を載せておく板ですが、プラスチック製まな板がまあまあ使いやすかったんです。

撹拌機は、電動ドリル機に装着して使うものをホームセンターで買ってきました。500円ほどです。

ポリ袋に漆喰と水を入れて手もみで混ぜて練る方法もあるようですが、時間もかかるしキレイに練れるのか自信が持てませんでした。

さて、まずは容器に水を先に入れておきます。

ひしゃくで何杯か数えながら入れます。

漆喰は現地のホームセンターセキチューで20kg2400円ほどで買ったものです。

 

袋からシャベルで何杯か数えながら少しづつ加えていきます。

撹拌機を回した状態で加えていくんです。

自分は、水はこのひしゃく2杯に対して漆喰はこのシャベル大盛3杯を混ぜました。

塗り終わった感想では、漆喰はもう少し増量してもいいかなと感じています。

この漆喰ですが、主成分の水酸化カルシウムだけでなく、糊材、スサ(繊維材)が含まれています。

特にこのスサが入っているので、水と上手く混ぜないとダマが出来やすくなっていると思います。

自分は、最初漆喰と水を全部に容器に入れてから混ぜたんですが、大きなダマがいくつも出来てしまい失敗してしまいました。

やり直して、水の中に少しずつ漆喰を混ぜていく方法で上手くいきました。

 

さて、撹拌機をしばらく回して均一な練り漆喰が出来たら、家の中の作業箇所に運んでいきます。

ずいぶん作業が進んでからの写真なんですが、塗る時の道具一式も見て下さい。

(本当は、床面の養生もしっかりしなくちゃいけないんですが・・・)

1回の練り作業の分量では壁に塗る量が足りず、練り漆喰を新たに作る作業を繰り返しました。

練り漆喰を追加する度にコテと板は水洗いして、固まってしまった材料が混ざらないようにしました。

塗る時のコテですが、大き過ぎないコンパクトなものの方がいいように感じました。

塗り作業でのコテは重要な道具で、ちょっといいものを選んだ方がいいと思います。

かなり長時間緊張しながらの作業でした。

さて、塗り終わって養生テープも剥がした仕上がりはこんな感じです。

出来はまあまあでしょうか?

右側と左側の壁は、正面の分の残りの漆喰を急いで塗っただけです。

今回はこれで時間切れになってしまったので、左右の壁は次回に仕上げたいと思っています。

土壁の補修をしたい(2)

 傷んだ土壁の四方の縁と古い不適切な補修部分を削り落として、この部分に新しい部材を充填していこうと思います。

上の写真の白い部分ですが、当初は土壁の基盤に漆喰(しっくい)だけが塗られていたのかもしれませんし、土壁の仕上げ材の下地が漆喰だったのかもしれません。

さて、充填する部材を何にするか、web上で調べたりホームセンターの担当の方と相談したりしました。

土壁の補修充填には土そのものが最適なようでしたが、土壁用の土は簡単に入手出来そうもありません。

すると、漆喰(成分消石灰つまり水酸化カルシウム)か石膏(成分硫酸カルシウム)がいいのではないかと考えました。

漆喰は仕上げ材や接着剤として古代から使われてきた部材です。

ホームセンターには漆喰が粘土状のパテになっている製品があり、これがいいのではないかと考えました。

ところが、このパテは粘性が低く仕上げられていて、隙間に上手く充填することが出来ませんでした。

自分で漆喰の粉末を適量の水で練れば上手くいったのかもしれません。

ただ、漆喰が固まって仕上がる時は体積が小さくなる(痩せる)ので、大きな隙間の充填に適するのかということも分かりませんでした。

そこで、この前も充填剤として使った石膏プラスター(骨材を含んだ石膏)を使ってみることにしました。

石膏は硬化する時体積が微増するので痩せることはありませんし、加える水の量を加減することで硬めの粘土状パテのようにすることが出来ます。

これを充填剤として使ってみようと思います。

木部の養生をし、充填箇所に霧吹きで水をかけておきます。

このあと、パテ状の石膏を左官ゴテを使って隙間に押し込むように充填しながら、表面を整形していきます。

作業してみた感じですが、石膏がすき間にしっかりと充填されている手応えもあり、整形もまあまあ上手くいったと思います。

左官ゴテの使用も必須だと感じました。

さて、充填整形が終わった箇所の養生テープはすぐに剥がしておきます。

時間が経ってからテープを剥がすと、充填成形した石膏がはがれ落ちたりしてしまいます。

仕上げの漆喰を塗る時には、再度養生テープを貼るんです。

さて、この後は石膏が硬化して水分が抜ければ補修作業はとりあえず完了です。

この補修作業の仕上がりに問題がなければ、壁表面の漆喰仕上げ作業に進むことが出来ます!

自宅にもネズミが!(4)

 ネズ君の通り道を塞いで二晩が過ぎましたが、初日の夜にガリガリ音がしばらく聞こえただけで、次の日は音もしませんでした。

穴を塞いだ箇所も異変は無さそうでした。

これで1敗1勝となったようですが、結果、休戦状態になったんですね!

屋外からの侵入口はいまだに分かっていないんですから。

侵入口は人間が探すのは大変だろうし、完璧に全て塞ぐのは難しいのではないか?

でも、休戦状態のままが続いてくれればいいんですよ。

例の古家でも、1敗1勝のあとはずっと休戦状態が続いているんです。

まあ、また問題が起きたらその時対処すればいいんですから!

そのことより、今日ここに書きたかったのは、この件を調べていて見つけたある方の文章なんです。

 

★ネズミは約1日食べないだけで餓死します。

その為彼らは住む場所に拘らず、食物がないと判断したら家族揃って移動します。

 

★プロの言う通り「入れない」対策を取らないと意味がありません。

穴を塞ぐ事が可能なら、金網を押し込み壁面をインスタントモルタルで塗り込んだり板を貼り付け、壁の破損箇所や隙間がある場合セメントや補修材で修復します。

配水管の外側を登ってくるケースもある為、隙間がある場合完全に塞ぎます。(忌嫌剤やスプレーを定期的に使うことも効果的)

 

★今すぐ出来る対策として

・家中の食べものやせっけんなどを全部片付ける。

・侵入口を塞ぐ。(ねずみの通り口はねずみの脂で黒くなっています)

・ドブネズミなら大体下水からあがってくるので、下水口を塞ぐのが効果的です。(塞ぐ場合、アルミだとねずみが齧り穴をあけてしまうので、ステンレス等の方が良い)

・クマネズミなら、クマネズミはドブネズミよりずっと賢いため、様子が変わることで警戒して逃げ出すこともある。(センサーで光が出る器具を設置する等)

 

★ねずみは温かい血液の流れる命ある生きものです。

根本的解決にならず、逆効果にもなり得る、残酷極まりない、水死や粘着は断じて避けるべきです。

特許を取得し、新聞でも紹介されたLED駆除器(友人はこれで6年間ネズミが出ていません)や、ペストコントロ(超音波発生器)が効果的です。

より簡単な方法は猫の匂いのついたもの(トイレ砂や猫が使ったおもちゃ)を置くことです。

ハーブやミント、バルサン、正露丸の香りはネズミにもゴキブリにも効果があります。

センサーで点灯する防犯用ライトも効果的です。

唐辛子やわさび、アンモニアの臭いスプレーや忌避パテでねずみを近づけないという方法もあります。

 

★捕獲機にねずみが捕まったら殺さず逃がすか、お譲り下さい。

お手数おかけする分、一匹につきお礼はさせて頂きます。

獣医さんへ連れて行き愛情を込め飼育します。

ネズミは本当に頭が良く(少なくとも小学生以上という説も)犬に勝るとも劣らぬ程に懐きます。

米シカゴ大やエモリー大の研究で、ネズミには非常に人に近い感情や愛情や社会性、痛覚もあること、

人やイルカや象や猿にのみあるとされていた、愛する者が苦しんでいる時自分も苦しみを感じる共感を有していることが立証されました。

粘着シートに捕まった母ネズミは、手足を噛み切ってでも赤ちゃんにミルクをあげようとし、天敵である蛇にさえ立ち向かうのです。

 

 http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/070800257/?ST=m_news

 http://karapaia.com/archives/52054854.html

 

 この方の文章を読んで、ちょっとびっくりしてしまいました・・・

今どきこんな愛情深い方がいらっしゃるんですね!

そして、その温かい生き物に目を向けようとする人たち。

この小さな生き物の気持ちを理解しようとする人たち。

ジーンとしてしまいました・・・

土壁の補修をしたい(1)

 古家の土壁が傷んでいて、これをどう補修するか考えています。

この土壁の面の縁に隙間が出来てしまっていて、さらに表面の仕上げ材も壁から浮き上がっているので、この部分を削り落としているところです。

また壁面中央のひび割れは、シリコンシーラントでコーキングしてありました。

このシリコンシーラントには仕上げ材が乗らないので、このシーラントを出来るだけ削り落としていきます。

これらの作業が終わったら、表面に漆喰(しっくい)を塗って仕上げようとしているんですが・・・

もちろん初めての経験なので、どうなるか分かりません!(笑)

納屋の通気口からかなり大量の浸水

 古家の納屋の下部に通気口が設けてあります。

先々週の豪雨で、この通気口から雨水がかなり大量に入り込んでいました。

この通気口は地面にかなり近いんですが、納屋周りの手入れもあまりされておらず、納屋外周の水はけも良くない箇所があったのが原因ではないかと思っています。

この通気口から水だけでなく、ホコリ、ゴミ、虫なども入ってくると思います。

現在、この通気口の外の状況がキレイに整備されていないこともあるので、この通気口をいったん塞いでしまおうと思います。

後で周囲の環境が変わったら、通気口を元通りに戻せるように穴を塞ぐことにします。

モルタルやコンクリートで塞ぐと、後でもう一度これを削り取るのは大変です!

ということで、今回はセッコウを使ってみることにしました。

最初に工作用のセッコウを使ったんですが、水で練ってから固まり始めるのが割と早く、やや使いづらい感じでした。

少ない水で硬めに寝ると発熱してすぐに固まり始めてしまうんです。

そこで、追加分のセッコウを買いにホームセンターに行って調べてみたら、骨材入りのセッコウというのが見つかりました。

コンクリートは砂利とセメントを混ぜてあるんですが、この時の砂利が骨材で、セメントは骨材をつなぎ合わせていることになります。

この骨材入りのセッコウを買ってきて、3か所の穴の残りの作業をやったんですが、硬めに練ってもすぐに固まらず作業性がとても良かったんです!

これで一応3か所全ての穴を塞ぐことが出来たので、しばらく様子を見てみようと思います。 

昭和40年代のコンセント? お疲れ様でした!

 家庭のACコンセントですが、特に和室だったら、見栄えが悪くなるので、ACプラグ刺しっ放しにはせず毎日抜き刺しするんじゃないでしょうか?

古家の和室のこのACコンセントは、プラグを刺した時の手応えがほとんどないほど疲労? していました。

本当に長い間働いてくれたと思うんですが、そろそろ引退させてあげましょう!

さて、では交換作業ですが、他の電動器具を使っている最中だったので、ブレーカーを落とさずに交換しちゃいます・・・!

(本来は、ブレーカーを遮断してから行わないといけません)

このVVFケーブルをショートさせると大変なので、とにかくゆっくりゆっくり慎重に作業していきます。

そして、白(W)線に触れても感電しませんが、黒線に触れると感電することがあるので、これにも注意しながら作業します。

白線は大地に接地してある側なので、地面や床に対して電圧は0ボルトつまり人体から見ても0ボルトなんです。

黒線の方は、人体から見るとAC100ボルトなんですが、人体を通って地面へ電流が流れなければ感電しないことになります。

ゴム手袋等を使って作業するのはこういうことですね。

ただ、「白線を触っても感電しない」と覚えておくのはちょっと危険です。

白線と黒線が逆に配線されていることがたまにあるらしいんです。

作業慣れしていない又は知識が薄いアルバイト技師の施工とか!

さて、新品の三つ口コンセントに交換しましょう。

ここまで来れば、ショートの危険はほぼ無くなりました。

あとは、柱に木ねじで固定して上蓋を閉めて完成です。

さて、役目を終えたコンセントを良く観察してみましょう。

プラグを受ける接点金具が大きく開いてしまっています。

この状況では、消費電力の大きな器具を使おうとした時、既定の100ボルトの電圧が得られなかったり、

もっと怖いのは、このコンセントとプラグの接触部分が発熱して、最悪発火することがあることです!

コンセント付近からの発火のニュースは時々ですが見かけます。

コンセントにプラグ刺しっ放しで、そこに埃がたまっていたりして発火するようです。(タンスの裏側とか)

コンセントの接触金具は、この器具の最も大切な部分で、新しく取り換えたコンセントのプラグとの接触部分を見れば分かりますが、色々と工夫されていることが分かります。

こんなシンプルでさりげなく見える器具でさえも、色々なアイディアが蓄積されて出来上がっているんですね!

古家門扉設置の続き(7)

 フェンス受け側の工作ですが、前回型枠を付けてモルタルを流し込んだところはどうなっているでしょうか?

型枠を外してみました!

いい感じですね!

ここまでしっかり出来ていたので、ブロック周りの仕上げをやりました。

ブロックの奥と左側の出っ張っている部分を、考えながら整形していきました。

ブロック奥は砂利を敷きましたが、土の面がまだ高いのでさらに石を積んでさらにモルタルで固めてしまいます。

また、ブロック下部の空間に水が溜まらないようにしなければなりません。

そこで、ブロック下部に少し深めの穴を掘りました。(ここ以外は写真の通り大きな石に塞がれています)

この穴の中に砂利を充填しその上にも砂利を敷きつめました。

雨水浸透ますのように機能させようとしたんですが、期待通りになるかは大雨の時などに様子を見ないと分かりません。

幸い、ここの土の様子は柔らかくすき間も多そうな感じです。

あとは上部のモルタル仕上げと、フェンスを受ける金具を取り付けようと思います。

それから、郵便ポストとリモコン式のインターフォンもここに設置しないといけませんね。

反対側のフェンス送り出しの方も手直ししました。

ここのすき間はもう少し詰められそうです。

ブロックを取り外して、ブロック端を削ります。

こんな感じで専用のタガネを当ててハンマーで叩いてキズを付けます。

このキズに沿って、タガネを当ててハンマーで叩いていくときれいに割れるんです。

反対側も同じように削ってから空間の奥に設置しなおしました。

これで8割がたは完成したと思います。

古家門扉設置の続き(6)

 門扉の受け側ですが、コンクリート、モルタルの作業を1回で全て終わりにすることは出来ません。

大きな重い石を積み上げていく時に、一気に高く積み上げようとすると崩れてしまうからです。

そこでまず下部を固めて大きな石が乗るような土台を作りながら、上部に大きな石を積み上げていっています。

こんな感じでやっているんですが、他の部分の作業も同時に出来ることがあれば片付けていきます。

今回は土止めも兼ねた門扉受け側のブロックが倒れないように、鉄筋を入れてモルタルで固定します。

積み上げてあるブロックの両サイドに溝がありますが、この溝に10ミリ径の鉄筋を添わせます。

この鉄筋は叩いて地中に1メートル以上埋め込んであります。

そしてこの溝を鉄筋ごとモルタルで固めようというやり方です。

鉄筋と型枠の木材を固定するために結束バンドと結束鉄線を使いました。

こういう時の型枠の木材はホームセンターの端材を探すといいです。

この木材は長さ1600ミリほどで75円でした。

では、モルタルを練りましょう。

水の量を調節して少し柔らかめに作っておきます。

硬いとモルタルが狭いところにすき間なく入っていってくれません。

このモルタルをブロックの溝に流し込みます。

型枠を小刻みに叩きながら少しずつ流し込んでいきます。

型枠や結束バンドは、モルタルが固まった次回に外します。

さて、余ったモルタルをブロックの両サイドの石積みを作るのに使いましょう。

また、前回ハンマーで道路を叩き割った時に削り過ぎてしまった部分を、別に練ったコンクリートで補修しておきます。

今回のこの部分の作業はここまでです。

まだあと数回は作業が必要でしょう。

床の下地板にシステム畳を直置き

 一般的なフローリングではなく、和室江戸間の下地板(荒板)の上に12ミリ厚のシステム畳を直に置くことにしてみようと思います!

ここでの下地板は、元畳が置いてあった間の畳の下地で12ミリほどの単板が使われています。

入手したシステム畳はマンションサイズらしく、1640ミリ × 820ミリ厚さ12ミリの小さめのサイズです。

この8枚を8畳の江戸間(3650ミリ × 3650ミリ)に敷くと、床面の縁4辺に185ミリ幅のすき間が出来る計算です。

では作業開始です!

ホームセンターで13ミリ厚の桐集成材の板を買い、1730ミリ×185ミリ4枚、1735ミリ×185ミリ4枚をそれぞれ切り出してもらいました。

木材は杉の野地板(屋根の下地にする板)等で安く上げようと思ったりもしたんですが、表面を削らないと床には使えません。

面積のある板の表面を削るには電動サンダーを別に買う必要があります。

これの方が工作としては面白いんですが、今はまとまった時間が取れないので表面がキレイな桐板を使いました。

さて、全てを床に並べてピッタリ収まるはずだったんですが、実際は板の長さも幅も数ミリずつ大きく、うまく収まりませんでした。

床面がキレイな正方形ではなく歪んでいたことに気付いていなかったんです・・・

板の短辺方向はともかく、長辺方向を切り落として幅を縮めるのはかなり大変な作業です!

幸い、買っておいた丸のこ盤が役立ちました!!

これで床面に畳も板材もすべて収まりました!

しかし畳と板材の間に不規則なすき間が出来てしまっているのは前回書いた通りです。

この床面の歪みは最初からのものなのか、長い時間が経って生じたものなのかは分かりません。

このすき間をなくすには、板材の床の縁側を床の歪に合わせて切るか、板材の幅を一律もう少しずつ縮めて生じるすき間を床の縁側にだけ出来るようにするかでしょう。

そしてそのすき間は巾木とかで隠す手が考えられます。

とにかく、これで一応は何とかなるレベルまでにはなったと思うんですが、すき間を埋めている木材の色が全然合っていませんね・・・

それなりの明るさで一晩中点いているソーラーライト(2)

 以前、ソーラーライトの常夜灯があることを知り、それほど高価ではなかったので取り寄せてみました。

実際にテスト使用してみたんですが、明るさも点灯時間も満足できるものでした!

ソーラーパネル(太陽電池部分)は屋根の上に置き、ランプはパネルから給電線を伸ばして任意の場所に設置したりできるんです。

そこで、これを納屋の配電盤付近の照明にすることにしました。

工作ですが、まずソーラーパネルは屋根の隙間から上部に伸ばした角材に取り付けました。

ここからの給電線はランプに直結になっていたんですが、これでは給電線を室内に導けません。

そこで、給電線を途中で切断してから壁の穴を通して納屋の室内に通しました。

そしてランプを元通り結線すればいいんですが、給電線とランプ本体が最初からコネクター等で取り外せるようになっていればいいですね。

さあ、夜にどんな照明になってくれるのでしょうか?

これなら、この用途には充分! バッチリです。 

そして、納屋の外からは・・・

こんな感じでボォッと光ってれば充分なんです!(カメラのフラッシュで周りが明るくなっちゃってますが)

外から明かりが見えることで、防犯にも役立つと考えています。

そして明け方まで点灯し続けているので、このソーラーライトは買って良かった一品でした!

あとは耐久性がどれくらいあるかです。

ちょっと気になるのは、発電した電気を貯めるリチウムイオンバッテリーがソーラーパネル下部に内蔵されているようだということです。

ソーラーパネル本体は夏の猛暑で相当な高温にさらされるでしょう。

このバッテリーだけを室内に持ってくるだけでも効果の高い改良になると思うんですが。

The best is the enemy of the good

 この文の直訳は、「最良の方法は良い方法の敵である」となるでしょうか。

大がかりなドミノ倒しがもう少しで完成できるという時、最後の1枚を倒してしまって全て水の泡になっちゃう、なんていう時も分かりやすい例えになるかもしれません。

ここでの The best is の代わりに Better is となったり、Perfect is となっている文も見つかります。

 

仕事をしている時、また工作をしている時などこんな風に感じることは実は良くあるんです。

調べてみて、これがニュアンス的には近いんじゃないかと思った訳文は、

「最高にうまくやろうとすると、まあまあOK、というレベルにも到達できない」

また、

「まずは気負いすぎず、小さな目標から行くべし」

という意味も込められているとありました!

 

 この格言から教えられること、考えさせられることは本当に様々なことがあるように思っているんですが、昨日ふと気付いたことがあったんです。

今日の表題からはちょっとずれるかもしれませんが書いてみます。

 男性が何かに集中している時、集中していることにベストを尽くそうとするあまり、多角的な見方が出来なくなっていることが多いんです。

男は自分の考えの中だけで、最後の一手にこだわって時間やお金も費やしている。

その様子を見ていた女性が、「それでもう十分だよ」と言ってくれているのにやめようとしない。

修理や工事が終わったのなら、そこはすぐに利用が開始出来る訳ですし、新たな次の仕事だって出来るということになるので、いつまでも作業を続けていることはある意味失敗なんですよね。

自分が一生懸命仕事をしている時、結構こんな感じに陥っていることが多いんです・・・

最近は出来るだけこうならないよう意識してはいるんですが。

また、80点くらいの出来で作業を完成させていって、時間が経ってから個々を手直ししていった方が完成度が高くなるってことはむしろ多いくらいですね!

多角的な見方に優れているのはやっぱり女性の方だというのは、最近良く気付かされることなんです!

タイヤのピンチカット?!(1)

 自分の車のタイヤのことなんですが、

昨日冬タイヤを夏タイヤに交換していたら、夏タイヤのサイドウォール(側面)に膨らみを見つけました。

その箇所のホイールにも傷が残っていました。

心当たりはあるんです。

以前、道路が削れて穴が開いていた所に突っ込んでしまった時に出来た傷じゃないかと。

穴に突っ込んだ時に、ホイールとタイヤはすぐに目視で確認したんですが、タイヤの傷は見逃してしまっていたようです・・・

このピンチカットは徐々に大きくなることもあるそうですから、当初は膨らんでいなかったのかもしれません。

 

 タイヤのサイドウォールにはカーカスという複数のワイヤーが通っているんですが、トレッド(接地面)ほどの強度はないんです。

このカーカスが衝撃で損傷すると、サイドウォールに膨らみが出来たりすることがあります。

このようなタイヤの損傷をピンチカットといいます。

これは、タイヤバースト(破裂!)の原因になり、バーストで瞬時にタイヤ全壊となってしまいます!

特にスピードを出している時にタイヤバーストが起こったら大惨事です!

乗っている人間だけでなく、周りにも大変な迷惑をかけてしまう!

ということで、このタイヤは様子を見ながら使うとかはもう出来なさそうです。

修理は不可能です。

「自分のピンチカットの程度は小さいかもしれない」とか考えずに、即新しいタイヤに取り替えることにしました。

現在、タイヤ1本の注文と交換作業について問い合わせしているところなんですが・・・

こんな機械、素人に貸してくれないかな?

 今朝は気持ちよく晴れましたね!

早朝の爽やかな空気の中歩いて職場に向かっていたら、途中のある工事現場で目に留まったものがありました!

これを使えば、足場無しで地面から垂直に6メートルほど上がれます!

足元のぐらつきもあまり無さそうです。

高所作業の自由度がかなり上がりそう!

素人相手にレンタルしてくれないでしょうか?

もしかして特殊な免許が必要?

問い合わせてみようと思っています!

古家門扉設置の続き(2)

 古家の門扉設置ですが、連休中は移動を自粛していたので作業は出来ませんでした。

自粛中に石積みを少しづつきれいに崩していく方法をずっと考えていました。

そしてこの週末に作業が出来たので、その内容を記録しておこうと思います。

前回石積みをここまで削り取ったんですが、この中の空間は掃除等のメンテも必要になってきます。

なので、もう少し大胆に石積みを削り取ることにしました。

工事用ハンマーだけでは、特に埋まっている大きな石などは動かせません。

そこで、新しくバール(頑丈な鋼製の棒状工具)を買ってきました。

1200ミリ超の長さのものが2千円以下だったので助かりました!

ハンマーで玉石を叩いて隙間を作り、この隙間にバールを差し込んでこじるように力を加えます。

このような時のこじる作業にはバールが欠かせません。

普通の棒やスコップなんかでは、道具が曲がったり折れたりして歯が立たないんです。

こんな感じで手前に埋めてあった大きな玉石も外すことが出来ました!

これくらい削っておけば、この空間のメンテ等も何とかなると思います。

この空間に金属製簡易フェンスを設置しようと思うんですが、イメージはこんな感じです。

フェンス収納時はもっと短くたためます。

このあと、フェンスを空間の中にしっかりと固定しますが、受け側の工作もどうするか考えている最中です。

空間の内面も、崩れ落ちてこないようモルタルで補修する必要があると思います。

さらにハンマーで与えた衝撃で石積みの他の場所にもひびが入っているので、これの補修もしておかないと石積みが崩れ落ちる危険があると思います。

 この門扉は、高級感、ガッチリ感は無いんですが、ごくごく低コストで仕上がるので、まずはこれでいってみようと思っています。 

ホワイトボードの壊れた吊り具の修理

 家で使っているホワイトボードが突然落ちてしまったので直して欲しいと頼まれました。

こういう仕事は遠出出来ないこの時期にピッタリですね!

さて、調べてみると、ホワイトボードの吊り具が壊れてボードが落ちてしまったようです。

吊り具の一部が裂けて脱落していますが、ここに円柱状の部材が止めてあったんです。

吊り具全てが樹脂製でさらにこの融着部分の強度は充分でないでしょうから、元々壊れやすかったんだと思います。

この吊り具がホワイトボードにこんな感じで取り付けられていました。

ボード本体にどうやって止められていたかというと・・・

吊り具の円柱状の部分がボード本体の溝に収まるようになっていたんですね。

この吊り具を補修パーツとして探しましたが、もう作っていないようです。

代用品もかなり探し回ったんですが見つけられませんでした。

最後の手はボードの縁に穴を開けて金具を固定してしまえばいいんですが、他に手はないでしょうか?

色々考えて、今回は文具のダブルクリップを流用してみました。

この左側の金具を壁のL金具にぶら下げます。右側の金具は外してしまいます。

ダブルクリップの先端がボードの溝に入り込み、これでまあまあの強度が出ていました。

仕上がりはこんな感じです。

 それから、この石こうボードにL金具や木ネジを止める時は、ボードの裏側に桟木などの構造材がある所にねじ込まないと金具は抜けてしまいます!

ボードの裏の構造材を探り当てるための便利な道具がこれです。

石こうボードなどに重い物を固定したい時、この道具は強力な助っ人になってくれるんです!

しばらくこれで使ってもらいましょう!

古家に簡単な門扉を設置したい(1)

 この古家には元から門扉が無かったようです。

というのも、ここに門を作るのは難しかったんじゃないでしょうか?

手前が公道なんですが、この先にはこの家一軒しかありません!

ということは、入り口の門扉はここに設置することになります。

公道の両側は隣人の方の土地ですからここには杭等も打てません。

実は、最初は良く分からずにこの公道の外側にブロックを置いて杭も打っておいたんです。

ところが、この場所の使用は認めてもらえなかったんですね。

そこで、上の写真の両側の石垣付近に門扉が設置できないか、一生懸命考えていました。

ずっと何か月も考え続けていたんですが、いい案が浮かんできません・・・

専門業者に任せれば立派な案がいくつも出てくるんでしょうが、素人がやるんです。

ただ、門扉といっても簡単なものでいいんです。

かと言ってロープやチェーンを張るとかではあまりにも貧相ですよね?

 

 さて、入り口の両サイドは石垣で、しかもゆるい坂になっています。

そして、この両側の石垣から杭をせり出すように立ててしまうと、車が通る幅が狭くなってしまいます。

そこで・・・

つい最近思いついた案を実行することにしました!

この石垣を一部奥の方に削り取るんです。

削り取った奥から伸縮式のフェンスを伸ばして門扉を閉める、といった感じにしようと思うんです。

では、作業開始です!

この玉石を接着しているモルタルを斫って玉石をはずしていきます。

最初はハンマーとタガネで斫るのもそれほど大変ではなかったんですが、その後が凄く大変でした!!

あまり大きく削って石垣が崩壊したりすると大変なことになります。

そこで、狙った所だけ玉石をはずしていく訳ですが、それがこんなに大変だとは考えていませんでした!

工事用のハンマーやらディスクグラインダーやらを持ち出して、大汗をかきながら何とかここまでこぎつけました。

たったこれだけ?って思われるかもしれませんが、ほぼ1日仕事でした!

うーん・・・ もう少し広げる必要があるかもしれません。

この中にかなり大きな石がいくつかあり、それを動かしたり割ったりするのに工事用の柄の長いハンマーを使いました。

 

 このハンマーを力を込めて半日も振っていると、本当にヘトヘトになるんです!

でも、夜の水もご飯も最高に美味しいし、お風呂もとっても気持ちイイ!

そしてぐっすり眠れるんです。

最近良く感じるんですが、このような力仕事のある毎日は、今の時代の人間に見直されていいのではないかと思っているんです。

単に体のためだけではないんですね。

身の周りのものに気を配って、それらを出来るだけ自分でメンテしていく。

自分でメンテするから、周りの物を良く観察もし大切にすることにつながっていくと思うんです。

 

 さて、この続きがどうなるのか?

まだまだ難しいことが沢山ありそうな気がしています。

外の水場の排水路

 古家の外に作業用の水道があります。

これの排水路ですが、下水管に流してはいけない規則になっています。

水洗トイレを含めた生活排水と、雨水等の雑排水は別々に流すようにしなければなりません。

で、この水道の流しの下に何かの排水管のフタがありました。

昔はここに流しの排水管を通していたはずです。

で、今回ここに流しの排水管を持ってこなかったのは・・・

雨水の排水管が別の所にあったので、この写真の排水管の正体が不明なんです。

もう一つは、ここから多少でも土砂の汚れを流したくないのと、ネズミの通り道にしたくなかったということなんです。

そこで、雨などと同様にコンクリート敷の通路に流してしまうことにします!

では工作です。

外径30ミリの屋外でも劣化しないビニール管を排水管にしました。

これをコンクリートブロックやモルタルの面に固定するには、コンクリートアンカーを使います。

まず、コンクリート用ハンマードリルで下穴を開けます。

ここに入る金属製アンカーはこんなヤツです。

これを下穴に打ち込みます。

ここに排水管を固定する部材をビス止めするんですが、電設用のPF管片サドル樹脂製を使ってみました。

いい感じに固定できました!

このルートで配管すると足元も濡れないし、流しの下にもちょっとした物が置けるんですね!

まあまあ良く出来たかな?

手入れしてない雨どいに色んな不具合

 前回、雨どいの配管を延長しましたが、配管出口からも雨水が流れ出てきているので、この箇所の修理は完了と言いたいところなんですが・・・

最後に屋根のひさしから雨水を受ける水平部分を確認してから合格を出したいんですね。

と言うのも、雨どいが機能していない別の箇所を今日発見したんです。

酷いでしょう?

これに関わる場所を点検したんですが、漏っている所の雨どいがかなり傾いていたので、まずはこれを修正しました。

ところが、雨どいの排水口から雨水がほとんど出て来ていないのも発見。

そこで、雨どいの水平部分を確認したら、泥状の汚れが雨どいを塞ぐほど大量に溜まっていたんです。

泥汚れを手で流し、雨どいの縦の部分は細い棒を何度も抜き刺しし、最後に雨どいを上から下にドン、ドン、と叩いていきました。

泥汚れが雨どいの中を落下していく手応えをハッキリと感じました。

出てきた汚れは物凄かったんですが、汚いので泥をほとんど取り除いた後をちょっとだけ見て下さい。

屋根に上る等して、これらの汚れを出来るだけキレイに取り除けないか考えているところなんです。

雨水の通り道を変える(2)

 昨日の続きについて書いてみます。

今回のbefor写真ですが、下を見て下さい。

この右側が隣家の方の敷地で、今まではここに写真の雨どいからの雨水を流していたんです。

かなり昔は生活排水まで流していたというんですから、大らかというかお互い気にしなかったんでしょうね!

さて、この雨どいからの雨水をどう処理すればいいでしょうか?

この雨どいの排水口に浸透ます(雨水を地中に浸透させる升)を設置するという手もあるんですが、この状況だと家の基礎から離れた場所が確保できません。

ということで、この古家の敷地の適当な場所に雨水を誘導してから排水することを考えます。

U字溝を設置するのは大掛かりでお金もかかりそうです。

では、パイプを配管する手はどうでしょうか?

そうするのならパイプ内を定期的に掃除出来るようにしておかなければいけないので、多少見栄えが悪くても地上配管でやった方がいいでしょう。

ここまで考えてから、ホームセンターに部材を見に行ってみました。

雨どい関連の部品は意外と高価でしたが、外径がほとんど同じの塩ビ管は幸いにもかなり安価なことが分かりました!

内部からの圧力がかからない箇所に使う塩ビ管(VU管)は、色はおなじみのグレー一色ですが、このVU管の50ミリ径(外径60ミリ)を使うことにしました。

まず1回目の買い物は、50ミリVU管4メートル(900円ちょっと!)、VU管継手、VU管90°継手、VU管45°継手にして、軽トラを借りて運びました。

雨どいに VU管90°継手、それに4メートルVU管を付け、長さの足りない分を別のVU管を切ってそれをVU管継ぎ手で継ぎ足して延長しました。

そして、家の壁に沿って管の進路を曲げる必要があったのですが、これに使う継手のうち現時点で入手できたのは下の2つでした。

上はVU管用45°継手なんですが、水平に対して45°傾いて折れているということです。

下は雨どい用部材で、角度110°と表示してあるんですが、VU管の表示法で表せば水平に対して70°傾いていることになるんですね。

現状に合わせて、雨どい用継ぎ手を使いVU管をさらに継ぎ足しました。

これで、古家の入り口付近までの配管が出来上がりました!

最終的な排水口はここです。

水がスムーズに流れるよう、配管の傾斜角がどこもほぼ同じになるよう水平器を使いながら注意して配管しました。

配管の掃除のことを考えて、管の継ぎ手部分に接着材は使わずはめ込むだけの接続にしてあります。

この後ですが、雨が降った時の水の流れ、接続部の様子等を観察して、問題がなければVU管を壁の基礎部分に金具を使って固定しようと考えています。

雨水の通り道を変える(1)

 長い年月となりの方の家の敷地に流れていた雨水の処理について考えています。

あ、これは例の古家のことなんですが。

そして今日のブログ更新にはスマホしか使えず、自由に書くことが出来ません。

今日は軽トラを借りて、この長さ4メートルで60ミリ径のVU管を運んできて、雨どいからの排水管路を変更延長しました。

この後、ちょっと厄介な工程がありそうです。

続きは明日書きますね!

 

それなりの明るさで一晩中点いているソーラーライト(1)

 納屋の入り口にはセンサー式のソーラーライトを付けたんですが、この入り口は屋根の下にあり常に暗いので、太陽電池とセンサーライトが分かれているタイプを使いました。

これで、夜納屋のカギを開けるのに困らなくなりました。

もう一つ、納屋の中にブレーカーが取り付けてある配電盤があるんですが、夜納屋の中に入るとこの配電盤が見えません。

納屋の中にも同様なセンサーライトを配置するのも手ですが、カタログを調べていたら、それなりの明るさで一晩中点いているソーラーライトがあることが分かりました。

このライトを納屋の中に設置すれば、夜いつでも配電盤が見えるだけでなく、納屋の外からは中の明かりが一晩中見えることになり、防犯上のメリットになりそうだと考えました。

では工作を始めます。

まずは、太陽電池を取り付けるための支柱を角材で作ります。

塗料を2度塗りして防水処置をしてから、こんな感じで設置しました。

これで夜間に明るさがどれ位の照明になるのかをまず確かめてみたいと思います。

この続きは次回に書きたいと思います。

ドライバーの話

 大工道具や電気工作の工具としてのドライバーは昔はネジ回しって呼んでたんですが、皆さんはどう呼んでましたか?

さて、一般的に使うプラスドライバーなんですが、もっぱら2番のサイズを使っているんじゃないでしょうか?

例えば3番のドライバーは普段見かけないと思うんですが、スキー板にヴァインディング(ビンディング)を取り付ける時のビスを締めるとかのかなり大型のドライバーなんです。

ということで、普段は2番のドライバーだけでほぼ不足は感じないと思います。

ところが、たまに2番のドライバーでは回せない小さいネジに出会うんです。

それも例えばメガネのフレームや小型電池ケースに使われているような極小のネジ以外でです。

極小ネジだったら精密ドライバーの出番ですよね?

2番のドライバーで回せない小さいネジを回す、1番、0番のドライバーがあるということなんですね。

工作や修繕を始終やっている人なら、0番はともかく1番のドライバーも工具箱に加えておくことをおすすめしたいと思います!

上が0番、下が1番のドライバーです。

ドライバーの品質にちょっとこだわりたい人は、例えばKTC(国産)といったメーカー品を試してみて下さい!

年度末の色々な作業

 昨日の作業中に、屋根のてっぺんの部分の棟板金(むねばんきん)にすき間が出来ているのを見つけました。

昨日は数時間後に雨が降る予報だったので、補修材だけを買っておいて今日このすき間を埋める作業を行いました。

補修材はシリコンシーラントを使いますが、このシーラントには塗料が乗らないので構造材表面には出来るだけはみ出ないように使うのが基本なんです。

しかしもうこの家も屋根も古く、今のところ屋根の塗装の塗り直しの予定もないので、すき間が確実に塞がることを第一に補修させてもらいました。

まずは、すき間周辺の塗料やサビを落として水拭きもしてから、いったん屋根から降りて30分ほど待ちます。

この後再度屋根に上り、シリコンシーラントをすき間に充填(コーキング)していきます。

また、ひび割れの部分にはシーラントを盛るように塗っていきます。

このシーラントは塗った後ヘラで整形するのはちょっと難しいので、見てくれは悪いけどこれで終了とします。

この時のシーラントですが、下のような工事用の大容量タイプが割安でいいと思います。

このシーラントとコーキングガンとのセットで500円ほどなんです。

このタイプのシーラントは開封したあと少しの間保管できるんですが、やはりすぐ使い切った方がいいんです。

そこでこの作業をする時は、他にコーキングしたい場所を見つけておいてから作業開始するといいんですね。

今回は下の箇所を見つけておきました。

さて次の作業ですが、裏庭の片付けをしました。

今回の自粛期間中、昨年の4月にビワとウメの木の幹や枝をかなり大胆に切り落としたんですが、その時落とした枝と幹がまだかなり放置してありました。

今日は天気もいいので、これを玄関付近まで運んでおくことにしました。

この場所まで全部運び終えたので、スッキリして気持ち良かったです!

前任校でお世話になった先生の手伝いと自宅屋根の作業

 今日は昨日ほどではありませんでしたが、ちょっと暑いくらいの日でしたね。

雨も降らなかったので外の作業をするには良かったと思います。

頼まれていた仕事をするために朝から川越の高校に車で出向き、そこにある荷物を所沢の高校まで運びました。

荷物の量が多かったり、荷物が大きかったり長かったりする時、自分の軽1ボックス車は結構頼りになるんですよ。

結果、1回の運搬で荷物を運び切れたので、昼過ぎには依頼されていた仕事が終わりホッとしました。

気持ちがある方の役に立てるのは嬉しいことですよね!

 

 自宅に戻ってから、ずっと頭に引っかかっていた作業について考え続けていました。

屋根の上の、使わずに放置されたままの太陽熱温水器の撤去作業です。

自分で取り外して、自分だけで何とか下に降ろせないものか?

この熱交換器のパネルは、屋根の上で1人では動かせないだろうとずっとあきらめていたんですが、昨日屋根に上って色んな角度から観察し押したり引いたりして動きを確かめていました。

その結果、このパネルはそれほど重くないのではないかという手応えを得ることが出来ました。

ではこのパネルをどの方向にどうやって降ろすのがいいでしょうか?

やはり、写真右側へ屋根の縁に向かってずり降ろしていくのがいい?

その時写真左方から伸びているステーにロープを繋げて、このロープにパネルを固定して徐々に降ろせるようにした方がいいでしょうね。

このようにパネルが一気に滑り落ちないようにしてから、パネルをずり降ろすというようなやり方を考えていました。

 さて、今日になってまた前日の続きを考えていたんですが、パネルを屋根から降ろす別のルートを思いつきました!

最初はここから下に降ろそうと思っていたんですが、パネルが雨どいに干渉して雨どいを痛めてしまいそうです。

そこで、パネルは屋根の上を手で持って運び、下の写真の左側のほぼ平らな屋根の上まで移動させることにします。

その後、室内への入り口を通り、室内を1階まで手で持って運び降ろすという目途を立ててみました。

パネルがそれほど重くなかったのと屋根の上で不安なく歩けるクツを履いていたので、作業は順調に進めることが出来たんです!

まずはパネルを取り外して、ステーも外しました。

最後に設置台を運びますが、やはりこれもそれほど重くはありませんでした。

室内に傷を付けないようにそろりそろりと1階まで運び、全て外に運び出すことが出来ました!

ずっと気になっていたこれらの撤去が出来て凄く嬉しかったです!!

パネルの横の品番等を見て気付いたんですが、この熱交換器は水を直接温めるタイプではなく冷媒(熱媒体)を太陽熱で温めるタイプだったんですね!

かなり古い機種なのに先進的なタイプだったんでしょう。

熱媒体を循環させるタイプのメリットですが、比熱が大きい熱媒体を使えば、少量の熱媒体の循環で効率的に水を温めることが出来るはずです。

このパネルの再利用も考えたんですが、今自分が考えている太陽熱の利用はごくシンプルなやり方なんです。 

いずれこのシンプルなやり方が実現出来たら報告したいと思っています。

 

(追記)

 この記事を書き終えてから冷媒Rー22について調べたんですが、この冷媒は液体ではなく昔のエアコンに使われていたフロンガスの一種でした!

上記の熱交換システムについての記述内容は後日訂正したいと思います!

仕事量が多い作業は足腰を主に使う

 大学時代、自分がやったアルバイトは専ら力仕事でした。

その時良く言われたのは、「足腰が基本なんだ!」ということでした。

スコップ、ツルハシ、ハンマー、クワ、ジョレン等も、腕ではなく足腰を使って強い力を長い時間加え続けるんですね。

熊手や竹ボウキでも足腰で作業するんです。

腕は道具を持ったり支えたりしているだけで、腕に変な力を入れたりしちゃダメだし、そんなことしてると1日仕事なんて出来ないんです。

足腰の筋肉は太ももとお尻の筋肉が主でこれらの筋肉量は多いので、足腰を充分に使うと血流量も非常に多くなり仕事の後の疲れも「仕事したなあ」という心地良いものになります。

こんな作業をした日はぐっすりと熟睡出来るんですよ!

登山の疲れがこれと良く似ているんですが、主に使う筋肉が共通しているんじゃないでしょうか?

今、古家の作業を続けていますが、草取り、落ち葉の片づけ、枝の伐採と裁断、そしてこれらの運搬など、時にはキリがないと思うほど沢山あるんです。

幸い自分はこんな仕事をしている時が一番気持ちがいいので、苦にはならないんです。

 さて、この週末も色々な作業をしましたが、その最後は裁断した枝や幹の運搬でした。

一輪車なんかがあると短時間で終わるんですが、道具が無ければ往復の回数を増やすしかありません。

全部運び終えることが出来て、その場も気分もスッキリしました!(笑)

一区切りつきました! 気になっていた前々任校の電気工事

 今日は初夏と言っていいようなちょっと暑いくらいの日でしたね!

天気も良かったので、前々任校でやり残していた電気工事を仕上げることにして朝早くから出かけました!

屋外の200Vの給電線しか配線されていない箇所があり、ここに降圧トランスを設置して100Vの機器を使えるようにしておいたんです。

ずっと気になっていたのは、このトランス機器のアースを取っていなかったことです。

家庭でも家電製品のアースも取らずに使っていることが多いと思いますが、通常これで問題が起こることはほぼないはずです。

ただ屋外で使用する機器で、簡素な屋根の下に置いてあり雨がかかりやすいということもありますし、安全のためにアースを取るべきでしょう。

もちろんこの機器からもアース線が出ています。

2年前にアース棒だけは地中にしっかり埋め込んでおいたので、今日は機器のアース線をこのアース棒までつなげる配線を行いました。

終わったあとの写真だけで良く分からないと思いますが、リングスリーブによる接触抵抗の小さい確実なコンタクトを作ることが出来ました!

接地抵抗が極めて低い本格的なアースではありませんが、これで充分だと思います。

 次は、雨に濡れてしかも柱から脱落しそうな配電ボックス(写真右側)の移設です。

これを、ホームベース後方のベンチ席の壁に移動しようと思います。

この配電ボックスには200Vと100vが配線されているんですが、電気の経路と大元を確認して、給電が一時ストップすることを連絡してから作業に入ります。

一番心配だったのは配線を途中でつなぐ必要があるかどうかという点でしたが、運良くその必要はありませんでした。

もし給電線をボックス外でつなぐ必要がある時は、リングスリーブ等で電気的にも機械的にも確実に接続した上でしっかりと絶縁処理をしてからPF管等に収める必要があると思います。

ここなら雨にも濡れないし、頻繁な通行の邪魔にもなりません!

こういう箇所の配線の分岐には、写真のように接続コネクターを使っておくと後で配線の変更や追加が容易になります。

 

 今日は必要な道具や部材を良く考えてから来たんですが、足りないものがないかやはり心配していました。

でも、これら2か所の修理箇所はしっかりと出来上がったので良かったと思います!

そして懐かしい数名の元気な先生方と会話が出来たことも凄く嬉しかったです!!

もし不具合や依頼があればまた工事に来ますが、ここでの作業は一応一区切りつけられたと思います。

 

 帰り道で遠くに見える菜の花畑を桜を写真に撮って、ふじみ野市のパン屋さんでパンとサーターアンダーギー(太る!)を買って帰りました。

生粋の長崎っ子だった母親の作っていたドーナッツは、このアンダーギーにそっくりなんです。

いつかこのアンダーギーの材料と揚げる油を吟味して、自分でも挑戦してみようと思っているんです。

懐かしさと寂しさと

 昨日、自分が置きっ放しにしていた電気工事の部材を取りに前々任校へ出かけました。

雨もひどく、別の日にするつもりだったんですが、年度末までに行ける日が無くなるかもしれないので、やはり行くことにしました。

校門や自分の勤務部屋そして自分が修理した箇所等々が目に入ってきて、すごく懐かしい気持ちになりました・・・

真っすぐで裏表のない温かい(熱い)先生方に囲まれていたという、雰囲気がとても良い職場だったので、余計にそういう気持ちになるんだと思います。

荷物を引き上げて帰る時に、屋外の電気配線の痛んでいる箇所がやはり気になってしまいました。

要望があれば修理したいんですが、あまり余計なことはしない方がいいのかもとも思います・・・

 

 しばらく通っていなかった帰り道の自宅近くで、ずっとお世話になっていたのに長いあいだ行ってなかった豆腐屋さんの前にさしかかりました。

「昨年末に閉店しました」と挨拶文が貼ってありました・・・

「ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」って、そんなこと全然ないのに!

もちろん、おじさんの豆腐もガンモもトコロテンもずっと食べたかったけど、おじさんいつも一生懸命オレ達のために作ってくれていたじゃないですか。

暑い中汗びっしょりになりながら、休まずにいつも働いてくれてたじゃないですか。

豆腐作りが想像以上の重労働だってことは、おじさん口にしなくても外から見ているだけで充分に分かりましたよ。

でも、疲れた顔なんか全然見せずに、そんなに沢山いいの? っていうくらい良くおまけなんかもしてくれましたよね。

豆腐はもちろんですが、おじさんの作ってくれたトコロテンはずっと忘れられないでしょう。

これから少しはのんびりして、自分のために生きて下さいね!

直接お別れを言えなくて心残りになってしまうのは、おじさんの所が2店めなんです・・・

今まで本当にありがとうございました。

そして、ずっと元気でいて下さい!

ドラム缶焼却炉とりあえず完成

 前回、ドラム缶のフタを切り取って外しましたが、その後の工作の続きです。

売り物のドラム缶焼却炉がどういう感じになっているのか、ホームセンターで参考に見ておきました。

特にドラム缶下の空気取り入れのための開口部を写真に撮らせてもらいました!

スケール持っていれば寸法を測っておいたんですが。

それから、ドラム缶用ロストルも1000円弱で買えました!(ホームセンターで取り寄せ)

ドラム缶下部の開口部の高さがロストルより高くならないようにドラム缶に並べて確認しておきました。

では、開口部のケガキ線を黒マジックペンで書いておきます。

この線に沿って切るには、金属切断用の薄いブレードをセットしたディスクグラインダーを使います。

まあまあキレイに切れました。

切り口はバリが出ているので、ブレードを研磨用に取り換えてバリを削り取っておきます。

このバリで手を切るケガをしたりするので、めんどくさがらずにバリ取りをやっておいた方がいいでしょう。

 

これで使えますね!

さあ、物置きの中の落ち葉を燃やしていきます。

どんな感じに燃えるでしょうか?

これは、しばらく燃やし続けてから撮った写真ですが、ちょっと火の勢いが強いんです。

そこで、下の開口部をブロックで塞いで空気の取入れ量を制限してみました。

あとで下部開口部に開閉できるフタを付けてみようかと思っています。

さて、枯葉は物置に大量にあるんです。

土曜日にこれの半分近くを燃やすことが出来ました。

残りの灰は驚くほど少量になります。

そして今日日曜日はずっと雨だったので、物置の中の枯葉がまだ付いている枝から枯葉を取る作業を黙々と続けました。

この枯葉の量なら、あと1日あれば全部燃やせると思います。

あとは枝を短く切っていく作業をやるんですが、これが結構時間かかるんです。

給湯器周りの修理完了!

 先週の続きを早速始めました!

手の届かない壁の内部を通してケーブルを2m弱手元に手繰り寄せるために、園芸用に使う緑色の細い棒を用意しておきました。(150円くらい)

これの先端にケーブルをビニールテープで繋げてみましたが、この方法で上手くいきました。

こうやって写真右上の台所壁の方へケーブルを引っ張っていきます。

ケーブル通りました! これで台所へのリモコンケーブルの配線は出来ますね。

あ、説明が逆になりましたが、ケーブルを通す前にケーブルが通過する部材を通しておくことを忘れないようにします。

こんな感じですね。

こういうポイントを良く忘れて失敗するんですが、忘れてもすぐにやり直しが効くんで大丈夫。

次の浴室への配線は距離が短いので楽です。

そして、2か所への配線が終わったら、それぞれの場所のリモコンが動作するか確認します。

台所用ユニットは、

浴室用ユニットは、

どちらのユニットで電源オンにするかで、優先権が決まるようになっているんですが、この動作も含めて正常でした!

次はリモコンユニットを元通りに固定します。

特に浴室では、シリコンシーラントで防水処理も行って固定します。

次はケーブルを引き込んだ壁面の処理です。

板とターミナルボックスを、前回壁に固定しておいた木片に写真のようにビス止めして、ケーブルは後日メンテナンスしやすいようにやや長めに配線しておきます。

ケーブルの余った分は結束バンドで縛っておくとスッキリします。

また、ターミナルボックス内にもケーブルを多少ですが丸めて入れておけるので、壁の中のケーブルの張り具合も調節できます。

壁の中のケーブルは、上部の方を配線しておけばネズ君に齧られずに済みます。

今回齧られていた配線はどれも床面に近いネズ君の通り道になりそうな箇所でした。

それから2系統それぞれにスイッチを配した電源ケーブルですが、1本は給湯器本体、もう1本は給水管の凍結防止用ヒーターの配線です。

このヒーターへの配線もPF管を通すようにやり直しました。

ケーブルの接続箇所の関係でPF管の端が上を向いてしまうので、管の端に防水のためのシリコンシーラントを充填しておきます。

次は、壁面の補修作業です。

大きな穴を開けた壁は、物置部屋との境なので、セメントではなく余っていたセッコウを使うことにしました。

穴の掃除をしたあと、セッコウが密着するよう穴を水で濡らしておきます。

セッコウを少量の水で練って穴に充填していきます。

ヘラと指先両方使わないと細かい部分が上手くいきません。

この後、物置部屋から外部の給湯器への穴を改めて良く見てみると・・・

ん?

栗のイガか何かのゴミ?

あっ! ネズミだっ!

間違いないようです。

この前給電線を齧って感電した子でしょう・・・

もう動いていませんが、すき間が狭く出すことが出来ません。

さて、まだ新しいネズ君の通り道になるかもしれないので、この穴も塞いでおくことにします。

セッコウより強度がある速硬セメントが余っていたのでこれを使いました。

外部に面した方はシリコンシーラントで埋めます。

今日は、作業がほぼ完了してから帰れます!

 

次回ですが、まだまだ色々とやることはありそうです!

調子に乗って作業していたら・・・

 天気も回復し、一時青空も広がりました!

さすがにソメイヨシノはまだでしたし、冬眠明けの蛙も見かけませんでしたが、あちこちに色とりどりの花が開き、鳥も嬉しくさえずっている感じでした!

自分もウキウキしながら、家の中、外と作業を続けていました。

作業中にずっとマスクをしていれば良かったんですが・・・

夕方ごろ、突然くしゃみ、鼻詰まり等の症状が次々に出てきました!

今も大変なので、修理の様子は明日報告します・・・

「やってから」が出来ない時も・・・

 「やってから後悔せよ」というのは、失敗を恐れて行動をためらっているのではなく、まずは行動しよう! ということですね。

もちろん、行動したあとに「ああすれば良かった! こうすれば良かった!」ということは始終あるんです。

でも、何もせずに後悔だけするなんてイヤじゃないですか?

 後悔したとしても、何もせずにした後悔とは別物だと自分は思っています。

 

 ところが・・・

今自分が中々行動を開始出来ずにウジウジしている(笑)ことがあるんです。

古家の畳の間を板の間にリフォームしようとしているんですが、考えなければならないことが非常に沢山あり、難題をどう解決していくのか? どう妥協していくのか?

ずっとすっきりした答えが出ないままなんです。

 

 でも、考えなければならないこと、解決できないこと、妥協しなければならないことなんて、どんな時でも出てくるんじゃないかと思いませんか?

そんな時でも、まずは作業を開始して試行錯誤で進んでいけばいいだけなんです!

自分が今作業を開始できないのは、8畳間(3.6m × 3.6m)の広範囲を一気に仕上げなければならないからなんです。

広いだけならいいんですが、一部だけやり直しとか一部だけ修正とかがほぼ出来ないんですね!

失敗すれば全部やり直しになってしまい、高価なフローリング材を大量に廃棄することになってしまう・・・

今、床に配置する根太だけは必要数買ったんです。

長さが4mもあるので、軽トラをレンタルして自分で運んでくるところまではやりました。

 いずれここに報告したいと思っているので、作業は絶対に自分でやると決めているんですが・・・

灯油給湯器周りの修理

 灯油ボイラーは旧家の親せき宅で見たことがあるんですが、ガス湯沸かし器ならぬ灯油湯沸かし器は初めて見かけました。

そして灯油湯沸かし器なんて今どき古い設備なんだろうなと思っていました。

だって、1年中灯油を買ってきて運んでタンクに入れていなくちゃならないんですよ。

ガスとは比べ物にならないほど手間がかかりますよね?

ところが・・・

何気なく燃料代の比較を見てビックリ!!

灯油式の方がガス式より大幅に安いんですね!

灯油式のメリットは他にもあります。

ガス漏れの危険性なし。それに灯油式の機器なら設置や修理に免許が要らないんですね!

そういうことなら!

現状(例の古家の)の給湯器を出来るだけ温存して、これが寿命になっても次も灯油式にした方がいいなと思いました。

 

 こんな感じの勉強が出来たので、早速現状の給湯器の不具合を直していきたいと思います!

まずは、貯湯槽から伸びる排水管からの水漏れです。

貯湯式の給湯器は貯湯槽を直接加熱して湯を作るんですが、加熱時に貯湯槽内部の圧力が上がってしまうのでこの圧を減らすために槽内の水を一部逃がすようになっているんです。

この水を逃がして排水しているのがこの管です。

ところが、上の写真の管の継ぎ目にすき間が出来ていて、こんな風に水が漏れているんですね。

ですから、この管の継ぎ目のすき間を塞いでしまえばいいんですね。

でも現状、管のすき間がかなり広くなっていて、いつもの塩ビ管用接着剤では上手く塞がりそうもありません。

ああ、この排水管には排水の圧はかかっていないことに気付きました!

だったら、充填剤とかですき間を埋めれば上手く塞がるんじゃないか?

そこで、シリコンシーラントをやや多めに塗ってから再度管をつなげてみました。

1週間後の点検なんですが、水漏れは止まりましたね!

しばらく様子を見ますが、これで大丈夫だと思います。

 

 もう1か所、銅製の給油管と給湯器本体との接合部から灯油の漏れが僅かですがありました。

灯油タンクの元栓を閉めてからこの部分を外して、接合部をていねいに掃除してから接合部をスパナでしっかりと締め直しました。

1週間後に点検しましたが、油漏れは無くなったようです。

とりあえず、これら2か所は直りましたね! 

ネズ君と知恵比べ(その2)

 灯油給湯器のリモコンケーブルがネズ君にかじられて断線していた回線と、もう1か所の回線も含めて2回線分の配線を最初からやり直すことにしました。

まず、給湯器本体の端子への結線は圧着端子を使ってやり直しました。

自分は、端子とケーブルの接続には圧着端子を使うやり方が確実で安心できるので良く使っています。

室外の給湯器のこの端子です。

これは1.25.スケアのY型裸圧着端子で、手持ちの圧着ペンチでは2スケアのかしめ口しかなかったんですが、キレイにかしめられました。

この2本と電源ケーブル計3本を16ミリPF管に収めて室内に引き込みましたが、今のところネズ君にはかじられていません!

この2本のリモコン信号用ケーブルを浴室と台所の2か所に配線していきます。

物置から台所と浴室には壁があるので、ケーブルはこの壁を通さなければなりません。

物置から浴室への配線は距離も近くすぐ出来そうです。

ところが、物置から台所への配線は、壁の中の2メートルほどの距離を通す必要があります。

壁の中の配線に何回もチャレンジしたんですが、まだ上手くいっていません。

台所側の元々のリモコンユニットの位置がここで、まずこの周辺に少し大きめの穴を開けなければなりません。

スマートにキレイに行きたかったんですが、手探りでまた色々な所に穴が開いてしまいました・・・

この20ミリ径ほどの穴をのぞき込むと、前回大きく穴を開けた所が見えるでしょうか・・・?

見えてますね!

あの開口部まで2メートルほどはあるんですが、針金や細い竹をこの壁の内部のすき間に手探りで入れてみました。

何回も入れたり出したりしてみましたが、目当ての所には届かず時間切れになってしまいました・・・

釣り竿か、細いアルミ管のような、しなりにくい細い棒を次回用意してチャレンジしてみたいと思っています。

そして、物置の壁に大きく開けた穴からリモコンケーブルを壁の内部に入れて配線し、壁を修復しないといけません。

壁の穴には板をあてて、そこに写真のようなユニバーサルボックスを配してケーブルを通します。

あてる板を固定する受けの部分を木材を切って作り、穴に固定しました。

これらの木材の切断に買ったばかりの丸ノコを使ってみました。

丸ノコは別に買った作業台に固定したんですが、今後のいろいろな作業で威力を発揮してくれるはずです。

丸ノコは充分注意して使わないと危ないんですが、やはりキレイに真っすぐに切れるのがウレシイ!

次回はこの修理を完成させたいと思っています!

灯油タンクの水抜きバルブの劣化

 大型の灯油タンクが備え付けてある家は田舎や寒い地域で見かけます。

その灯油タンクには通常水抜きバルブが設置してあるはずです。

業者さんではなく、その家の住人が自分で定期的に水抜きバルブをひねってタンク内の水抜きをするようになっていると思います。

例の古家で、この水抜きバルブからわずかですが灯油が漏れていました。

漏れている灯油を拭き取って撮った写真がこれです。

こんな単純なねじ込み式の栓なのに、劣化なんかするのかなあ?

工具で無理に締めたりしてねじ山が壊れてるとか?

ああ、もしかすると・・・

手で回しても隙間が確実に塞がるようにゴムパッキンとかが使われてるんじゃないかな?

灯油の中ですからゴムパッキンが劣化する可能性はあるでしょう。

このドレンコック、外してどうなってるか早く確認したかったんです!

ところが、この灯油タンクの中に灯油が残ったままだったんですね。

この古家、人が住まなくなってからしばらく経ってるのに。

で、先週末、やっとタンク内を空にすることが出来たので、このドレンコックをついに外してみることにしたんです!

かなり強力に、必要以上と思われる力で締め付けてありました。

多分灯油漏れのたびに、コック本体の六角ナット部分や丸いつまみの部分を工具で無理に増し締めしたりしていたような気がするんです。

そして、タンクは完全には空に出来ていないので、ドレンコック交換中に灯油が漏れるでしょう。

で、作業中に灯油は漏れてきたんですが、素早く交換作業を済ませました。

新品の部品なのに六角部分に傷がついていますが、最初は安易にプライヤーで回そうとして角をなめてしまったんですね。

その後これじゃだめだとスパナでキチンとホールドしてからしっかりと力を入れて回しました。

ともかく、これで灯油漏れは全く無くなったのでOKですね!

さて、交換した古いコックはどうなっていたのでしょうか?

赤茶色の鉄さび状のものが付着していますね。

そして、予想通りゴムパッキンが使われていました。

しっかり確認はしていませんが、このゴムパッキンが劣化して密閉度が落ちていたんだと思われます。

あるいは、この鉄さび状の汚れを落とせば直る可能性もある?

ともかく、今回のドレンコック修理はこれで無事に終わりました!

 

 実は、もう1か所このタンクからの灯油配管で気になる箇所があるんです。

この銅製の配管と給湯器本体の接合部分が、湿ってる感じで怪しいでしょう?

この接合部分にはゴムパッキンは使われていないと思うんですが・・・

やってくれたね ネズ君!

 例の古家修理ですが、緊急事態宣言が出て1か月以上現地に行っていませんでした。

その間は家に誰もいない状態が続いている訳で、ちょっと気になっていることがあったんです。

ネズミが出没して、色々なものをかじっているかもしれないという心配です。

それらしい痕跡をちょっとですが見かけていたので。

そこで、ネズミが出入りしそうな穴数か所を前回シリコンシーラントで塞いでおいたんです。

さあ、ネズ君はどんな手で対抗してくるでしょうか?

 

 さて、先週末に久しぶりに古家に出かけることにしました。(外で食事はしないことにして)

到着して真っ先に入口の照明を点けるんですが、スイッチを入れても明かりが点きません!

慌てて納屋のブレーカーを確認しに行ってみると、漏電ブレーカーが落ちてる!

あれっ?

でもブレーカーはすぐに復旧出来ました。

そして、とにかく灯油給湯器の電源を入れてお湯を出そうと思ったんですが、給湯器の電源が入りません!

以前、土間に露出していた給湯器リモコンのケーブルが切れていて、「これネズミがかじった?」と頭の中にずっとあったんですが、「やっぱりそうか?」

そこで、まず給湯器本体とリモコンを別に用意したケーブルで直結してみました。

これで何とか応急処置にはなるはずです。

ところが、配線その他を何度確認してもダメです。

給湯器のカバーを外して内部のリセットボタンを押してみたりしましたが、動きません。

もう深夜になっていましたが、ここまで来ると、自分で分かる範囲の原因は探りたいし、100%復旧しなくても何とか一部だけでも動くようにはしたいと思ってしまうんですね。

うーん、本体に電源は来てるはずだけど・・・と思ってテスターで調べてみると、100Vが来ていません!

給湯器への電源ラインの大元のブレーカーが遮断したまま? と思い、給湯器への電源を送るコンセントにテスターを当ててみると、こちらには100Vが来ています!

これで、故障原因の一つは間違いなくこのコンセントから給湯器本体までの電源ケーブルにあることがハッキリしました!

原因が分かれば、深夜何時であろうが元気が出てきます!

さあ、この電源ラインをたどってみます。

もう夢中だったので、こういう時写真を撮る余裕はないんです・・・

見つけたのは、壁から屋外に出ていた給電線がかじられて断線していた部分でした!

見事にかじられてるでしょう? 

歯型も残っていますが、まるで道具で削ったようにも見えますね。

2芯のうち、1芯だけをかじって止めたんですね。

もし2芯一緒にかじってれば、感電してネズ君即死だったでしょう。

黒線の方をかじってるので、黒線と地面の間の漏電による感電があったかもしれません。

そのショックでビックリして、それ以上かじるのをやめたのかも。

漏電ブレーカーが作動していたのもおそらくこれが原因だと思うんです。

さて、このネズミにかじられた部分を切り落として給電線をつなぎ合わせます。

そして、スイッチボタンを押してみると・・・

やった!! 直りました! 給湯器作動してくれました。

寒ーい暗闇の中での作業だったけど、とりあえず直ったのですごく嬉しかったです!

 

 さて、ネット情報よりネズミにかじられない電線があるということで、次の日現地のホームセンターに行ってみました。

ところが、売り場の詳しそうな方も「ネズミ対策の電線のことは初めて聞いた」という反応でした・・・

そしてその店にも他の店にも在庫はありませんでした。

やっぱり、ネズミに電線がかじられるなんて、今どきの住宅では一般的な現象じゃないんでしょうね!

この防鼠電線を取り寄せる手もあるんですが、今回は外の電気工事に使うPF管で電線を保護する方法でいってみたいと思います!

給湯器本体に配線するのは、リモコン用2系統と給電用の計3本です。

給電用は1.25スケア、リモコン用は0.5スケアでどちらもビニルキャブタイヤケーブルを使うことにします。

これを内径14ミリのPF管を通して配線します。

PF管は屋外の露出用途に使う配線の保護管ですが、本来は管内のケーブルは1本が望ましいんです。

今回は流す電流も少なく通電して発熱する心配もほぼないので、14ミリPF管に上記3本のケーブルを収めてしまいます。

これを、雨水がPF管を伝わった時管内に入り込まないように配管します。

こんな感じです。

これで一応はOKでしょう。

PF管が動かないようにあとで固定した方がいいですね。

あと、下は給湯器の内部の写真ですが、もうかなりの年季ものでこれもあと数年で交換だと思っています。

ガスではなく灯油式なので、自分が交換しようと考えています!

 

さて、これでネズミにかじられないかと言うと、防鼠PF管という製品があるくらいですから、今回使った普通のPF管では万全じゃないでしょう。

しかし、今回悪さをしているネズ君は、狭いすき間を出入りしている小さい奴だと思っています。

今回使った外径21ミリの管はかじれないだろうと思っているんです。

まあでも、しばらくは様子を見ないと何とも言えません。

これでダメなら次の手を考えます!

給湯器はいずれ屋外設置はやめる予定ですので、ネズ君とはそれまでの攻防戦です。(笑)

 もう一つ。

この対策でも再度被害にあってしまった時に備えて、屋内の停電を避けるために給電線の途中にスイッチを入れておくことにしました。

給湯使用の時だけスイッチを入れる訳ですが、家を長く空ける時だけオフくらいでいいかな。

でも、オフにした時ネズ君は感電しないので、線がかじられ放題になっちゃうかも。(笑)

今回は時間がなかったので、次回キレイに仕上げたいと思っています。

 

 ・・・書いたあと色々と調べてみたんですが、この相手ネズ君は相当に手ごわいようです!!

こっちも、もっと本気で対策しないとダメかもしれません・・・

土間の照明を改修

 古家の土間の改修も少しずつやっています。

まずは90Wほどの蛍光灯をLED電球タイプに交換しようと思います。

土間の照明ですが、ここで夜間の作業をしたり書き物をしたりする訳ではないのでもっと簡素なもので充分だと思います。

木の柱に直付けできるランプレセプタクル(電球ソケット)を取り付けて、LED電球照明にしましょう。

このソケットはベークライト製で、写真右上の配線が通る部分を自分で割って取り除いていくんですが、ここで良く失敗するんです。

しばらくやっていなかったので、今回も失敗してやや大きく割れてしまいました・・・(下写真の右端)

それと電気工事士実技試験の時、ここを間違えると即不合格というポイントがあるんです。

今回は配線の中間にもレセプタクルを置き、ランプを追加していけるようにしたので、「送り付」というタイプのソケットを使いました。

このソケットのねじ状金具側に下の写真のように白線(接地側線)を接続しないといけません。 

白線は地面に接地されており、人の体がこの部分に触れても感電しないように考えられているんです。

もちろん、黒線に触れれば感電しますが、この器具だとねじ状金具側の方が手などに触れやすいということなんですね。

今回は、まずこのソケットを2つ取り付けてみました。

土間なのでこれで充分だと思うんですが、不足ならレセプタクルと電球を追加します。

消費電力は元の蛍光灯の15分の1ほどで、約93%の省エネになりました!

また蛍光灯はスロースターターで、瞬時に点灯しないだけでなく定格の明るさになるのに時間がかかるんです。

頻繫にオンオフを繰り返すことにも向いていません。

そして水銀を使っていることも問題で、これからは蛍光灯の活躍の場は限られていくでしょう。

玄関灯をレトロ風LEDタイプに

 古家の玄関灯の交換を提案してみました。

実は、この家の持ち主は現在ここに住んでおらず、また改修の期限も決められていないので、自分はマイペースで色んな作業が出来るんですね!

仕上げもかなり自由にやって良いということなんです!

こういうことなので、自分からも改修の提案をすることがあり、仕上がりの予想を伝えてから作業をしています。

今回は、22Wほどの一般的なシーリング型蛍光灯の玄関灯を改修してみます。

シーリング(天井取付)タイプは意外に数がなく、また風流なものも見つかりませんでした。

そこで、こんな風に工作してみました。

まずは、新たな取り付けねじのためのアンカーを打ち込みます。(緑色のは古いもの)

電源ケーブルを通すための溝を彫刻刀で彫ります。

 

これともう1枚の板でL型の木製アングルを作ります。

この黒色のL型金具はセリア(100均)で見つけたんです!

これを玄関頭上にネジ止めします。

これに、通販で買ったレトロ灯を配線して取り付けます。

こんな感じなんですが、木部はこのあと塗装するにしても、色々と気に入らない所が出てきました。

まず、この電灯の傘が黒色なので光を充分反射せず光を有効に利用できていませんし、光らせてみた時の感じもイマイチなんです。

傘は乳白色ガラスタイプなんていいんじゃないでしょうか?

それと傘が真下を向くタイプの方がいいかな? 

そして、電球は外観だけでもオールガラスタイプにしたいですね。

まあここまでは出来たので、同タイプの照明灯ならすぐに付け替えることは可能でしょう。

この照明灯は別の個所に取り付けることにして、やり直しが完了したら新たに報告したいと思います!

黙々と力仕事をしています

 昨年春の自粛期間の時と同様、出来るだけ力仕事をすることにしました。

今日は冷蔵庫その他の荷物を運びました。

この冷蔵庫は横にして運ぶので、運搬先で縦置きに戻したら、充分に時間をおいてから電源を入れるようにします。

この車があれば、色々な作業が結構一人でも出来るんです。

年末の枝落とし

 例の大きな栗の木の枝落としですが、頭上4~5メートル以上の高所の枝をどうやって切るのか?

しばらく考えていました。

 ・太い幹をよじ登る

 ・ハシゴを幹にかけて登る

 ・パイプ足場を組んで登る

 ・登らずに柄の長い高所用ノコギリを地上から操作

 今までは木によじ登っていましたが、今回は高さもあり、枝の先までは行けそうもなく断念。

パイプ足場が最も安定して作業できると思うんですが、かなりの数のパイプが必要です。

で、ホームセンターで見つけたのが、高枝を切るハサミにノコギリがセットになっているものでした。

長さが3メートルほどまで伸びる3千円台のものがあったので、とにかく試してみることにしました。

この先端の刃先のちょっと下の赤い箇所が長く伸びるんですが、早速この道具で高所の枝をノコギリ刃で切ってみました。

作業は上をしばらく向いたまま集中しなければならず楽ではありませんが、コツをつかめば確実に枝を切っていけることが分かりました!

ところがこの器具、すぐに不調になってしまったんです。

調べると、4ミリ径のビス1本が抜け落ちているのを発見。

これだけのことでしたが、手元から3メートル先のノコギリ刃がたわんでしまうことで力が逃げてしまい、作業ができなくなってしまったんです。

4ミリ径のナベ頭12ミリ長のビスにワッシャーも使って修理しようと思い、ビスとワッシャーを買ってきたんですが、ビスのナベ頭が若干ですが大きく穴に入りません!

ビスの頭の標準サイズとは異なるサイズのビスが必要だったようで、こういったやや特殊サイズのビスを探すのは大変なんですね。

そこで、ネジ頭が収まる穴の方を様子を見ながらドリルで少しずつ広げていきました。

結果、何とかワッシャーもかますことが出来て、確実なねじ止めが出来上がりました。

このあとの作業ですが、刃先にうまく力が伝わり、作業中もずっと安定していました!

高所用脚立も使い、また屋根の上にも登って、この道具で1本ずつ枝を切っていきました。

切った枝の全量はこれの3倍ほどで、結果はこんな仕上がりになりました。

年末に一区切りつけることが出来ました!

TVアンテナの状況確認とトタン屋根の点検

 今しばらく力仕事が出来ないので、まず先週作業したTVアンテナ修理の確認をしました。

地デジのアンテナレベルは2つのチャンネルが中ですが、アンテナ線を新調すれば改善すると思います。

レベル中のチャンネルの映り具合も全く問題がないので、今はこれでいいでしょう。

 別件で、この時期の風が強い時、きしみ音がするとのこと。

北風が吹き続けると、きしみ音が気になるようです。

家の周りを歩き回って場所を突き止めたのですが、この固定されていないトタン屋根の端が周りに接触している音でした。

このトタン板の固定と屋根の末端の処理をやろうと思います。

古くなって痛んでいる桟木(さんぎ)も交換した方がいいようです。

風がない小春日和の日にでも作業するか、または春になってからの作業でしょうか。

古い木製引き戸に捻締錠を取り付け

 古家の修理の一環ですが、別棟の大きな古い納屋のあちこちに木製の引き戸があるんです。

この引き戸自体もうかなり古くなっていて、扉を修理するか新調するかした方がいいくらいの年季ものです。

しかし、ここのカギが壊れているので、出来るだけ早くカギがかかるようにしなくてはいけません。

昔懐かしい捻締錠(ねじしまりじょう)という真ちゅう製のカギを使うことにしました。

「こんなの簡単だよ」となめてかかったのがいけませんでした。

どんな簡単に見える作業にも、コツが必要で重要ポイントがあるんですよね。

2枚の扉に最小限の大きさの穴を開け、相手の金具とぴったりと合うように調整しながら金具のネジ止めをするんです。

それは分かっていたつもりだったんですが、ちょっとラフに作業してしまったようです。

カギを1つダメにしてしまいました・・・

失敗しながら、ようやく何とか仕上がりました。

まず、この扉の古いカギは相手の金具と大きくずれてしまっていたので、新しいものを取り付けました。

これはニッケルメッキがかかっていて銀色ですが、やはり真ちゅう製の同様のカギです。

ここは2枚の扉のサイズが合っていなかったので、カギを最上部に取り付けました。

もちろん本来は、扉が重なる部分のすき間が小さくなるように上下の中間部分に取り付けたいんですが。

強固なセキュリティとまではいきませんが、物置きですので、これでとりあえず大丈夫だと思います。

アンテナ線をこのように繋いではいけないんですが・・・

 今週末の作業ですが、瓦屋根に上って地デジのアンテナの修理です。

受信状況が不安定で、映ったり映らなかったり。

テレビの受信状況を確かめたあと、屋根に上ってみましたが、この瓦屋根はすごく滑りやすい!

瓦屋根を歩く専用の靴が入手できなかったので、両手で手がかりを持ったり瓦を押さえつけるようにしたりしながら慎重に瓦の上を移動しました。

アナログから地上デジタルに変わってからもうしばらく経ちますよね。

特に信号を混合したり分岐したり途中にブースターが入っていたりする場合に、これらのパーツがかなり劣化しているんですね。

屋根の上での風雨や夏の炎天下の高温にさらされたりという、かなり過酷な環境にさらされる部分なんです。

上部の地デジアンテナのみ使っていて、その下のUHFアンテナは今は使っていないので、もうこの混合器は不要でしょう。

(奥のBSは別配線です)

この混合器には信号を増幅するブースターが組み込まれているようですから、この混合器をパスして支障が出るようだったら新しいブースターを取り付けようと思います。

という見通しが決まったので、まずは混合器を取り外しました。

取り外したのは、下の左がUHFとVHF混合器兼ブースター、右が分配器です。

特に分配器は防水ケースが壊れていて中の錆び具合が酷いです。

この2つを取り外せただけでも信号レベルも信号の質もかなり改善されるはずです。

そして、信号線をとりあえず下のように繋ぎました!

実は、地デジの数百MHzの高周波信号を通す信号線をこのように繋いではいけないんです!

信号の減衰も大きくなるし、反射による歪も発生するでしょう。

アナログ処理なら問題ありかもしれないけど、デジタル処理だから信号レベルが大きければ何とかなるだろうという見込みです。

それにテレビが映るかどうかのテストをするためですから、まずはこれで試すことにしました。

屋根から下りて、テレビの地域設定からやり直して受信モードにしたところ、信号レベルもテレビの映像音声もすべてOKでした!

ここまででもう日も暮れかけていたので、再度屋根に上って信号線の接続部を自己融着テープで3重ほど巻いて絶縁防水処理をしておきました。

次に手を加える時に、信号線はアンテナから接続部分のない新品の1本線に交換します。

それまではこの状態で何とかなるでしょう。 

3か所のカギを上手い具合に修理出来ました

 今日は昨日よりさらに気温が下がった感じです。

 週末の作業ですが、もう少し残っていた落ち葉をキレイに片付け、そして納屋のカギの修理をやりました。

1か所は母屋に通じる納屋なので、特にしっかりしたカギで内側から二重にロックできるタイプにしました。

これは1週間前に取り付けたものですが、しっかりと固定され動きもスムーズでこれでOKですね。

もう1か所は大きな納屋の電源のブレーカーがある所なので、ここもしっかりとしたカギがかかるようにします。

ただ、ここは生活空間ではないので、建物内側からの二重ロックは必要ありません。

これはアルミドアの削りも最小限で済んだので、ガッチリと固定でき、動きもスムーズです。

最後は、「簡単に開けられないようにしておけばいい」というレベルの、かなり古い木製引き戸のカギです。

古くて錆び付いていたカギを取り除くのが大変でした。

鉄製木ネジが錆びていて回すことも全く出来なかったので、木ネジとカギ本体を交互に削りながら壊し、ドアの木部を出来るだけ削らずに温存しながら何とか取り除くことが出来ました。

このような作業が実は大変なんですね。

新しく取り付けたのはしんちゅう製の簡単なねじ込み式のカギですが、ここの引き戸もしっかりと施錠出来るようになりました!

3か所とも防犯面で心配ないレベルになったので、直した自分も気持ちが良かったです!

車のリコール連絡

 自分の車は、走行17万キロになる軽1ボックス車です。

点検整備は定期的にやってもらっていますが、色々とガタはきています。

これから車のシステムが根本的に大きく変わっていくでしょうから、買い替えはそのことを見極めてからにしたいと思っています。

幸い大きなトラブルは今まで一度も経験はないんですが、山道などでの故障が一番怖いですね。

一般的には、オイル交換、タイヤのローテーションや交換、また、寒い時期暑い時期を通してバッテリーがへたらないよう様子を見たり交換したりといった事くらいはユーザー側で出来るようにしておいた方がいいでしょう。

 

 さて、今月に入って無償修理対象のリコール通知が届きました。

内容は、「ラジエターチャンバーの強度が十分でないので交換する」というものでした。

ラジエーターチャンバーとは、「エンジンの冷却水内の気泡を分離するための装置」だそうで、このプラスチック製の部品の強度が十分でないらしいです。

ここが壊れて亀裂が生じたりすれば、冷却水が漏れてエンジンがオーバーヒートするでしょう。

もしこの不具合が起きたら即エンジンが壊れるのかな? とか、エンジン壊れたらリビルドエンジン積み替えかな? とか考えましたが、まあそこまでにはならないのではないでしょうか。

それより、この強度不足の部品が今まで使われていたので、自分の車ではどうだったんだろう?と思いました。

ミツビシディーラーでの作業は半日ほどで終わり、自分の車ではこの部品は壊れていなかったそうです。

ですが、このラジエーターチャンバーを新品に無償交換してもらえました。

 

 古い車の面倒は自分でももう少し見れるようにしておかないといけないと思っています。

まずは、電装系のコネクター(いたる所にある)のクリーニングをしなくちゃいけない状況です。

アルミ引き戸のカギ交換修理

 玄関等の重要な箇所のカギを無くしたりすることはないと思うのですが、

それ以外の場所、例えば物置の戸のカギを無くしてしまうといったことはあるようですね。

このような場合ですが、カギのシリアルナンバーをメーカーに知らせて合鍵を作ってもらうという手があるそうです。

今回自分が頼まれたカギの修理ですが、出来るだけ早く直したかったこともあり、カギ本体を丸ごと交換することにしました。

カギ本体はホームセンターで4500円ほどのものを買ってきました。

メーカーが違うので、短時間で付け替えてハイ出来上がりとは行きません。

家屋の歪もあるのでしょう。取り付け穴の水平位置もこれだけずれていました。 

こうなると、外側内側両方の扉のカギ本体の取り付け穴を広げる必要が出てきます。

これは、鉄工用ヤスリで広げていけば良く大変な作業ではないのですが、あまり広げるとカギ本体が扉にしっかりと固定できなくなります。

今回はかなり削らなければなりませんが、やむを得ないですね。

で、結局、取り付け時に外扉側の金具の中央が少しへこんでしまいました。

しかし、ガタつきもなく、施錠しても緩み等なくしっかりと固定されているので、これでしばらく様子を見てもらうことにしました。

今のところ、内からも外からもしっかりと扉が閉まり、カギのメカの動きも軽快です。

次の訪問時に、もう一度動作確認してみます。 

古家床リフォーム(6)

 水平面を作るためには、同一水平面上の複数の線が必要で、この線を実際に引かなければなりません。

最も単純に思いつくのは、ある点を決めて、その点から水平な線を引いていく方法です。

水平な線を引くのに、水準器と直定規、水糸などを使うのです。

しかし・・・

基準点が1点しかなく、そこからすべて水平線を引くとなると・・・

水平線を長く引いていくと、基準点から離れるほどずれが大きくなっていきそうなのは容易に想像できます。

 

他にどういう方法があるのか検索して調べてみました。

ありふれたものを組み合わせた「水盛り管」というものを作って水平を出す方法が紹介されていました。

これ、すごい!!

下図がこの水盛り管の原理です。

容器内の水面と、そこから伸びた透明なホースの先端の水面の高さは同じになりますよね?

こんなシンプルな、言われてみれば「あっ!そうかー!」と思える方法!

自分からは全く気付きませんでした・・・

昔の人の知恵って本当に素晴らしいですね!!

これを使えば、複数の基準点を正確に作ることが出来ます。

 

そして、工事現場で使われているのは、レーザー墨出し器なるツールです。

 

このレーザー光に沿って一気に水平線が引けちゃうんですね!

かなり高価なものなんですが、これは便利でしょう!

もちろん、予算に余裕があれば欲しいんですが・・・

 

さて、この中で一番精度が高いのはどれだと思いますか?

想像出来たでしょうか?

実は、水盛り管による方法が最も精度が高いんですね!

ここまで書いたら、自分も「水盛り管」でやってみるしかないかな?