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古家床リフォーム(6)
水平面を作るためには、同一水平面上の複数の線が必要で、この線を実際に引かなければなりません。
最も単純に思いつくのは、ある点を決めて、その点から水平な線を引いていく方法です。
水平な線を引くのに、水準器と直定規、水糸などを使うのです。
しかし・・・
基準点が1点しかなく、そこからすべて水平線を引くとなると・・・
水平線を長く引いていくと、基準点から離れるほどずれが大きくなっていきそうなのは容易に想像できます。
他にどういう方法があるのか検索して調べてみました。
ありふれたものを組み合わせた「水盛り管」というものを作って水平を出す方法が紹介されていました。
これ、すごい!!
下図がこの水盛り管の原理です。
容器内の水面と、そこから伸びた透明なホースの先端の水面の高さは同じになりますよね?
こんなシンプルな、言われてみれば「あっ!そうかー!」と思える方法!
自分からは全く気付きませんでした・・・
昔の人の知恵って本当に素晴らしいですね!!
これを使えば、複数の基準点を正確に作ることが出来ます。
そして、工事現場で使われているのは、レーザー墨出し器なるツールです。
このレーザー光に沿って一気に水平線が引けちゃうんですね!
かなり高価なものなんですが、これは便利でしょう!
もちろん、予算に余裕があれば欲しいんですが・・・
さて、この中で一番精度が高いのはどれだと思いますか?
想像出来たでしょうか?
実は、水盛り管による方法が最も精度が高いんですね!
ここまで書いたら、自分も「水盛り管」でやってみるしかないかな?
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