カテゴリ:工作・修理
18ミリ厚集成材を曲線カット
18ミリ厚ラジアタパイン集成材を天板にしてテーブルを作ろうとしています。
キッチンで食材などを置くためのテーブルです。
この天板の4隅をどうやって曲線加工するか?
一般的にはジグソーを使うところでしょう。
調べていたら、トリマーを使う方法を見つけました。
トリマーをコンパスのように動かし、ストレートビットで溝を彫っていくんです。
溝の深さを徐々に深くしていきます。
初めての作業だったので、細かい所をずいぶんと失敗していますが、
今回は、これでまあ良しとしました。
灯油キャップのパッキン裏返し 効いた?
灯油ポリタンクのキャップですが、
キャップの中のパッキンは、潰れたり弾力性が無くなったりと徐々に劣化していきます。
こうなってしまったパッキンを取り替える前に、最後の延命処置があります。
以前書きましたが、
「パッキンを取り出して、裏返しにして入れ直す」
という方法です。
で、自宅の灯油ポリタンキャップのパッキンを裏返しにしてみました。
もちろん、パッキンがへたっているものだけです。
昨日、いつものようにポリタンに20リットル目いっぱい灯油を入れて車で運びました。
灯油の漏れは全くありませんでした!
パッキン裏返しが効いたようですね!
このあと灯油が漏れ出すようになったら、その時はパッキンを新品に交換しようと思います。
しばらく留守にする時の屋外給湯器への対処は?(3)
この写真は、給湯器内部の給水管を何とか形だけ復旧させたあとのものです。
しかし、接続部分が凍結によって損傷しています。
当初、その損傷に気付かなかったので、
使用再開時に給水栓を開けた直後、この部分から勢いよく漏水し、
点火系エラー「720」が出て、給湯器は動作不能になってしまいました。
もう深夜でしたが、その時、自分で出来ることがあれば何とか対処したいと色々考え続けました。
で、やってみたことは、
・給湯器内部配線の接続部分チェック
・通電ラインのオンオフ、リセットボタンのオンオフ
・給湯器内部にヘアドライヤ-で温風を10分ほど送り続けた
点火系センサーが水をかぶっているかもしれないと考え、
給湯器内部をヘアドライヤーでしばらく乾かしてみたんです。
10分くらい高温の強風でやってみましたが、「720エラー」は直りませんでした•••
今回は自分で何とかするのは無理だと思い、力が抜けて座り込んでしまいました。
しばらくして、やっと、中古機の相場や修理情報などweb検索する気になり、
「そうだ! サービスセンターに電話だけでもしてみよう」と思い立ちました。
遅い時間でしたが、幸運にも担当者に電話が繋がり、やりとりが出来たんですね!
そのやりとりですが、非常に丁寧で、状況の詳細まで聞き取ってくれたのです。
冬季の凍結事故が多いと思われる時期ではありましたが、
この丁寧な対応にはとても驚き、本当にありがたい心持ちになりました。
そして、次の日の朝に技術系の方と相談する約束をして、電話を切りました。
この電話のやりとりで気分が前向きになり、
自分で出来ることは残っていないか、もう一度考えてみることにしました!
この「720エラー」は、点火炎誤認識ということなので、
噴き出した水が炎検知センサーか配線系を濡らしたことが原因だと思われます。
なので、
「給湯器内部を充分に乾燥させてみよう」と、
今度は石油ファンヒーターの温風を送ることを考えつきました!
ヘアドライヤーよりはよほど強力ですし、時間をかけて温風を当てることが出来ます。
寒くて真っ暗な中、石油ファンヒーターを外に持ち出し、延長コードでAC電源を引いてきました。
で、ファンヒーターはすぐには動かせなかったんですが、
これはファンヒーターが水平面に置かれていなかったのが原因でした。
何とか水平面を作って、ヒーターの温風を送り出すことに成功しました!
この深夜の悪戦苦闘の結果ですが、次回に書きたいと思います。
やってみたい 杉無垢単板を根太張り
飯能のスーパービバホームに、杉無垢板のフローリング材が特価販売されてました!
触ってみた感じもいいんです!
6畳間なら、3坪分あれば張れるので、2万円ほどですね!
激安とまではいかないけど、手を出せる範囲です。
でも、この板材は、合板を下地板にした捨て張り用だと思います。
さすがに、12ミリ厚の単板で根太張りというのは、普通は無理だと言われそうです。
それを、失敗覚悟でやってみたいんですね!
灯油タンクのキャップ
灯油タンクは18リットルサイズが標準かと思います。
このタンクを車に積んで灯油を買いに行くんですが、自分はこのタンクに20リットル入れてもらってます。
「消防法で、18リットルタンクに20リットル入れるのはダメ」っていうお店もあるんですが。
で、20リットル入れた時は、灯油がキャップギリギリまで入ることになります。
キャップは特に注意してしっかり閉めてるんで、最近まで大丈夫だったんですが、
最近ちょっとだけ灯油が漏れるようになってしまいました。
主な原因は、まずキャップのひび割れです。
ここまで割れてるとすぐに分かりますね。
でも、キャップのひび割れがちょっとだと見逃しちゃうので、良く観察して下さい。
とにかく、キャップのひび割れは、程度の多少にかかわらず修理不能ですから、キャップだけ新しく買って交換します。
ところが、キャップはひび割れてないし、キャップ内のパッキンも外れてないのに灯油が漏れることがあるんです。
今朝、灯油を買いに行った時、
「使えるものは捨てたくないんです」
と、経験豊富そうな方に相談してみたんです。
すると、
「パッキン交換する前にパッキンを裏返しにすると直る時があるよ」
とのこと。
なるほどね!
最後の延命処置だと思うんですが、やってみましょう!
分かりにくいですが、上の方がパッキンを裏返しにしてみた方です。
パッキンのゴムが完全にへたるまでは、これでもつかもしれません。
様子を見てみます!
灯油ファンヒーターの修理
家庭で一般的に使う石油(灯油)ファンヒーターですが、
我が家では、このヒーターが不調になった時は、すぐ新品に取り換えることを考えてきました。
家族の誰もが家の中で自由に使う物ですから、
異常燃焼や過熱などによる火事や一酸化炭素中毒が起こるのが何より怖かったからです。
今、不調になって保管してあった灯油ファンヒーターが2台あるんです。
壊れているのなら捨てなければならないけど、内部の掃除くらいはしてみようと思い立ちました。
Youtubeで調べてみると、見つかりました!
センサーの故障を修理したりしている方もいましたが、
掃除だけをして大切に器具を使い続けている方もいました。
内部の掃除だけでエラーが出なくなった例も紹介されていました!
ということで、分解して内部の掃除に限ってやってみることにしました。
様子を見ながら、ビスをドライバーで外していきました。
さて、2台のうち Sanyo 2000年製の古い方は・・・
こりゃあ、ヒド過ぎですね!
ストーブにも可哀想だったし、ハズカシイ・・・
掃除機とハケを使って出来るだけていねいにホコリを取り除いていきました。
心臓部の燃焼室に目立った汚れはありませんでしたが、
ここも柔らかいハケで軽くこすって、掃除機で吸いました。
さて、作業後ですが・・・
今まで、ストーブの中の大量のホコリで、この温度センサーが働いていたんだと思います。
「強」で運転すると、天板が暑くなり、ストーブが停止してしまっていたのでした。
さて、元通りに組み立てたので、運転してみます!
バッチリでした!
弱、中、強運転、消火時の臭い、どれも問題無しでした。
様子を見ながら、もうしばらく大切に使ってみようと思います!
しばらく留守にする時の屋外給湯器への対処は?(2)
極寒地域の冬季、または厳冬期の給湯器の凍結防止についてです。
通常は、給湯器自体の内部の凍結防止機構が自動で働いてくれるようになっているはずです。
これには電力が使われているようです。
ただし、古い機種やどの機種でもそうなっているかは、調べていないので分かりません。
この時、給電線のプラグが抜き差し出来たり、給電回路にスイッチを入れて電源を遮断出来るようにしてある場合は、
当たり前ですが、電源をオフにしていないか注意が必要です。
さらに、給湯器への給水管、給湯器からの配湯管が凍結しないような対策は別に必要になります。
また、別の手ですが、少量の水を流し続けるような凍結防止法も古くから行われています。
しかし、家を何週間も空けるような場合は、
水を流しっ放しにしたり、給湯器の電源を入れっぱなしにする方法には、抵抗があるのではないでしょうか?
そこで、長い間給湯器を使わない場合は、
「給湯器内部に残っている水を出来る限り外に排出しておこう」ということになります。
自分が例年やっていた排水法で対処したところ、
今回の記録的な寒波には対応出来ず、給湯器内部の配水管がやられてしまいました・・・!
配水管内に残っていた水が凍結し、管の接続部分が膨らんで外れかかってしまいました。
この写真は、深夜悪戦苦闘して何とか形だけ復旧させたあと翌朝に撮った写真です。
接続部分が直っているように見えますが、凍結によって損傷しています。
その損傷に気付かなかったので、使用再開時に給水栓を再度開けた時に、この部分から勢いよく漏水してしまったんです。
この漏水で給湯器内部が水を大量にかぶってしまいました。
この漏水箇所を何とか直して、給湯器を動かそうとしましたが、
点火系エラー「720」が出て、動作不能になってしまいました。
この機器の「エラー720」は、燃焼炎を誤検知してしまっている状態だと分かりました。
つまり、「燃焼していないのに、機器が燃焼していると判断してしまっているので、燃焼が起こらない」という状態になってしまっていたのでした。
そして、このエラーが出た時は「サービスマンに修理を依頼して下さい」とのこと・・・
以前経験した「エラー110」より深刻なようです!
修理依頼の前に、何とか出来ることはないのか?
とにかく、出来ることがあればやってみたい・・・
しばらく留守にする時の屋外給湯器への対処は?(1)
今回のような、例年にない強い寒気が襲ってくる時、
屋外設置の給湯器や、地上に露出した配水管には、
例年と違った対策が必要になると思っておいた方がいいでしょう。
配水管への対策については、今回広くネット上で紹介されていましたから、それを参考にするといいと思います。
給湯器についてですが、
該当給湯器の取り扱い説明書を読んで、その指示の通り忠実に作業しておくのが正しい対処法です。
取り扱い説明書が手元に無くても、
ネット検索等でメーカー発行の取説PDFファイルがダウンロードできると思います。
基本的には、給湯器内部の水を極力排出しておくことだと思います。
さて今回、自分は、
現地の給湯器の給水元栓を閉め、屋内の給湯栓を開け、
下の写真の本体最下部の3つの配水栓を開けて排水を行いました。
そして、それで充分だと思い込んでいました。
これまでもそのような対処だったので、問題ないと思っていたのです。
「手は打っておいたから大丈夫」という油断
またも、出先で給湯器のトラブルに見舞われました!
と言っても、凍結に対する備えは充分だと思い込んでいた自分に原因があったんです。
これまでに無いような寒さになる時は、どう準備すればいいのか?
しっかりと調べて完璧に準備しておかないとダメなんですよね・・・
昨夜は修羅場になりました・・・!
おもちゃの修理
蒸気が出る機関車のおもちゃを直して欲しいと頼まれました。
BRIOというメーカーの蒸気機関車のおもちゃです。
自分はこのメーカーもこのおもちゃも知らなかったので、通販で出回っている安いものだと思っていました。
ところが、調べてみたら・・・
スウェーデン製の、知名度のあるおもちゃでした!
スウェーデン王室ご用達だとか。
手に取ってみると、武骨なデザインながら、しっかりとした造り。
ロゴの印刷にも安っぽさがありません。
これは真面目に作ってあるおもちゃだと実感しました!
ということは、子どもがおもちゃをどう扱うのかとか、作る側は全て計算済みなハズ。
乱暴に扱っても、そう簡単には壊れないはずなんです。
とにかく、まず分解掃除からやってみることにしました。
普通のビスではなく、三角穴のネジが使ってありました。
まず、これを外さないといけません。
日本製ANEX社のドライバーを注文しました。
届いたドライバーで早速分解してみました。
中を開けて、配線が切れていないこと、欠けたりしている部分がないことを確認。
ネジをしっかりと締め直して、電池の残量とプラスマイナスを確認して電池を入れ直します。
蒸気を出すための水も充分に補給しました。
では、とにかくスイッチを入れて様子を見てみましょう!
あれ?
直ってるんじゃない?!
蒸気(実際は霧)も出てるし、ライトも点灯点滅してるよ。
前進と後進の切り替えもオッケーですね!
良かったー!
安心して送り返せます!!
富士通製のニッケル水素電池と充電器をセットにして、プレゼントで一緒に贈ることにしました。
この蓄電池は自分のお勧めなんです。
BRIO機関車と一緒に大切に使ってね!
車幅灯、バックランプ等をLEDに交換
Amazon で注文した車のランプですが、注文した咋日のうちに届けてくれたことに驚きました!
ありがとうございます!!
で、今日はかなり寒く風もありましたが、来週の天候も心配なので、ランプ交換をやってしまうことにしました。
ヘッドランプはPhilips社のハロゲン球に交換。
車幅灯(スモールランプ)も同時に交換しましたが、これはLEDに。
ヘッドライトユニットを引き出したら、同時にサイドウィンカーランプも交換出来ることが分かりました!
点灯チェックしてOKだったので、あとは後方の作業です。
バックランプをLEDに交換します。
まず左側だけ交換して、点灯チェックしてみます。
写真では良く分かりませんが、かなり明るい白色光です!
ただ、雨の日の視認性がちょっと心配ではあるんですが。
では、あとは右側! と作業していたら、ここで大失敗!
古いバックランプをライトユニット内部に落としてしまったんです。
車屋さんならバンパーを外して作業するところですが、何せすごく古い車。
バンパーを外す時に、錆びついたボルトを簡単に外せる気がしませんでした・・・
ピンセットを使って、落ちたランプを拾い上げるのに1時間半は費やしたかな・・・
何とか交換が終わって、点灯チェック。
とりあえず作業完了したので、今晩の運転で様子を観察してみます!
車のランプ交換の時に考えたこと
先日、自分の車のヘッドライトが切れているのに気が付きました。
片側だけ切れている時は、意外にもしばらく気付かないことがあります。
ちょっとでも「あれ?」と感じたら、停車した時、前の車に写る自車のライトの様子で分かったりします。
その後、安全な場所に車を停めて、ライトを点けた状態で直接見てチェックすれば確実に分かります。
自分の場合は、切れていたことが分かってから、ヘッドライト付近をバンバン!と叩いたらライトがいったんは点きました!
でも、また症状が出て、叩いても復活しなくなりました。
車のランプ系の交換は、だいたい自分で出来ると思います。
自分は前回の交換の時の手順を忘れていたので、Youtubeで再度確かめました。
このヘッドライトの下のすき間から見える2本のビスを緩めます。
次は、ランプ全体を掴んで、手前に倒すように引っぱり出します。
一気に引っぱると、配線を切ってしまったりするので、注意しながら力を加えます。
ライト側に2つの突起と、ボディー側にそれを受ける留め具が見えます。
これをこのように写真で残しておけば、次回の作業もスムーズに行えます!
ランプのフィラメントは、完全に切れていました。
さて、このユニットには3つのランプが固定してありました。
ヘッドランプ、ウィンカーランプ、車幅灯です。
これらのランプの型番を調べて交換すればいいんですが、LEDランプも含めて選択肢がいくつかあるんですね!
「LEDは明るくて、省電力。値段もそれほど高くない」
とくれば、
「LEDに変えちゃおう!」
と思うでしょう?
ちょっと待ってください!
①車検に通らない可能性がある。
②乾燥路が明るく見えても、濡れた路面、霧の中での視認性は良くなかったりする。
③雪が強く降っている時は、ライト周りに付着する雪が融けない。
①は、ロービームの時正しい方向を照らせているかというような光軸の問題に引っかかる時があるようです。
でも、信頼性の高い部品を選べば大丈夫でしょうね。
自分は②がすごく気になるんです。
LED白色ランプは確かにビックリするような明るさになるんですが、
どんな路面でも見やすい訳ではないと感じています。
まあ、トータルで見て、欠点がそれほど気にならなければいいと思うんですが。
自分は、②、③の観点から、ヘッドランプはLEDにはせず、従来のハロゲンランプを使うことにしました。
そして、車幅ランプとバックランプ、ストップランプはLEDを使ってみることにしました。
この他メンテナンスしたいのは、ヘッドライト前面です。
この曇った状態をキレイに出来ないか、今調べているところです。
埃だらけの工作室 集塵機を
工作室が、主に木くずで凄いことになってきました。
丸ノコからのおが屑が大部分ですが、サンダーやトリマーからの木くずも半端ないんですね。
ホームセンターで色々と集塵機をチェックしていたら、
マキタの集塵機が割引価格になっているのを発見!
ポイントも3000円分くらいあったので、買っちゃいました。
ところが、粉塵に対しては、フィルターを専用品に交換した方がいいということが後になって分かりました。
そこで、粉塵フィルターを発注しようとして調べていたところ、
サイクロンユニットを使って、埃を上手く分離する方法というのが目に留まりました!
しかも、自作用のものがちゃんと販売されていたんですね!
これは、作って試してみる価値アリですね!
雌実をどうやって彫った方がいいのか?
フローリング作業が中断したままですが、
トリマーを使って、雌実をどう彫ったらいいか考えています。
横溝ビットで彫るんだろうと思っていましたが・・・
ストレートビットでも彫れる?
で、ストレートビットで彫ってみたんですが、
横溝ビットではどうなるのか・・・
急に試してみたくなり、
注文してあった横溝ビットを使えるように、トリマーテーブルのガイドを作り直すことにしました。
夕食後に、工作室で木くずだらけになって作業しました。(笑)
この空間は、ホールソーとトリマーでくり抜いて作りました。
これだけくり抜けば、ガイドの強度は著しく低くなりますが、この使用法では問題ないと思います。
では、横溝ビットをセットしてみます。
彫る溝の深さによっては、この自作木製ガイドは使わずに、
写真の銀色のベアリングを利用した彫り方もあります。
今回は、溝の深さを7ミリほどにしたかったので、木製ガイドを作りました。
端材に溝を彫ってみました。
ストレートビットの時と彫った材料が違うので、仕上がりの比較は出来ませんが、
横溝ビットの方が削りくずが上手く除かれて、材料の焦げもありませんでした。
もう少し、実験を続けてみたいと思います。
家庭用電気器具の電線を止めるネジ
電気器具の修理をしたりする時に目にするネジですが・・・
まず、ランプレセプタクルでは、
家庭用100V2相ACプラグではこうですね。
ランプレセプタクルも、ACプラグも、電線を固定するネジは3.5ミリ径なんですね!
ACプラグの本体カバーを固定するネジは一般的な3ミリ径が使われています。
電線を固定するネジは端子ネジと呼ばれていて、径はさまざまなんですが、
家庭用電器器具の端子ネジは3.5ミリ径が多いようです。
今回、納屋の天井の構造材に沢山のランプレセプタクルを取り付けましたが、
作業中に、この端子ネジを何度も下に落としてしまいました・・・
1回落としたら、次からは落とさないように工夫して、神経も集中しますよね?
それなのに同じ失敗を繰り返すとは・・・
「大丈夫さ、エイヤッ!」と安直な決断になっちゃうんですよね。
これがもし手に入らないネジだったら、
落とさないように、いったいどんな方法、どんな準備をしなければいけないでしょうか?
まあ、それはともかくとして、落としたネジは見つかったものもあり、見つからなかったものもありました。
このネジだけ買えばいいやとホームセンターに行きましたが、ネジコーナーでも電材コーナーでも見つからず!
店員さんに聞いて、やっと3.5ミリ径の鉄製ナベネジが見つかりました!
ネジで電線と接触部を強く押さえつけるので、電路の途中に鉄は入りません。
ということで、黄銅製でなく鉄製でも問題無しと思います。
さて、今回、現場で取り外した配線の中継ソケット(?)を見て下さい。
40年以上前の部品だと思います。
今では見かけないこれらの端子は、
配線の分岐点として、また、ここから電球を吊る線を下ろすように作られていました。
そして、これらのネジ端子は4ミリ径のものが使われていたんですね!
昔は4ミリ径のネジ端子が使われていて、これが3.5ミリ径のものに変わっていったのか?
どうして、一般的でない3.5ミリ径のネジが使われるようになったのか?
理由を知りたいと思っています!
夜も作業してます!
古家の栗の木の枝と幹は納屋に押し込んであります。
落としたばかりの嵩張る枝ですが、
2センチ径くらいの枝までなら手で折っていきます。
太い枝や幹は手引き鋸で切っていきます。
その後は、約1センチ径までの枝なら裁ちバサミで、それより太い枝や幹は丸ノコツールでどんどん細断していきます。
そこで、夜もこの作業が出来るように、手を付けていなかった納屋の照明を補修することにしました。
配線も照明も、多分30年以上も手が付けられていない状況でした。
配線もやり直すつもりでしたが、もう少し時間が必要です。
そこで、恐ろしく古い吊り蛍光灯5台を取り外し、
LED電球用のレセプタクルソケットを構造材に取り付けて配線することにしました。
手持ちのLED電球や、価格がかなり下がってきた多種のLED電球が使えるので、
外観が気にならない納屋の照明には、
このやり方がいいと思います!
複雑な作業ではないのですが、細かいところで、「キレイに上手くいかないなぁ・・・」と思いながら作業していました。
接続部分等、要所はキチンと仕上げましたが。
まだ、全面に照明が行き届いていませんが、当面はこれで充分でしょう。
後日、絶縁抵抗だけは測定しておこうと思います。
漏電は火災にもつながり、危険です。
通常、納屋へは、
配電盤のブレーカーで通電しないようにしておいているので、とりあえずは安心です。
枝の細断作業はまだまだかかりそうです・・・
落ち葉は燃やさず、クリーンセンターに持ち込みました
現地の栗の木の落ち葉が半端でなく大量に出るので、
ドラム缶焼却炉で燃やし続けていました。
風が弱い時で、風向きも気にしながら、朝早い時間に燃やすようにしていたんです。
しかし、煙は出るし、細かくなった灰も舞って飛んでいってしまいます。
近所迷惑は避けられません・・・
そこで、近くの市営クリーンセンター(焼却場)に持ち込むことにしました。
処理費用は、10kgあたり120円です。
また、ゴミを袋に詰めて持ち込んだ時に自分で投入口に捨てれば、袋は持ち帰れることも分かりました!
落ち葉が大量なので、袋を持ち帰って再利用出来るのは助かりました!
90リットル14袋の量を2回に分けて運びました。
重さでは80kgほどだったようです。
次回からは、落ち葉を堆肥にするとか、煙が出ないように燃やすとか、
自分で処理するように工夫出来ないか、考えています。
枝細断ツールの修理
枝落としで大量に発生した枝を細断するのに、昨年、余っていた丸ノコで裁断機を作りました。
これが大活躍してくれて、細断作業がスピーディーに進むようになりました。
ただ、見ての通り安全なツールではないので、おススメは出来ませんが・・・
このツールでかなりの量の枝を細断しました。(これは3回目の作業分)
しかし、これを使っているうちに、丸ノコを固定していたべニア板に不具合が・・・
この穴はどんどん大きくなっていき、細断が上手くいかなくなりました。
そこで、この穴を塞ぐようにべニア板を補強することにしました。
ツーバイフォー材を固定する2ミリ厚ほどの軟鋼材を見つけてきました。
200円ほどでした。
これに、ディスクグラインダーでスリットを作ります。
これを、丸ノコツールの穴を塞ぐようにビス止めします。
この補修は効果てきめんでした!
細断作業がスムーズに進むようになりました!
簡易トリマーテーブル完成!
とりあえず、簡単なトリマーテーブルが出来ました。
手持ちのラワン合板、赤松角材の端材を流用して作成しました。
ワークベンチ(作業台)に挟み込むように固定してあります。
木材を削るビット(刃)の部分は
このツールで、このような溝を彫ることが出来ます。
初めて使ってみましたが、ビットが非常に高速に回転するツールで音も大きいです。
慎重に取り扱う必要があると感じました。
作業量が多すぎて、少しずつしか進んでいません!
フローリング材を早く貼り始めたいんですが、ちょっと新たな工作が必要になりました。
幅18ミリ厚さ12ミリの赤松材を切り出して、これに加工をしようとしています。
新しい工具が必要です!
市販フローリング材は実(さね)加工がしてあるので、
この実を残したまま、そこに接続するには、接続する側にも実加工をしておかなければなりません。
今回は、上記の赤松材に雌実加工を施します。
この加工に必要なツールがトリマーです。
このトリマーを固定するためのトリマーテーブルを作成する必要があります。
必要最低限の作業が出来ればいいので、シンプルなものを作ります。
Youtubeの動画がすごく参考になるんです!
まだここまでしか進んでいません。
というのは、天気が良く、風も穏やかな日なら、まずは外作業をしなければならないからです!
栗の木の枝落としですね!
6.3メートル長の高枝切りノコギリも購入して、屋根に上ったりもしながら文字通り悪戦苦闘しながらの作業です!
枝が落ちてくる時が危険で、屋根瓦その他を壊したりするので、緊張しっぱなしでした!
脚立に直撃して、脚立が倒れたりすれば、屋根から下りれなくなったり!(どうする?!)
昨日までの作業より多少上手くなったかな?
何とか大きな事故もなく、屋根から下りてホッと一息。
この写真では良く分からないと思いますが、かなりスッキリしました!
うーん、写真に撮ると
「こんなもん?」って感じの量にしか見えないんだけど・・・
この枝を切って小さくする作業もかなり時間がかかるんです!
明日はこの作業と、トリマーテーブル作成と、両方やります!
フローリング作業に入れると嬉しいんですが。
気を付けていたんですが、AC電源コードを切断しそうになってた・・・
高枝切り電動チェーンソーでの枝落としは思ったより大変です!
目的の枝に届くように、屋根や脚立の上に上ったりしなければなりませんし、
電源コードの引き回しも予想以上に気を使うことになりました。
落とす枝が大きくて重いので、その枝の直撃を避けなければいけません!
チェーンソーや電源コードに向かって落ちてくる場合もあります。
ところが、このようなことに気を取られ過ぎて、
木を這わせていた電源コードに、回転していたチェーンソーの刃が接触してしまったようなんです。(!)
もし完全に切ってしまえば、ショートした時の高熱でチェーンソーの刃も融けてダメになってしまいます。
そこまではいかなっかたんですが、何ともマヌケな失敗です・・・
ケーブルの切れた部分を切り取って、市販のコネクターを取り付ける修理をします。
この外キャップの挿入し忘れをやりがちなんですね。(笑)
圧着端子専用のペンチが手元に無かったので、リングスリーブ用の圧着ペンチを使いました。
実技試験なら落とされる場面ですが、しっかり圧着されていたようです。
このコネクターの構造だと、最後のケーブルを固定するためのこのネジ締めは重要だと思います。
最後に、テスターで導通チェックと絶縁チェックを終えれば完了です。
届きました! リフォーム用丸ノコ
通常の丸ノコの刃とベースの配置は、このようになっていません。
このツールは、刃がベースの外側にあります。
また、刃の傾きがこのように設定出来るようになっています。
この写真のような設定により、床材を壁ぎわで切ったり出来るようになります。
また、旧型と言っても日立製のプロ用機種なんです。
これを6500円という安値で提供していただけました!
さて、いつもは部材を切っているんですが、
やり直しのために、完成された床を切るんですね・・・
素人にとって、この第一歩は勇気がいるでしょうね!! (;^_^A
キワ切り丸ノコ?!
際切り丸ノコは、リフォーム用丸ノコ、内装用丸ノコ等とも呼ばれています。
どういう場面で使われるのか?
床リフォーム等の時、下のようにフローリング材を切りたい場面その他で活躍します。
これが出来なければ、壁の下部を削ったり壊したりしなくちゃいけなくなるんですね!
さて、今すぐにこのような作業をする訳ではないんですが、
メルカリのサイトを見ていたら、日立(ハイコーキ)のリフォーム用中古丸ノコが格安で出品されているのを発見!
「今買わないと無くなっちゃう!」
ということで注文してしまったのでした・・・
洋間の床、縁側の床をリフォームする予定があるんですが、これを使う時はレポートしたいと思います!
根太貼りフローリング(6) やっぱりミスしてた・・・
フローリング材の支えとなる根太を「303ミリ間隔、又は227ミリ間隔で配置せよ」というのは、
材料が1尺(303ミリ)の倍数で作られていることが理由の1つです。
227ミリというのは、3尺(909ミリ)の 1/4 になります。
フローリング材等も、長さ6尺(1818ミリ)で作られています。
ですから、根太を配置する間隔を303ミリ(根太中心から隣の根太中心まで)にすると、
この6間隔でフローリング材を支えた時、フローリング材の両端が根太の中心にくることになりますね!
ところが・・・
フローリング材の片側が床の端の場合は?
フローリング材は、床の端の根太を完全に覆わなくてはなりませんから、
この床の端に設置した根太から次の根太までの間隔だけは、
床の端から次の根太の中心までを303ミリにしないといけない訳です!
分かりにくくてすみません。
この下の写真の、右端から次の根太の中心までだけは303ミリにしなければいけなかったんですね。
この施工では、ここの所だけあと18ミリ断熱材の幅が狭くなってなければいけなかったのです。
で、このミスした状態のままフローリング材を仮置きしてみると・・・
フローリング材の右端が根太の上にしっかりと乗っておらず、外れかかっているでしょう?
このミスが無ければ、フローリング材の右端はあと18ミリ右つまり根太の中心に来ていました。
さあ、この失敗をどうカバーすればいいでしょうか・・・?
祠の瓦補修
栗の木の枝を伐採するのに四苦八苦していました。
そして、この作業中に、落とした枝で近くの祠の瓦を壊してしまいました・・・!
枝と言っても、小ぶりの幹ほどの太さはあるんです。
割れた瓦は交換するのが最良なんでしょうが、入手は難しいでしょう。
とにかく、祠内部への雨水の侵入を食い止めなければいけません。
祠内部が濡れたり湿ったりすれば、木部が腐食し朽ちていってしまうでしょう。
割れた瓦が飛び散らなかったのは不幸中の幸いでした。
この瓦の下の空間が割と広く、この割れた瓦には支えが必要だと考えました。
そこで、この空間を南蛮漆喰で充填して支えにすることにしました。
南蛮漆喰は、瓦屋根の固定や補修に使われる防水性もある材料です。
以前別の作業で使った「水シャット」という製品を使いました。
写真がこれだけしかなく、分かりずらいと思います。
かなりの量(3~4kgくらい?)を充填し、コテで整形しました。
これで瓦の固定をさせようとしたんですが、もちろん、防水の役目は充分ではありません。
瓦のヒビの目止めをしっかりとやらなければなりません。
祠の瓦ですから、見た目も重視しなければいけないと思うんですが、
防水が何より大事ということで、シリコンシーラントをたっぷりと使うことにしました。
このはみ出たシーラントは、シーラントが固化してからある程度削り取ろうと思います。
また、瓦固定に使われていた銅線が見えますが、これも次の日にやることにしました。
祠の神様へのお詫びですが、もちろんお参りして報告はしてあります・・・
高枝落としは予想以上に大変で危険
大きくなり過ぎた栗の木の枝を伐採しようとしています。
以前は、高枝用手引きノコギリを使いましたが、
作業は全く充分には終わっていなかったのです。
今日作業してみて、やっぱりこれは手ごわいとあらためて実感しました。
枝の先端から少しづつ落としていけば、安全に作業が進むと思います。
でも、枝の先端は遠く、手も道具も届きません。
今日、高枝用電動チェーンソーを使ってみました。
この道具で、かなり太い枝や幹も切ることは出来るんです!
出来るだけ先端の方から何本か切ってみました。
落とした1本は自分を直撃し、別の1本は祠の瓦を壊してしまいました。
かなりの枝を落としましたが、今日はここで作業を中断しました。
まずは、祠の瓦を補修しなければなりません。
地デジアンテナ設置し直し(2)
地デジのアンテナを設置し直して、同時に出来るメンテナンスをやってしまいます。
今までのテレビのアンテナですが、
VHFやUHFのアンテナを1本のマストに固定し、出来るだけ高い位置に設置してあったと思います。
その時、マストは「馬」と呼ばれるこのような金属製の台に固定されていました。
そして、この馬に固定した長いポールは、3~4本のステー(針金)を張って屋根の上に固定するのが普通です。
最近は、地上波アナログ放送廃止でVHFアンテナは使われなくなり、地デジ用のUHFアンテナだけになりました。
そして、アンテナ本体の高さを稼ぐ必要は以前ほど無くなったようです。
ということで、地デジ用UHFアンテナを屋根の破風板に専用金具を使って取り付けることにしました。
馬もステーも不要になります。
現地の破風板は、アルミ板で補修されていたので、マーキングし、ポンチを打って下穴を開けておきます。
5ミリ径のステンレス皿ネジを使って、しっかりとネジ止めしました。
最初、電動ドライバを使ったんですが、ネジをなめてしまい失敗しました。
手回しでやり直し、特に最後の締め付けをしっかりと行いました。
また、同時にシリコンシーラントを下穴付近に注入してからネジ止めをしてあります。
ガッチリと固定出来たようです!
アンテナ線は、今まで存在していた「やってはいけない接続部分」を取り除き、
ダイレクトにアンテナ端子に接続しました。
アンテナを向ける方向ですが、ネットの地域情報を調べて東京スカイツリーに向けました。
方角の決定には、スマホのアプリ「アレドコ」を使いました。
最後にアンテナ線を、対候性結束バンドで固定処理しました。
アンテナがこの位置にあれば、今後のメンテナンスも容易になります!
また、テレビへの入力信号レベルは、全てのチャンネルで「高」となっていました!
アンテナ線の交換はしなかったんですが、これで当分の間はOKだと思います。
大量の落ち葉のかき集めはちょっとない重労働!
栗の落ち葉のかき集めに2日間費やしましたが・・・
集めるところまではやっと終わりました!
この写真に写っているのは焼却前の残りですが、
今までの落ち葉全量はこれの3倍くらい?
でも・・・
焼却処理にストップがかかってしまいました。
イガと落ち葉と枯草の焼却
昨年、ドラム缶をちょっと加工して、古家の庭の大量の栗のイガや落ち葉を燃やしました。
この焼却炉を改良できないか考えていました。
煙突を付けて、横にゴミ投入口を付けてはどうか?
今日、その工作をやろうか考えていたんですが、
昨年のやり方でも工夫すれば、煙や火の粉が出にくくなるのでは?
そう考えて、とにかく燃やしてみることにしました。
今日はこの時期にしては風がほとんど無く、燃やすのには好都合です!
やはり灰はちょっと舞いますが、今日は火の粉も散らず調子良く燃えてくれました!
大量の栗のイガと落ち葉、それに雑草を積んでおいて出来たこれも大量の枯草です。
これらが驚くほど少量になります。
出来た灰は畑のいい肥料になるでしょう。
明日、残り3割ほどを燃やしてしまおうと思います!
地デジアンテナを設置し直してアンテナ線も新調したい(1)
地デジで使われている電波の周波数帯は、500MHz~800MHzあたりです。
これを受信するアンテナですが、
周りに障害物が無ければ、それほど高い位置に設置しなくてもいいんじゃないかと思っています。
アナログ波の受信だったら、出来るだけ高いところにアンテナを上げたかったのですが。
屋根馬とステーを使った固定はやめて、壁面設置の金具を使ってシンプルに設置しようと考えています。
これの方がメンテナンスもしやすく、屋根上の邪魔にもならずスッキリするからです。
そして、その際にアンテナ線も新しく引き直したいんです。
現在、この「やってはいけない接続」のままになっているので・・・!
棟瓦とその下が・・・(1)
軒天の修理で屋根に上がったんですが、
そのついでに、分かる範囲で家の見えるところを点検してみました。
そう言えば、雨漏り修理の時に「ぐし」を直したとか聞いたことを思い出しました。
「ぐし」とは棟のことで、屋根のてっぺんの部分です。
この棟付近の防水に、最近は南蛮漆喰を使うらしいことも教わりました。
棟とその周りを観察してみましょう。
古家の台所付近の屋根の棟です。
本来、この棟瓦は、鉄線等を張って固定するようなんですが・・・
この状態だと、棟は簡単に外れるのでは・・・?
やっぱりそうでした!
でも、この状態は・・・
棟瓦の下の土も無くなっていますし、棟瓦は置いてあるだけですから不安定です!
この棟瓦がずれてしまえば、即雨漏りですね!
ここを何とかしたいと思っています!
屋根に上がって補修するので、北風が強くなる前に何とかしたいですね。
軒天の補修(3)
軒天に貼ろうとしていたケイカル板は、ホームセンター資材館にありました。
定尺(910ミリ × 1820ミリ)の5ミリ厚のものが800円くらい。
普通の乗用車だと載せられないので、そんな時はトラックを借りるといいですよ。
軽トラでも載せられますし、ホームセンターで無料で貸し出してくれるはずです。
さて、この板から現場のサイズ 555ミリ × 905ミリを切り出します。
薄いケイカル板なら、石膏ボードと同様にカッターで切れ込みを入れて、切れ込みに沿って折ればいいようです。
もう一辺は、5ミリ分カッターラインに沿って、ペンチで挟んで少しずつ折っていきました。
切断面は、石膏ボードを削った時に使ったやすりで仕上げましたが、
サイズを現場に合わせるために、現場で何回もこのやすりで板を削りました。
さて、ケイカル板をネジ止めするための桟木も必要です。
20ミリ角のホワイトウッドでケイカル板の受けを張ったんですが、あとで後悔しました。
これだと、ケイカル板の端をネジ止めすることになり、強度的に良くありません。
結局、シリコンシーラントをここに塗り、ネジ止めも併せてケイカル板を固定しました。
ネジ止めは、念のためフレア付きのステンレスビスを使いました。
何とか貼り終えました!
あとは、対候性を高めるために塗装が必要です。
さて、軒天の他の古い部分はどうするか?
同じようにケイカル板で貼り直してしまおうか?
それとも、このまま一緒に塗装して終わりにするか?
軒天の補修(2)
現地古家の軒天ですが、こうなっていました。
この壊れ方は、嫌な感じです。
瓦屋根からの漏水による部材の劣化?
または、屋根裏に出入りしていた野生動物が食い破って出来た穴?
今現在、何かが出入りしているかどうかまでは分かりませんでしたが、
この破れ方からして、動物の出入りはあったんでしょう!
とにかく、ここを急いで補修する必要があります。
ネットで色々と調べてから、実際自分で作業出来るのかも考えました。
ここは、幸い別棟のトタン屋根が真下にあるので、
不安定ながら何とかこのトタン屋根を足場に出来そうです!
では、まずは、この軒天の建築当時の材料だった薄ベニア板を取り除きます。
少し浸みのようなものが見えますが、屋根の軒先からの浸水ではなさそうでした。
傷んでいた軒天を外して、屋根裏の内部を見てみましたが、
鳥の巣や羽根、ネズミの糞、虫などは発見されず、とりあえずこの件は一安心。
では、軒天に新しい部材を貼る作業に入ります。
ベニア板ではなく、ケイカル(ケイ酸カルシウム)板を貼ることにしました。
ここを出来るだけ早くふさぎたいのですが、
まずは、ホームセンターでケイカル板を買ってこないと!
軒天の補修(1)
家の下から屋根の張り出したところを見上げてみると、
こうなっちゃっているのを良く見かけませんか?
さて、家のこの部分は何と呼ばれているのか。
「けらば」だったかなぁ?
調べてみました。
あれ?
違うかも
軒天ですね!
軒裏などとも呼ばれているようです。
ここは、薄いラワン合板で作ってあることが多いようです。
また、ケイカル板を使うこともあるようです。
そして、軒天には日が当たりにくいので、明るい白で塗装されていることが多いです。
ケイカル板は、湿気に強く耐火性にも優れていて腐食もしにくい素材です。
白のケイカル板はホームセンターで安価に購入できることもあり、これを使ってみることにしました。
あと重要なのは、軒天を修理するための安全な足場を作った上で作業することですね。
根太貼りフローリング(5) 根太上面に薄ベニア固定
薄ベニア板を根太上面に固定するには・・・
タッカーはどうでしょうか?
それも、手動タッカーでもいいのでは?
明日トライしてみます!
根太貼りフローリング(4) 素人の技術では応用が効かない・・・
断熱材と根太の高さの差を無くすには、
断熱材を削って高さを下げるか、根太に何か挟んで高さを上げるかです。
水平を出すために、根太の高さを箇所箇所で任意の高さに調整することがあります。
こんな時は、根太の何か所かの下に薄い木材を入れてかさ上げします。
よし、この手で行こう!
通常、根太の下は大引きで、大引きの幅は110ミリほどです。
ということで、450ミリおきに110ミリ幅の板で根太をかさ上げしようと考え、
5.5ミリ厚ラワン合板を、丸ノコで45 × 110のサイズに切り出しました。
ところが・・・
両サイドを断熱材でキツキツに押されている根太は簡単に外れません。
しかも、固定していた90ミリのコーススレッドも、外す時に折れてしまったり!
これじゃダメだと、この手はやむなく中止・・・
5.5ミリ合板を、根太の上に固定することに変更しました。
つまり、断熱材から見て根太上面が凹んでいるので、ここを合板で埋めることになる訳です。
そして、こうするのなら、根太の上面は余さず合板で埋めなければなりません。
やっとここまで来たんですが、いいやり方とは言えませんよね・・・
この合板は、根太に接着すべきだと思うんですが、
接着してしまうと、根太を固定しているコーススレッドが隠れてしまい、
やり直したり、解体したりする時に大変です!
合板を接着しないまま、この上からフローリング材を固定しても大丈夫なのか・・・?
床鳴りの原因とかになるのではないか・・・?
洗濯機の故障
自宅の洗濯機が不調になりました!
「あれー? これ買って何年経つっけ?」
「もう10年くらい使ってるんじゃないの?」
いや! 10年なんて経ってないよ~
この洗濯機は自分で買ってきて設置したので、記録が残っているはず。
調べたら、何と3年しか経ってない!
何といういい加減な記憶!
買い替えの時は、大蔵省のOKが出ないと絶対にダメでしょう?
ですから、こんな時のように大蔵省がぼんやりしてる時は、
「10年も経ってるから買い替えなくちゃダメだよ!」
って言えば、即、買い替え、支払いOKですよね!
おまけに洗濯が滞るなんて、女性には1日たりとも許せないでしょうから。(笑)
しかし、10年経っていようが、まずは修理を試みます!
出ているエラーコードですが、調べても出てこないんです・・・
こんな表示なんです。
[ ]
これ、エラーコードじゃないのかも。
この表示と共に、かなり大きな「カチッ!カチッ!・・・」という連続音もしています。
不調が分かった今朝6時ごろから、ずっとこのことを考え続けているんですが、
ちょっとヒントらしいことが頭に浮かんできました。
今日帰宅したら色々と試してみようと思っています!
根太貼りフローリング(3)
今回使用する断熱材ですが、
スタイロフォームではなく、通常の発泡スチロールを使ってみることにしました。
発泡スチロールは、耐火性能が劣りますが断熱性能はほぼ同じです。
また、すき間に押し込める時にかなり縮んでくれるので、断熱欠損に対して有利です。
そして、価格が安い!
50ミリ厚発泡スチロールを貸し出し軽トラで運び、現地でカッターを使って切断しました。
刃は一気に下まで潜らせた方が切断面が歪みにくいと感じましたが、中々キレイには切れませんでした。
広いスペースで立って作業した方がいいと思います。
断熱材を入れる作業は何とか終わりました!
根太の高さ45ミリに対して断熱材の高さを50ミリにしてあるんですが、
この5ミリの差は、床材で押し付ければ縮むだろうと思っていました。
こうすれば、床材としっかり密着させられるだろうという考えでこうしてみたんです。
しかし、押さえつけてみた感じでは、5ミリの差を押し縮めるのは無理そうでした・・・
差を1ミリにすれば上手くいくか、または差を無くすか、さらに実験して決めようと思います。
この根太と断熱材の高さの差を小さくするには、根太の上面に薄べニア板を貼り付ける予定です。
根太貼りフローリング(2)
床を板張りする時、最も一般的には、
大引きに直交して張った根太の上に、まず12ミリ厚以上の合板を貼ります。
そして、その合板の上に床材を貼っていくんです。
この方法は、捨て貼りと呼ばれています。
また、合板を貼らずに、根太に床材を直接貼っていく方法があります。
この方法は、根太貼りと呼ばれていますが、床材は根太貼り用のものでないとダメです。
今回は、春休みに譲っていただいた床材の中に、根太貼り用を見つけました!
さて、昨日の作業の続きです。
今日は、畳の間用に張られていた荒板の上に、フローリング用の根太を張っていきます。
正確に根太の中心から次の根太の中心までが303ミリになるように、
また、根太を正確に平行に配置して固定するために、基準となる線引きが必要です。
これが割と大変な作業なんです。
今回、入手したばかりのレーザー墨出し器のおかげで、しっかり作業出来ました!
でも、写真撮ってないんです!
残念!
余裕ない時は写真撮れないんですね・・・
次回紹介します!
全ての根太を荒板に固定するところまで仕上がりました!
安全に通れるよう、合板を仮置きしてあります。
根太上面は荒板から45ミリの高さで、荒板の下の根太に対して垂直になるよう配置してあります。
次の作業は、この根太の間に断熱材を入れていきます。
根太貼りフローリング(1)
古家の北側の1室ですが、やはりここも荒板がむき出しになったままになっています。
で、やっと決心がつきました。
板貼りフローリングをやってみることにしました!
一番やりたかったのは、
杉荒板を乾燥させて、やすりがけをして、断熱材を入れた根太貼りフローリングにすることです。
でも、これはまだ難易度が高く、どんなことが起こるか想像が出来ません。
ということで、最初はオーソドックスな方法でやってみることにします。
まずは、敷居の水平が出ているか確認してみます。
やはり傾いていました・・・
でも、この程度なら修正しなくても大丈夫そうですし、
また、この荒板の上に張る根太を必要なところでかさ上げしてやれば、水平な床は作れると思います。
ですが、今回は安直に、敷居の高さに合わせた床にしちゃいます。
居室ではないので。
今日は外周の根太張りまで出来ました。
床の断熱補修(4)
この古家は作りが古く、敷居の水平面からの高さが4隅で異なっていました。
ということは、水平面を基準にすると、仕上がりの見栄えが悪くなってしまいます。
かなり悩んだんですが、この部屋の床は敷居の高さを基準にすることにしました。
それでも、荒板から敷居までの高さは最大で5ミリの差があるんです。
畳の間ということもあり、5ミリの差は目をつぶることにしてしまいました。
結局、荒板の面を基準にしたことになります。
荒板から敷居まで55ミリほどなので、
12ミリ畳マットと4ミリ合板の分を引いて、40ミリ厚のスタイロフォームを入れることにしました。
1畳分置いてみましたが、こんな感じです。
この荒板面はかなり凸凹していたので、2ミリ厚の養生用発泡ポリエチレンシートを全面に敷きました。
さらに床の4辺に30×40角材をシートを挟むように置き、コーススレッドで固定しました。
このシートの幅は1000ミリで、列どうしは貼り合わせていません。
貼ってすき間を塞いでおいた方がいいかもしれません。
このあと、910×1820のスタイロフォーム8枚を敷きますが、
うち5枚は長さと幅を切り詰める必要があります。
カッターで切り詰めましたが、きれいに垂直に切るにはまだ慣れが必要ですね。
大きさを合わせたら、8枚敷き詰めます。
このままスタイロフォームの上を歩くと凹んでしまうので、上に乗るためのべニア板を敷いて作業します。
この面に455ミリ間隔で柱を入れるための線を引きます。
この線を引くのがなかなか上手くいきませんでした。
墨も試してみましたが、蛍光チョーク粉を使ったラインを使って何とか線が引けました。
このツールは、墨つぼと呼ばれていたものです。
墨が付いて張られた糸を、つまみ上げて面に当てるんですね。
これで墨の直線が引けるんですが、最近は墨の代わりに蛍光チョーク粉を使ったタイプがあるんです。
この縦横の線の交点を中心にして、角材の柱を入れるための穴を開けます。
この穴開けはカッターで作業したんですが、すごく大変でした!
もしかすると、マルチツールがいいかもしれません。
この角材柱は30×40の角材を30ミリ長、60ミリ長に切って作りました。
丸ノコ盤のおかげで、沢山の量がスピーディーに作成出来ました。
また、角材にネジ穴を開けておいたんですが、
これは簡単な治具を作ってボール盤にセットしたものが役に立ちました。
この柱を、穴を開けたスタイロフォーム全面に埋め込み、さらにコーススレッドで荒板に固定しました。
ここに4ミリ合板を敷いてみます。
どの角材の柱も、30ミリ平方の面で合板を支えています。
柱は全面455ミリ間隔で、部屋の4辺は根太上面全部で合板を支えています。
今回のこの自己流の方法は、この1畳分の上の写真で良く分かると思います。
これで、スタイロフォームが潰れずに保ってくれるかどうか?
今のところ、まだはっきりと自信は持てないんですが、
仮仕上げで使ってみたところ、いい感じなんです。
後日、時間を置いてレポートしてみます。
また、細部の仕上げについてもレポートしたいと思います。
床の断熱補修(3)
スタイロフォームのような断熱材を置いたら、
その上には12ミリ以上の合板をフローリングの下地板として敷くのが普通です。
その時、合板の支えとなる根太は、303ミリ間隔か、455ミリ間隔で張ることになっています。
こんな感じですね。
スタイロフォームの下に空間があるような場合
床面から根太ごと浮いているような場合は、ほぼ根太だけで下地板を支える訳ですから、特にこうなるんですね。
スタイロフォームには荷重を一切かけないように考える訳です。
では、根太と根太の間隔がかなり広く、下地板はたわまないようなもの使うような方法はないんでしょうか?
現在は、根太レス工法といった施工法があり、
1メートル間隔ほどの大引き(100ミリ角)の間にスタイロフォームだけを入れ、
30ミリ厚といった丈夫な下地板を貼る工法があるようです。
もう一つ自分が気になっていたのは、手や足で触れた時の合板の冷たさなんです。
通常の合板材仕上げのフローリング上を歩いてみると、特に冬場では決まって冷たいでしょう?
ところが、良く乾燥させた無垢板のフローリングだと、あれ?と思うほど冷たくないんです。
合板は、熱伝導率が高いような気がしています。(熱容量も大きめなのかもしれない)
また、スタイロフォーム自身も、ある程度ですが耐荷重が期待できるのかな、と感じていました。
DIYレベルの例だと思いますが、根太を張らずにマットや置き板をスタイロフォームの上に置いて使っている例を見かけました。
そこで、一度は試してみようということで、
スタイロフォームの上に4ミリ厚のラワン合板(べニア)を置き、
この板を45センチほどの間隔で支えてみることにしました。
支えるのは、根太ではなく、455ミリ間隔に置いた30ミリ角の柱です。
出来るだけ、スタイロフォームを切らずに、面積も稼ごうという訳です。
この4ミリ合板の上は12ミリ厚の畳マット(ユニット畳)を置きます。
ただし、この部屋にはテーブルは置くけど、他の家具とか重いものは置かない条件です。
一番圧力が高くなるのは、人が座っている時の椅子の脚先になると思いますが、
これでスタイロフォームが潰れる等のダメージを受けないかどうかです。
ちょっと説明不足でしたが、この和室は元は畳の間で、
12ミリの荒板が張りつめてあり、その上に50ミリ厚ほどの畳が並べてあったようです。
自分が手を入れる時、畳はすでに撤去されていて、12ミリの荒板だけがむき出しになっていたのです。
2日間の作業で、主な工程は未熟ながら完了したので、
スタイロフォーム同士の接着、すき間のシーリング、4ミリ合板の固定等の仕上げ作業等は後回しにして、
とにかく、この上で1日生活してみました。
違和感なくとてもいい感じです。
床鳴りもありません。
足元はもちろん、部屋の中も温かく感じます。
ただ、もう少し長い期間での観察が必要ですね。
床の断熱補修(2)
疲れました・・・
とりあえず、細かい仕上げはまた後で出来るので、
ほぼ完成というところで、畳マットを元に戻しました。
作業についてはまた後で報告します!
床の断熱補修(1)
古家の畳の間の断熱効果を高める補修をやってみることにしました。
40ミリのスタイロフォームを畳の下にセットするんですが、ちょっとやり方を変えてやっています。
通常のやり方だと、まず根太を格子状に張って、
その間にスタイロフォームをはめ込みます。
そして、その上に12ミリ以上の板材を貼るのが普通です。
それを4ミリの合板で貼ろうとしているんです。
もちろん、4ミリ合板の支えは入れます。
この作業は明日やってみます。
この畳の間には、家具等重い物は一切置かないということなので、
これで行けるのではないかという見込みです。
上手くいくかどうか、まだ分かりません。
今日はここまで出来上がりました。
灯油給湯器交換修理作業記録(8)
給湯器交換作業の仕上げを行いました。
これで一息つけたと思います!
給湯器本体と配管の接続部分など、雨がかかりにくくしておきます。
防腐剤を塗ったべニア板で簡単な屋根を作りました。
壁に角材をネジ止めし、その角材に屋根板をネジ止めしてあります。
壁伝いの雨が給湯器裏側に行かないよう、シーラントでシーリングしました。
配管を保温した時に出来てしまったすき間も塞いでおきます。
すき間にバッカーを詰めたあと、シーラントでシーリングしました。
電源の給電線は、圧着端子で確実に接続、固定し直しました。
本体がキチンと垂直設置になるよう、底面のボルトを回しながら調整しました。
この給湯器は18年選手です!
それもあって格安だったんですが、
灯油給湯器の一般的な耐用年数は10年程度と言われています。
いつ故障するか分かりませんが、大切に使っていこうと思っています!
PCキーボードの分解掃除
ノートPCのキーボードは交換も出来ず、丁寧に使わないといけませんよね?
デスクトップPCならキーボード交換は簡単です。
ノートPCも、キーボードを外付けで認識させて使うことは簡単に出来るんですが、
普段はそんな使い方はしません。
一体型としてのメリットが無くなりますからね。
さて、ノートPCキーボードの、特定のキーの調子が悪くなることはないでしょうか?
我が家のPCにはカミさんと共用のノートPCもあって、居間のテーブルで使っています。
このPCキーボードのキーがしばしば不調になるんです。
自分に心当たりが無いと、すぐにカミさんを疑っちゃうので、逆に怒られてます。(笑)
「キーボードの上に何か置かなかった?」
とか聞いたりするんですが、
キーボードのキーのすき間にゴミが入っちゃうことが多いようなんです。
入り込んだゴミがキーの真下に来ちゃうと、キーの動きの障害になってしまいます。
キーボードカバーは、こんなトラブルを防いでくれるんですが、
うちのは付けてない・・・
さて、キーボードのすき間に入っちゃったゴミは取り除けるのか?
キーボードの種類にもよるんですが、この「キートップ」を外して掃除することが出来るんです!
キートップを外す簡単な専用ツールもあります。
こんな感じで外れるようになっています。
(どのキーボードでも外せるとは限りませんので、注意!)
また、こんなツールが無くても、何とか外せるのではないかと思います。
さて、我が家の不調なキートップを外してみました・・・
うわー!
きたなーい!
パターンなど他の部分を傷付けないように掃除しました。
掃除し終わったら、外したキートップを気を付けながら元の所に押さえつけると、元通りに固定されます。
キー操作、快調に戻りました!
灯油給湯器交換修理作業記録(7)
給湯器が正常動作してくれていることを確認出来たので、
給湯器の、給水管、排湯管の長さも調整して配管し直します。
このフレキ管を、現場に合わせて曲げながら、さらに長さを合わせるために切り縮めます。
このような管を切る道具のパイプカッターは、下の写真のようなものです。
刃が管の谷に当たるように管を挟んで、
管の周りを回していきます。
刃が管に食い込む力を少しずつ強めながら回していきます。
キレイに切れました。
次は、この管に「ツバ」を作ります!
このツバが無いと、次の管やコネクターにつなげることが出来ません。
プロは本格的な道具を使うんですが、
ここに紹介する安価なツールでも、キチンとツバを作成することが出来ました!
管の山3つ分が潰れるように、ツールに管をセットします。
このあと、右の棒状の金属をハンマーで叩くんです。
さあ、仕上がりは・・・
この面にゴムパッキンが当たってシーリングしてくれます。
しっかりと接続出来ました!
もちろん、水漏れはありません。
スッキリと仕上がりました!
さて、給湯器側は、
給水管、排湯管に、冬季凍結防止用のヒーターを巻き付けます。
この上から保温材を巻き、さらに防食テープを巻いて仕上げます。
これで、ほぼ完成!
と思ったんですが・・・
ちょっと失敗してる点があるんです!
このテープを巻いた部分に雨水がかかった時に、水が壁の方に流れていってしまいます。
壁の近くにテープのすき間もあるので、ここに水が溜まってしまうんですね。
ああ、こういう細かいところが経験不足なんです・・・
壁と反対側に下り勾配をつけた部分を作って配管すれば良かったんですね。
まあ、ちょっと強引ですが、このテープのすき間もシーラントで充填して防水することにしました。
さらに、給湯器全体に簡単な屋根も取り付ける予定だったので、雨水はかかりにくくなるでしょう!
給湯器全体を雨から保護するためですが、この配管部分も屋根の下になるようにします。
屋根作りは次回ですね!
塩ビ管を切る、つなぐには?
塩ビ管を切ったり、つないだりする方法ですが、
ちょっと意外な方法もあり、自分は感動しました!
まず、切断方法ですが、
鉄管や銅管の時のように、ノコギリのような刃やグラインダーで切る(手引き、電動)方法や、パイプカッターを使う方法もあります。
もう一つの手は、大きなハサミ状の塩ビ管カッターという工具を使う方法です!
これは、実際使ってみるまでは、
簡単にキレイに切れるのか? とか、パイプがつぶれたり割れたりしないのか? と、半信半疑でした。
ところが、使ってみてビックリ!
気持ち良くキレイに切れるんですね!
パイプの変形もありません。
これは有難いツールです!!
そう言えば、電気工事士の試験勉強してる時に出てきてましたね。
次は、塩ビ管の接続です。
まず、塩ビ管同士の接続ですが、
専用の接着剤を使います。
ポイントをキチンと守って確実に作業すれば、難しくはありません。
では、鉄管と塩ビ管はどうつなぐのか?
鉄管にネジ切りがしてある場合は、このようなパーツを使います。
このあとは、塩ビ管同士の時と同様に接合します。
下のような感じに仕上がります。
イメージは浮かびますよね?
どうですか?
塩ビ管は、鉄管のように錆びないし、
作業性もとても優れていることが分かると思います!
水道配管、排水管に使う塩ビ管
住宅敷地内の水道配管ですが、
大元は、鉄製の管が主ではないかと思います。
ここから、台所、浴室、洗面所、トイレ等へ配管されるのですが、
最近はこの配管に、樹脂製可とう管を使うことが多いようです。
耐久性もあり、取り回しが楽で、配管の自由度も大きくなると思います。
ホームセンターでも時々見かけるので、これを使ってみたいと思っていました。
今回、給湯器の交換修理の機会があったので、これを使ってみようかと考えました。
しかし、まだ、参考に出来る一般ユーザの使用例が少ないのです。
そこで今回は、
塩ビ管と、ステンレス製フレキシブ管(フレキパイプ)を組み合わせて使うことにしました。
塩ビ管はホームセンターにも豊富に置いてあります。
まずは、塩ビ管の種類について調べておきます。
(VU管)
良く見かける灰色の管です。
管の厚みが薄く、高圧がかからない管路用です。
排水管に多用されています。
Uは、一般的UniversalのUと覚えておくといいかも。
(VP管)
これも灰色の管ですが、高圧管路用です。
VU管に比較して管の厚みが2倍以上厚いです。
水道配管に多用されています。
Pは、圧力PressureのPと覚えておくといいかも。
(HI管)
黒色または濃紺色の管です。
耐衝撃性と、低温時の強度が高められた管です。
HIは、High Inpactの略。
(HT管)
赤茶色の管です。
90℃といった高温に耐える管です。
HTは、High Temperatureの略。
HI管、HT管それぞれに高圧対応の管もあります。
これらの塩ビ管は、ホームセンターで容易に入手することが出来ます。
給湯配管ならHT管の高圧対応のものが使えそうですね。
これらの塩ビ管を切断したり、
鉄管につなげたり、塩ビ管同士をつなげたりする方法は、また別の機会に書きたいと思います。
灯油給湯器交換修理作業記録(6)
給湯器への給水配管と配管途中の止水栓を、交換のために外しました。
この鉄製の給水管の内部は錆びていて酷い状態でした!
もうこの管は使わない方がいいですね。
結局、砲金製(クロムメッキのも)の各種アダプター(?)を組み合わせて、
20ミリ径のステンレスフレキ管につなぎました。
交換した給湯器が作動するかどうか?
お風呂や台所への給湯がしっかりと出来るか?
この確認を、とにかく急いでやりたかったので、
配管の長さをピッタリにすることは考えずに、とにかく接続するだけにしました。
手前の銀色が給湯器への給水配管で、給湯器からのお湯の配管は壁際を通っている方です。
次は、古い給湯器を撤去します。
水と湯の配管には、冬季凍結防止用の電熱ヒーターが巻いてあります。
その上にさらに断熱材が巻いてあるんですが、
断熱材を切って取り除く時に、ヒーターを傷つけないよう注意して作業します。
このあと、水と湯の配管、追い炊き配管(行きと戻り)、給油配管、と外していきます。
また、グレーの塩ビ管は、貯湯式給湯器特有の、ボイラーの圧を下げるための排水管です。
貯湯式ボイラーは高圧に耐える設計になっていないんですね。
水道直圧式では、この排水管は必要ありません。
さらに、給電線と2か所へのリモコン配線も外します。
ここまで来れば、古い給湯器を移動させられます!
ところが・・・
内部の水は全部抜いたんですが、ものすごく重い!!
担いだりする訳ではなく、水平移動だけだったので、1人でしたが何とか撤去出来ました!
50kgはあったと思います!(次に取り付ける方は40kgと記してあった)
では、いよいよ入手してきた給湯器を設置します!
車から降ろして移動しましたが、古いのより軽かったので、40kgといっても楽に感じました!
とにかく、今回は配管は切り詰めずに、まずはつないでみます!
このたくさんの、長さが余った配管ですが、正常動作確認が終わったら、
いったん全て外して、長さを切り詰めてキレイに仕上げる予定です。
リモコン本体も交換し、リモコン配線は既存のものを利用しました。(結線は2極で極性なし)
さて、最後に一通り点検です。
給油管も含めて配管の接続部分がしっかりと締められているかは、特に重要です。
よし!
これでいいでしょう。
いよいよ試運転です!
リモコンに表示が出ました!
お風呂に湯を張ってみます。
正常動作してくれているようですね!
追い炊き、足し湯、シャワー等も、いい感じに動作してくれました!
まずは、第一段階合格でいいと思います!
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