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カテゴリ:工作・修理

古家門扉設置の続き(7)

 フェンス受け側の工作ですが、前回型枠を付けてモルタルを流し込んだところはどうなっているでしょうか?

型枠を外してみました!

いい感じですね!

ここまでしっかり出来ていたので、ブロック周りの仕上げをやりました。

ブロックの奥と左側の出っ張っている部分を、考えながら整形していきました。

ブロック奥は砂利を敷きましたが、土の面がまだ高いのでさらに石を積んでさらにモルタルで固めてしまいます。

また、ブロック下部の空間に水が溜まらないようにしなければなりません。

そこで、ブロック下部に少し深めの穴を掘りました。(ここ以外は写真の通り大きな石に塞がれています)

この穴の中に砂利を充填しその上にも砂利を敷きつめました。

雨水浸透ますのように機能させようとしたんですが、期待通りになるかは大雨の時などに様子を見ないと分かりません。

幸い、ここの土の様子は柔らかくすき間も多そうな感じです。

あとは上部のモルタル仕上げと、フェンスを受ける金具を取り付けようと思います。

それから、郵便ポストとリモコン式のインターフォンもここに設置しないといけませんね。

反対側のフェンス送り出しの方も手直ししました。

ここのすき間はもう少し詰められそうです。

ブロックを取り外して、ブロック端を削ります。

こんな感じで専用のタガネを当ててハンマーで叩いてキズを付けます。

このキズに沿って、タガネを当ててハンマーで叩いていくときれいに割れるんです。

反対側も同じように削ってから空間の奥に設置しなおしました。

これで8割がたは完成したと思います。

古家門扉設置の続き(6)

 門扉の受け側ですが、コンクリート、モルタルの作業を1回で全て終わりにすることは出来ません。

大きな重い石を積み上げていく時に、一気に高く積み上げようとすると崩れてしまうからです。

そこでまず下部を固めて大きな石が乗るような土台を作りながら、上部に大きな石を積み上げていっています。

こんな感じでやっているんですが、他の部分の作業も同時に出来ることがあれば片付けていきます。

今回は土止めも兼ねた門扉受け側のブロックが倒れないように、鉄筋を入れてモルタルで固定します。

積み上げてあるブロックの両サイドに溝がありますが、この溝に10ミリ径の鉄筋を添わせます。

この鉄筋は叩いて地中に1メートル以上埋め込んであります。

そしてこの溝を鉄筋ごとモルタルで固めようというやり方です。

鉄筋と型枠の木材を固定するために結束バンドと結束鉄線を使いました。

こういう時の型枠の木材はホームセンターの端材を探すといいです。

この木材は長さ1600ミリほどで75円でした。

では、モルタルを練りましょう。

水の量を調節して少し柔らかめに作っておきます。

硬いとモルタルが狭いところにすき間なく入っていってくれません。

このモルタルをブロックの溝に流し込みます。

型枠を小刻みに叩きながら少しずつ流し込んでいきます。

型枠や結束バンドは、モルタルが固まった次回に外します。

さて、余ったモルタルをブロックの両サイドの石積みを作るのに使いましょう。

また、前回ハンマーで道路を叩き割った時に削り過ぎてしまった部分を、別に練ったコンクリートで補修しておきます。

今回のこの部分の作業はここまでです。

まだあと数回は作業が必要でしょう。

床の下地板にシステム畳を直置き

 一般的なフローリングではなく、和室江戸間の下地板(荒板)の上に12ミリ厚のシステム畳を直に置くことにしてみようと思います!

ここでの下地板は、元畳が置いてあった間の畳の下地で12ミリほどの単板が使われています。

入手したシステム畳はマンションサイズらしく、1640ミリ × 820ミリ厚さ12ミリの小さめのサイズです。

この8枚を8畳の江戸間(3650ミリ × 3650ミリ)に敷くと、床面の縁4辺に185ミリ幅のすき間が出来る計算です。

では作業開始です!

ホームセンターで13ミリ厚の桐集成材の板を買い、1730ミリ×185ミリ4枚、1735ミリ×185ミリ4枚をそれぞれ切り出してもらいました。

木材は杉の野地板(屋根の下地にする板)等で安く上げようと思ったりもしたんですが、表面を削らないと床には使えません。

面積のある板の表面を削るには電動サンダーを別に買う必要があります。

これの方が工作としては面白いんですが、今はまとまった時間が取れないので表面がキレイな桐板を使いました。

さて、全てを床に並べてピッタリ収まるはずだったんですが、実際は板の長さも幅も数ミリずつ大きく、うまく収まりませんでした。

床面がキレイな正方形ではなく歪んでいたことに気付いていなかったんです・・・

板の短辺方向はともかく、長辺方向を切り落として幅を縮めるのはかなり大変な作業です!

幸い、買っておいた丸のこ盤が役立ちました!!

これで床面に畳も板材もすべて収まりました!

しかし畳と板材の間に不規則なすき間が出来てしまっているのは前回書いた通りです。

この床面の歪みは最初からのものなのか、長い時間が経って生じたものなのかは分かりません。

このすき間をなくすには、板材の床の縁側を床の歪に合わせて切るか、板材の幅を一律もう少しずつ縮めて生じるすき間を床の縁側にだけ出来るようにするかでしょう。

そしてそのすき間は巾木とかで隠す手が考えられます。

とにかく、これで一応は何とかなるレベルまでにはなったと思うんですが、すき間を埋めている木材の色が全然合っていませんね・・・

それなりの明るさで一晩中点いているソーラーライト(2)

 以前、ソーラーライトの常夜灯があることを知り、それほど高価ではなかったので取り寄せてみました。

実際にテスト使用してみたんですが、明るさも点灯時間も満足できるものでした!

ソーラーパネル(太陽電池部分)は屋根の上に置き、ランプはパネルから給電線を伸ばして任意の場所に設置したりできるんです。

そこで、これを納屋の配電盤付近の照明にすることにしました。

工作ですが、まずソーラーパネルは屋根の隙間から上部に伸ばした角材に取り付けました。

ここからの給電線はランプに直結になっていたんですが、これでは給電線を室内に導けません。

そこで、給電線を途中で切断してから壁の穴を通して納屋の室内に通しました。

そしてランプを元通り結線すればいいんですが、給電線とランプ本体が最初からコネクター等で取り外せるようになっていればいいですね。

さあ、夜にどんな照明になってくれるのでしょうか?

これなら、この用途には充分! バッチリです。 

そして、納屋の外からは・・・

こんな感じでボォッと光ってれば充分なんです!(カメラのフラッシュで周りが明るくなっちゃってますが)

外から明かりが見えることで、防犯にも役立つと考えています。

そして明け方まで点灯し続けているので、このソーラーライトは買って良かった一品でした!

あとは耐久性がどれくらいあるかです。

ちょっと気になるのは、発電した電気を貯めるリチウムイオンバッテリーがソーラーパネル下部に内蔵されているようだということです。

ソーラーパネル本体は夏の猛暑で相当な高温にさらされるでしょう。

このバッテリーだけを室内に持ってくるだけでも効果の高い改良になると思うんですが。

The best is the enemy of the good

 この文の直訳は、「最良の方法は良い方法の敵である」となるでしょうか。

大がかりなドミノ倒しがもう少しで完成できるという時、最後の1枚を倒してしまって全て水の泡になっちゃう、なんていう時も分かりやすい例えになるかもしれません。

ここでの The best is の代わりに Better is となったり、Perfect is となっている文も見つかります。

 

仕事をしている時、また工作をしている時などこんな風に感じることは実は良くあるんです。

調べてみて、これがニュアンス的には近いんじゃないかと思った訳文は、

「最高にうまくやろうとすると、まあまあOK、というレベルにも到達できない」

また、

「まずは気負いすぎず、小さな目標から行くべし」

という意味も込められているとありました!

 

 この格言から教えられること、考えさせられることは本当に様々なことがあるように思っているんですが、昨日ふと気付いたことがあったんです。

今日の表題からはちょっとずれるかもしれませんが書いてみます。

 男性が何かに集中している時、集中していることにベストを尽くそうとするあまり、多角的な見方が出来なくなっていることが多いんです。

男は自分の考えの中だけで、最後の一手にこだわって時間やお金も費やしている。

その様子を見ていた女性が、「それでもう十分だよ」と言ってくれているのにやめようとしない。

修理や工事が終わったのなら、そこはすぐに利用が開始出来る訳ですし、新たな次の仕事だって出来るということになるので、いつまでも作業を続けていることはある意味失敗なんですよね。

自分が一生懸命仕事をしている時、結構こんな感じに陥っていることが多いんです・・・

最近は出来るだけこうならないよう意識してはいるんですが。

また、80点くらいの出来で作業を完成させていって、時間が経ってから個々を手直ししていった方が完成度が高くなるってことはむしろ多いくらいですね!

多角的な見方に優れているのはやっぱり女性の方だというのは、最近良く気付かされることなんです!

タイヤのピンチカット?!(1)

 自分の車のタイヤのことなんですが、

昨日冬タイヤを夏タイヤに交換していたら、夏タイヤのサイドウォール(側面)に膨らみを見つけました。

その箇所のホイールにも傷が残っていました。

心当たりはあるんです。

以前、道路が削れて穴が開いていた所に突っ込んでしまった時に出来た傷じゃないかと。

穴に突っ込んだ時に、ホイールとタイヤはすぐに目視で確認したんですが、タイヤの傷は見逃してしまっていたようです・・・

このピンチカットは徐々に大きくなることもあるそうですから、当初は膨らんでいなかったのかもしれません。

 

 タイヤのサイドウォールにはカーカスという複数のワイヤーが通っているんですが、トレッド(接地面)ほどの強度はないんです。

このカーカスが衝撃で損傷すると、サイドウォールに膨らみが出来たりすることがあります。

このようなタイヤの損傷をピンチカットといいます。

これは、タイヤバースト(破裂!)の原因になり、バーストで瞬時にタイヤ全壊となってしまいます!

特にスピードを出している時にタイヤバーストが起こったら大惨事です!

乗っている人間だけでなく、周りにも大変な迷惑をかけてしまう!

ということで、このタイヤは様子を見ながら使うとかはもう出来なさそうです。

修理は不可能です。

「自分のピンチカットの程度は小さいかもしれない」とか考えずに、即新しいタイヤに取り替えることにしました。

現在、タイヤ1本の注文と交換作業について問い合わせしているところなんですが・・・

こんな機械、素人に貸してくれないかな?

 今朝は気持ちよく晴れましたね!

早朝の爽やかな空気の中歩いて職場に向かっていたら、途中のある工事現場で目に留まったものがありました!

これを使えば、足場無しで地面から垂直に6メートルほど上がれます!

足元のぐらつきもあまり無さそうです。

高所作業の自由度がかなり上がりそう!

素人相手にレンタルしてくれないでしょうか?

もしかして特殊な免許が必要?

問い合わせてみようと思っています!

古家門扉設置の続き(2)

 古家の門扉設置ですが、連休中は移動を自粛していたので作業は出来ませんでした。

自粛中に石積みを少しづつきれいに崩していく方法をずっと考えていました。

そしてこの週末に作業が出来たので、その内容を記録しておこうと思います。

前回石積みをここまで削り取ったんですが、この中の空間は掃除等のメンテも必要になってきます。

なので、もう少し大胆に石積みを削り取ることにしました。

工事用ハンマーだけでは、特に埋まっている大きな石などは動かせません。

そこで、新しくバール(頑丈な鋼製の棒状工具)を買ってきました。

1200ミリ超の長さのものが2千円以下だったので助かりました!

ハンマーで玉石を叩いて隙間を作り、この隙間にバールを差し込んでこじるように力を加えます。

このような時のこじる作業にはバールが欠かせません。

普通の棒やスコップなんかでは、道具が曲がったり折れたりして歯が立たないんです。

こんな感じで手前に埋めてあった大きな玉石も外すことが出来ました!

これくらい削っておけば、この空間のメンテ等も何とかなると思います。

この空間に金属製簡易フェンスを設置しようと思うんですが、イメージはこんな感じです。

フェンス収納時はもっと短くたためます。

このあと、フェンスを空間の中にしっかりと固定しますが、受け側の工作もどうするか考えている最中です。

空間の内面も、崩れ落ちてこないようモルタルで補修する必要があると思います。

さらにハンマーで与えた衝撃で石積みの他の場所にもひびが入っているので、これの補修もしておかないと石積みが崩れ落ちる危険があると思います。

 この門扉は、高級感、ガッチリ感は無いんですが、ごくごく低コストで仕上がるので、まずはこれでいってみようと思っています。 

ホワイトボードの壊れた吊り具の修理

 家で使っているホワイトボードが突然落ちてしまったので直して欲しいと頼まれました。

こういう仕事は遠出出来ないこの時期にピッタリですね!

さて、調べてみると、ホワイトボードの吊り具が壊れてボードが落ちてしまったようです。

吊り具の一部が裂けて脱落していますが、ここに円柱状の部材が止めてあったんです。

吊り具全てが樹脂製でさらにこの融着部分の強度は充分でないでしょうから、元々壊れやすかったんだと思います。

この吊り具がホワイトボードにこんな感じで取り付けられていました。

ボード本体にどうやって止められていたかというと・・・

吊り具の円柱状の部分がボード本体の溝に収まるようになっていたんですね。

この吊り具を補修パーツとして探しましたが、もう作っていないようです。

代用品もかなり探し回ったんですが見つけられませんでした。

最後の手はボードの縁に穴を開けて金具を固定してしまえばいいんですが、他に手はないでしょうか?

色々考えて、今回は文具のダブルクリップを流用してみました。

この左側の金具を壁のL金具にぶら下げます。右側の金具は外してしまいます。

ダブルクリップの先端がボードの溝に入り込み、これでまあまあの強度が出ていました。

仕上がりはこんな感じです。

 それから、この石こうボードにL金具や木ネジを止める時は、ボードの裏側に桟木などの構造材がある所にねじ込まないと金具は抜けてしまいます!

ボードの裏の構造材を探り当てるための便利な道具がこれです。

石こうボードなどに重い物を固定したい時、この道具は強力な助っ人になってくれるんです!

しばらくこれで使ってもらいましょう!

古家に簡単な門扉を設置したい(1)

 この古家には元から門扉が無かったようです。

というのも、ここに門を作るのは難しかったんじゃないでしょうか?

手前が公道なんですが、この先にはこの家一軒しかありません!

ということは、入り口の門扉はここに設置することになります。

公道の両側は隣人の方の土地ですからここには杭等も打てません。

実は、最初は良く分からずにこの公道の外側にブロックを置いて杭も打っておいたんです。

ところが、この場所の使用は認めてもらえなかったんですね。

そこで、上の写真の両側の石垣付近に門扉が設置できないか、一生懸命考えていました。

ずっと何か月も考え続けていたんですが、いい案が浮かんできません・・・

専門業者に任せれば立派な案がいくつも出てくるんでしょうが、素人がやるんです。

ただ、門扉といっても簡単なものでいいんです。

かと言ってロープやチェーンを張るとかではあまりにも貧相ですよね?

 

 さて、入り口の両サイドは石垣で、しかもゆるい坂になっています。

そして、この両側の石垣から杭をせり出すように立ててしまうと、車が通る幅が狭くなってしまいます。

そこで・・・

つい最近思いついた案を実行することにしました!

この石垣を一部奥の方に削り取るんです。

削り取った奥から伸縮式のフェンスを伸ばして門扉を閉める、といった感じにしようと思うんです。

では、作業開始です!

この玉石を接着しているモルタルを斫って玉石をはずしていきます。

最初はハンマーとタガネで斫るのもそれほど大変ではなかったんですが、その後が凄く大変でした!!

あまり大きく削って石垣が崩壊したりすると大変なことになります。

そこで、狙った所だけ玉石をはずしていく訳ですが、それがこんなに大変だとは考えていませんでした!

工事用のハンマーやらディスクグラインダーやらを持ち出して、大汗をかきながら何とかここまでこぎつけました。

たったこれだけ?って思われるかもしれませんが、ほぼ1日仕事でした!

うーん・・・ もう少し広げる必要があるかもしれません。

この中にかなり大きな石がいくつかあり、それを動かしたり割ったりするのに工事用の柄の長いハンマーを使いました。

 

 このハンマーを力を込めて半日も振っていると、本当にヘトヘトになるんです!

でも、夜の水もご飯も最高に美味しいし、お風呂もとっても気持ちイイ!

そしてぐっすり眠れるんです。

最近良く感じるんですが、このような力仕事のある毎日は、今の時代の人間に見直されていいのではないかと思っているんです。

単に体のためだけではないんですね。

身の周りのものに気を配って、それらを出来るだけ自分でメンテしていく。

自分でメンテするから、周りの物を良く観察もし大切にすることにつながっていくと思うんです。

 

 さて、この続きがどうなるのか?

まだまだ難しいことが沢山ありそうな気がしています。