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カテゴリ:工作・修理

丸ノコスタンドを使いやすくしたい

 市販のこの丸ノコスタンドですが、

これで木材を切る時は、床に直にスタンドを置いて作業しています。

 

本来このスタンドの上面は、作業する人の腰の位置くらいの高さにあった方がいいはずです。

ですから、写真のように高さ800ミリほどの作業台にスタンドを置くと、今度は高すぎて使いにくいんですね。

そこで、この丸ノコスタンドを、テーブルソーのように自作した台の中に組み込むことを考えています。

しかし、作ったテーブルソーは大きくて場所を取ってしまいます。

さて、どうすればいいか?

あれこれ考え中です。

新しい作業台「馬」 とりあえず出来ました!(3)

 カミヤ式作業台「馬」ですが、

筋交いの斜め切り、脚を取り付けるためのホゾ切りは、特に集中してやる必要がありました。

しかし、出来た筋交いの直角を測ってみると、案の定狂っていました・・・

 

 

ここは、新たに墨線を引いてから切り直したんですが、

次回からは、最初の45°斜め切りをしたあと、反対側の墨線はこのようにして引けばいいですね!

 

また、天板のホゾですが、脚がキツキツに入る幅をほんの少しですが超えてしまいました・・・

そこで、筋交いで天板と脚を固定する工程で、ホゾに木工ボンドを塗り接着固定することにしました。

さて、この前段階の、脚の仮固定、筋交いの仮固定に工夫が必要でした。

カミヤ先生の動画ではそんな作業はしていません!

当初この動画を真似て作業してみたんですが、全く上手くいきませんでした・・・

カミヤ先生は家具職人なんですね。

こういう所でのプロの作業(技ですね!)はホントに凄い!!

サッサと素早く、難なく簡単そうにやっているように見えるんです。

これは他のどんなプロの仕事についても言えるでしょうね!

そこで自分も真似してみようと作業してみると、凄く難しいことが初めて分かるんですね!

同じようになんか出来やしない。

こんな調子ですから、プロの真似なんて簡単に出来っこないんです!

まあ、当たり前のことなんですが。

 

さて、多少ずれていてもそこそこの形の馬は出来るでしょうが、それじゃあ勉強になりません。

今の自分の技量に合わせて何とかしなければなりません。

まず、天板と脚を正確に直角が出ている状態にして、仮固定します。

そうしてから、筋交いを押し付けるように仮固定する方法を考えました。

 

 

コーナークランプを使ってちょっと大げさになってしまいましたが、

このコーナークランプの固定がないとどうなるでしょうか?

写真のように筋交いを押し付けると、脚と天板の角度がわずかですが開いていってしまうでしょう?

ただ、あとになって思いついたんですが、

天板と脚を外側から固定する治具を角材とかで作れば良さそうです!

その方法の方がコーナークランプを使うより良さそうに思えます。

さて、この工程で筋交いを天板と脚に押し付ける時、ここでも意外な難しさが分かりました!

ちょっとした加減で、わずかに天板と筋交い、脚と筋交いの接合面がずれて、筋交いが浮き上がってしまうんです。

でもこの調整については、脚と天板を仮固定していたので、微調整しやすく何とかなりました。

次は、筋交いを天板と脚にコーススレッドで固定しました。

今度は天板に対しても、脚に対しても、コーススレッドが直交するよう打ち込み方を変更しました。

脚と筋交いは脚側から、天板と筋交いは筋交い側から、というように。

写真で見えるネジ穴は、最初に作業した時の穴です。

ここは、皿穴、下穴共に、最初に開けておいた方がいいです。

 

次は、脚の先端に横板をネジ止めして固定します。

もう先が見えたな! とか気が抜けると、失敗することが多いんですが・・・

 

横板を表裏逆に取り付けてしまっています・・・

やっぱり失敗してる!

こんなくだらないミスがまだ多いんですね・・・

 

やり直して、ようやく仮完成まで来れました。

ここまで出来たので、馬を床に置いて、天板と脚の接合部に力をかけてみました。

 

やはり、この部分がわずかですが上下左右に動いてしまいます。

おそらく家具とかだったら、ホゾ組の部分の動きは計算のうちなんだと思います。

自分は、この部分の遊びは不要と考え、接着剤で固定することにしました。

脚と筋交いのコーススレッドをいったん外してから、ホゾに接着材を塗ります。

再度コーススレッドを打ち直して、はみ出た接着剤を拭き取ってからクランプで仮固定しました。

 

この時のクランプ固定ですが、結果、下の写真のようにするのが大きな引張力もかけられてベストでした。

しかし、ここも、脚と天板だけに引張力をかけた方が良かったかも・・・

 

2脚目の接着剤が完全に固着すれば、とりあえず完成ということになります!

ジャバラ式フェンスのリベット外れ

 ジャバラ式のフェンスの可動部ですが、安価なものは、アルミのリベットで部材が止められているようです。

 

このアルミ製のリベットは強度不足なのか、フェンスを繰り返し開閉しているうちに壊れて外れてしまうことがありました。

また、風が強いところに設置した場合は、特にフェンスが開いている状態で予想以上に強風にあおられて、この可動部分にかなりの負担がかかっているようでした。

この可動部の外れてしまったリベットの代わりに、6ミリ径30ミリ長のステンレス皿ネジを使いました。

しかし、こういう使い方では、ナットを強力に締め付けることは出来ません。

可動部をしっかりと保持しながら、ジャバラの開閉の動きを妨げないようにする必要がある訳です。

で、こういう時の場面にバッチリ仕事してくれるナットがあるんです!

 

金属製ナットなんですが、ナットのネジ切りの部分にナイロン製のリング状の物が挿入されているんですね。

これで、ネジの任意の位置でナットが固定されるようになっているんです。

振動が多くナットが緩みがちな場面でも、このナットは活躍してくれます。

 

ナット側から写真撮れば良かったですね・・・

 

他のリベットが外れた時も、この手で修理しようと思います!

新しい作業台「馬」を作り始めたんですが・・・(2)

 作業台「馬」の筋交いの作り方を間違えてしまいました!

結局、新しい筋交いを作り直しました。

写真手前が間違えて作った筋交い、奥が作り直した筋交いです。

 

この筋交いの切り出し方ですが、丸ノコ定規を使って垂直切りしました。

 

45°の墨線ですが、材に正方形を書き、その正方形の対角線を引く方法を思いつきました。

この45°の角度を正確に出すことは極めて重要です。

神経を使って切り出しまでやったんですが・・・

 

また、天板にホゾ切りをして脚をキツキツにはめ込む作業ですが、

ホゾ切りの工程はこんな感じです。

 

 

 

最後はノミで仕上げます。

 

しかし、脚はほぼピッタリ入ってキツキツとはいきませんでした。

もう0.5ミリ狭くした方が良かったし、この脚にした木材は厚み等サイズがややまちまちでした。

まあ、ここまできたので、コーススレッドを打ち込んでとにかく組み上げてみることにしました。

 

 

こんな感じに仕上がったんですが・・・

細部は不満だらけです!

たとえば、この筋交いと天板の間のすきま・・・!

 

うーん・・・

どうしようか、あれこれ一生懸命考えています!

新しい作業台「馬」を作り始めたんですが・・・(1)

 この前作ったものとは違う用途に使うための新しい作業台を作ることにしました。

移動先とかでも活躍しそうな作業台、通称「馬」と呼ばれるものです。

DIYで人気のカミヤ先生の動画を参考にさせていただきました。

ヒノキ材で作ることを推奨されているんですが、

自分は、トドマツのツーバイフォー材で安価に作ってみることにしました。

1820ミリ長のトドマツ材を6本買ってきて、さあカット! 

と、すぐ作業開始したいところですが、

良くやってしまう勘違いのないよう、まず簡単な図面を書いておきます。

この工作では45°の傾斜カットも必要です。

今回、温存していたハイコーキC5MEYAを使ってみました。

チップソーは「神業」です。

切れ味も仕上がりも凄くイイです!

45°カットで深切りになる場面だけリョービW663EDMを使いました。

このリョービのチップソーは「黒豹」なんですが、「神業」にすれば仕上がりがさらに良くなりそうです。

カットはなかなか良く出来たと思っていたんですが・・・

 

他の仕事で車で移動中に、「あーっ!」

気付きました!

また間違えてる!

筋交いの切り方を間違えてました・・・

 

明日やり直します!

陽よけシェードは、これからの時期もちろん外した方がいい

 夏の猛暑をしのぐために、今年は陽よけシェードを多用しました。

シェードの張り方には改善点が見つかりましたし、来年はひさしを増設してみようと考えたりしています。

このシェードは、上部をたわまないように張り、同時に上部から熱気を逃がすすき間を作りたい。

 

このひさしは作り変えたい。

 

この角材は取り外して防腐剤を塗ってから再設置したい。

 

こんな即席のシェード設置でしたが、陽よけの効果は抜群で、これからの夏の必需品になりました!

さて、逆に、これからの時期は室内に出来るだけ陽射しが届いた方が嬉しいですね。

ですから、シェードは、夏の終わりと共に取り外して収納した方がいいと思います。

 

シェードなしの室内を2か月ぶりに見て、明るい室内と陽射しのありがたさを感じました!

落ち葉やイガの焼却と排熱利用

 今年も古家周りで大量の落ち葉や栗のイガを処理しなければなりません。

ドラム缶での焼却では、やはり近隣に迷惑になることが多そうです。

焼却、暖房、ストーブといった語で検索してみたんですが、興味深い内容が沢山見つかりました!

その中でも「ロケットストーブ」に関することがとりわけ面白そうなんです!

 

 

このタイプは、発生する熱でお湯を沸かしたり、簡単な加熱調理をしたり出来るタイプなんですが、

単に焼却だけとか、焼却と暖房だけで良ければ、もっと簡単にスマートに製作が出来ます!

 

これは試してみる価値アリですね!

工作台を作り直す

 木材の切断その他木工用の工作台ですが、これまではいわゆるペケ台を使っていました。

 

 

しかし、ペケ台は元々、移動先等で工作台を簡単に設置したい時に活躍するものです。

また、ペケ台の最大の欠点は、天板の下のスペースが有効活用出来ないことです!

自宅の工作室なら、据え置き型のしっかりしたものの方が適しているはずですし、

天板下のスペースが活用できることも大きなメリットです!

 

さて、ホームセンターで材料を眺めながらどうするか決めましょう。

天板は定尺の1820 × 910 とし、やや重いのですが頑丈な12ミリ厚のOSB材にしました。

値段は、針葉樹合板とラワン合板の中間で、1900円ほどです。

この天板のたわみ補強と、脚になる材を探していたんですが、

SPF材よりさらに安いトドマツ材が目に留まりました!

39 × 89(いわゆるツーバイフォー)1820ミリ長が何と400円弱!

アカマツ材やヒノキ材の半分の値段です!

柔らかめの材質ですが、これだけ厚みがあれば今回の用途には充分な強度が期待出来そうです!

そこで、このトドマツ材を6本買ってきました。

 

では、早速工作開始です。

天板の補強はこんな感じです。

 

天板からトドマツ材に、150ミリ間隔で、90ミリ長コーススレッドをねじ込んで固定しました。

3ミリ径の下穴を開けて作業しました。(コーススレッド3.8ミリ径)

 

 

脚は、このトドマツ材を850ミリ長にカットして、コーススレッドで固定しました。

850ミリだと台がやや高めに仕上がりますが、自分には合っていると思います。

 

 

出来ました!

では、ペケ台と入れ替えます!

 

充分頑丈に仕上がったようです!

 

サイクロン集塵缶が下に収まったのも凄く嬉しい!

まだ工具等置けますね!

今回は、材料費もかなり抑えることが出来ました。

簡易型冬用ケージ出来ました!

 移動用も兼ねたワンコのケージですが、

夏用ケージを基準にして、そこから長さ、幅、高さ、共にサイズダウンすることにしました。

長さは10cm、幅と高さは5cmずつ小さく。

これだけで全体の容積はかなり減った感じになります。

持ち運びや車に載せる時もかなり楽になるでしょう。

 

では、ホームセンターで材料買い出しです。

針葉樹合板定尺(1820 × 910)9ミリ厚と、SPF38×38角材3650長を購入。

3650ミリ長の角材はさすがに車に載らないので、半分にカットしてもらいました。

あとは前回も使った軟鋼材の金具8個。

さあ、戻ってすぐに作業開始です!

合板から600×400サイズを4枚、角材は350ミリ長を8本それぞれ切り出します。

中古で買った丸ノコ、リョービW663EDMが予想外に快調で、スムーズにキレイに切れました!

角材にはトリマー横溝ビットで深さ12ミリの溝を彫りました。

この溝に3.5ミリ厚合板をはめ込んで壁にします。

金具はディスクグラインダーで2つにカット。

 

 

冬用ケージ2つ出来ました。

夏用ケージの下にコータ君すでに入っています!

 

 

中に手を入れてみただけで温かく感じるので、まずはこれでいってみたいと思います!

床張り替え(4) 床板接着して固定

 暑さも去り、久々の室内作業です!

床板を切り出して根太の上に置いたままでしたが、フロアー釘と接着剤を使って固定する作業をやります。

根太に木工用ボンドをたっぷり塗って、左端から床板を固定していきます。

 

このあと、斜め切りした切断面にステンレスのフロア釘を打ち込み、根太にしっかりと固定します。

そして、この切断面にもボンドを塗った上で、次の右側の板を同じように固定していきます。

 

フロア釘は板の右端だけに打ち込むので、板の左端が浮かないように、ここには隠し釘を打ち込んでおきます。

 

写真を撮っておけば良かったんですが、この釘はこの青いゴム状のところだけが残るまで打ち込みます。

そして、釘の上の残った部分とゴムが一緒に折り取れるようになっています。

これで打ち込んだ釘はほぼ見えなくなるようにしてあるんですね。

 

このあと、4辺のすき間には木工用コーキング剤を充填します。

最後に床板表面にサンダーがけして床用ニスを塗ります。

または、コルク板を貼るのもいいかもしれません。

床張り替え(3) 型取りは難しい!

 工作物や建材を切り出す時、

長方形や正方形であれば、直角を出して長さを計ればいいですよね?

でも、いびつな台形とか曲線が含まれる形の型取りは結構難しくなります。

押し入れの壁と床を補修した時、床面はいびつな台形だったんですが、

スケール(巻き尺)だけで型取りしようとしたので、上手くいかず、何度もやり直すはめになりました。

 

 

 

で、このすき間ですが、コーキング剤で埋めてさらにその後石膏ボードの壁を貼ったので隠れちゃうんですね。

 

しかし、壁面が出来上がっている状態の床だけ補修するのなら、

床面になる板材を出来るだけすき間なく切り出す必要がある訳です。

 

このおよそ900×900ミリの床面の4隅の切り欠きは何とか出来るとして、

すき間なく1枚の板で切り出すのは、かなり難しいということが分かると思います。

フローリング材も幅は300ミリほどですから、それにならって下のように合板を切り出してみました。

 

この奥のすき間が気になりますね・・・

で、この右側をカットアンドトライしながら何とかやり直しました。

 

 

こんな程度ですが、細部をもうちょっと修正して次の工程にいこうと思います。

 

さて、考えてみると、1か所でも直角が出ていれば採寸は楽になりそうです。

そして自在に角度変更が出来る定規を使うといいのかな? とも思います。

サイズが小さければ、「型取りゲージ」といった工具もあるようですね。

壁設置用扇風機の取り付け(3)

 安価で強度も十分な金具ネグロスが入手できたので、次は木材の加工です。

余っていた9ミリ厚ラワン合板、それに買ってきた19ミリ厚89ミリ幅のSPF材を使いました。

H鋼の幅がどこも同じだと早合点して丸ノコで木材を切り揃えたんですが、切ってから失敗に気付きました。

恥ずかしいことですが、こんなミスがまだ多いんです・・・

「作業は素早く、間違いは少なく」でないといけませんね。

そこで、切り幅を間違えた方の木材はマルチツールでトリミングしました。

さてこれより前に、あり合わせの物を集めてこんな感じかな?と作ってあったのがこれです。

 

 

これだと、扇風機が前傾していますし、下部のゴム脚が板材にしっかりと接しておらず不安定です。

この扇風機が落ちてきたら大変です。

そこで、次のように作り直しました。

 

 

 

この19ミリ厚のSPF材は、9ミリ厚合板の裏から4本の木ネジでガッチリと固定してあります。

ネグロスも4つ使いました。

これに扇風機を固定してみると、今度は安定していい感じになりました!

 

もう1か所のH鋼の幅が狭い方はこんな感じにしましたが、まあいいでしょう。

 

今回使った金具ネグロスですが、本来の電工のシーンでの使い方とはちょっと異なるんです。

でも、このH鋼と合板の固定にはピッタリだったと思っています!

早速2台の扇風機が活躍してくれていますが、今日も相変わらずの猛暑です!

カミさんから増設の注文が来るかもしれません。

壁設置用扇風機の取り付け(2)

 さて、H鋼に扇風機を取り付けるために

まずH鋼に木の板材を固定することを考えました。

以前、工事現場で板材を挟む丈夫な金具を見た覚えがあるんです。

名前は知らないので、「挟む金具」で検索してみました。

これで「C型クランプ」を見つけることが出来ました!

この金具はやや高価なんです。

そして、昔自分が工事現場で見かけた金具ですが、資材売り場にあるはずだと思って見に行きました。

大きなホームセンターで探してみました。

丁寧に探したつもりでしたが見つかりません。

そこで、スマホで検索したところ画像が見つかりました!

 

これです!

これが昔自分が見た金具です!

早速、この画像を建築資材担当の方に見ていただきました。

最初の方は「見たことがない」と言って、金物に詳しそうな方を呼んで下さいました。

2人目の方は画像を見るなり

「あ、これはここじゃないよ。

電工コーナーにある。 ネグロスだよ!」

本当に凄いですよね!

何万点(いや、こんな数ではすまない)とある部材の中の目的の部品を即座に言えるって!

もちろん、部署ごとに担当してるんだと思うんですが。

そして、電工コーナーに行くと様々なサイズの「ネグロス」が置いてありました!

自分がさらに感心したのは、最初の方も一緒に付いて来てくれて、この金具を確認していたんです。

誰だって自分の知らない物があるでしょうから、新しい物をその都度勉強して行こうという姿勢なんですね!

さすがプロですよね!

で、「ネグロス」というのは社名なんですが、この会社が開発したこの金具の名称は正しくは「パイラック」といいます。

で、この金具は、パイラックともネグロスとも呼ばれているんですね。

ちょっと話がそれますが、ネグロスという社名の由来には想いが込められていると書かれていました。

 

 (続く)

壁設置用扇風機の取り付け(1)

 前回書いた床張り替えの件ですが、床板を仮置きしてあるので、支障なく通行出来ている状況です。

仕上げ作業は、まとまった時間が出来た時に一気にやる予定にしています。

クレームも出ていないので、完成までもうちょっと待ってもらうことにします。(笑)

 

さて、あまりの猛暑のため、土間の天井付近に扇風機を取り付けたことを以前書きました。

これは効果がありました!

さらに、天井裏スペースを作り、換気扇も取り付けようかと考えています。

そうこうしていると、カミさんから、スタジオにも壁上部に扇風機を取り付けて欲しいと依頼がありました。

やはり、猛暑対策ですね。

これは簡単だろうと思ってすぐ引き受けたんですが、壁への固定方法に一工夫必要なことが分かりました。

スタジオではH鋼が支柱となっていて、その間に壁があるんですが、壁は石膏ボードのような材質なんです。

石膏ボードに重量がある物を直接固定することは出来ません。

H鋼へ直接扇風機を取り付けてもいいと言われたんですが、H鋼は厚さ10ミリの鋼鉄で出来ています。

ここに扇風機をボルト止めするなら、最低でも4ミリ径のボルトを複数使う必要があります。

ということは、直径4ミリ強の穴を複数開けなければいけません。

これは出来なくはないけど、かなり大変です!

そこで、H鋼に20ミリ厚ほどの板材を接着して、そこに扇風機をネジ止めする方法を提案しました。

しかし・・・

夏が終われば扇風機は取り外したいので、板がH鋼に残っているのは見てくれが悪いのでイヤだと言われてしまいました・・・!

すると、H鋼に穴を開ける手も、あまり目立たないけどいい手ではないですね。

男はだいたい見てくれ軽視の方に行っちゃいがちですからねー(笑)

そこで、H鋼を挟み込むように固定する金具がないか考えました。

工事現場などで、挟んで固定するような金具を見た覚えがあるんです。

でも、はっきりした形も名前も覚えていない・・・

どうやって探そうか・・・?

「挟む金具」で検索してみると・・・

そうです! こんな感じのものです!

これも使えますね。

呼び名は「C型クランプ」だそうです。

これでホームセンターで店員さんと相談が出来ますね!

スマホを持ってホームセンターに行ってみました。

 (続く)

床張り替え(2) 希望の厚さの針葉樹合板がない

 フローリング作業で前からやりたかったのは、針葉樹合板を張ってフローリング材を使わずに仕上げる方法です。

ホームセンターで合板の種類をチェックしたんですが、

構造用針葉樹合板は9ミリ厚、12ミリ厚の在庫の店舗がほとんどです。

15ミリ厚、18ミリ厚あたりは在庫していないようです。

針葉樹合板だと柔らかいので、12ミリでは厚さが足りないと思います。

で、結局は12ミリ厚の構造用ラワン合板を使うことにしました。

ラワンは木目が無く単調ですが、木肌が細かく仕上げのサンダーがけは不要かもしれません。

1枚板のまま張ることも考えましたが、やはり難易度が高そうです。

通常通り300ミリ幅に切った合板を並べていくことにしました。

実加工する道具はここには無いので、斜め切りした合板を突き合わせて並べていくことにしました。

この方法でフローリング釘が隠せると思います。

 

ここまで来て、材の切断をやり直したくなりました。

今日はこれで時間切れです・・・

 (続く)

床張り替え(1) この床は下地板が無い?

 我が家の1階の半畳ほどのスペースの床の補修についてです。

隣の部屋から空調の冷気を送ってもらいながら、作業を始めることにしました!

ここの床は下地板が無い「根太貼りフローリング」ではないかと思っていました。

下地板があればこれほど床の凹みは生じないと思うんです。

又は床下が常に湿っているとか。

(もし床下が湿っているとなると、これはかなりやっかいです)

さて、作業を始めたら、この場所の床は全て一気に剥がしてしまいます!

まず、際切り丸ノコでフローリングの真上から切り込みます。

材の真上から刃を降ろして切り込むというのは、普段とやり方が違いますし、キックバックが怖いんです!

そこで、もしキックバックが起こったらどう対処するかシミュレーションしておきます。

そして、キックバックで丸ノコが飛んでいく方向には身体を置かないようにします。

さあ、際切り丸ノコの細かい調整をして初めて動かしてみます!

まずはフローリングの際ではなく、凹みの激しい部分を切り開いてみようと思います。

この中央付近です。

 

意外とすんなりと刃は材に入っていきました。

もちろん、キックバックのことは常に意識しながらです。

丸ノコの刃が全部沈み込んでしまえば、そのあとの動かし方はいつもの丸ノコの使い方と同じです。

やはり予想通り、フローリング材の下に下地板は無く、床下の地面が見えました!

しかもフローリング材は通常の12ミリ厚のものでした。

根太貼りフローリング材? 

 

さて、フローリング材の厚みも分かったので、刃先を14ミリほどにセットします。

根太を出来るだけ傷付けないようにするためです。

また、材の際を切る時は、フローリング釘に当たることもあるので、際切り丸ノコの刃は丈夫な専用品になっています。

また、際の角までは刃が通りませんから、この切り残しの部分はマルチツールで切断します。

マルチツールも無ければこの作業は仕上げられないんです。

さあ、こんな手順でフローリング材を全て剥がすことが出来ました!

 

床下も湿ってはいませんでした!

良かった!

さて、ここまで何とか出来たので、余っていた合板を切り詰めて敷いておきます。

 

ここまで完了したので、床材を探しにホームセンターに出かけました。

(続く)

夏休み中に床の修理をしたい! でもこの暑さでは・・・

 我が家の1階の床が所々傷んできているんです。

踏むとハッキリと凹んでしまうような所が数か所!

いずれ、一部屋分床は張り替えてしまおうと思っているんですが、部屋の荷物を出して空っぽにしなきゃなんない。

で、今手始めに作業してみるのにちょうどいい所があるんです。

階段を降りきったところのこの1平方メートルくらいの狭い部分!

 

この部分だけ床を剥がして、新しい床材を張り直すんです!

際切り丸ノコ、マルチツールは用意出来てるんで、やってみたいんです!!

でも、この暑さで屋内の作業はお休み中なんですね。

外仕事なら、この暑さでも開き直ってやっちゃうんですが・・・

夏休み中にここだけでもやってみたいんです。

扇風機回しながらやろうかな?

あ、ここは作業し出したら新しい床を張るところまでやんないとね!

2階に上がれなくなっちゃうから!(笑)

暑いけど暑さ対策の作業急ぎたい

 古家の暑さ対策の一つとして、シェードを張っていますが、陽射しの遮り具合、風の通り具合などを観察しながら細かくやり直し作業を行っています。

暑い中ですが、早めに一区切りつけたいと思っています。

お盆には作業を終えていたいですね。

 

シェードの上部や左右の端は、ふさがらないようにした方がいいようです。

すき間が排熱に役立ってくれます。

 

 

ひさしから横にはみ出させたシェードは角材で固定していますが、この角材には防腐剤を塗らなければなりません。

位置決めが済んだら、取り外して防腐剤を塗って再度取り付けます。

 

さて、ここにはまず庇を作って取り付けようと考えているんですが・・・

サイディングの鉄板にビス止めだけでは強度が心配です。

いいやり方は何だろう・・・?

屋根裏に空間のない小屋の屋根断熱を考える

 古家の土間の温度が上がらないように色々と工作をしてきました。

この土間は、屋根材の裏側がそのまま天井になっています。

すると、日射で屋根が熱くなる時は、屋根の裏側も同じように熱くなって、土間室内の気温も上がっていくでしょう。

一般的な居住部屋だと、屋根の裏に空間を設けて天井を貼るので、

この空間に断熱材を入れたり、空間の換気をしたりして、居住空間に熱が伝わりにくいようにしてあります。

 

さて、この土間の屋根から伝わってくる熱への対処について考えていました。

例えば屋根の真裏に断熱材を貼るといった手も紹介されていました。

でもこの方法では、断熱材自体も結局は熱くなってしまうでしょうから、その点良くないんじゃないか?

断熱材の熱容量は大きくはないと思うのですが、蓄熱材として働いてしまうことが気になります。

また、屋根の上にもう一つ屋根を張る「二重屋根」という手もあります。

この方法だと、日射熱が屋根裏に伝わりにくいだけでなく、二つの屋根の間に出来る空間を使って、熱気を外に追い出すような工夫も出来ます。

しかし、この方法は大がかりになり、簡単には実現出来ませんね。

 

そこで、昨日思いついたのは、

二重屋根を作るのは大変だけど、水平な天井板を張って屋根裏に空間を作るのならDIYでも出来るんじゃないか?

ということなんです。

 

うん!

やってみたくなってきました!! 

暑い日が続く前に土間の扇風機を最上部へ

 今日の昼前に関東地方の梅雨明けが発表されました。

予報通り夏本番の陽射し一色になったように感じます。

先週末、極端な高温と強い日射への対策として、土間の窓の外にシェードを張り、土間内に扇風機を設置しました。

屋根の断熱が悪く、天井付近が高温になる土間なんですが、扇風機の位置を出来るだけ上部へ設置した方が良さそうなことも分かりました。

昨日、時間が取れたので、扇風機を土間の最上部に設置し直す作業をやることにしました。

設置したい位置ですが、下の写真のように、扇風機固定のためのビス止めに適当な下地がない状況でした。

 

あれこれと悩んで、15ミリ厚70ミリ幅の板材と45ミリ × 45ミリの角材を組み合わせてみました。

 

斜めに切断したこの角材の面に扇風機の土台をビス止めします。

そして、この板材ごと何とか最上部に固定することが出来ました。

 

 

 

昨日仕上がったので、何とか梅雨明けに間に合いました!

部屋の温度のデータまでは測定していないんですが、

土間室内の温度を下げる効果はてきめんでした!

天井付近に溜まる熱気への対策

 まだ良く分かっていないんですが、日射で温まった天井付近の空気の処理について考えています。

出来るだけ屋根に近いところで、熱気を換気扇で排気するのが最も効果的なのではないかと思います。

でもこれを実現するには、壁に穴を開ける大変な工事が必要になります。

いずれ施工するにしても、ちょっとすぐには実現出来ません。

 

で、先日、この部屋の上部に扇風機を取り付けた時に感じたことがあるんです。

この土間は、トタン屋根で断熱性がとても良くない状態です。

夏場には部屋がとても暑くなってしまいます。

三方の窓は全開にするのですが、それだけでは気温が充分には下がりません。

そこで、日射を遮るシェードを張ったんですが、

これとは別に、部屋の中にこもる暑い空気をスムーズに外に逃がす工夫が必要だと感じたんです。

そこで、部屋の上部に扇風機を取り付け、ここの空気を下の方に送って、窓から排気させようと考えました。

当初、扇風機は床面から2メートル弱ほどの高さに設置しました。

 

そしてしばらく様子を見てから、さらにそこから80センチほど上に設置し直してみました。

この、扇風機の位置を変えて風を送った結果ですが、高い位置からの送風の方が、部屋の気温がかなり下がったと感じられたのです!

他の条件が同じになっていない比較ですので、正確ではないと思います。

ですが、次は扇風機を最上部に設置して、時間をかけて様子を見てみようと考えているところです。

あまりにも暑かったのでシェードを張った・・・

 今日は気温が40℃近くになるという予報だったので、早朝にとにかく草むしりの残りを片付けました!

作業はこれで終わりにしようと思っていたんですが、

犬たちが居る土間の気温が心配になってきました!

3方網戸にはしてありますが、窓からの日射もありどんどん暑くなっていきます。

そこで、一番日射が強い東側の窓の外にシェードを張り、室内に壁掛けの扇風機を取り付けることにしました。

まず、ワンコたちは外の日陰に退避させたんですが、涼しくなるようにミストを設置したら、気に入ったらしくミストの近くですずんでいましたよ。(笑)

ワンコの写真はちょっと訳あって今は載せられないんです・・・

 

まず、シェード、張り綱用のおもり、扇風機などを買い出しに出かけました。

外に出て、店の駐車場から車を降りると、こりゃあ暑さがいつもと違う!

でも、作業は全部やってしまわないとなあ!

 

戻ってきて作業即開始です。

屋根の下の鼻隠しによーと金具をねじ込んで、

シェードの上側をここに固定しました。

思ったよりしっかり固定できました!

シェードのもう一端の下側は、縛り付けたナイロンロープにコンクリートの重しを結んで地面に置いて固定です。

 

シェード上部の辺のたるみは後で何とかしたいと思います。

このシェードは日除けの効果大でした!!

さて、扇風機ですが、工場で使う小型のものを安く買ってきました。

一度取り付けましたが、異音がしたので返品交換してやっと作業が終わりました。

 

 

左右に往復運動しながら上下にも動いてくれるので、部屋上部の熱気を外に逃がす役も期待しています。

さて、明日も猛暑らしいので、今日の作業の効果が分かると思います!

いや、もうクタクタです・・・

今日は特に良く寝れるでしょう!

人工木の無料サンプル

 「ウッドデッキや塀などに使える人工木のサンプルを無料で送る」という広告が目に留まりました。

早速ブラウンのサンプルを4種類注文してみました。

Art-Woodという会社が販売していますが、開発したのはサーロジックという徳島にある会社のようです。

 

断面(木口)はこんな感じです。

 

中空素材の内部

 

天然木材の粉末を50%含んだポリエチレン製ということです。

表面は木目処理されており、色は3種類用意されています。

いい感じの素材だと思います!

草刈り機 作業中の石跳ねがコワイ!

 草刈り機(モーター駆動充電式)の扱いにも少し慣れてきて、いい感じに作業できるようになってきました!

草刈り機の刃ですが、大きく分けて3つのタイプがあります。

① 一般的な金属製の細かい刃先のもの

② 樹脂製の大きめの刃先のもの

③ ナイロン等のコードがムチのようになって回転するもの

 

自分は、地面ギリギリに刈り込んだり、壁際まで刈ったりするには、樹脂製のものかナイロンコードがいいと思い、樹脂製の刃でしばらく作業をしていました。

 

 

ところが、樹脂製の刃だと、主に地面の石を跳ね飛ばすことがかなり多くなってしまうんです。

しかも、飛んでいく石の勢いが結構スゴイんですね!

これが場所によっては、家のガラス窓、車のボディーや窓等に傷をつけたり割ってしまったりする恐れが出てきます!

人を直撃してしまったりすることはもっと怖いですよね!

 

そこで、調べた上で再度、金属製の標準的な刃に付け替えて作業してみました。

 

刃先の間隔が狭いので、石が挟まったり、また跳ね飛ばしたりしにくいんだと思います。

やはり、この金属刃だと石跳ねはほとんどありませんでした。

また、刃の切れ味も当然ながら金属刃の方がいいです。

この鋭い刃が高速回転しているので、確かに刃の近くでは危険性が高いし、感覚的な怖さもあります。

でも、危険性を認識しながら正しい使い方をキチンと守って作業すれば、安全に使える道具なんです。

草刈り機に限らず、自分の経験では、作業に慣れてきたころにヒヤリとすることが多いように思います。

「慣れが油断につながってはいけない!」という意識を常に持っていたいと思っています。

まだ6月なのにこの暑さ! でも、草刈りやんなくちゃ!

 週末が晴れるのは凄く嬉しいけど、今日はホントに暑かったですね!

暑い時の大変な仕事は・・・

そうなんです。草刈りですね!

今日みたいな暑い日は大変ですが、梅雨の晴れ間は貴重なので、即作業した方がいいんですね。

 

この前、草刈り機を初めて使ってみましたが、

なるべく短く刈ることと、壁際まで出来るだけキレイに刈るということも考えました。

調べてみて、プラスチック刃のこんなタイプを使ってみました。

 

お店の方にも聞いて購入したんですが、中々良く切れるんですね!

一番の欠点は、地面の小石を勢いよく飛ばしてしまうことでしょう。

この点については充分気を付けた方がいいです!

それから、この小型の2枚刃も良く切れて扱いやすかったです。

 

小石を飛ばしてしまう欠点はやはり同様でした。

この草刈り機は電動式でエンジン式より静かなので、午前中から作業をやらせてもらいました。

草刈りをした地面はこんな感じです。

 

 

 

刈る前の写真があれば良かったんですが・・・

家庭でも雑草に悩まされているようでしたら、電動草刈り機を使ってみては?

女性向けの軽いタイプ等も用意されています。

土間に床を立ち上げたい

 古家の土間を板張りの床に変えたいと考えています。

キッチンからそのまま素足で降りれるようになりますし、床からの冷えについても対策しようと思います。

一般的な床の基本構造は以下のようです。

 

 

束石と床束の代わりになる、鋼製の束やプラ木レンといったものもあります。

 

 

大引きの上の根太を省いて、分厚い合板を張る根太レス工法というやり方もあります。

自分が今考えているのは、

プラ木レン、大引き、根太、と組んでいき、

根太の上に18ミリほどの針葉樹合板を張ります。

そして、針葉樹合板の表面をサンダーがけして、そのまま仕上げてしまうという手です!

さあ、上手くいくかどうか・・・?

自分のタイヤはなぜパンクした?

 先日、自分の軽1BOX車に突然起こったパンクですが、

緊急用のスペアタイヤ(テンパータイヤ)を履いている状態だったので、通常タイヤに交換しなければなりませんでした。

昨日、近くのカーショップに行き、パンクの原因とタイヤ交換について相談しました。

パンクしたタイヤを見てもらい、これまでの経緯も伝えました。

実は以前、運転中道路の穴に前輪を落としてしまったことがあり、

それが原因と思われるピンチカットがタイヤに出来てしまっていました。

その時のタイヤ屋さんの見立てでは、「軽微なピンチカットだから交換しなくても大丈夫でしょう」ということで、また、車検にもずっと通ってきていたんです。

その時残しておいた写真から、パンクしたタイヤはこのピンチカットが出来ていたタイヤだと分かりました。

 

昨日のカーショップの方によると、

絶対こうだと断定は出来ないが、考えられる原因が2つあるとのことでした。

 

① トレッド面に何かが刺さったような古傷がある。

この古傷はタイヤ内部までハッキリと貫通しているほどではないが、これが原因でタイヤの空気が抜けていった。

タイヤの空気が極端に抜けた状態で走行すると、タイヤを大きく破損させてしまう。

 

② 破損したタイヤを観察すると、内部のワイヤが錆びていることが分かる。

この錆びは一部だけでなく、広範囲に及んでいる。

ワイヤが錆びたことによってタイヤの強度が落ち、パンクにつながったのではないか。

ピンチカットによる傷が出来て、そこからタイヤ内部に水が浸透していき、ワイヤを錆びさせたのではないか? 

 

自分の推測も加えると、②が原因ではないかと思っています。

自分は、タイヤの空気を割とマメに補填する方なので、

タイヤの空気圧が極端に下がっていたということはないと思うんです。

②の状況で、走行中にバーストまでではないが大きな空気抜けが起こったように感じています。

バーストのような音はしなかったし、タイヤの完全破壊までは少しですが間があったからです。

 

さて、タイヤの交換についてですが、まずはホイールが損傷していないかどうか?

 パンクしてから、100メートルくらい(?)は走行していると思います。

ホイールが損傷していれば、修理不能でしょうから交換しなければなりません。

しかし、もう同じ型のホイールは入手が難しいでしょう。

幸い、調べてもらったところ、ホイールはダメージを受けていませんでした!

良かった・・・

 

肝心のタイヤ交換について

 全く同じ銘柄の新品タイヤであっても、他の3本のタイヤはすでに摩耗しているので、外径が同じではありません!

特に自分の車のような直結4WD車では、4輪すべてが同じ回転数になってくれないと、駆動系に無理な力がかかります。

「だから4WD車の場合は、タイヤ1本だけの交換は良くないんですよ!」

と言われました。

センターデフを備えたフルタイム4WD車では、前輪と後輪の回転差により、センターデフのオイルが過熱して発火した事例があったそうです。

自分の車はセンターデフは使わない直結式なので、この点についての心配は要りませんが、

直結4WD走行では、前輪後輪の回転数の差は解消出来ないので、やはり駆動系に無理な力はかかるでしょう。

でも、夏道で4WD走行にすることはほとんどありません。

使うのは雨天時や横風が強い橋の上くらいで、一時的な使用の時だけです。

短時間の使用なので、タイヤのわずかな外径差による問題は大きくはないでしょう。

そして、雪道ではスノータイヤに履き替えてしまいます。

仮にこの夏タイヤにチェーンを巻いて4WD走行をするとしても、

雪道ではタイヤがスリップしてくれるので、わずかなタイヤ外径差は問題にはなりません。 

 

このようなことを考えた上で、タイヤは1本だけ新品に交換することにしました。

全く同じ銘柄のタイヤは残念ながら在庫がありませんでしたが、

同じメーカーの似たシリーズのものがあり、それに交換してもらいました。

 

これで、とりあえず一安心となりました!

初めての経験でしたが、ちょっと怖い体験になりました。

高速道でのパンクでしたから、一歩違っていたらタダでは済まなかったでしょう。

一つ幸運だったのは、ピンチカットした時のタイヤは前輪だったんですが、ローテーションで後輪に移動させていたんです。

後輪のパンクだったので、まだ安全だったのかもしれません。

冬はスノータイヤ(スタッドレスタイヤ)に履き替えて、夏タイヤに戻す時にローテーションしているんですね。

ですから、奇数回目のローテーション後のパンクだったのが幸いした、ということになります。

 

一歩間違えばどうなっていたか・・・ 高速道でパンク

 狭山日高インターから圏央道に乗りました。

そして、5分も経たないうちに車体後部の振動が起こり始めました。

何だろうと思っているうちに振動が激しくなり、ガタンガタンという後部の上下動に変わりました。

パンクだ!

でも、幸いにも車を路側帯に移動して停車する余裕は残っていました。

自分の車にはテンパータイヤという応急用スペアタイヤが積んであります。

でも、最近はジャッキを積むことは止めてしまっていたんです。

あ、今思い出しても、あの状況で自分にタイヤ交換は出来なかったでしょう。

車の通行量が凄かったんです。

で、JAFに救援依頼の電話をかけました。

直ぐに対応を始めて下さいました!

場所の確認が済むと、救援の方と作業車をすぐに手配!

電話したあと、タイヤを見てみると、もうグチャグチャになっていました・・・!

原因を色々と考えていましたが、次々に迫ってくる後続車のせいで全く落ち着きません。

正直、かなり怖かったです。

まずロードサービスの方が点検に来て下さり声掛けをして下さいました。

そして、JAFの方2名が2台の作業車と共に到着。

まずは、全員の安全確保、そして、安全な作業スペースの確保。

1名の方は、作業場のかなり手前で旗振りをして、車の流れがこちらに向かないようにして下さいました。

修理作業の方は、笑顔と素早い動きと的確な説明と応対で、本当に心強い助っ人でした!!

今どき、このような対応をして下さる方がいるとは!

テンパータイヤを左前輪に装着して、左前輪を後輪のパンクしたタイヤと交換する作業でした。

 

作業終了後、一番近い鶴ヶ島インターで高速を降りて、

2人の作業員の方からアドバイスを受け、手続きの書類にサインして終了となりました!

JAFロードサービス埼玉支部坂戸基地の、南様、鶴間様、

本当にお世話になりました!!

 

・・・でも、

なぜこんなことになってしまったのか?

自分は、このタイヤの状況を見てすぐに「バーストだ」と思ったんですが、

パンクのあとしばらく走行するとサイドウォールが損傷してこのようになるとのことでした。

でも、どのようなパンクだったのか?

明日タイヤをじっくり観察すれば何か分るでしょうか?

洗濯機上蓋のヒンジ部分を直したい

 我が家の洗濯機ですが、かなり酷使されています。

そして、最近不具合が出るようになってしまいました。

カミさんが洗濯ばかりしてるのが理由の一つなんですが。(笑)

そこで、洗濯機本体から蓋を取り外して修理を試みています。

ヒンジが傷んでヒビが入っています。

左右両側とも同じような状態です。

 

ここのカバーを外してみると

 

このゴツイ金属部品を受ける部分は、かなり強度が必要だと思うんですが・・・

 

軸受に相当するこの部分は、全てプラスチック製で厚みもあまりありません。

明らかに強度不足だと思われます。

さて、これをどうにかして補強できるでしょうか・・・?

丸ノコ定規を作り直す

 初めて作った丸ノコ定規にいくつか不満が出てきました。

丸ノコ定規の最も重要な箇所は、丸ノコベースへのガイドに正確な直線が出ているかどうかです。

 

このガイドですが、ほぼ直線の出ている木材、又はアルミアングルなどの金属材などを使うことばかり考えていました。

そして、これらの材を板に接着固定する際に長い正確な直定規を当てて正確な直線を出そうとしていました。

最初の丸ノコ定規はこの方法で作ったんです。

しかし、ガイドを接着して固定するまで直定規を当てているのが難しかったです。

正確に言うと、直定規にピッタリと沿わせたままガイドを固定するのが難しかったのです。

また、幅が狭い木材をガイドにして接着したんですが、ボンドがはみ出てしまい、ボンドを取り除いてキレイにするのが結構大変でした。

残って固化したボンドは丸ノコの動きにかなり影響を与えてしまい困っていました。

ここで、他の方の色々な製作例を参考にして気付いたんですが、ガイドは幅狭である必要はないんですね。

そして、ガイドの左右どちらでも丸ノコが使えるようにしてある製作例が多いのですが、これも必要なく片側だけ使えれば充分なことも使ってみて分かりました。

そして、ガイドを幅広の合板で作ってある例が新たに参考になりました。

ホームセンターのカットサービスなどを利用して、合板をある程度幅広に真っすぐ切ってもらえば、

それだけで正確な直線ガイドが出来上がることになります!

直定規に沿わせて固定する必要もありません。

 

さらに、3ミリ厚ほどのカラーベニア板にガイドを固定するんですが、

カラー面側の滑りがいいので、このカラー面の上を丸ノコベースが滑るように動いていくようにした方がいい訳です。

つまりガイドは、カラー面に接着固定した方がいいことになります。

自分が最初に工作した時は、ガイドはカラー面とは逆側の面に接着してしまっていました。

 

カラー面が切断したい材料側だと、丸ノコ定規は切断作業時の材料に対して滑りやすくなるので良くないですよね!?

 

これらのことを踏まえて、丸ノコ定規を作り直すための材料をホームセンターに買い出しに行きました。

運良く1200ミリ長300ミリ幅ほどのパネコート合板の端材数枚があったので、2枚買いました。

パネコートは丈夫でいいんですが、塗装のない普通の合板でもいいと思います。

300ミリを3等分に切ってもらって、1200ミリ長で約99ミリ幅の板6枚が出来ました!

これを使って、手持ちの3種類の丸ノコに対して、それぞれ1200ミリ長、600ミリ長の2種類ずつの定規を作ることにしました。

短い定規もあった方が便利だと思います!

ガイドを接着するカラーベニア板は手持ちのものを使いました。

 

さて、カラーベニア板にガイドを接着するところまでは済ませておきました。

 

 

このまま数日置いて接着剤をしっかり固化させることにします。

最後に、カラーベニアの余分を使用する丸ノコで切り落とせば完成です!

コの字の切り込み どうやるか

 台所用の食材置き2段テーブルの作成を再開しました。

ラジアタパイン材の4隅を丸め、さらに面取り(面の縁を丸める)までは何とか出来ていました!

 

 

 

 

このうちの1枚は、中段になるので、脚になる角材が通るように、コの字形にくり抜く必要があります。

板の辺の垂直方向には丸ノコで切り込めるんですが、残りはジグソーで切るのが通常の方法でしょう。

又は、丸ノコで垂直切り込みを繰り返して、コの字の部分を全て細かく粉砕してしまう方法もあります。

もう一つはマルチツールを使う方法で、今回はこの手で切り落としてみました。

 

 

丸ノコの切断面はキレイなんですが、マルチツールの切断面はキレイではありません。

特に面に対してキレイに垂直に切り込む工夫が何か出来ないか?

そのことをずっと考えています。

マルチツールを垂直に下降させる、簡単なリフターのようなものを自作出来ないか、考えをめぐらしているところです。

ワンコ2匹も連れてお出かけ

 旅先からの帰りは荷物がたくさんです!

野菜や果物ばかりなんですが。(笑)

寝床に入った2匹とたくさんの荷物を積めるように作ったテーブルですが、便利に使えそうです!

このOSBボードは12ミリ厚ですが、非常に強くて頑丈です!

合板より安い所もGood!ですね。

 

手を加えたい所はいくつかあります。

 ① 移動中、ケージ(寝床)が動いてワンコたちが落ち着かないので、ケージを固定したい。

 ② OSBボードの角や表面のささくれが予想以上に鋭くて危険な状態。やすりがけ等の処理をしたい。

 ③ ケージを吊るして持てるようにしたい。

少しずつ改良していきたいと思います!

ワンコの寝床を車に収納する際のテーブルを作る

 自分の車の後部にワンコたちの寝床を収納します。

その際、空きスペースを有効に使ったり、暑い時はワンコたちの寝床の風通しが良くなるようにしたいと思います。

そこで、OSBボードを使ってテーブルを作ることにしました。

天板のサイズは、780 × 1300、脚は、38ミリ角510ミリ長のホワイトウッド材です。

OSBボードの端材で脚の補強版を作ってみました。

 

補強版と脚を天板に固定するのに工夫が必要でした。

さあ、車の荷物室に入れてみます!

 

うわー!

ダメですね!

サイズを欲張って大きくし過ぎてしまいました。

側面も脚の下部も引っかかって、入りきりません・・・

では、長辺方向のサイズを45ミリ切り詰めることにします。

片側だけ脚を天板から外し、天板を丸ノコでカットします。

 

再び脚を取り付けます。

 

OSBボードはビス止めに弱く割れやすいのでは? と先入観があったんですが、

割れたりせず、ビスも良く効いてくれます!

さあ、今度はどうでしょう?

車に載せてみます・・・

 

やったー!

ピッタリです!!

通常は、寝床のワンコたちは下、荷物は上ですが、

暑い時はワンコたちの寝床を上側にして、荷物は下側にしようと思います。

明日、寝床を実際に収納してみます。

横溝ビットでキレイな溝が彫れる ワンコの寝床2台め

 ワンコの寝床を作る際、ストレートビットで彫った溝がキレイではありませんでした。

そこで、今度は横溝ビットを使って溝を彫ってみたんですが、とてもキレイに溝が彫れました。

1回の操作で彫れる溝の深さについても、横溝ビットの方が有利なようです。

 

ワンコの寝床2台めの柱4本に溝がしっかりと彫れました。

 

さらに、2台とも簡単に出入口を閉じれる工夫を追加しました。

 

 

 

 

このあとは、この2台を車に積んだ時に、スペースを有効活用できるようなテーブルを作ろうかと考えています。

ワンコの寝床 好評につきあと数台増産(笑)

 昨日出来たワンコの寝床ですが、我が家の犬たちにはちょうどいいようです。

 

夏は上面以外は風通し全開、冬は底面と側面を断熱補強するので、寝るにはかなりいいと思います。

1シーズンだけの対応だと快適ではないでしょう。

自分のテント泊を連想しながら作成したんです。

あと数台増産と書いたのは、旅行の時に車で2匹移動させる時もこのケージが良さそうなんです。

2段重ねで自分の車に載せられるのはイイと思いました!

下の写真の上のも今回作ったタイプに変えます。

 

このあと、扉をしっかりと取り付けたり、改良したりすることを考えています。

あ、「好評につき」って、自分が勝手に言ってるだけです。(笑)

新しい家族の一員 寝床作んなくちゃ!

 我が家に連れてきた新しいワンコ君ですが、この子の寝床を急いで作ってやらないといけません!

犬小屋じゃないんです。

室内に置くケージのような感じのものです。

全部木で作ろうかと思いましたが、ネット上のDIY例も参考にさせてもらいました。

すると、ワイヤーネット を使う方法が簡単で安く仕上がりそうなことが分かりました!

そこで、自分の考えも合わせた折衷案を考えました。

底板と天板は9ミリ厚の針葉樹合板、柱はホワイトウッド2×2角材、

ワイヤーネットは、柱にトリマーで彫った溝に固定する方法です。

部屋(ケージ)の中の寸法は、長さ680 × 幅455 × 高さ410 としました。

まず柱の固定をしっかりとやる為に、2×4用の金具をディスクグラインダーで切断します。

 

金具8個分が出来ました!

 

木材の切断は新しいハイコーキの丸ノコがとにかく快適で正確です!

また、ワイヤーネットを固定するための溝はトリマーのストレートビットで時間をかけて彫りました。

やっぱり横溝ビットの方が仕上がりがキレイになるようです。 

 

では、木ネジを使って木材を固定し組み立てていきます。

 

こんな感じに出来ました。

 

とりあえずコータ君に中に入ってもらいました。

 

何とか2匹分の寝床が用意出来ました。

 

目隠しの布は付けてやろうと思います。

また、冬季は、床と側面は断熱仕様にする予定です!

サイクロン集塵機の改良について考えています

 2段サイクロン集塵機の試作をして、簡単にですが、様子を観察してみました。

その結果、現状では、

非常に細かい埃は、サイクロンで効果的に分離出来ていないようでした。

この細かい埃を取り除くのに、ウォーターフィルターを使う手が紹介されていて、これだ! と思いました。

で、さらに考えていたんですが、ウォーターフィルターを作る前に、サイクロンシステム自体の改良が出来ないか調べていました。

すると、サイクロン集塵についての研究の興味深い文献が見つかったんです!

完全に理解出来ている訳ではないのですが、内容の一部を紹介したいと思います。

 

 

 下図のように、サイクロンユニットの出口に円錐(コーン)ブロックを設置することによって、

細かい埃の捕集率が改善されるという内容です。

円錐ブロックがある時と無い時の、埃粒子のふるまいのシミュレーションが下図です。

円錐ブロックが無い方は、粒子が捕集箱に落ちにくかったり、

落ちても運動し続け、再びサイクロンユニットの方に吸い上げられている様子が分かります。

この理由ですが、サイクロンユニット出口、特にその中央付近には上昇気流が生じており、

この気流が、捕集箱に落ちた埃を再びサイクロンユニットの方へ吸い上げてしまうようです。

円錐ブロックの設置は、この上昇気流の影響を低減する効果があると考えられます。

 

 

そして、この円錐ブロックの頂角の角度に最適値があるという実験が紹介されています。

 

この実験の結果は以下のようですが、円錐ブロック頂角の角度は、65°付近が最適なようです。

「頂角角度約65°の時が、最も細かい粒子を捕集出来ている」という結果が表されています。

 

次は、サイクロンユニット出口から円錐ブロック底面までの距離についてです。

上のFig.6のHの値を変化させた実験が紹介されています。

円錐ブロックが無い場合、サイクロン出口の中心部付近の上昇気流が顕著なのが分かります。

この上昇気流の影響を低減できる条件は?

 

サイクロンユニット出口から円錐ブロック下部までの距離Hの最適値はいくつでしょうか?

Fig.7からは読み取りづらいと思います。

次のシミュレーション計算結果が紹介されています。

H=24mm付近が、最も細かい粒子を捕集出来るという結果です。

 

以上のことから、円錐ブロックの底面の直径は、

(24×tan32.5°)×2 ≒ 30.6mm と計算出来るので、

円錐ブロックの形、サイズ、設置位置も決定出来ますね!

工作して設置出来たら報告したいと思っています!!

集塵機のパワーコントローラー

 集塵機の出力を調節出来るように、パワーコントローラーを用意しようと考えています。

普通なら製品を買うところですが、キットも結構安価なので、どうせなら高出力タイプを作るのも面白そうな気がしてきました!

一般的な集塵機のモーターはACブラシモーターで、いわゆる最も古典的なタイプです。

このモーターの出力(つまり回転数も)を調整するには、直列に抵抗器を入れるようなやり方が大昔は行われていました。

現在は行われていないはずです。

抵抗器が電力を熱として消費してしまうし、またこのような電力型可変抵抗器は大がかりになってしまうからです。

そこで、電力ロスが小さい方法として、スライダックを用いるか、トライアック素子を使った回路でコントロールするかということになります。

スライダックは、可変電圧トランスといった感じで、次のようなイメージです。

 

 

きわめてシンプルですが、今となっては、重く大がかりなものになってしまいました。

さて、トランスやスライダックを使わずに電力ロスの少ない電力コントロールを行おうと考えられたのが、サイリスタ、トライアックといった素子を使う方法です。

下図の一番上がAC100Vの波を表しています。

この波の、ある部分だけ電流を遮断してしまおうという方法なんです!

上図のような適切なトリガパルスをトライアック素子に入力してやれば、点線部分では素子が電流を遮断してくれるんですね!

この方法だと、電流を遮断している間は、素子の消費電力は極めて少なく(電流ほぼゼロだから)、

電流を流している間は、素子内の電圧降下が少なくやはり素子の消費電力は極めて少ないというメリットがある訳です。

電力ロスの少ないこの電力コントロール法はどんな機器にも使える訳ではなく、またAC電源を汚す原因にもなり、万能ではないのですが、古典的なACブラシモーターを使った機器には有効なんです。

で、このトライアック素子を使った電力コントロール回路の例は以下のようです。

部品も高価なものはなく、部品点数も少ないです。

 

 

また、この回路のプリント基板ですが、秋月電子が1000円で取り扱っているので、すぐに製作を始めることが出来ます!

あとは、放熱器とケースを用意してあげればオッケーですね。

2段サイクロン集塵機 早く動かしてみたい

 2段サイクロン集塵機を形にして、テスト運転までこぎつけたいと思います!

まずは、ペール缶の蓋にサイクロンユニットを取り付けますが、

蓋がペコペコしてしまうので、ラワン合板で蓋を補強します。

ラワン合板を蓋の形に合わせてトリマーで切り抜きます。

 

こんな感じになります。

 

次は、缶の蓋と補強合板両方に75ミリ径の穴を開けます。

蓋の鉄板は、ホールソーで円周に沿って穴あけをしたあと、回転砥石で鉄板を削って穴を整形します。

 

ここは真円までにしなくても大丈夫です。

合板の方は、木工ドリルとジグソーを使いました。

 

この合板を缶の蓋に重ねて、サイクロンユニットをビス止めします。

 

もう1段のサイクロンは前回作ってあったので、これら2つを内径50ミリのサクションホースで直列に繋げます。

1段目のペール缶にはゴミの大部分が集まり、

2段目には除去しきれない細かい埃を集めようという予定なんですが•••

 

これで試運転出来ますね!

早速動作させてみたら、大きいゴミ、細かいゴミ、快適に吸い込みます!

でも、この実験のポイントは吸引力ではなく、

ゴミや埃を上手く分離して、集塵機本体のフィルターを詰まらせないようにすることです。

ゴミや埃の収集状況を見てみましょう。

 

まず1段目です。

ゴミや埃の大部分が集まっているようです。

 

2段目には大きいゴミは全く来ておらず、細かい埃の一部が来ていました。

この埃がどれくらい2段目で収集出来ているかがポイントなんですが。

 

2段目のゴミの量は非常に少なかったです。

でも、細かい埃が集塵機の方に行ってしまっているようなら、この2段目のサイクロンには意味がないことになります。

では、集塵機本体のフィルターの様子は?

 

大きなゴミは全く来ていませんが、細かい埃で汚れています。

しかし、吸い込んだゴミの量に対して汚れは少ないのではないかと感じました!

とりあえず、今日の試運転は成功だったと思います!

今後、さらに運転してみて、様子を観察していきたいと思います。

また、これらを一まとめにして移動出来るように、移動台も作ろうと考えています。

運良くいい買い物が出来ました! ハイコーキ製丸ノコ

 これからずっと作業するために、そろそろいい丸ノコを買おうと思っていました。

ハイコーキ、マキタのものは定評があります。

また、京セラ(旧リョービ)にもプロ用モデルがあり、独ボッシュ社の工具も人気があります。

この前購入したのは、85ミリ径チップソーのとにかく小さくて軽いミニ丸ノコです。

これは小回りがきくのが何よりの利点ですが、厚いものは切れないし切り口がキレイでなく精度良い切断には向きません。

ミニ丸ノコが活躍するのは普段とは違った場面に限られるので、いい悪いではなく適材適所なんですね!

さて、普段使いの精度の良いキレイな切断のための丸ノコが別に必要になります。

今まではDIYモデルのリョービMW46を使っていましたが、

ベースをアルミに交換して、チップソーも黒プラスに交換して使っていました。

これだけでも別の道具になったような向上ぶりだったんです!

特にチップソーを交換した時の切断面のキレイさにはもの凄く驚きました!

そして、この前のフローリング作業にはしっかり活躍してくれたんです。

 

で、今回新たに購入しようと候補にあげていたのは、

マキタ5230(125ミリ径)、

ハイコーキC5MEY(125ミリ径)、C5MEYA(147ミリ径)

あたりでした。

この中では、C5MEYAが最も造りがしっかりしていて精度が高く、ベースに対する刃の位置の微調整も出来るモデルでした。(造作丸ノコの位置づけ)

先週の土曜日、ホームセンターの電動工具のコーナーを何気なく眺めていたら、

このC5MEYAが店頭処分品で売られていたのでした!

店頭処分品ということは、店頭で触られてはいるけどまだ1度も動かしていないということなんです!

箱は無かったんですが、これが1万円近く値引きされて売られていたんですね。

運のいいことに急に出合うってこと、あるんだな~! とすごく嬉しい気分でした。

この丸ノコの精度の高さ、利便性の高さが感じられる箇所をいくつか紹介します。

 

平面度が高く、滑りの良さそうなしっかりとしたベース。

 

切断面に対するベースの傾き調整の固定ネジが前後2か所にあり、ベースが歪みにくい。

 

通常の垂直切りをしたい時は、ワンタッチでベースが固定されるようになっているが、その時の直角補正の微調整が出来るようになっている。

また、逆傾斜(5度)切りの設定もワンタッチで出来るようになっている。

いずれの機能も、切断角の直角を正確に素早く出すためにもメリットが高いことになる。

 

切断深さ調整のためのガイドの剛性が高く、切断時に本体が安定する。

 

チップソーとベースの平行が狂ってきた場合、微調整して補正出来るようになっている。

 

電子制御の小型モーターなので、軽くて重量バランスも良く、切断作業時にモーターが材木を押さえる手の邪魔になりにくい。

2日間 外で強作業

 自宅の裏庭に、柿の木(渋柿)、枇杷の木があります。

これらの木に実が成るころに「ハクビシンが出没している」と近所の方から言われました。

柿の木は空調の室外機の傍にあり、この室外機は防音の覆いで3方を囲まれています。

つまり、柿の木はこの囲いの内側にあるので、上方に真っすぐ伸びて、実も3メートルほど上に成っていたんです。

 

この空調機も室外機も今は使われていないので、囲いを全て撤去して、その上で柿の木への対処を考えることにしました。

 

2辺分の基礎はハンマーで解体しましたが、中々の重労働でした!

この後の途中経過の写真があれば良かったんですが・・・

作業を始めると集中して夢中になってしまい写真を撮っていません。

作業が一通り全部終わった様子を載せておきます。

 

奥のひょろっとした柿の木は高さを2メートルほどに切り詰め、手前の枇杷の木は枝をかなり剪定しました。

 

防音の囲いは全て解体したあと、目隠し用のフェンスとして配置し直しました。

動物の住み家が出来ないよう、出来るだけ風通しが良くなるよう考えました。

この後、剪定した枝や幹はさらに小さく切断して運び出します。

今回の作業はとりあえずここまでです。

ドリル本体に合わないバイスを使えるようにしたい

 大型ドリルを使う時、穴を開ける材料をしっかりと固定しなければならない場面が出てきます。

この材料を固定する金具がバイスと呼ばれるものです。

大学時代にアルバイト先から譲ってもらった大型ドリルを温存していたんですが、先日これに使うためのバイスを買ってきました。

サイズも計らずに、こんなもんでしょうと買ってきたバイスですが、これがこのドリルに合いませんでした。

固定するボルトの穴の位置が狭かった・・・

どうしよう?

ドリル本体の台とバイスの間に木の角材を入れる?

いや、鉄角パイプ? 鉄のコの字アングル?

とか考えているうちに、こんな金具を見つけました。

鉄製なので硬く頑丈です。

もう、失敗しながら穴あけしてボルトを通しているんですが・・・

 

これをドリル台にセットします。

 

このボルトの下側は蝶ナットで固定してあり、ワンタッチで緩めて動かせるようにしてあります。

 

この上にバイスを乗せて六角穴ボルトで止めます。

 

ガッチリ固定されました。

これで行けると思います!

板の側面の横溝(雌実)の幅を広げたい

 やはり横溝ビットで彫るのが仕上がりもキレイなようです。

でも、手持ちの横溝ビットでは幅が合いませんでした。

そこで、ストレートビットで何とかならないか、数日考え続けました。

もちろん、トリマーテーブルを利用して作業出来なくはないんです。

しかし、加工しようとする木材が大きくて重い時は、木材をガイドに沿って正確に動かすのが難しくなります。

木材を固定して、工具(トリマー)を動かすようにしないとダメなんです。

トリマーを木材に当てて、ぶれないように動かしていくための治具を作りたい。

で、やっと出来ました!

アルミニウム製のLアングルに、4ミリ径の穴を開けます。

その穴を中心に半径65ミリの弧となる溝を彫っていきます。

ドリルで穴を連続して開けていき、さらにディスクグラインダーの薄刃で削っていきます。

上の穴は失敗です・・・

こんな感じになりました。

 

 

これをルーターに固定します。

 

このようにしておけば、板面から溝までの位置を微調整出来るようになります。

使用感はバッチリでした!

根太貼りフローリング(11) ひとまず完成!

 細かい補修、補助材の塗装等は後でやりますが、ひとまずこれで完成しました!

床鳴りもほぼありません。

これで1年を通じての様子を見てみます。

 

細かい仕上げ等、素人の領域を出ませんが、次回はもっと上手く出来ると思います!

そして、この隣の部屋の床ですが、杉無垢板の根太貼りフローリングに挑戦してみようかと考えています!

根太貼りフローリング(10) フローリング釘打ち

 フローリング材の仮並べが終わり、配置にほぼ問題が無かったので、フローリング材の固定作業に入ることにしました。

フローリング材を全て外し、順番通りに積み上げておきます。

再度、基準の線を墨出しレーザーで出して位置を確認します。

 

左端のレッドパイン材は、真鍮釘を脳天打ちしてありますが、違和感はほぼありません。

このあと、フローリング材を固定していきますが、

専用のフローリング釘を施工後見えなくなるように、フローリング材の雄実(おざね)の根元に打ち込んでいきます。

 

この打ち込みの最後は、フローリング材を傷付けないようにポンチを使って下の写真のように作業します。

 

さて、この作業が上手く進みませんでした。

ポンチで打ち込む時、釘が曲がってしまうのです。

昨日使っていたポンチは、穴あけの位置決めに使うセンターポンチだったんです。

フローリング釘用のポンチと伝えて買ったつもりだったんですが、確認が甘かったんですね。

で、今日ホームセンターに相談したところ、その用途なら「釘締め」でしょうと言われました。

そのポンチと釘締めの違いは道具の先端だけで、釘締めは平らで、ポンチには突起があるんです。

その方に、フローリング釘用のポンチがあるんじゃないでしょうか? と聞き直したところ、

その道具は知らないとのことでした。

その方は、いつもお世話になっている詳しい方だったので、不思議に思いました。

でも、しばらく話を続けているうちに分かりました!

プロは釘締めを使っていて、プロにはポンチは必要ないということなんですね!

その方にお礼を言って電話を切ったんですが、勉強になりました!

そして、穴あけ用センターポンチは代用にはならず、

釘が曲がる原因になることも、これら3つの道具の先端を観察すると良く理解出来ました!

 

さて、明日は道具を変えて作業を再開してみます!

サイクロン集塵機を作成中

 工作室が木工工具から出る木くずで凄いことになっています。

試しに家庭用掃除機で吸い取ってみましたが、フィルターがすぐに詰まって5分と連続運転出来ないんです!

業務用集塵機がどうしても必要なんですね。

そこで、奮発して割引きセール中だったMakitaのモデルを買ってきました。

早速使おうと思ったんですが、おが粉とかの粉塵だと標準フィルターはすぐ詰まってしまうらしいんです!

フィルター掃除とかのメンテも大変らしい。

細かい粉塵用には、別売のオプションをあれこれつけなくちゃいけないとも。

これは困ったと調べていると、サイクロンの仕組みで粉塵を効率よく取り除く方法が紹介されていました。

 

この仕組みの自作用サイクロンユニットが販売されています。

製作例等の動画もありますので見てみて下さい。

中々面白いですよ!

で、自分でもやってみることにしました。

今回は試運転だけで、もう少し工夫を取り入れたものにしようと考えています。

試運転の様子です。

ダストボックスは8リットルのガラス容器です。

 

工作室の細かいおが粉を大量に含んだ粉塵を吸引してみました。

特に細かい粉塵が集塵機本体に出来るだけ行って欲しくないんですが、どうでしょう?

下の写真は、集塵機本体に向かう口ですが、かなり汚れているように見えます。

 

今回はフローリング作業の合い間にちょこっと実験しただけなので、本体のダストバッグの写真等撮っていませんが、

細かい埃はダストバッグにかなり付着していました。

もう少し工夫できないか?

細かい粉塵の場合、吸引時の風力が強すぎてもダメらしいんです。

集塵機のモーターは1kWほどですが、コントローラーを作って吸引力を落とす工夫をしてみたいと思います。

また、ペール缶も使って、2段サイクロン構成にしてみようかとも考えているところです。

根太貼りフローリング(9) やっと終わりが見えてきました!

 フローリング材を固定する前に、並べて確認しています。

いただいたフローリング材3種類を何とか配置できました。

 

夜になり、近所迷惑になるので、残りは明日以降にしました。

トリマーも活躍してくれましたが、最も正確な仕事をする手助けをしてくれたのは、自作の丸ノコ定規でした。

細かい部分の手直しがまだありますが、やっと終わりが見えてきました!

根太貼りフローリング(8) 床面の辺の直角を出す工夫

 これまで、床面に合わせてフローリング材を切ることばかり考えてきました。

しかし、別の木材を加工して適所に配置するのも手かな? と、今日思いつきました!

まず、床面に直角の辺を作るための線引きをします。

このような作業は、レーザー墨出し器が威力を発揮してくれます!

ここでは、手前の辺を基準にして、その辺に対して直角の辺を作るための線引き作業をしています。

 

次は、保管してあった12ミリ厚3.6メートル長のレッドパイン材を引っ張り出してきました。 

 

これを、床の1辺2.7メートル長に合わせて切断しました。

次は、この長辺方向に斜め切りをします。

このような時の線引きは、普通は墨ツボを使うのですが、今回はレーザー墨出し器を使いました。

 

このレーザーラインに沿って、点をいくつか打っておき、これらの点を結ぶ直線を定規を当てて引きます。

この線に、昨日作った丸ノコ定規を当てて、2.7メートルの長さを数回に分けて直線切りします。

 

さて、床面に当ててみます。

 

柱に合わせるように切り欠きを作りますが、ここまでくれば楽ですね。

 

まあまあでしょう!

明日はフローリング材の固定に進めるかもしれません!

根太貼りフローリング(7) 作業再開

 この根太貼りフローリングの作業を進めるのに、まだ準備がかなり必要です。

まずは、根太の配置の失敗への対処ですが、幅18ミリの赤松材(12ミリ厚)を用意して、

トリマーで幅6ミリの溝(深さ5ミリ)を彫りました。

横溝ビットではなくストレートビットを使ったんですが、キレイに仕上がりませんでした。

しかし、ここは見えなくなる部分なのでこれでいいでしょう。

 

この部材をこのように使います。

 

次ですが、この部屋の床は台形で角も直角ではありません。

そこで、フローリング材も斜めに切らなければならない場面が出てきます。

この斜め切りは、経験のない自分には簡単ではなさそうです。

まず墨出し(線引き)は、墨出しレーザーの手を借りることを考えました。

次は、この墨(線)に沿って直線切りをするのですが、

キレイに切るために、まずは手製の丸ノコ定規を作ることにしました。

 

2つの丸ノコ用に、それぞれ2つの専用定規が必要です。

作り方は、ガイドの直線を正確に出すところ以外は難しくありません。

下の写真は、木工ボンドでガイドを接着しているところです。

 

このあとは、接着剤が乾いてから、ガイドの両側を、使う丸ノコで切り落とすだけです。

147ミリ用、85ミリ用の2つが出来ました。

 

たったこれだけのものなんですが、便利に使えるはずです。

明日、実際に使ってみようと思います!

薄い合板の曲線切り

 2~3ミリ厚の合板をキレイに切ろうとする時、丸ノコは最適な道具ではないようです。

切断面がケバ立ってしまうようなんですね。

そして曲線切りしたいとなると・・・

ジグソーでも切断面キレイにはならないような気がするんです。

いや、経験が無いので、上手く切る手はあるかもしれないんですが。

糸ノコならキレイに切れるかも。

 

で、とにかくミニ丸ノコで切ってみることにしたんです。

このミニ丸ノコはMakitaの85ミリ径チップソーのコードレスタイプHS301Dです。

マイナポイントで買いました!

チップソー(刃)を少しだけ出して、曲線切りも同時にやってみることに。

切る前に、付属のチップソーをトリガーの白鰐という刃数の多いものに交換しておきました。

 

 

この丸ノコは、コンパクトで軽い(約1.5kgしかない!)のがメリットなんですが、

回転数が1500回転しかありません。

すると、切断面のキレイさはあまり期待出来ません。

まあ、とにかく切ってみることにしました。

 

あれ?

すごく切りやすいし、まあまあキレイに切れてる?

 

これは切れ端。

 

切断面もそこそこキレイです。

 

この作業についてはいい結果でした!

18ミリ厚集成材を曲線カット

 18ミリ厚ラジアタパイン集成材を天板にしてテーブルを作ろうとしています。

キッチンで食材などを置くためのテーブルです。

この天板の4隅をどうやって曲線加工するか?

一般的にはジグソーを使うところでしょう。

調べていたら、トリマーを使う方法を見つけました。

 

 

トリマーをコンパスのように動かし、ストレートビットで溝を彫っていくんです。

溝の深さを徐々に深くしていきます。

初めての作業だったので、細かい所をずいぶんと失敗していますが、

今回は、これでまあ良しとしました。

 

灯油キャップのパッキン裏返し 効いた?

 灯油ポリタンクのキャップですが、

キャップの中のパッキンは、潰れたり弾力性が無くなったりと徐々に劣化していきます。

こうなってしまったパッキンを取り替える前に、最後の延命処置があります。

以前書きましたが、

「パッキンを取り出して、裏返しにして入れ直す」

という方法です。

で、自宅の灯油ポリタンキャップのパッキンを裏返しにしてみました。

もちろん、パッキンがへたっているものだけです。

昨日、いつものようにポリタンに20リットル目いっぱい灯油を入れて車で運びました。

灯油の漏れは全くありませんでした!

 

パッキン裏返しが効いたようですね!

このあと灯油が漏れ出すようになったら、その時はパッキンを新品に交換しようと思います。

しばらく留守にする時の屋外給湯器への対処は?(3)

 この写真は、給湯器内部の給水管を何とか形だけ復旧させたあとのものです。

しかし、接続部分が凍結によって損傷しています。

当初、その損傷に気付かなかったので、

使用再開時に給水栓を開けた直後、この部分から勢いよく漏水し、

点火系エラー「720」が出て、給湯器は動作不能になってしまいました。

 

 

もう深夜でしたが、その時、自分で出来ることがあれば何とか対処したいと色々考え続けました。

で、やってみたことは、

・給湯器内部配線の接続部分チェック

・通電ラインのオンオフ、リセットボタンのオンオフ

・給湯器内部にヘアドライヤ-で温風を10分ほど送り続けた

点火系センサーが水をかぶっているかもしれないと考え、

給湯器内部をヘアドライヤーでしばらく乾かしてみたんです。

10分くらい高温の強風でやってみましたが、「720エラー」は直りませんでした•••

今回は自分で何とかするのは無理だと思い、力が抜けて座り込んでしまいました。

 

しばらくして、やっと、中古機の相場や修理情報などweb検索する気になり、

「そうだ! サービスセンターに電話だけでもしてみよう」と思い立ちました。

遅い時間でしたが、幸運にも担当者に電話が繋がり、やりとりが出来たんですね!

そのやりとりですが、非常に丁寧で、状況の詳細まで聞き取ってくれたのです。

冬季の凍結事故が多いと思われる時期ではありましたが、

この丁寧な対応にはとても驚き、本当にありがたい心持ちになりました。

そして、次の日の朝に技術系の方と相談する約束をして、電話を切りました。

 

この電話のやりとりで気分が前向きになり、

自分で出来ることは残っていないか、もう一度考えてみることにしました!

この「720エラー」は、点火炎誤認識ということなので、

噴き出した水が炎検知センサーか配線系を濡らしたことが原因だと思われます。

なので、

「給湯器内部を充分に乾燥させてみよう」と、

今度は石油ファンヒーターの温風を送ることを考えつきました!

ヘアドライヤーよりはよほど強力ですし、時間をかけて温風を当てることが出来ます。

寒くて真っ暗な中、石油ファンヒーターを外に持ち出し、延長コードでAC電源を引いてきました。

で、ファンヒーターはすぐには動かせなかったんですが、

これはファンヒーターが水平面に置かれていなかったのが原因でした。

何とか水平面を作って、ヒーターの温風を送り出すことに成功しました!

 

この深夜の悪戦苦闘の結果ですが、次回に書きたいと思います。

やってみたい 杉無垢単板を根太張り

 飯能のスーパービバホームに、杉無垢板のフローリング材が特価販売されてました!

 

触ってみた感じもいいんです!

6畳間なら、3坪分あれば張れるので、2万円ほどですね!

激安とまではいかないけど、手を出せる範囲です。

 

でも、この板材は、合板を下地板にした捨て張り用だと思います。

さすがに、12ミリ厚の単板で根太張りというのは、普通は無理だと言われそうです。

それを、失敗覚悟でやってみたいんですね!

灯油タンクのキャップ

 灯油タンクは18リットルサイズが標準かと思います。

このタンクを車に積んで灯油を買いに行くんですが、自分はこのタンクに20リットル入れてもらってます。

「消防法で、18リットルタンクに20リットル入れるのはダメ」っていうお店もあるんですが。

で、20リットル入れた時は、灯油がキャップギリギリまで入ることになります。

キャップは特に注意してしっかり閉めてるんで、最近まで大丈夫だったんですが、

最近ちょっとだけ灯油が漏れるようになってしまいました。

主な原因は、まずキャップのひび割れです。

 

ここまで割れてるとすぐに分かりますね。

でも、キャップのひび割れがちょっとだと見逃しちゃうので、良く観察して下さい。

とにかく、キャップのひび割れは、程度の多少にかかわらず修理不能ですから、キャップだけ新しく買って交換します。

ところが、キャップはひび割れてないし、キャップ内のパッキンも外れてないのに灯油が漏れることがあるんです。

今朝、灯油を買いに行った時、

「使えるものは捨てたくないんです」

と、経験豊富そうな方に相談してみたんです。

すると、

「パッキン交換する前にパッキンを裏返しにすると直る時があるよ」

とのこと。

なるほどね!

最後の延命処置だと思うんですが、やってみましょう!

分かりにくいですが、上の方がパッキンを裏返しにしてみた方です。

 

パッキンのゴムが完全にへたるまでは、これでもつかもしれません。

様子を見てみます!

灯油ファンヒーターの修理

 家庭で一般的に使う石油(灯油)ファンヒーターですが、

我が家では、このヒーターが不調になった時は、すぐ新品に取り換えることを考えてきました。

家族の誰もが家の中で自由に使う物ですから、

異常燃焼や過熱などによる火事や一酸化炭素中毒が起こるのが何より怖かったからです。

 

今、不調になって保管してあった灯油ファンヒーターが2台あるんです。

壊れているのなら捨てなければならないけど、内部の掃除くらいはしてみようと思い立ちました。

Youtubeで調べてみると、見つかりました!

センサーの故障を修理したりしている方もいましたが、

掃除だけをして大切に器具を使い続けている方もいました。

内部の掃除だけでエラーが出なくなった例も紹介されていました!

 

ということで、分解して内部の掃除に限ってやってみることにしました。

様子を見ながら、ビスをドライバーで外していきました。

さて、2台のうち Sanyo 2000年製の古い方は・・・

 

 

 

 

こりゃあ、ヒド過ぎですね!

ストーブにも可哀想だったし、ハズカシイ・・・

 

掃除機とハケを使って出来るだけていねいにホコリを取り除いていきました。

 

心臓部の燃焼室に目立った汚れはありませんでしたが、

ここも柔らかいハケで軽くこすって、掃除機で吸いました。

 

さて、作業後ですが・・・

 

 

 

 

 

今まで、ストーブの中の大量のホコリで、この温度センサーが働いていたんだと思います。

「強」で運転すると、天板が暑くなり、ストーブが停止してしまっていたのでした。

 

さて、元通りに組み立てたので、運転してみます!

 

バッチリでした!

弱、中、強運転、消火時の臭い、どれも問題無しでした。

様子を見ながら、もうしばらく大切に使ってみようと思います!

しばらく留守にする時の屋外給湯器への対処は?(2)

 極寒地域の冬季、または厳冬期の給湯器の凍結防止についてです。

通常は、給湯器自体の内部の凍結防止機構が自動で働いてくれるようになっているはずです。

これには電力が使われているようです。

ただし、古い機種やどの機種でもそうなっているかは、調べていないので分かりません。

この時、給電線のプラグが抜き差し出来たり、給電回路にスイッチを入れて電源を遮断出来るようにしてある場合は、

当たり前ですが、電源をオフにしていないか注意が必要です。

さらに、給湯器への給水管、給湯器からの配湯管が凍結しないような対策は別に必要になります。

また、別の手ですが、少量の水を流し続けるような凍結防止法も古くから行われています。

 

しかし、家を何週間も空けるような場合は、

水を流しっ放しにしたり、給湯器の電源を入れっぱなしにする方法には、抵抗があるのではないでしょうか? 

そこで、長い間給湯器を使わない場合は、

「給湯器内部に残っている水を出来る限り外に排出しておこう」ということになります。

 

自分が例年やっていた排水法で対処したところ、

今回の記録的な寒波には対応出来ず、給湯器内部の配水管がやられてしまいました・・・!

配水管内に残っていた水が凍結し、管の接続部分が膨らんで外れかかってしまいました。

 

この写真は、深夜悪戦苦闘して何とか形だけ復旧させたあと翌朝に撮った写真です。

接続部分が直っているように見えますが、凍結によって損傷しています。

その損傷に気付かなかったので、使用再開時に給水栓を再度開けた時に、この部分から勢いよく漏水してしまったんです。

この漏水で給湯器内部が水を大量にかぶってしまいました。

この漏水箇所を何とか直して、給湯器を動かそうとしましたが、

点火系エラー「720」が出て、動作不能になってしまいました。

この機器の「エラー720」は、燃焼炎を誤検知してしまっている状態だと分かりました。

つまり、「燃焼していないのに、機器が燃焼していると判断してしまっているので、燃焼が起こらない」という状態になってしまっていたのでした。

そして、このエラーが出た時は「サービスマンに修理を依頼して下さい」とのこと・・・

以前経験した「エラー110」より深刻なようです!

修理依頼の前に、何とか出来ることはないのか?

とにかく、出来ることがあればやってみたい・・・

しばらく留守にする時の屋外給湯器への対処は?(1)

 今回のような、例年にない強い寒気が襲ってくる時、

屋外設置の給湯器や、地上に露出した配水管には、

例年と違った対策が必要になると思っておいた方がいいでしょう。

配水管への対策については、今回広くネット上で紹介されていましたから、それを参考にするといいと思います。

給湯器についてですが、

該当給湯器の取り扱い説明書を読んで、その指示の通り忠実に作業しておくのが正しい対処法です。

取り扱い説明書が手元に無くても、

ネット検索等でメーカー発行の取説PDFファイルがダウンロードできると思います。

基本的には、給湯器内部の水を極力排出しておくことだと思います。

 

さて今回、自分は、

現地の給湯器の給水元栓を閉め、屋内の給湯栓を開け、

下の写真の本体最下部の3つの配水栓を開けて排水を行いました。

そして、それで充分だと思い込んでいました。

これまでもそのような対処だったので、問題ないと思っていたのです。

「手は打っておいたから大丈夫」という油断

 またも、出先で給湯器のトラブルに見舞われました!

と言っても、凍結に対する備えは充分だと思い込んでいた自分に原因があったんです。

これまでに無いような寒さになる時は、どう準備すればいいのか?

しっかりと調べて完璧に準備しておかないとダメなんですよね・・・

昨夜は修羅場になりました・・・!

おもちゃの修理

 蒸気が出る機関車のおもちゃを直して欲しいと頼まれました。

BRIOというメーカーの蒸気機関車のおもちゃです。

自分はこのメーカーもこのおもちゃも知らなかったので、通販で出回っている安いものだと思っていました。

ところが、調べてみたら・・・

スウェーデン製の、知名度のあるおもちゃでした!

スウェーデン王室ご用達だとか。

 

手に取ってみると、武骨なデザインながら、しっかりとした造り。

ロゴの印刷にも安っぽさがありません。

これは真面目に作ってあるおもちゃだと実感しました!

ということは、子どもがおもちゃをどう扱うのかとか、作る側は全て計算済みなハズ。

乱暴に扱っても、そう簡単には壊れないはずなんです。

 

とにかく、まず分解掃除からやってみることにしました。

普通のビスではなく、三角穴のネジが使ってありました。

まず、これを外さないといけません。

 

日本製ANEX社のドライバーを注文しました。

 

届いたドライバーで早速分解してみました。

中を開けて、配線が切れていないこと、欠けたりしている部分がないことを確認。

ネジをしっかりと締め直して、電池の残量とプラスマイナスを確認して電池を入れ直します。

蒸気を出すための水も充分に補給しました。

では、とにかくスイッチを入れて様子を見てみましょう!

 

あれ?

直ってるんじゃない?!

蒸気(実際は霧)も出てるし、ライトも点灯点滅してるよ。

前進と後進の切り替えもオッケーですね!

良かったー!

安心して送り返せます!!

富士通製のニッケル水素電池と充電器をセットにして、プレゼントで一緒に贈ることにしました。

この蓄電池は自分のお勧めなんです。

BRIO機関車と一緒に大切に使ってね!

車幅灯、バックランプ等をLEDに交換

 Amazon で注文した車のランプですが、注文した咋日のうちに届けてくれたことに驚きました!

ありがとうございます!!

で、今日はかなり寒く風もありましたが、来週の天候も心配なので、ランプ交換をやってしまうことにしました。

ヘッドランプはPhilips社のハロゲン球に交換。

車幅灯(スモールランプ)も同時に交換しましたが、これはLEDに。

ヘッドライトユニットを引き出したら、同時にサイドウィンカーランプも交換出来ることが分かりました!

 

 

点灯チェックしてOKだったので、あとは後方の作業です。

バックランプをLEDに交換します。

まず左側だけ交換して、点灯チェックしてみます。

写真では良く分かりませんが、かなり明るい白色光です!

ただ、雨の日の視認性がちょっと心配ではあるんですが。

では、あとは右側! と作業していたら、ここで大失敗!

古いバックランプをライトユニット内部に落としてしまったんです。

車屋さんならバンパーを外して作業するところですが、何せすごく古い車。

バンパーを外す時に、錆びついたボルトを簡単に外せる気がしませんでした・・・

ピンセットを使って、落ちたランプを拾い上げるのに1時間半は費やしたかな・・・

何とか交換が終わって、点灯チェック。

とりあえず作業完了したので、今晩の運転で様子を観察してみます!

車のランプ交換の時に考えたこと

 先日、自分の車のヘッドライトが切れているのに気が付きました。

片側だけ切れている時は、意外にもしばらく気付かないことがあります。

ちょっとでも「あれ?」と感じたら、停車した時、前の車に写る自車のライトの様子で分かったりします。

その後、安全な場所に車を停めて、ライトを点けた状態で直接見てチェックすれば確実に分かります。

自分の場合は、切れていたことが分かってから、ヘッドライト付近をバンバン!と叩いたらライトがいったんは点きました!

でも、また症状が出て、叩いても復活しなくなりました。

車のランプ系の交換は、だいたい自分で出来ると思います。

自分は前回の交換の時の手順を忘れていたので、Youtubeで再度確かめました。

 

このヘッドライトの下のすき間から見える2本のビスを緩めます。

 

次は、ランプ全体を掴んで、手前に倒すように引っぱり出します。

一気に引っぱると、配線を切ってしまったりするので、注意しながら力を加えます。

ライト側に2つの突起と、ボディー側にそれを受ける留め具が見えます。

これをこのように写真で残しておけば、次回の作業もスムーズに行えます!

 

 

ランプのフィラメントは、完全に切れていました。

 

さて、このユニットには3つのランプが固定してありました。

ヘッドランプ、ウィンカーランプ、車幅灯です。

これらのランプの型番を調べて交換すればいいんですが、LEDランプも含めて選択肢がいくつかあるんですね!

「LEDは明るくて、省電力。値段もそれほど高くない」

とくれば、

「LEDに変えちゃおう!」

と思うでしょう?

ちょっと待ってください!

 

 ①車検に通らない可能性がある。

 ②乾燥路が明るく見えても、濡れた路面、霧の中での視認性は良くなかったりする。

 ③雪が強く降っている時は、ライト周りに付着する雪が融けない。

 

①は、ロービームの時正しい方向を照らせているかというような光軸の問題に引っかかる時があるようです。

でも、信頼性の高い部品を選べば大丈夫でしょうね。

自分は②がすごく気になるんです。

LED白色ランプは確かにビックリするような明るさになるんですが、

どんな路面でも見やすい訳ではないと感じています。

まあ、トータルで見て、欠点がそれほど気にならなければいいと思うんですが。

 

自分は、②、③の観点から、ヘッドランプはLEDにはせず、従来のハロゲンランプを使うことにしました。

そして、車幅ランプとバックランプ、ストップランプはLEDを使ってみることにしました。

 

この他メンテナンスしたいのは、ヘッドライト前面です。

この曇った状態をキレイに出来ないか、今調べているところです。

埃だらけの工作室 集塵機を

 工作室が、主に木くずで凄いことになってきました。

丸ノコからのおが屑が大部分ですが、サンダーやトリマーからの木くずも半端ないんですね。

ホームセンターで色々と集塵機をチェックしていたら、

マキタの集塵機が割引価格になっているのを発見!

ポイントも3000円分くらいあったので、買っちゃいました。

 

ところが、粉塵に対しては、フィルターを専用品に交換した方がいいということが後になって分かりました。

そこで、粉塵フィルターを発注しようとして調べていたところ、

サイクロンユニットを使って、埃を上手く分離する方法というのが目に留まりました!

しかも、自作用のものがちゃんと販売されていたんですね!

 

これは、作って試してみる価値アリですね!

雌実をどうやって彫った方がいいのか?

 フローリング作業が中断したままですが、

トリマーを使って、雌実をどう彫ったらいいか考えています。

横溝ビットで彫るんだろうと思っていましたが・・・

 

 

ストレートビットでも彫れる?

 

 

で、ストレートビットで彫ってみたんですが、

 

横溝ビットではどうなるのか・・・

急に試してみたくなり、

注文してあった横溝ビットを使えるように、トリマーテーブルのガイドを作り直すことにしました。

夕食後に、工作室で木くずだらけになって作業しました。(笑)

 

この空間は、ホールソーとトリマーでくり抜いて作りました。

これだけくり抜けば、ガイドの強度は著しく低くなりますが、この使用法では問題ないと思います。

では、横溝ビットをセットしてみます。

彫る溝の深さによっては、この自作木製ガイドは使わずに、

写真の銀色のベアリングを利用した彫り方もあります。

今回は、溝の深さを7ミリほどにしたかったので、木製ガイドを作りました。

 

 

端材に溝を彫ってみました。

 

ストレートビットの時と彫った材料が違うので、仕上がりの比較は出来ませんが、

横溝ビットの方が削りくずが上手く除かれて、材料の焦げもありませんでした。

もう少し、実験を続けてみたいと思います。

家庭用電気器具の電線を止めるネジ

 電気器具の修理をしたりする時に目にするネジですが・・・

まず、ランプレセプタクルでは、

 

家庭用100V2相ACプラグではこうですね。

 

ランプレセプタクルも、ACプラグも、電線を固定するネジは3.5ミリ径なんですね!

ACプラグの本体カバーを固定するネジは一般的な3ミリ径が使われています。

電線を固定するネジは端子ネジと呼ばれていて、径はさまざまなんですが、

家庭用電器器具の端子ネジは3.5ミリ径が多いようです。

 

今回、納屋の天井の構造材に沢山のランプレセプタクルを取り付けましたが、

作業中に、この端子ネジを何度も下に落としてしまいました・・・

1回落としたら、次からは落とさないように工夫して、神経も集中しますよね?

それなのに同じ失敗を繰り返すとは・・・

「大丈夫さ、エイヤッ!」と安直な決断になっちゃうんですよね。

これがもし手に入らないネジだったら、

落とさないように、いったいどんな方法、どんな準備をしなければいけないでしょうか?

 

まあ、それはともかくとして、落としたネジは見つかったものもあり、見つからなかったものもありました。

このネジだけ買えばいいやとホームセンターに行きましたが、ネジコーナーでも電材コーナーでも見つからず!

店員さんに聞いて、やっと3.5ミリ径の鉄製ナベネジが見つかりました!

ネジで電線と接触部を強く押さえつけるので、電路の途中に鉄は入りません。

ということで、黄銅製でなく鉄製でも問題無しと思います。

 

さて、今回、現場で取り外した配線の中継ソケット(?)を見て下さい。

40年以上前の部品だと思います。

 

今では見かけないこれらの端子は、

配線の分岐点として、また、ここから電球を吊る線を下ろすように作られていました。

そして、これらのネジ端子は4ミリ径のものが使われていたんですね!

昔は4ミリ径のネジ端子が使われていて、これが3.5ミリ径のものに変わっていったのか?

どうして、一般的でない3.5ミリ径のネジが使われるようになったのか?

理由を知りたいと思っています! 

夜も作業してます!

 古家の栗の木の枝と幹は納屋に押し込んであります。

落としたばかりの嵩張る枝ですが、

2センチ径くらいの枝までなら手で折っていきます。

太い枝や幹は手引き鋸で切っていきます。

その後は、約1センチ径までの枝なら裁ちバサミで、それより太い枝や幹は丸ノコツールでどんどん細断していきます。

 

そこで、夜もこの作業が出来るように、手を付けていなかった納屋の照明を補修することにしました。

配線も照明も、多分30年以上も手が付けられていない状況でした。

配線もやり直すつもりでしたが、もう少し時間が必要です。

そこで、恐ろしく古い吊り蛍光灯5台を取り外し、

LED電球用のレセプタクルソケットを構造材に取り付けて配線することにしました。

手持ちのLED電球や、価格がかなり下がってきた多種のLED電球が使えるので、

外観が気にならない納屋の照明には、

このやり方がいいと思います!

複雑な作業ではないのですが、細かいところで、「キレイに上手くいかないなぁ・・・」と思いながら作業していました。

接続部分等、要所はキチンと仕上げましたが。

 

まだ、全面に照明が行き届いていませんが、当面はこれで充分でしょう。

後日、絶縁抵抗だけは測定しておこうと思います。

漏電は火災にもつながり、危険です。

通常、納屋へは、

配電盤のブレーカーで通電しないようにしておいているので、とりあえずは安心です。

 

枝の細断作業はまだまだかかりそうです・・・

落ち葉は燃やさず、クリーンセンターに持ち込みました

 現地の栗の木の落ち葉が半端でなく大量に出るので、

ドラム缶焼却炉で燃やし続けていました。

風が弱い時で、風向きも気にしながら、朝早い時間に燃やすようにしていたんです。

しかし、煙は出るし、細かくなった灰も舞って飛んでいってしまいます。

近所迷惑は避けられません・・・

そこで、近くの市営クリーンセンター(焼却場)に持ち込むことにしました。

処理費用は、10kgあたり120円です。

また、ゴミを袋に詰めて持ち込んだ時に自分で投入口に捨てれば、袋は持ち帰れることも分かりました!

落ち葉が大量なので、袋を持ち帰って再利用出来るのは助かりました!

90リットル14袋の量を2回に分けて運びました。

重さでは80kgほどだったようです。

 

次回からは、落ち葉を堆肥にするとか、煙が出ないように燃やすとか、

自分で処理するように工夫出来ないか、考えています。

枝細断ツールの修理

 枝落としで大量に発生した枝を細断するのに、昨年、余っていた丸ノコで裁断機を作りました。

これが大活躍してくれて、細断作業がスピーディーに進むようになりました。

 

ただ、見ての通り安全なツールではないので、おススメは出来ませんが・・・

このツールでかなりの量の枝を細断しました。(これは3回目の作業分)

 

しかし、これを使っているうちに、丸ノコを固定していたべニア板に不具合が・・・

 

この穴はどんどん大きくなっていき、細断が上手くいかなくなりました。

そこで、この穴を塞ぐようにべニア板を補強することにしました。

ツーバイフォー材を固定する2ミリ厚ほどの軟鋼材を見つけてきました。

200円ほどでした。

これに、ディスクグラインダーでスリットを作ります。

 

 

これを、丸ノコツールの穴を塞ぐようにビス止めします。

 

この補修は効果てきめんでした!

細断作業がスムーズに進むようになりました!

簡易トリマーテーブル完成!

 とりあえず、簡単なトリマーテーブルが出来ました。

手持ちのラワン合板、赤松角材の端材を流用して作成しました。

ワークベンチ(作業台)に挟み込むように固定してあります。

 

 

木材を削るビット(刃)の部分は

 

このツールで、このような溝を彫ることが出来ます。

 

初めて使ってみましたが、ビットが非常に高速に回転するツールで音も大きいです。

慎重に取り扱う必要があると感じました。

作業量が多すぎて、少しずつしか進んでいません!

 フローリング材を早く貼り始めたいんですが、ちょっと新たな工作が必要になりました。

幅18ミリ厚さ12ミリの赤松材を切り出して、これに加工をしようとしています。

新しい工具が必要です!

市販フローリング材は実(さね)加工がしてあるので、

この実を残したまま、そこに接続するには、接続する側にも実加工をしておかなければなりません。

今回は、上記の赤松材に雌実加工を施します。

 

 

この加工に必要なツールがトリマーです。

 

このトリマーを固定するためのトリマーテーブルを作成する必要があります。

必要最低限の作業が出来ればいいので、シンプルなものを作ります。

Youtubeの動画がすごく参考になるんです!

 

まだここまでしか進んでいません。

というのは、天気が良く、風も穏やかな日なら、まずは外作業をしなければならないからです!

栗の木の枝落としですね!

6.3メートル長の高枝切りノコギリも購入して、屋根に上ったりもしながら文字通り悪戦苦闘しながらの作業です!

枝が落ちてくる時が危険で、屋根瓦その他を壊したりするので、緊張しっぱなしでした!

脚立に直撃して、脚立が倒れたりすれば、屋根から下りれなくなったり!(どうする?!)

昨日までの作業より多少上手くなったかな?

何とか大きな事故もなく、屋根から下りてホッと一息。

この写真では良く分からないと思いますが、かなりスッキリしました!

 

 

うーん、写真に撮ると

「こんなもん?」って感じの量にしか見えないんだけど・・・

この枝を切って小さくする作業もかなり時間がかかるんです!

 

明日はこの作業と、トリマーテーブル作成と、両方やります!

フローリング作業に入れると嬉しいんですが。

気を付けていたんですが、AC電源コードを切断しそうになってた・・・

 高枝切り電動チェーンソーでの枝落としは思ったより大変です!

目的の枝に届くように、屋根や脚立の上に上ったりしなければなりませんし、

電源コードの引き回しも予想以上に気を使うことになりました。

落とす枝が大きくて重いので、その枝の直撃を避けなければいけません!

チェーンソーや電源コードに向かって落ちてくる場合もあります。

 

ところが、このようなことに気を取られ過ぎて、

木を這わせていた電源コードに、回転していたチェーンソーの刃が接触してしまったようなんです。(!)

もし完全に切ってしまえば、ショートした時の高熱でチェーンソーの刃も融けてダメになってしまいます。

そこまではいかなっかたんですが、何ともマヌケな失敗です・・・

 

ケーブルの切れた部分を切り取って、市販のコネクターを取り付ける修理をします。

 

 

 

この外キャップの挿入し忘れをやりがちなんですね。(笑)

 

圧着端子専用のペンチが手元に無かったので、リングスリーブ用の圧着ペンチを使いました。

実技試験なら落とされる場面ですが、しっかり圧着されていたようです。

 

 

このコネクターの構造だと、最後のケーブルを固定するためのこのネジ締めは重要だと思います。

 

最後に、テスターで導通チェックと絶縁チェックを終えれば完了です。

届きました! リフォーム用丸ノコ

 通常の丸ノコの刃とベースの配置は、このようになっていません。

このツールは、刃がベースの外側にあります。

また、刃の傾きがこのように設定出来るようになっています。

 

この写真のような設定により、床材を壁ぎわで切ったり出来るようになります。

また、旧型と言っても日立製のプロ用機種なんです。

これを6500円という安値で提供していただけました!

 

さて、いつもは部材を切っているんですが、

やり直しのために、完成された床を切るんですね・・・

素人にとって、この第一歩は勇気がいるでしょうね!! (;^_^A

キワ切り丸ノコ?!

 際切り丸ノコは、リフォーム用丸ノコ、内装用丸ノコ等とも呼ばれています。

どういう場面で使われるのか?

床リフォーム等の時、下のようにフローリング材を切りたい場面その他で活躍します。

これが出来なければ、壁の下部を削ったり壊したりしなくちゃいけなくなるんですね!

 

さて、今すぐにこのような作業をする訳ではないんですが、

メルカリのサイトを見ていたら、日立(ハイコーキ)のリフォーム用中古丸ノコが格安で出品されているのを発見!

「今買わないと無くなっちゃう!」

ということで注文してしまったのでした・・・

洋間の床、縁側の床をリフォームする予定があるんですが、これを使う時はレポートしたいと思います!

根太貼りフローリング(6) やっぱりミスしてた・・・

 フローリング材の支えとなる根太を「303ミリ間隔、又は227ミリ間隔で配置せよ」というのは、

材料が1尺(303ミリ)の倍数で作られていることが理由の1つです。

227ミリというのは、3尺(909ミリ)の 1/4 になります。

フローリング材等も、長さ6尺(1818ミリ)で作られています。

ですから、根太を配置する間隔を303ミリ(根太中心から隣の根太中心まで)にすると、

この6間隔でフローリング材を支えた時、フローリング材の両端が根太の中心にくることになりますね!

ところが・・・

フローリング材の片側が床の端の場合は?

 

フローリング材は、床の端の根太を完全に覆わなくてはなりませんから、

この床の端に設置した根太から次の根太までの間隔だけは、

床の端から次の根太の中心までを303ミリにしないといけない訳です!

分かりにくくてすみません。

この下の写真の、右端から次の根太の中心までだけは303ミリにしなければいけなかったんですね。 

 

この施工では、ここの所だけあと18ミリ断熱材の幅が狭くなってなければいけなかったのです。

で、このミスした状態のままフローリング材を仮置きしてみると・・・

 

フローリング材の右端が根太の上にしっかりと乗っておらず、外れかかっているでしょう?

このミスが無ければ、フローリング材の右端はあと18ミリ右つまり根太の中心に来ていました。

さあ、この失敗をどうカバーすればいいでしょうか・・・?

祠の瓦補修

 栗の木の枝を伐採するのに四苦八苦していました。

そして、この作業中に、落とした枝で近くの祠の瓦を壊してしまいました・・・!

枝と言っても、小ぶりの幹ほどの太さはあるんです。

割れた瓦は交換するのが最良なんでしょうが、入手は難しいでしょう。

とにかく、祠内部への雨水の侵入を食い止めなければいけません。

祠内部が濡れたり湿ったりすれば、木部が腐食し朽ちていってしまうでしょう。

割れた瓦が飛び散らなかったのは不幸中の幸いでした。

 

この瓦の下の空間が割と広く、この割れた瓦には支えが必要だと考えました。

そこで、この空間を南蛮漆喰で充填して支えにすることにしました。

南蛮漆喰は、瓦屋根の固定や補修に使われる防水性もある材料です。

以前別の作業で使った「水シャット」という製品を使いました。

 

写真がこれだけしかなく、分かりずらいと思います。

かなりの量(3~4kgくらい?)を充填し、コテで整形しました。

これで瓦の固定をさせようとしたんですが、もちろん、防水の役目は充分ではありません。

瓦のヒビの目止めをしっかりとやらなければなりません。

祠の瓦ですから、見た目も重視しなければいけないと思うんですが、

防水が何より大事ということで、シリコンシーラントをたっぷりと使うことにしました。

 

このはみ出たシーラントは、シーラントが固化してからある程度削り取ろうと思います。

また、瓦固定に使われていた銅線が見えますが、これも次の日にやることにしました。

 

 

祠の神様へのお詫びですが、もちろんお参りして報告はしてあります・・・

高枝落としは予想以上に大変で危険

 大きくなり過ぎた栗の木の枝を伐採しようとしています。

以前は、高枝用手引きノコギリを使いましたが、

作業は全く充分には終わっていなかったのです。

 

今日作業してみて、やっぱりこれは手ごわいとあらためて実感しました。

枝の先端から少しづつ落としていけば、安全に作業が進むと思います。

でも、枝の先端は遠く、手も道具も届きません。

今日、高枝用電動チェーンソーを使ってみました。

 

この道具で、かなり太い枝や幹も切ることは出来るんです!

出来るだけ先端の方から何本か切ってみました。

落とした1本は自分を直撃し、別の1本は祠の瓦を壊してしまいました。

かなりの枝を落としましたが、今日はここで作業を中断しました。

まずは、祠の瓦を補修しなければなりません。

地デジアンテナ設置し直し(2)

 地デジのアンテナを設置し直して、同時に出来るメンテナンスをやってしまいます。

今までのテレビのアンテナですが、

VHFやUHFのアンテナを1本のマストに固定し、出来るだけ高い位置に設置してあったと思います。

その時、マストは「馬」と呼ばれるこのような金属製の台に固定されていました。

 

そして、この馬に固定した長いポールは、3~4本のステー(針金)を張って屋根の上に固定するのが普通です。

 

最近は、地上波アナログ放送廃止でVHFアンテナは使われなくなり、地デジ用のUHFアンテナだけになりました。

そして、アンテナ本体の高さを稼ぐ必要は以前ほど無くなったようです。

ということで、地デジ用UHFアンテナを屋根の破風板に専用金具を使って取り付けることにしました。

馬もステーも不要になります。

現地の破風板は、アルミ板で補修されていたので、マーキングし、ポンチを打って下穴を開けておきます。

 

5ミリ径のステンレス皿ネジを使って、しっかりとネジ止めしました。

最初、電動ドライバを使ったんですが、ネジをなめてしまい失敗しました。

手回しでやり直し、特に最後の締め付けをしっかりと行いました。

また、同時にシリコンシーラントを下穴付近に注入してからネジ止めをしてあります。

 

ガッチリと固定出来たようです!

アンテナ線は、今まで存在していた「やってはいけない接続部分」を取り除き、

ダイレクトにアンテナ端子に接続しました。

アンテナを向ける方向ですが、ネットの地域情報を調べて東京スカイツリーに向けました。

方角の決定には、スマホのアプリ「アレドコ」を使いました。

最後にアンテナ線を、対候性結束バンドで固定処理しました。

 

 

 

アンテナがこの位置にあれば、今後のメンテナンスも容易になります!

また、テレビへの入力信号レベルは、全てのチャンネルで「高」となっていました!

アンテナ線の交換はしなかったんですが、これで当分の間はOKだと思います。

大量の落ち葉のかき集めはちょっとない重労働!

 栗の落ち葉のかき集めに2日間費やしましたが・・・

集めるところまではやっと終わりました!

この写真に写っているのは焼却前の残りですが、

今までの落ち葉全量はこれの3倍くらい?

でも・・・

焼却処理にストップがかかってしまいました。

イガと落ち葉と枯草の焼却

 昨年、ドラム缶をちょっと加工して、古家の庭の大量の栗のイガや落ち葉を燃やしました。

この焼却炉を改良できないか考えていました。

煙突を付けて、横にゴミ投入口を付けてはどうか?

今日、その工作をやろうか考えていたんですが、

昨年のやり方でも工夫すれば、煙や火の粉が出にくくなるのでは?

そう考えて、とにかく燃やしてみることにしました。

今日はこの時期にしては風がほとんど無く、燃やすのには好都合です!

やはり灰はちょっと舞いますが、今日は火の粉も散らず調子良く燃えてくれました!

大量の栗のイガと落ち葉、それに雑草を積んでおいて出来たこれも大量の枯草です。

 

これらが驚くほど少量になります。

出来た灰は畑のいい肥料になるでしょう。

明日、残り3割ほどを燃やしてしまおうと思います!

地デジアンテナを設置し直してアンテナ線も新調したい(1)

 地デジで使われている電波の周波数帯は、500MHz~800MHzあたりです。

これを受信するアンテナですが、

周りに障害物が無ければ、それほど高い位置に設置しなくてもいいんじゃないかと思っています。

アナログ波の受信だったら、出来るだけ高いところにアンテナを上げたかったのですが。

屋根馬とステーを使った固定はやめて、壁面設置の金具を使ってシンプルに設置しようと考えています。

 

 

これの方がメンテナンスもしやすく、屋根上の邪魔にもならずスッキリするからです。

そして、その際にアンテナ線も新しく引き直したいんです。

現在、この「やってはいけない接続」のままになっているので・・・! 

棟瓦とその下が・・・(1)

 軒天の修理で屋根に上がったんですが、

そのついでに、分かる範囲で家の見えるところを点検してみました。

そう言えば、雨漏り修理の時に「ぐし」を直したとか聞いたことを思い出しました。

「ぐし」とは棟のことで、屋根のてっぺんの部分です。

この棟付近の防水に、最近は南蛮漆喰を使うらしいことも教わりました。

棟とその周りを観察してみましょう。

古家の台所付近の屋根の棟です。

本来、この棟瓦は、鉄線等を張って固定するようなんですが・・・

 

この状態だと、棟は簡単に外れるのでは・・・?

 

やっぱりそうでした!

でも、この状態は・・・

棟瓦の下の土も無くなっていますし、棟瓦は置いてあるだけですから不安定です!

この棟瓦がずれてしまえば、即雨漏りですね!

ここを何とかしたいと思っています!

屋根に上がって補修するので、北風が強くなる前に何とかしたいですね。

軒天の補修(3)

 軒天に貼ろうとしていたケイカル板は、ホームセンター資材館にありました。

定尺(910ミリ × 1820ミリ)の5ミリ厚のものが800円くらい。

 

普通の乗用車だと載せられないので、そんな時はトラックを借りるといいですよ。

軽トラでも載せられますし、ホームセンターで無料で貸し出してくれるはずです。

さて、この板から現場のサイズ 555ミリ × 905ミリを切り出します。

薄いケイカル板なら、石膏ボードと同様にカッターで切れ込みを入れて、切れ込みに沿って折ればいいようです。

 

もう一辺は、5ミリ分カッターラインに沿って、ペンチで挟んで少しずつ折っていきました。

 

切断面は、石膏ボードを削った時に使ったやすりで仕上げましたが、

サイズを現場に合わせるために、現場で何回もこのやすりで板を削りました。

 

さて、ケイカル板をネジ止めするための桟木も必要です。

 

20ミリ角のホワイトウッドでケイカル板の受けを張ったんですが、あとで後悔しました。

これだと、ケイカル板の端をネジ止めすることになり、強度的に良くありません。

結局、シリコンシーラントをここに塗り、ネジ止めも併せてケイカル板を固定しました。

ネジ止めは、念のためフレア付きのステンレスビスを使いました。

 

 

何とか貼り終えました!

あとは、対候性を高めるために塗装が必要です。

さて、軒天の他の古い部分はどうするか?

同じようにケイカル板で貼り直してしまおうか? 

それとも、このまま一緒に塗装して終わりにするか?

軒天の補修(2)

 現地古家の軒天ですが、こうなっていました。

 

この壊れ方は、嫌な感じです。

瓦屋根からの漏水による部材の劣化?

または、屋根裏に出入りしていた野生動物が食い破って出来た穴?

今現在、何かが出入りしているかどうかまでは分かりませんでしたが、

この破れ方からして、動物の出入りはあったんでしょう!

 

とにかく、ここを急いで補修する必要があります。

ネットで色々と調べてから、実際自分で作業出来るのかも考えました。

ここは、幸い別棟のトタン屋根が真下にあるので、

不安定ながら何とかこのトタン屋根を足場に出来そうです!

 

では、まずは、この軒天の建築当時の材料だった薄ベニア板を取り除きます。

 

 

少し浸みのようなものが見えますが、屋根の軒先からの浸水ではなさそうでした。

 

 

傷んでいた軒天を外して、屋根裏の内部を見てみましたが、

鳥の巣や羽根、ネズミの糞、虫などは発見されず、とりあえずこの件は一安心。

では、軒天に新しい部材を貼る作業に入ります。

ベニア板ではなく、ケイカル(ケイ酸カルシウム)板を貼ることにしました。

ここを出来るだけ早くふさぎたいのですが、

まずは、ホームセンターでケイカル板を買ってこないと!

軒天の補修(1)

 家の下から屋根の張り出したところを見上げてみると、

こうなっちゃっているのを良く見かけませんか?

 

さて、家のこの部分は何と呼ばれているのか。

「けらば」だったかなぁ?

調べてみました。

 

あれ?

違うかも

 

軒天ですね!

軒裏などとも呼ばれているようです。

ここは、薄いラワン合板で作ってあることが多いようです。

また、ケイカル板を使うこともあるようです。

そして、軒天には日が当たりにくいので、明るい白で塗装されていることが多いです。

ケイカル板は、湿気に強く耐火性にも優れていて腐食もしにくい素材です。

白のケイカル板はホームセンターで安価に購入できることもあり、これを使ってみることにしました。

あと重要なのは、軒天を修理するための安全な足場を作った上で作業することですね。

根太貼りフローリング(4) 素人の技術では応用が効かない・・・

 断熱材と根太の高さの差を無くすには、

断熱材を削って高さを下げるか、根太に何か挟んで高さを上げるかです。

水平を出すために、根太の高さを箇所箇所で任意の高さに調整することがあります。

こんな時は、根太の何か所かの下に薄い木材を入れてかさ上げします。

よし、この手で行こう!

通常、根太の下は大引きで、大引きの幅は110ミリほどです。

ということで、450ミリおきに110ミリ幅の板で根太をかさ上げしようと考え、

5.5ミリ厚ラワン合板を、丸ノコで45 × 110のサイズに切り出しました。

 

ところが・・・

両サイドを断熱材でキツキツに押されている根太は簡単に外れません。

しかも、固定していた90ミリのコーススレッドも、外す時に折れてしまったり!

これじゃダメだと、この手はやむなく中止・・・

5.5ミリ合板を、根太の上に固定することに変更しました。

つまり、断熱材から見て根太上面が凹んでいるので、ここを合板で埋めることになる訳です。

そして、こうするのなら、根太の上面は余さず合板で埋めなければなりません。

やっとここまで来たんですが、いいやり方とは言えませんよね・・・

 

この合板は、根太に接着すべきだと思うんですが、

接着してしまうと、根太を固定しているコーススレッドが隠れてしまい、

やり直したり、解体したりする時に大変です!

合板を接着しないまま、この上からフローリング材を固定しても大丈夫なのか・・・?

床鳴りの原因とかになるのではないか・・・?

洗濯機の故障

 自宅の洗濯機が不調になりました!

 

「あれー? これ買って何年経つっけ?」

「もう10年くらい使ってるんじゃないの?」

いや! 10年なんて経ってないよ~

この洗濯機は自分で買ってきて設置したので、記録が残っているはず。

調べたら、何と3年しか経ってない!

何といういい加減な記憶!

 

買い替えの時は、大蔵省のOKが出ないと絶対にダメでしょう?

ですから、こんな時のように大蔵省がぼんやりしてる時は、

「10年も経ってるから買い替えなくちゃダメだよ!」

って言えば、即、買い替え、支払いOKですよね!

おまけに洗濯が滞るなんて、女性には1日たりとも許せないでしょうから。(笑)

 

しかし、10年経っていようが、まずは修理を試みます!

出ているエラーコードですが、調べても出てこないんです・・・

こんな表示なんです。

[  ] 

これ、エラーコードじゃないのかも。

この表示と共に、かなり大きな「カチッ!カチッ!・・・」という連続音もしています。

不調が分かった今朝6時ごろから、ずっとこのことを考え続けているんですが、

ちょっとヒントらしいことが頭に浮かんできました。

今日帰宅したら色々と試してみようと思っています!

根太貼りフローリング(3)

 今回使用する断熱材ですが、

スタイロフォームではなく、通常の発泡スチロールを使ってみることにしました。

発泡スチロールは、耐火性能が劣りますが断熱性能はほぼ同じです。

また、すき間に押し込める時にかなり縮んでくれるので、断熱欠損に対して有利です。

そして、価格が安い!

50ミリ厚発泡スチロールを貸し出し軽トラで運び、現地でカッターを使って切断しました。

 

刃は一気に下まで潜らせた方が切断面が歪みにくいと感じましたが、中々キレイには切れませんでした。

広いスペースで立って作業した方がいいと思います。

断熱材を入れる作業は何とか終わりました!

 

根太の高さ45ミリに対して断熱材の高さを50ミリにしてあるんですが、

この5ミリの差は、床材で押し付ければ縮むだろうと思っていました。

こうすれば、床材としっかり密着させられるだろうという考えでこうしてみたんです。

しかし、押さえつけてみた感じでは、5ミリの差を押し縮めるのは無理そうでした・・・

差を1ミリにすれば上手くいくか、または差を無くすか、さらに実験して決めようと思います。

この根太と断熱材の高さの差を小さくするには、根太の上面に薄べニア板を貼り付ける予定です。

根太貼りフローリング(2)

 床を板張りする時、最も一般的には、

大引きに直交して張った根太の上に、まず12ミリ厚以上の合板を貼ります。

そして、その合板の上に床材を貼っていくんです。

この方法は、捨て貼りと呼ばれています。

また、合板を貼らずに、根太に床材を直接貼っていく方法があります。

この方法は、根太貼りと呼ばれていますが、床材は根太貼り用のものでないとダメです。

今回は、春休みに譲っていただいた床材の中に、根太貼り用を見つけました!

 

さて、昨日の作業の続きです。

今日は、畳の間用に張られていた荒板の上に、フローリング用の根太を張っていきます。

正確に根太の中心から次の根太の中心までが303ミリになるように、

また、根太を正確に平行に配置して固定するために、基準となる線引きが必要です。

これが割と大変な作業なんです。

今回、入手したばかりのレーザー墨出し器のおかげで、しっかり作業出来ました!

でも、写真撮ってないんです!

残念!

余裕ない時は写真撮れないんですね・・・

次回紹介します!

 

全ての根太を荒板に固定するところまで仕上がりました!

 

安全に通れるよう、合板を仮置きしてあります。

根太上面は荒板から45ミリの高さで、荒板の下の根太に対して垂直になるよう配置してあります。

次の作業は、この根太の間に断熱材を入れていきます。

根太貼りフローリング(1)

 古家の北側の1室ですが、やはりここも荒板がむき出しになったままになっています。

で、やっと決心がつきました。

板貼りフローリングをやってみることにしました!

 

一番やりたかったのは、

杉荒板を乾燥させて、やすりがけをして、断熱材を入れた根太貼りフローリングにすることです。

でも、これはまだ難易度が高く、どんなことが起こるか想像が出来ません。

ということで、最初はオーソドックスな方法でやってみることにします。

 

まずは、敷居の水平が出ているか確認してみます。

 

やはり傾いていました・・・

でも、この程度なら修正しなくても大丈夫そうですし、

また、この荒板の上に張る根太を必要なところでかさ上げしてやれば、水平な床は作れると思います。

ですが、今回は安直に、敷居の高さに合わせた床にしちゃいます。

居室ではないので。

今日は外周の根太張りまで出来ました。

床の断熱補修(4)

 この古家は作りが古く、敷居の水平面からの高さが4隅で異なっていました。

ということは、水平面を基準にすると、仕上がりの見栄えが悪くなってしまいます。

かなり悩んだんですが、この部屋の床は敷居の高さを基準にすることにしました。

それでも、荒板から敷居までの高さは最大で5ミリの差があるんです。

畳の間ということもあり、5ミリの差は目をつぶることにしてしまいました。

結局、荒板の面を基準にしたことになります。

荒板から敷居まで55ミリほどなので、

12ミリ畳マットと4ミリ合板の分を引いて、40ミリ厚のスタイロフォームを入れることにしました。

1畳分置いてみましたが、こんな感じです。

 

この荒板面はかなり凸凹していたので、2ミリ厚の養生用発泡ポリエチレンシートを全面に敷きました。

さらに床の4辺に30×40角材をシートを挟むように置き、コーススレッドで固定しました。

このシートの幅は1000ミリで、列どうしは貼り合わせていません。

貼ってすき間を塞いでおいた方がいいかもしれません。

このあと、910×1820のスタイロフォーム8枚を敷きますが、

うち5枚は長さと幅を切り詰める必要があります。

カッターで切り詰めましたが、きれいに垂直に切るにはまだ慣れが必要ですね。

大きさを合わせたら、8枚敷き詰めます。

このままスタイロフォームの上を歩くと凹んでしまうので、上に乗るためのべニア板を敷いて作業します。

 

この面に455ミリ間隔で柱を入れるための線を引きます。

この線を引くのがなかなか上手くいきませんでした。

墨も試してみましたが、蛍光チョーク粉を使ったラインを使って何とか線が引けました。

このツールは、墨つぼと呼ばれていたものです。

墨が付いて張られた糸を、つまみ上げて面に当てるんですね。

これで墨の直線が引けるんですが、最近は墨の代わりに蛍光チョーク粉を使ったタイプがあるんです。

 

この縦横の線の交点を中心にして、角材の柱を入れるための穴を開けます。

この穴開けはカッターで作業したんですが、すごく大変でした!

もしかすると、マルチツールがいいかもしれません。

この角材柱は30×40の角材を30ミリ長、60ミリ長に切って作りました。

丸ノコ盤のおかげで、沢山の量がスピーディーに作成出来ました。

また、角材にネジ穴を開けておいたんですが、

これは簡単な治具を作ってボール盤にセットしたものが役に立ちました。

 

この柱を、穴を開けたスタイロフォーム全面に埋め込み、さらにコーススレッドで荒板に固定しました。

 

ここに4ミリ合板を敷いてみます。

 

どの角材の柱も、30ミリ平方の面で合板を支えています。

柱は全面455ミリ間隔で、部屋の4辺は根太上面全部で合板を支えています。

今回のこの自己流の方法は、この1畳分の上の写真で良く分かると思います。

これで、スタイロフォームが潰れずに保ってくれるかどうか?

今のところ、まだはっきりと自信は持てないんですが、

仮仕上げで使ってみたところ、いい感じなんです。

 

後日、時間を置いてレポートしてみます。

また、細部の仕上げについてもレポートしたいと思います。

床の断熱補修(3)

 スタイロフォームのような断熱材を置いたら、

その上には12ミリ以上の合板をフローリングの下地板として敷くのが普通です。

その時、合板の支えとなる根太は、303ミリ間隔か、455ミリ間隔で張ることになっています。

こんな感じですね。

 

 

スタイロフォームの下に空間があるような場合

床面から根太ごと浮いているような場合は、ほぼ根太だけで下地板を支える訳ですから、特にこうなるんですね。

スタイロフォームには荷重を一切かけないように考える訳です。

 

では、根太と根太の間隔がかなり広く、下地板はたわまないようなもの使うような方法はないんでしょうか?

現在は、根太レス工法といった施工法があり、

1メートル間隔ほどの大引き(100ミリ角)の間にスタイロフォームだけを入れ、

30ミリ厚といった丈夫な下地板を貼る工法があるようです。

 

もう一つ自分が気になっていたのは、手や足で触れた時の合板の冷たさなんです。

通常の合板材仕上げのフローリング上を歩いてみると、特に冬場では決まって冷たいでしょう?

ところが、良く乾燥させた無垢板のフローリングだと、あれ?と思うほど冷たくないんです。

合板は、熱伝導率が高いような気がしています。(熱容量も大きめなのかもしれない)

 

また、スタイロフォーム自身も、ある程度ですが耐荷重が期待できるのかな、と感じていました。

DIYレベルの例だと思いますが、根太を張らずにマットや置き板をスタイロフォームの上に置いて使っている例を見かけました。

 

そこで、一度は試してみようということで、

スタイロフォームの上に4ミリ厚のラワン合板(べニア)を置き、

この板を45センチほどの間隔で支えてみることにしました。

支えるのは、根太ではなく、455ミリ間隔に置いた30ミリ角の柱です。

出来るだけ、スタイロフォームを切らずに、面積も稼ごうという訳です。

この4ミリ合板の上は12ミリ厚の畳マット(ユニット畳)を置きます。

ただし、この部屋にはテーブルは置くけど、他の家具とか重いものは置かない条件です。

一番圧力が高くなるのは、人が座っている時の椅子の脚先になると思いますが、

これでスタイロフォームが潰れる等のダメージを受けないかどうかです。

ちょっと説明不足でしたが、この和室は元は畳の間で、

12ミリの荒板が張りつめてあり、その上に50ミリ厚ほどの畳が並べてあったようです。

自分が手を入れる時、畳はすでに撤去されていて、12ミリの荒板だけがむき出しになっていたのです。

 

2日間の作業で、主な工程は未熟ながら完了したので、

スタイロフォーム同士の接着、すき間のシーリング、4ミリ合板の固定等の仕上げ作業等は後回しにして、

とにかく、この上で1日生活してみました。

違和感なくとてもいい感じです。

床鳴りもありません。

足元はもちろん、部屋の中も温かく感じます。

ただ、もう少し長い期間での観察が必要ですね。 

床の断熱補修(2)

 疲れました・・・

とりあえず、細かい仕上げはまた後で出来るので、

ほぼ完成というところで、畳マットを元に戻しました。

作業についてはまた後で報告します!

床の断熱補修(1)

 古家の畳の間の断熱効果を高める補修をやってみることにしました。

40ミリのスタイロフォームを畳の下にセットするんですが、ちょっとやり方を変えてやっています。

 

通常のやり方だと、まず根太を格子状に張って、

その間にスタイロフォームをはめ込みます。

そして、その上に12ミリ以上の板材を貼るのが普通です。

それを4ミリの合板で貼ろうとしているんです。

もちろん、4ミリ合板の支えは入れます。

この作業は明日やってみます。

 

この畳の間には、家具等重い物は一切置かないということなので、

これで行けるのではないかという見込みです。

上手くいくかどうか、まだ分かりません。

今日はここまで出来上がりました。

灯油給湯器交換修理作業記録(8)

 給湯器交換作業の仕上げを行いました。

これで一息つけたと思います!

 

給湯器本体と配管の接続部分など、雨がかかりにくくしておきます。

防腐剤を塗ったべニア板で簡単な屋根を作りました。

壁に角材をネジ止めし、その角材に屋根板をネジ止めしてあります。

 

壁伝いの雨が給湯器裏側に行かないよう、シーラントでシーリングしました。

 

配管を保温した時に出来てしまったすき間も塞いでおきます。

すき間にバッカーを詰めたあと、シーラントでシーリングしました。

 

電源の給電線は、圧着端子で確実に接続、固定し直しました。

 

本体がキチンと垂直設置になるよう、底面のボルトを回しながら調整しました。

 

この給湯器は18年選手です!

それもあって格安だったんですが、

灯油給湯器の一般的な耐用年数は10年程度と言われています。

いつ故障するか分かりませんが、大切に使っていこうと思っています!

PCキーボードの分解掃除

 ノートPCのキーボードは交換も出来ず、丁寧に使わないといけませんよね?

デスクトップPCならキーボード交換は簡単です。

ノートPCも、キーボードを外付けで認識させて使うことは簡単に出来るんですが、

普段はそんな使い方はしません。

一体型としてのメリットが無くなりますからね。

 

さて、ノートPCキーボードの、特定のキーの調子が悪くなることはないでしょうか?

我が家のPCにはカミさんと共用のノートPCもあって、居間のテーブルで使っています。

このPCキーボードのキーがしばしば不調になるんです。

 

自分に心当たりが無いと、すぐにカミさんを疑っちゃうので、逆に怒られてます。(笑)

「キーボードの上に何か置かなかった?」

とか聞いたりするんですが、

キーボードのキーのすき間にゴミが入っちゃうことが多いようなんです。

入り込んだゴミがキーの真下に来ちゃうと、キーの動きの障害になってしまいます。

キーボードカバーは、こんなトラブルを防いでくれるんですが、

うちのは付けてない・・・

 

さて、キーボードのすき間に入っちゃったゴミは取り除けるのか?

キーボードの種類にもよるんですが、この「キートップ」を外して掃除することが出来るんです!

キートップを外す簡単な専用ツールもあります。

 

こんな感じで外れるようになっています。

(どのキーボードでも外せるとは限りませんので、注意!)

また、こんなツールが無くても、何とか外せるのではないかと思います。

 

さて、我が家の不調なキートップを外してみました・・・

うわー!

きたなーい!

 

パターンなど他の部分を傷付けないように掃除しました。

 

掃除し終わったら、外したキートップを気を付けながら元の所に押さえつけると、元通りに固定されます。

 

キー操作、快調に戻りました!

灯油給湯器交換修理作業記録(7)

 給湯器が正常動作してくれていることを確認出来たので、

給湯器の、給水管、排湯管の長さも調整して配管し直します。

 

このフレキ管を、現場に合わせて曲げながら、さらに長さを合わせるために切り縮めます。

このような管を切る道具のパイプカッターは、下の写真のようなものです。

刃が管の谷に当たるように管を挟んで、

管の周りを回していきます。

刃が管に食い込む力を少しずつ強めながら回していきます。

 

キレイに切れました。

 

次は、この管に「ツバ」を作ります!

このツバが無いと、次の管やコネクターにつなげることが出来ません。

プロは本格的な道具を使うんですが、

ここに紹介する安価なツールでも、キチンとツバを作成することが出来ました!

管の山3つ分が潰れるように、ツールに管をセットします。

 

このあと、右の棒状の金属をハンマーで叩くんです。

さあ、仕上がりは・・・

 

 

この面にゴムパッキンが当たってシーリングしてくれます。

 

しっかりと接続出来ました!

もちろん、水漏れはありません。

 

 

スッキリと仕上がりました!

さて、給湯器側は、

 

給水管、排湯管に、冬季凍結防止用のヒーターを巻き付けます。

 

この上から保温材を巻き、さらに防食テープを巻いて仕上げます。

 

これで、ほぼ完成!

と思ったんですが・・・

ちょっと失敗してる点があるんです!

 

このテープを巻いた部分に雨水がかかった時に、水が壁の方に流れていってしまいます。

壁の近くにテープのすき間もあるので、ここに水が溜まってしまうんですね。

ああ、こういう細かいところが経験不足なんです・・・

壁と反対側に下り勾配をつけた部分を作って配管すれば良かったんですね。

まあ、ちょっと強引ですが、このテープのすき間もシーラントで充填して防水することにしました。

さらに、給湯器全体に簡単な屋根も取り付ける予定だったので、雨水はかかりにくくなるでしょう!

給湯器全体を雨から保護するためですが、この配管部分も屋根の下になるようにします。

屋根作りは次回ですね!

塩ビ管を切る、つなぐには?

 塩ビ管を切ったり、つないだりする方法ですが、

ちょっと意外な方法もあり、自分は感動しました!

 

まず、切断方法ですが、

鉄管や銅管の時のように、ノコギリのような刃やグラインダーで切る(手引き、電動)方法や、パイプカッターを使う方法もあります。

もう一つの手は、大きなハサミ状の塩ビ管カッターという工具を使う方法です!

これは、実際使ってみるまでは、

簡単にキレイに切れるのか? とか、パイプがつぶれたり割れたりしないのか? と、半信半疑でした。

ところが、使ってみてビックリ!

 

気持ち良くキレイに切れるんですね!

パイプの変形もありません。

これは有難いツールです!!

そう言えば、電気工事士の試験勉強してる時に出てきてましたね。

 

次は、塩ビ管の接続です。

まず、塩ビ管同士の接続ですが、

専用の接着剤を使います。

 

ポイントをキチンと守って確実に作業すれば、難しくはありません。

 

では、鉄管と塩ビ管はどうつなぐのか?

鉄管にネジ切りがしてある場合は、このようなパーツを使います。

このあとは、塩ビ管同士の時と同様に接合します。

下のような感じに仕上がります。

イメージは浮かびますよね?

 

どうですか?

塩ビ管は、鉄管のように錆びないし、

作業性もとても優れていることが分かると思います!

水道配管、排水管に使う塩ビ管

 住宅敷地内の水道配管ですが、

大元は、鉄製の管が主ではないかと思います。

ここから、台所、浴室、洗面所、トイレ等へ配管されるのですが、

最近はこの配管に、樹脂製可とう管を使うことが多いようです。

耐久性もあり、取り回しが楽で、配管の自由度も大きくなると思います。

ホームセンターでも時々見かけるので、これを使ってみたいと思っていました。

今回、給湯器の交換修理の機会があったので、これを使ってみようかと考えました。

しかし、まだ、参考に出来る一般ユーザの使用例が少ないのです。

 

そこで今回は、

塩ビ管と、ステンレス製フレキシブ管(フレキパイプ)を組み合わせて使うことにしました。

 

塩ビ管はホームセンターにも豊富に置いてあります。

まずは、塩ビ管の種類について調べておきます。

 

(VU管)

 良く見かける灰色の管です。

 管の厚みが薄く、高圧がかからない管路用です。

 排水管に多用されています。

 Uは、一般的UniversalのUと覚えておくといいかも。

 

 

(VP管)

 これも灰色の管ですが、高圧管路用です。

 VU管に比較して管の厚みが2倍以上厚いです。

 水道配管に多用されています。

 Pは、圧力PressureのPと覚えておくといいかも。

 

 

(HI管)

 黒色または濃紺色の管です。 

 耐衝撃性と、低温時の強度が高められた管です。

 HIは、High Inpactの略。

 

 

(HT管)

 赤茶色の管です。

 90℃といった高温に耐える管です。

 HTは、High Temperatureの略。

 

HI管、HT管それぞれに高圧対応の管もあります。

これらの塩ビ管は、ホームセンターで容易に入手することが出来ます。

給湯配管ならHT管の高圧対応のものが使えそうですね。

 

これらの塩ビ管を切断したり、

鉄管につなげたり、塩ビ管同士をつなげたりする方法は、また別の機会に書きたいと思います。

灯油給湯器交換修理作業記録(6)

 給湯器への給水配管と配管途中の止水栓を、交換のために外しました。

この鉄製の給水管の内部は錆びていて酷い状態でした!

 

もうこの管は使わない方がいいですね。

結局、砲金製(クロムメッキのも)の各種アダプター(?)を組み合わせて、

20ミリ径のステンレスフレキ管につなぎました。

 

交換した給湯器が作動するかどうか?

お風呂や台所への給湯がしっかりと出来るか?

この確認を、とにかく急いでやりたかったので、

配管の長さをピッタリにすることは考えずに、とにかく接続するだけにしました。

手前の銀色が給湯器への給水配管で、給湯器からのお湯の配管は壁際を通っている方です。

 

次は、古い給湯器を撤去します。

 

水と湯の配管には、冬季凍結防止用の電熱ヒーターが巻いてあります。

その上にさらに断熱材が巻いてあるんですが、

断熱材を切って取り除く時に、ヒーターを傷つけないよう注意して作業します。

このあと、水と湯の配管、追い炊き配管(行きと戻り)、給油配管、と外していきます。

また、グレーの塩ビ管は、貯湯式給湯器特有の、ボイラーの圧を下げるための排水管です。

貯湯式ボイラーは高圧に耐える設計になっていないんですね。

水道直圧式では、この排水管は必要ありません。

さらに、給電線と2か所へのリモコン配線も外します。

ここまで来れば、古い給湯器を移動させられます!

ところが・・・

内部の水は全部抜いたんですが、ものすごく重い!!

担いだりする訳ではなく、水平移動だけだったので、1人でしたが何とか撤去出来ました!

 

50kgはあったと思います!(次に取り付ける方は40kgと記してあった)

 

では、いよいよ入手してきた給湯器を設置します!

車から降ろして移動しましたが、古いのより軽かったので、40kgといっても楽に感じました!

とにかく、今回は配管は切り詰めずに、まずはつないでみます!

 

このたくさんの、長さが余った配管ですが、正常動作確認が終わったら、

いったん全て外して、長さを切り詰めてキレイに仕上げる予定です。

 

リモコン本体も交換し、リモコン配線は既存のものを利用しました。(結線は2極で極性なし)

 

さて、最後に一通り点検です。

給油管も含めて配管の接続部分がしっかりと締められているかは、特に重要です。

 

よし! 

これでいいでしょう。

いよいよ試運転です!

 

リモコンに表示が出ました!

お風呂に湯を張ってみます。

 

 

正常動作してくれているようですね!

追い炊き、足し湯、シャワー等も、いい感じに動作してくれました!

まずは、第一段階合格でいいと思います!